ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『StarWars TCG』のルール解説。
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Star Wars Trading Card Game
スターウォーズ: クローンの攻撃
Last Update 2020/7/25 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦による陣地獲得戦。プレイヤーは銀河の不穏分子と共和国軍指揮官(&ジェダイ騎士)となり、銀河の統治の礎を築く。
● 原作
映画『スター・ウォーズ』シリーズ(主にエピソード 2)。
● 世界設定
長きにわたって平和を維持してきた銀河系も、終焉が近づいていた。
テロリストによる要人暗殺や、秘密裏に進められていたクローン兵士量産計画など、いくつもの事件が頻発するようになっていたのだ。
逆にクローン兵士を利用することで、後に“クローン戦争”と呼ばれる戦いが行われ、銀河はつかの間の平和を手に入れた。
だが強大な軍事力を手に入れたことで世界はどんどん変革し、そしてそれを影で操る邪悪な存在には、まだ誰も気づいていないのである。
● 本ゲームについて
世界的な人気作『スター・ウォーズ』の版権が WotC社に移りました。そしで作られたのが、ダイスを豪快に振る爽快感あふれる本作なのです。
基本構成
勝利条件
- 3か所あるアリーナの中のいずれか 2つを制圧する。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
※本ゲームはライトサイド陣営・ダークサイド陣営の 2つの陣営に分かれて戦うゲームであり、
事前にどちらの陣営を担当するかを決めてからデッキを構築する必要がある
(大会などでは、どちらにも対応できるよう両陣営のデッキを用意することが望ましい)。
- デッキ枚数: 60枚以上。
- 構築条件:
同名(かつ同バージョン)カードはデッキに 4枚まで。
ライトサイド(青いライトセイバーマーク)か ダークサイド(赤)のどちらかしかデッキに入れられない(ニュートラルサイドは自由に入れられる)。
ユニットカードは 宇宙戦・地上戦・キャラクター戦の 各アリーナ用の 3種が、それぞれ 12枚以上ずつ入っていること。
1か所のアリーナ用のユニットカードそれぞれが、他のアリーナ用のユニットカードの枚数の 2倍を超えてはならない。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 6面ダイス: 通常のサイコロを適当数(10個程度)。
○ フォース・ポイント表示カウンター: 適当数(専用マップ使用時は 各一組)。
○ ビルド・カウンター: 適当数。
○ ダメージ・カウンター: 適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (制圧したアリーナ): 0か所。以後増減する。
- 蓄積ポイント (フォース・ポイント): 0ポイント。以後増減する。
- 開始手札: 7枚。上限は無し。
- マリガン: 本人のみ任意で 1回。手札の中のバトル・ミッションカードを任意数破棄し、同数を引く。
- ファーストドロー制限: 無し(それぞれ 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦: アンタップ状態。
- カード横: タップ状態。
- カード裏向き: ビルド中(ビルド領域)。
● 基本構成細則
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 無し(そのまま続行)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し(ビルド完了後はアンタップ状態でアリーナ)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積:
- フォース・ポイント: 有り。
- ビルド・ポイント: 無し(ターンごとに消滅)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理:
- ユニークキャラクター: 原作でのキャラクター単位で両軍ユニーク、コンテストやスタック処理を行う。
- ロケーション: アリーナ単位で両軍ユニーク、後出し生存。
- ユニットの攻撃は、同一アリーナ内の相手ユニットを対象とする 1 対 1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれがライトサイド・ダークサイドのどちらを担当するかを決定する。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキから手札としてカードを 7枚引く。
- それぞれ必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれ以下のビルド(初期配置)を行う。
● 初期配置でのビルド処理
※初期配置ではビルド・ポイントを使用しないことに注意。
- ダークサイド側のプレイヤーが、手札から任意のユニット 1体を出撃させる。
