ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Wizards of Mickey』のルール解説。
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Wizards of Mickey Gioco di Carte Collezionabili
Last Update 2024/4/27 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは魔法使いたちの支援者となり、魔法石の獲得を手助けする。
● 原作
コミック『Wizards of Mickey』シリーズ。
● 世界設定
中世ヨーロッパ風の魔法の世界。そこでは人々? やドラゴンたちが平和に暮らしている。
しかし悪の魔法使いが、世界に散らばるディアマジックと呼ばれる秘宝の独占をもくろんでいた。
若き魔法使いミッキーマウスは、捕らわれた師匠からの便りをもとにディアマジックの奪還に乗り出したのである。
● 本ゲームについて
イタリア製のファンタジーTCGで、ディズニー イタリア社によるコミックシリーズが原作となっています。
独特ながらもシンプルなルールで、おなじみの面々が魔法の世界に挑んでいきます。
※ここでは 2人対戦時のオフィシャルチャレンジ用ルールについて解説します。
基本構成
勝利条件
- 一番最初に、ディアマジックを 6つ獲得する(自分の魔法使いたちが、6つのディアマジック トークンを所持する)。
事前準備
● 魔法使い (1人分の補助カード)
- デッキ枚数: 3枚ちょうど。
- 構築条件:
魔法使いカードで構成されていること。
すべて異なるカードであること。
● 呪文デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
呪文カードで構成されていること。
自分が使用する魔法使いのいずれかと、カードの色が一致していること。
同一カードはデッキに 3枚まで。
大会用ルール: 記載魔力の合計値が、80以下であること。
● 城デッキ (1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 8枚ちょうど。
- 構築条件:
城カードで構成されていること。
すべて異なるカードであること。
● ディアマジック (全員で共用するトークン)
- デッキ枚数: 12個ちょうど。
- 構築条件:
裏面の絵柄が統一されていること。
表面が 青・黄・赤・緑 の 4色で、各色がそれぞれ 3個ずつ投入されていること。
※通常はスターターに封入されている紙製トークンを使用する。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード (サポートカード): 0または 10枚。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (獲得ディアマジック): 0個。以降蓄積する。
- 開始手札: 5枚。上限も 5枚(各ターンごとに調整有り)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(先攻は 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード表向き: 通常状態。
- カード裏向き: 隠し魔法使用時。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 無し(捨て札を再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 有り(多人数ルールが存在)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
ゲームの流れ
開始準備
- すべてのディアマジックを裏向きで共用プール部分に配置し、シャッフルしておく。
- それぞれ自分が使用する魔法使いに記載されたチーム名の中から、今回自分自身が所属するチーム 1つを宣言する。
- それぞれの呪文デッキと城デッキをシャッフルする。
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分の魔法使いカード 3枚を、魔法使いとして場に配置する。
※大会用ルールの場合は、先攻 1体・後攻 2体・先攻 2体・後攻 1体 の順で配置していく。
- それぞれ自分の呪文デッキから、手札としてカードを 5枚引く。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ チャレンジ開始
- ターンプレイヤーが自分の城デッキの中から、今回の城として使用するカード 1枚を選んで場に配置する。
※初・中級ルールでは、自分の城デッキからカードを 1枚引いて場に配置する(つまり大会時は、城デッキが第二の手札扱いとなる)。
- ターンプレイヤーがコモンプールから、ディアマジック トークンをいずれか 1つ選んで手に取る。
そして自分のみが記載内容を確認したうえで、場の城の上に裏向きで配置する。
- ターンプレイヤーから交互に、双方がパスするまで以下のいずれかの処理を繰り返す。
- 手札にある呪文 1枚を、このターンにまだ呪文を使っていない自分の魔法使いに使用させる(呪文置き場に配置し、記載効果を発動する)。
- 手札にある隠し呪文 1枚を、自分の魔法使いに使用させる(隠し呪文置き場に裏向き配置する)。
- パスする(自分の魔法使いすべてが、呪文を使ったか{相手効果のせいなどで}使えなくなった場合のみ)。
○ 獲得チャレンジ
- それぞれ自分の場の隠し呪文を、すべて表向きにする。
- それぞれ自分の魔法使いが使用したすべての呪文と隠し呪文について、記載魔力に各種修正を加えたうえで値を合計する。
