ジャガーノーツのTCGカタログ トレーディングカードゲーム『ビーストナイト』のルール解説。 |
Last Update 2005/1/14 文責:DOP
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● ゲームタイプ
2人対戦(それ以上も可)によるライブラリ破壊戦。プレイヤーは獣人となり、
もって備わった獣の力で相手を粉砕する。
● 原作
同名のウェブトークRPG。
● 世界設定
華やかな芸能界。だがその世界には、人と異なる力を持ったものたちが存在していた。
人の姿と獣の姿、その二つを同時に備え二つの力を自在に操るもの。
彼らは獣人とよばれ、人間社会、特に身分を隠しやすい芸能界のなかで暮らしているのである。
● ゲームについて
魔法戦闘にも格闘にも対応できる汎用TCGシステム、アシュラシステムの5作目です。
今回は今までとは世界が異なり、少し違うものの基本的には現代社会の出来事です。
ですから魔法についても、いわゆる魔術ではなく己に備わった獣化の能力の発動という形であらわされています。
● デッキ(スタミナ: 1人分のゲームカード)
● その他準備
○ キャラクターカード: 任意の1枚。
○ ゲーム間交換カード(サイドボード): 15枚、トーナメント時に使用。常に15枚であること。
● 開始時基本設定
● 基本構成細則
それぞれ自分が使用するキャラクターカードを提示する。
互いにデッキ枚数がキャラクターカードの条件と一致していることを確認する。
それぞれデッキをシャッフルする。
先攻・後攻を決定する。
先攻プレイヤーは、第1ターンにドローフェイズとメインフェイズのどちらを実行するのかを、事前に宣言する。
それぞれ自分のデッキより手札を、指定された初期手札枚数分だけ引く。
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※各キャラクターごとに、基本ルールに優先する特殊能力を持つので、必要に応じその指示に従うこと。
場のタワー(属性ごとの魔力使用の基準値)などが初期化される。
場に永続するには維持コストを要求するカードのために、必要に応じて維持コストを支払う。
通常ドローとして、ダメージ置き場(ダメージ置き場にカードが無い場合はデッキ)からカードを1枚引く。
また通常ドローとは別に、任意でエクストラドローとして、デッキからカードを1枚引くことができる。
まず、このターンに“格闘”と“魔法”のどちらを行うのか宣言する(両方無しでも可)。
選択の内容に従って、以下の行動を任意に実行できる。
また、バトルセグメント以外のタイミングであれば、任意にエヴォリューションカードを使用できる。
▽ アタッカー宣言と対象指定
▽ 防御宣言
▽ 格闘(防御)カードの使用
▽ ダメージや効果の解決と適応
手札が上限値(ゲーム中に変化するが、開始時は6枚)を超えている時、上限値になるようにカードを捨てる。
召喚獣のダメージが、すべて回復する。
キャラクターの格闘回数や魔法回数が、すべて回復する。
自動的に終了を迎える。
通常の大会では3ゲームマッチである為、1ゲームごとにデッキとサイドボードとのカード交換を行う。
キャラクターと魔法カードには、それぞれ6種類(地水火風銀命)の属性の属性が存在する。
この属性は魔法使用時に関係し、キャラクターが自身と異なる属性の永続する魔法カードを使用した際、
デッキの1番上のカードを“反感”カードとしてキャラクターに付ける必要がある。
また魔法の使用時には、各属性ごとに“タワー”と呼ばれる状況が確立されていなければ、その魔法は使用できない。
タワーとは、各属性ごとに現在使用できる魔法のレベルの値を示す概念である。
現存する永続魔法カードのレベルか、そのターンに自分が使用した魔法のレベルの最大値に1を足した値が、
使用可能な魔法のレベルの最大値を示すことになる。
アシュラシステム内で異なるゲームと混ぜて使う場合、属性のマークが同じもの(命=陽、銀=月など)は同じ属性とみなす。
禁忌とされる魔法などを強要することで、キャラクターがプレイヤーに対して不審をいだく状態。
分身たるキャラクターとの絆がゆらぐため、その制御がうまくいかなくなる。
具体的には、“反感”と記載されたカードが使用された際に、
本来の捨て札置き場ではなく、キャラクターの横に送られる。
ゲーム終了時まで反感のカード1枚につき、最大枚数とキャラクターの基本速度が、各1ずつ減少する。
格闘攻撃の際には、キャラクター・召喚獣を問わず速度の概念が重要になる。
攻撃を行う場合、攻撃側の格闘カードや召喚獣の速度が、攻撃対象とする相手の速度以上でなくてはならない。
ビーストナイトオリジナルの特殊能力。
オーパーツはパーマネント(形成魔法など)用の能力で、オーパーツの能力を持つカードに蓄積されたカードをゲームから取り除くことで、
魔法(瞬間)カードの使用条件であるタワーの代用をすることができる(ただし若干の付帯条件は存在する)。
またこの能力は“不可侵”の影響を受けることが無い。
どちらかというとゲームとしての能力というより、原作世界(獣化以外のふしぎ現象がほとんどない世界)を再現するための能力というニュアンスが強い。
共鳴はオーパーツの能力を持つカードにカードを補充する能力。
共鳴の能力を持つカードを手札から使用した直後に、
捨て札から2枚までの任意のカードを自分のキャラクターが装備するオーパーツの能力を持つカードに蓄積することができる。
さらにこのカード自身も使用されたことにより捨て札になった後、任意に自分のキャラクターが装備するオーパーツの能力を持つカードに蓄積することができる。
○ キャラクターカード(コスト不要)
○ 魔法(召喚獣)カード(魔法回数の消費とタワー形成が必要)
○ 魔法(形成)カード(魔法回数の消費とタワー形成が必要)
○ アイテムカード(コスト不要)
○ 格闘(攻撃)カード(攻撃回数を消費)
○ 格闘(防御)カード(攻撃回数を消費)
○ 格闘(動作)カード(攻撃回数を消費)
○ 魔法(瞬間)カード(魔法回数の消費とタワー形成が必要)
● メーカー: テラネッツ
○ 発売開始: 2005年12月
名称 | 発売時期 | 種類数 | 発売形式 (封入枚数/価格) |
ビーストナイト | 2005/12 | 153 | ブースター(9/336) |