※ユニットカードを対応する自分のアリーナに表向きのユニットとして配置する。
- ダークサイド側のプレイヤーが、デッキからカードを 1枚引き手札に加える。
- ライトサイド側のプレイヤーから交互に、自分の場の配置ユニットの記載ビルド・コスト合計値が 30ちょうどになるように以下の処理を行う。
- 自分の配置したユニットの記載ビルド・コスト合計値が相手の現在の合計値を超えるまで、以下の処理を行う。
- 手札から任意のユニット 1体を出撃させ、デッキからカードを 1枚引き手札に加える。
※ここでスタック(後述)を行うこともできるが、通常時とは処理方法が異なるので注意すること。
- ユニットを出撃させるとコスト合計値が 30を超えてしまう場合に限り、以下の処理を行う。
- 手札から任意のビルド可能なカード 1枚を相手に見せ、自分のビルド領域に裏向きに配置する。
- 30から現在の合計値を引いた差分値の個数だけ、裏向きのカードにビルド・カウンターを載せる(ビルド中のカードを作る)。
- この時点でビルド・コスト合計値が 30になっていないプレイヤーは、以下の処理を行う。
- 合計値が 30を超えない範囲で、手札から任意のユニット 1体を出撃させデッキからカードを 1枚引き手札に加える処理を繰り返す。
- ユニットを出撃させるとコスト合計値が 30を超えてしまう場合に限り、以下の処理を行う。
- 手札から任意のビルド可能なカード 1枚を相手に見せ、自分のビルド領域に裏向きに配置する。
- 30から現在の合計値を引いた差分値の個数だけ、裏向きのカードにビルド・カウンターを載せる。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※同一ターン内で双方が処理を行う。なおターンプレイヤーの概念は無いが、基本的にはダークサイド側のプレイヤーが先に行動を行う。
ターン(1回の手番)の進行
○ 準備(Ready)フェイズ
▽ アンタップ
- それぞれが自分の場のカードをすべてアンタップ状態にする。
▽ フォース獲得
▽ ドロウ
- それぞれ自分のデッキからカードを 1枚引き手札に加える。
○ 命令(Command)フェイズ
▽ 「命令開始」ステップ
▽ 「ビルド・ロール」ステップ
- ライトサイド側のプレイヤーが、ビルド・ロールとしてダイスを 1個振る。
- 出た目の値分のビルド・ポイントを、それぞれが獲得する。
- 3か所のすべてのアリーナにユニットが存在するプレイヤーは、ビルド・ポイントを追加で 1ポイント獲得する。
▽ ダークサイド・ビルド・ステップ
- ダークサイド側のプレイヤーが、任意で以下のビルドを行う。
● 各ターンでのビルド処理
- 手札から任意のビルドが必要な種類のカードを、裏向きでビルド領域に配置する。対象カードはビルド中のカードとなる。
- 自分のビルド・ポイントを消費することで、任意の自分のビルド中のカードの上にビルド・カウンターとして消費分の数だけ設置する。
※中途半端な状態(ビルド中)のままで、ターンを跨ぐことができる(ビルド・カウンターは消えずに維持される)。
- 記載のビルド・コスト以上のビルド・カウンターが載せられたビルド中のカードは、ビルド完了としてカウンターを取り除き任意で表向きにできる。
※ビルドの完了は自分のビルド・ステップのみ。ただし条件を満たしていてもあえて後のターンまで完了を送らすことはできる。
※ビルド・コスト以上のビルドビルド・カウンターを載せておくこともできる。
- ビルドが完了したカードは、それぞれ以下の処理を行う。
- ユニットカード: ユニットとして、自分のバトル領域の該当アリーナに出撃する(移動する)。
※同時に一度撤退したユニットも、再び任意で出撃することができる。
- ロケーションカード: ロケーションとして、自分のバトル領域の該当アリーナ(両者の境界付近)に配置する。
- 装備カード: 装備品としてビルド領域に一旦配置される。
ビルドが完了したカードは、装備コストを払うことで対象ユニットに対して任意に配置できる。
- ミッションカード: 記載効果を発動する。
▽ ライトサイド・ビルド・ステップ
- ライドサイド側のプレイヤーが、任意でビルドを行う(処理内容はダークサイド側に準ずる)。
▽ ダークサイド撤退ステップ
- ダークサイド側のプレイヤーが、任意で以下の撤退を行う。
※撤退させることで、ユニットを戦闘から遠ざけ回復に専念させることができる。
- 自分のバトル領域にいるアンタップ状態の任意のユニットを、タップ状態にしてビルド領域に移動させる。
▽ ライトサイド撤退ステップ
- ライトサイド側のプレイヤーが、任意で撤退を行う(処理内容はダークサイド側に準ずる)。
○ 戦闘(Battle)フェイズ
▽ スペース・バトル
- それぞれのスペース・アリーナにいるユニットによるバトルを行う(後述)。
▽ グラウンド・バトル
- それぞれのグラウンド・アリーナにいるユニットによるバトルを行う(後述)。
▽ キャラクター・バトル
- それぞれのキャラクター・アリーナにいるユニットによるバトルを行う(後述)。
各アリーナごとのバトル
- プレイヤー間でニュートラルユニットのユニーク問題が発生している場合、後述のコンテスト処理を行う。