この値が今回のチャレンジにおける、それぞれの最終魔力値となる。
- それぞれの最終魔力値を比較し、値が大きい側が今回のチャレンジに勝利する(同値は双方敗北)。
- チャレンジに勝利した側が、以下の処理を行う。
- 城の上にあるディアマジック トークンすべてを、表向きにしたうえで獲得する。
- 獲得したディアマジック トークンを、自分の魔法使いに好きな配分で保有させる(トークンを乗せる)。
※魔法使いがディアマジックを所持することで、能力や使用呪文の効果が強化される場合がある。
○ チャレンジ終了
- ターンプレイヤーが場の城を、自分の城用の捨て札置き場に送る。
※城の上にディア マジックトークンが残っている場合、トークンは場に残り次の城に引き継がれる。
- それぞれが使用した呪文すべてを、自分の呪文用の捨て札置き場に送る。
- それぞれ自分の呪文デッキからカードを 3枚引き、手札に加える。
- それぞれ手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードやトークンが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 色と チームについて
- カードには属性概念として色が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 色は 青・黄・赤・緑 の 4種類が存在する。
- 色は呪文カードの使用条件になっている。場の魔法使いは、それぞれ自分と同色の呪文カードを使用できる。
- 色とは別の属性概念として、魔法使いが属するチームが存在する。
- チームは原作における所属組織の名称であり、数種類が存在する。
- 大会用ルールの場合は、チームは各チャレンジにおいて最終魔力計算時のペナルティとして使用される。
すなわち各魔力計算の最後において、プレイヤー自身とは異なるチーム名を持つ魔法使いの数だけマイナス修正が加えられる。
※魔法使いが全員同一チームなら修正は 0、全員ばらばらなら修正は(1名はプレイヤーと同じなので) -2となる。
● ディアマジックについて
- 本作には勝利ポイントとなる ディアマジック(Diamagic)が存在し、6つ集めることがゲームの目的となる。
- ディアマジックは原作における魔法の宝石で、集めることで魔法使いの魔力を飛躍的に高めることができる。
- ディアマジックは、カード同様に 青・黄・赤・緑 の 4種類が存在する。
勝利条件的には何色であっても構わないのだが、魔法使いが特定色のディアマジックを持つことで能力を高める可能性がある。
- ディアマジックは共用の存在で、トークンの形でコモンプールに蓄積される。
そして各ターンごとに 1個ずつが、場の城に供給される。
- 城にあるディアマジックは、チャレンジに勝利することで獲得することができる。
獲得したディアマジックは、それぞれの魔法使いのいずれかが保有・管理することになる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ 魔法使い(Mago)カード (コスト不要)
- プレイヤーの部下となるキャラクターたち。場に魔法使いとして配置される。
- 両面カードであり、デッキとは別に存在する。
※裏側はいわゆるトレカ面であり、ゲームでは使用されない。
- ゲーム開始時にそれぞれ 3体ずつが場に配置され、以降はゲーム終了まで存在し続ける。
● 一時的に使用するカード
○ 城(Castello)カード (コスト不要)
- ディアマジックが封じられている古城。城として場に配置される。
- 横向きのカードであり、城デッキに入れて使用される。
- 各ターンごと 1枚が場に配置され、チャレンジを行う戦場として使用される。
配置はターンプレイヤーが行い、ターン終了時に場から破棄される。
○ 呪文(Magia)カード (使用条件が存在)
- 場の魔法使いたちが唱える魔法の呪文。効果はさまざま。
- 呪文デッキに入れて使用される。
- 使用条件としてそれぞれ色を持っており、同じ色を持つ魔法使いのみが使用できる。
- 各魔法使いごとに、1ターンにつき 1枚だけ使用できる。
使用したカードは、各魔法使いの上(城)側にある呪文置き場部分に表向きで一時配置される。
- 魔力の値を持ち、相手とのチャレンジにおいて戦闘力のような存在として使用される。
- 大抵は何らかの効果を持ち、使用することで記載効果が発動する。
- 一部のカードは隠し呪文として、裏面で場に出して使用することができる。
隠し呪文として使用する場合、以下の内容が適用される。
- 各魔法使いごとに、1ターンにつき任意で 1枚使用できる。
※この 1枚は本来の呪文とは別扱いの場合もあるし、通常呪文 1回分としてカウントされる場合もある。
- 各魔法使いの隠し呪文置き場部分に裏向きで一時配置される。
- 隠し呪文として使用した場合、記載効果は発動しない(魔力加算目的で使用される)。
- 使用したカードは、ターン終了時にすべて破棄される。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場はそれぞれの場となる空間と、共通で使用する城の置き場に大別される(上図は場の構成図)。
- それぞれの場には、3体の魔法使いが配置される。
そして各魔法使いごとに、使用した呪文と隠し呪文の置き場がそれぞれ存在する。
- 城や呪文カードの使用後は、捨て札置き場という空間に集められる。
なお本作の捨て札置き場は、それぞれのカードごとに個別で存在する。
商品情報
● メーカー: New Media Publishing
○ 発売開始: 2008年
- ○ ラインナップ
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