ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Young Jedi CCG』のルール解説。

Young Jedi Collectible Card Game
ヤングジェダイ コレクションカードゲーム

Last Update 2020/7/11 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 2人対戦による陣地獲得戦。プレイヤーは惑星ナブーの王国軍や通商連合の司令官となり、銀河の覇権を味方にもたらす。

● 原作
 映画『スター・ウォーズ』シリーズ(基本的にエピソード 1)。

● 世界設定
 昔々、それよりさらに昔。銀河は各星系国家の集合体である巨大な共和国によって一応の平和を保っていた。
しかし、辺境の惑星ではその限りではない。通商連合による事実上の武力進行から難を逃れたアミダラ王女は、 中央組織であるジェダイの評議会に今回の通商連合の非道さを進言し再び母星の平和を取り戻すべく、内情調査に来ていたジェダイ騎士と共に高速宇宙艇に乗り込んだ。
そして途中宇宙艇の補給&修理のために立ち寄った(つうか不時着した)惑星タトウィーンにて、彼女たちは運命の子“アナキン・スカイウォーカー”と出会うのである。

● 本ゲームについて
 世界的人気を誇るSF映画スター・ウォーズシリーズのストーリー上の先頭である“エピソード 1”をテーマとしたTCGです。
長らくの沈黙を破り復活を遂げたスター・ウォーズの世界を再現するため、 本ゲームは従来のスター・ウォーズCCGから基本部分を抽出した、プレイアビリティの高いゲームとして新生しました。
従来作品と同じ制作会社、同じ世界観を持ちながらもゲームの趣旨が全く異なるために、ずいぶん違ったイメージを受けるかもしれませんね。


基本構成

勝利条件

事前準備

● デッキ (ドローデッキ: 1人分のゲームカード)
※本ゲームはライト陣営・ダーク陣営の 2つの陣営に分かれて戦うゲームであり、 事前にどちらの陣営を担当するかを決めてからデッキを構築する必要がある
(大会などでは、どちらにも対応できるよう両陣営のデッキを用意することが望ましい)。

● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● カードの行動表現

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

全体の基本進行

 ロケーションの記載惑星単位で以下の手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。

各惑星ごとの処理

● ターン進行

 互いにターンと呼ばれる手順を、一方が(戦場となっている)惑星を制圧する(または勝利条件を満たす)まで繰り返す。

ターン(自分の手番)の進行

○ ステップ 1 ディプロイ(Deploy)

脱出の処理

○ ステップ 2 バトル(Battle)

 双方のディプロイスペースにキャラクターが表向きで存在している場合、任意で以下のバトルを 1回行う。

バトルの処理

▽ バトル宣言

  • 今回のバトルの実行を宣言する。

▽ バトルプランを作る

  • ターンプレイヤーから順に、それぞれが今回の戦闘で使用するバトルカードを手札から分離し、その使用枚数を宣告する。
    本来の手札は一時的に場に伏せて配置しておく。
  • それぞれ自分のディプロイスペースに存在するすべてのキャラクターとウエポンを、使用するバトルカードに加える。
  • バトルカード群からバトルプランを以下の条件で構築し、裏向きに場に配置する。
    • カードの使用順に積み上げる形で並べていく。なおバトルプランは裏向きに配置した状態で上から順に使用される。
    • ファイトはキャラクター単位で行うので、通常はバトルプランの最後はキャラクターカードにしておくことが望ましい。
    • 1回のファイトに付き、ウエポンやバトルカードはそれぞれが 1枚だけ(ウエポン 1枚とバトル 1枚までが)有効となる。
    • キャラクターにウエポンを使用させる場合、そのキャラクターの直前にウエポンが並ぶように構築すること。
    • キャラクターにバトルカードを使用させる場合、そのキャラクター(または使用するウエポン)の直前に並ぶように構築すること。
    • 「一緒に戦う」指定があるバトルカードは、複数キャラクターをまとめて一体として戦うので、指定順に注意すること。
      ※この場合のウエポンは、一番最初に出たキャラクターが使用する扱いとなる。

▽ バトル開始!

  • いずれかのバトルプランからキャラクターカードが無くなるまで、以下の処理を繰り返す。
    • それぞれ自分のバトルプランを、キャラクターが出てくるまで上から順に 1枚ずつめくっていく。
      ※「一緒に戦う」指定があるバトルカードを使用している時は、対象の一組が出揃うまでめくっていく。
    • 双方のキャラクターが揃った時点で、(直前のファイト直後から)その時点で出ているカードを使って後述のファイトを行う。

★ 各ファイトの処理

  • それぞれ自身のファイトを行うキャラクターの記載パワーポイントにボーナス値などの各種修正を加え、今回のパワー値を算出する。
    ※ウエポンやバトルカードのボーナス値に加え、キャラクターのロケーションボーナスも忘れないよう注意すること。
    ※「一緒に戦う」指定があるバトルカードを使用している時は、キャラクターのパワーポイントなどをすべて合算する。
  • それぞれのパワー値を比較し、値が高い方がファイトに処理する。
  • ファイトの勝敗により、今回のファイトに使用した自分のカードについて以下の処理を行う。
    ※勝敗に関わらず、それぞれが使用したバトルカードはすべて捨て札となる。
    • ファイトに勝利: キャラクター&ウエポンカードを戦場に再配置する。
      ※カウンター関係なしに自分のディプロイスペースに配置する。
    • 引き分け: キャラクター&ウエポンカードを戦場に再配置する。
    • ファイトに敗北: 以下の処理を行う。
      • “自分”のカードに記載されたダメージポイントの値を合計し、今回のダメージ値とする。
      • ダメージ値の値分の枚数だけ、デッキからカードを破棄する。
      • 今回使用したカードをすべて破棄する。
  • いずれかの側にのみバトルプランにキャラクターが残った場合は、以下の処理を行う。
    • ターンプレイヤーに限り、バトルプランに残っているキャラクターカード 1枚に付き、1ダメージを相手に与える。
      ※要するに、残ったキャラクター枚数分だけ相手のデッキからカードを破棄する。
    • バトルプランに残っているキャラクター&ウエポンカードを、戦場に再配置する。
  • それぞれバトルプランに残っているウエポンカードを再配置し、バトルカードをすべて破棄する。

▽ バトル終了

  • それぞれ伏せてあった手札を元に戻す(自分の手札とする)。

○ ステップ 3 イーブンアップ(Even Up)

● 惑星の制圧処理

 惑星が制圧された場合、以下の処理を行う。

1ゲーム終了時の処理

 特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、裏面をよく確認すること。


ルール細則

基本ルール細則

● 属性について

● キューブナンバーについて

● カウンターについて

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ ロケーション(Location)カード (配置条件が存在)

○ キャラクター(Character)カード (カウンター他の配置条件が存在)

○ ウエポン(Wepon)カード (カウンター他の配置条件が存在)

● 一時的に使用するカード

○ バトル(Battle)カード (使用条件が存在)

○ スターシップ(Starship)カード (使用条件が存在)

場の構成

相手相手の場
場所ロケーション
自分自分の場

商品情報

● メーカー: Decipher/ トミー(現タカラトミー)
○ 発売開始: 1999年/ 2000年3月(日本語版発売時期)

○ ラインナップ
  • Menace of Darth Maul(ダースモールの脅威、日本語版有り)
  • The Jedi Council(ジェダイ評議会、日本語版有り)
  • Battle of Naboo
  • Duel of the Fates
  • Reflections
  • Boonta Eve Podrace

  • Trading Card Game Club JUGGERNAUTS

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