- 該当アリーナにいるそれぞれのアンタップ状態のユニットのスピード値を比較し、値が高い順に攻撃順番を決定する。
※同値の場合はダークサイドプレイヤー側が先となる。同一プレイヤー内での同値ユニットの順番はプレイヤーが任意指定。
- アリーナのすべてのユニットがタップ状態になるまで、順番に以下のバトルを行う。
各ユニットごとのバトル処理
▽ バトル開始
- このユニットでバトルを行うかどうかを選択する。
バトルを行わない場合はタップ状態にして以降の処理を飛ばし、このユニットのバトルを終了する。
- バトルを行う場合はユニットをタップ状態にしてバトルを宣言する。
同時に攻撃対象となる同一アリーナにいる相手ユニット 1体を指定する。
※今回のバトルは、バトルを宣言した(攻撃側の)ユニットと攻撃対象となった相手ユニットの間で行われる。
- それぞれがこのタイミングに使用できるバトルカードや能力などを任意で使用する(双方がパスするまで繰り返す)。
▽ ダイス・ロール
- それぞれがダイス・ロールとして、バトルを行う自分のユニットに記載されたパワー値と同数のダイスを振る。
- それぞれがこのタイミングに使用できるバトルカードや能力などを任意で使用する。
▽ ダメージ処理
- それぞれダイス・ロールで “4・5・6” の目を出した自分のダイスの数を数える。その数が相手に与えるダメージとなる。
- それぞれがこのタイミングに使用できるバトルカードや能力などを任意で使用する。
- それぞれが算出したダメージ値分のダメージ・カウンターを、バトルした相手ユニットに乗せる。
記載ヘルス値以上のダメージ・カウンターが乗せられた場合、そのユニットは破壊される。
▽ バトル終了
- それぞれがこのタイミングに使用できるバトルカードや能力などを任意で使用する。
○ ターン終了(End of turn)
- それぞれのビルド・ポイントが 0になる。
- 各アリーナの制圧状況を判定する(勝利判定を行う)。
アリーナの一方のプレイヤーのユニットのみが存在する場合、そのプレイヤーが制圧したことになる。
※判定は各ターンごとに行うため、一度制圧しても次のターンにも制圧できているとは限らない。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性について
- ほとんどのカードには属性の概念が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 属性は ライトサイド・ダークサイド の 2種類と、無属性に相当する ニュートラルサイドが存在する。
● フォース・コスト について
- バトルカードにはコスト概念としてフォース・コストが存在し、カードの使用には指定値分のコストを支払う必要がある。
- フォース・コストはフォース・ポイントを消費することで支払われる。
- フォース・ポイントは各ターンごとにそれぞれ 4ポイントずつ支給され、ターンを跨いで蓄積することができる。
● ビルド・コスト について
- ユニットやミッションなどのカードにはコスト概念としてビルド・コストが存在し、カードの配置・使用には指定値分のコストを支払う必要がある。
- ビルド・コストはビルド・ポイントを消費することで支払われる。
- ビルド・ポイントは各ターンごとにビルド・ロールで出た目の分だけがそれぞれに支給され、ターン終了時に消滅する。
※支給時に3か所あるアリーナすべてに自分のユニットがある場合、そのプレイヤーにはボーナスとして支給量が 1 追加される。
- 一度ビルド・カウンターに変換したビルド・ポイントは、基本的には元のビルド・ポイントには戻らない。
- 初期配置ではビルド・ポイントを使用しない。代わりに自分の場のビルド・コストの合計値が 30ちょうどになるまで交互に配置を行う。
● ユニークユニットとスタック について
- 原作のメインキャラクターなど一部のユニットはユニーク(場に 1体のみ)であり、配置の際にさまざまな制限を受ける。
- ユニーク扱いとなるカードには右下部分にバーション文字が記載されており、通常はカード名単位で両軍でユニークとなる。
ただしアナキンとダース・ベイダーといった劇中での同一人物の場合、カード名が異なっていてもユニーク扱いとなる。
- 自分の場に同一のユニークカードが複数存在する場合は、後から出たカードを破棄するか、スタックとして 1枚にまとめるかのどちらかを行う。
- スタックは、以下の条件の元で存在する。
- 同一ユニーク対象のユニットカードを複数まとめて、1体のユニットとして扱う。
※別のキャラクターなど異なるユニーク同士は、それぞれ別々のスタックを形成する。
- ユニークでないカードはスタックを行えない。
- 1つのスタックに 4枚までのカードを重ねられる(5枚以上は不可)。
- スタックは同名(同一キャラクター)別バージョン同士でのみ行うことができる。
同名同バージョンはそれぞれ 1枚しかスタックに入れられず、複数ある時は後から出たカードが廃棄される。
- カードの能力値などは、一番上にあるカードの内容だけが有効となる。
- 下に重ねられたカード 1枚ごとに、一番上のカードの能力値に スピード +10, パワー +1, ヘルス +1 の修正が加えられる。
- スタックしているユニットが廃棄される場合、スタック内のすべてのカードが廃棄される。
- 初期配置でのスタック作成は、以下の方法で行われる。
- 場に現在存在するユニット(またはスタックの一番上)側を基準とする。
- 追加で配置する対象ユニットのビルド・コストを場のユニットと比較し、その大小で以下の配置を行う。
- 場の値以上: スタックの一番上か下側のどちらかに、任意で配置できる。
- 場の値より低い: スタックの下側に配置される。
- スタック全体のビルド・コストは、一番上のユニットのビルド・コストに下にあるカードの枚数を足した値として計算される。
- 初期配置で双方のプレイヤー間でのユニーク判定が必要な場合、1ターン目の戦闘フェイズまでは放置される。
- 各ターンのビルド・ステップでのスタック作成は、以下の方法で行われる。
- 場に現在存在するユニット(またはスタックの一番上)側を基準とする。
- 追加で配置する対象ユニットのビルド・コストを場のユニットと比較し、その大小で以下の処理を行う。
- 場の値以上: スタックの一番上か下側のどちらに配置するかを決め、以下の方法でビルドした後に決定位置に配置する。
- 一番上: 配置するカードと現在のビルド・コストの差分値に 1を加える。
その値分のビルド・カウンターを載せた時点でビルドが完了する。
- 下側: 1 ビルド・カウンターを載せた時点でビルドが完了する。
- 場の値より低い: 1 ビルド・カウンターを載せた時点でビルドが完了する。カードはスタックの下側に配置される。
- スタックの一番上のカードは、自分のビルド・ステップに以下の方法で任意に順番を入れ替えることができる。
- 現在一番上にあるカードのビルド・コストとこれから一番上にしたいスタック内カードのコストを比較し、値によって以下の処理を行う。
- 現在値より高い: これから一番上にするカードの値と現在値の差分のビルド・コストを支払うことで、順番を入れ替える。
- 現在値以下: 特に何もせず入れ替えることができる。
- 一番上以外の並び順は任意となる。
- スタックの順番を変更してもダメージ・カウンターなどは変化しない。ヘルス値変更によって廃棄されないように注意すること。
- ニュートラルサイドのユニットにおいては、双方のプレイヤー間でユニーク判定が発生する場合がある。
この場合、戦闘フェイズに以下のコンテストを行うことでどちらのユニットを残すかを決定する。
- ダークサイドプレイヤーが、自分の現在持っているフォース・ポイントから任意分のポイントを使って、ビット(入札)を行う。
- ライトサイドプレイヤーから交互に以下のいずれか一方の処理を、双方がパスするまで繰り返す。
- ビットの合計値が、相手が直前にビットした合計値より高い値になるようビットを行う(レイズする)。
※今回のコンテストでのビットの合計値同士での値の釣り上げを行う。ただし最終的にフォース・ポイントで払える範囲にとどめておくこと。
- パスする。
- それぞれ自分の最終ビットの値(ビットの合計値)に以下の値を加え、コンテストの判定値を算出する。
- 自分のコンテストの対象となるユニットの(一番上の)ビルド・コストの値。
- 自分のコンテストの対象となるユニットがスタックしている場合、(一番上を除いた)下に重ねてあるカードの枚数分の値。
- それぞれの判定地を比較し、値が高い方がコンテストに勝利する。
- コンテストの勝者は、最終ビットの値分だけフォース・ポイントを支払う。
これによりコンテストの勝者の対象ユニットが場に残る。
- コンテストの敗者の対象ユニットが廃棄される(フォース・ポイントの支払いは不要)。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ ユニット(Unit)カード (ビルド・コスト必要)
- 戦争を行う兵士やドロイド・宇宙戦闘機など。場にユニットとして配置される。
- スピードとパワーの値を持ち、プレイヤーの武器となる。
スピード値はアリーナ単位での攻撃の順番判定に使用される。
パワー値は攻撃の際にダイスを振る数として使用される。
- 宇宙戦用(フレーム部が青)、地上戦用(緑)、キャラクター戦用(紫)の 3種類が存在する。
種類ごとにそれぞれ活動できるバトル領域内のアリーナが決まっており、指定か所にのみ存在できる。
※対応するアリーナは、宇宙戦用がスペース・アリーナ、地上戦用がグラウンド・アリーナ、キャラクター戦用がヒューマン・アリーナとなる。
- それぞれのユニットは裏向きで一旦ビルド領域に配置されビルドが行われる。
ビルド完了で表向きとなりそれぞれの対応アリーナに移動(出撃)する。
- ヘルス値以上のダメージ・カウンターが乗せられると廃棄される。ダメージ・カウンターはターンを跨いで蓄積する。
- 撤退として、アリーナからビルド領域に移動することができる。
表向きでビルド領域にいる間は、一部の例外を除き能力を使用できない。
○ ロケーション(Location)カード (ビルド・コスト必要)
- 戦争を行うさまざまな場所。横向きデザインのカードであり、場にロケーションとして配置される。
- ビルド領域に裏向きで一旦配置されビルドが行われる、ビルド完了で表向きとなりバトル領域内のアリーナ(の境界付近)に配置される。
※一部のカードはコスト欄が空欄となっており、コスト無しでビルドが完了する。
- カードごとに配置できるアリーナが決まっており、スペース用(青)、グラウンド用(緑)、ヒューマン用(紫)の 3種類が存在する。
- 各アリーナごとに両軍でユニークであり、それぞれ最後に配置された 1枚のみが場に永続する(既存分は廃棄)。
- ロケーションが既に存在するアリーナに配置する場合、本来のコストではなく既存分と置き換え分とで値が高い側のビルド・コストを使用する。
○ 装備(Equipment)カード (ビルド・コスト必要)
- ライトセイバーなどの携帯武器や搭載兵装など。場に装備品として配置される。
- 銀色のフレームを持ち、横向きデザインのカードとなる。
- ビルド領域に裏向きで一旦配置されビルドが行われる、ビルド完了で表向きとなり一時的にビルド領域に永続する。
- ビルド・コストとは別に装備コストを持ち、装備コストを払うことで場のいずれかのユニットに対して付けることができる。
装備は通常ビルド・ステップに行われ、コスト内容や付ける対象はカードごとに異なる。
- さまざまな項目の修正値を持ち、付けた対象を強化する。
- 1体のユニットに対して、複数の装備品を配置できる。
- 付けたユニットが廃棄された場合、装備品は廃棄されずビルド領域に表向きで戻される。
● 一時的に使用されるカード
○ ミッション(Mission)カード (ビルド・コスト必要)
- さまざまな任務指示など。黄色のフレームを持ち、横向きデザインのカードとなる。
- ビルド領域に裏向きで一旦配置されビルドが行われる、ビルド完了で表向きとなり効果を発動する。
- 効果発動後は廃棄パイルに送られる。
○ バトル(Battle)カード (フォース・コスト必要)
- 戦闘において使用するさまざまな攻撃手段。
- 赤色のフレームを持ち、横向きデザインのカードとなる。
- コストとしてフォース・ポイントを使用する。
※一部のカードはコスト欄が空欄となっており、コスト不要で使用できる。
- 使用タイミングはそれぞれで異なり、効果発動後は廃棄パイルに送られる。
場の構成
ビルド | 敵軍ビルド領域 |
人 | | 地 | | 天 | 敵軍バトル領域 |
人 | | 地 | | 天 | 自軍バトル領域 |
ビルド | 自軍ビルド領域 |
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- それぞれの場はビルド領域とバトル領域という空間に大別される(上図はライトサイド側から見た場の構成図)。
- カードはまずビルド領域に裏向きで配置される。そこでビルドを行うことで、バトル領域に移動したり効果を発動したりする。
- バトル領域はそれぞれ 3か所のアリーナで構成される。ビルドが完了したユニットは、それぞれ対応するアリーナに送られる。
戦闘はそれぞれのアリーナ単位で行われ、基本的に敵領域の同一アリーナに存在するユニットに対して行われる。
※アリーナは、ライトサイド側から見て右からスペース・アリーナ(上図の“天”)、グラウンド・アリーナ(地)、ヒューマン・アリーナ(人)の順で並んでいる。
- 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後は廃棄パイルという空間に集められる。
商品情報
● メーカー: Wizards of the Coast/メディアファクトリー
○ 発売開始: 2002年4月(日本発売は5月)
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
Attack of the Clones (クローンの攻撃)
| 2002/5
| 180
| 2人用構築済みスターター(60/1400) 陣営別スターター(40/日本未発売)、ブースター(11/400)
|
Sith Rising(シス再臨)
| 2002/11
| 90
| ブースター(11/400)
|
A New Hope
|
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|
Battle of Yavin
|
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|
Jedi Guardians
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|
The Empire Strikes Back
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|
Rogues & Scoundrels
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|
The Phantom Menace
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|
Return of the Jedi
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|
Revenge of the Sith
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