ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『ドラグーンTCG』のルール解説。

汎用TCG アシュラシステム
竜創騎兵ドラグーン トレーディングカードゲーム

Last Update 2002/6/30 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 2人対戦(それ以上も可)によるライブラリ破壊戦。プレイヤーは国家の軍事司令官となり、 魔法の力で生み出したゴーレムなどを駆使して相手を粉砕する。


 同名のメールトークゲーム。

● 世界設定
 異世界アトランティス。そこでは魔法によって生み出された魔法機械“ゴーレム”が存在し、 移動手段や軍事兵器などさまざまな用途に活用されていた。 現在世界は国家間の緊張が高まり、一触即発の状態。 そして、飛行能力を有した最強のドラゴンゴーレム“ドラグーン”が登場したのだ。

● 本ゲームについて
 アシュラシステムTCG第2弾です。前作にあたる『エターナルヴォイス』同様、メールゲームの世界を舞台とした異世界ファンタジーとなっており、 今回は巨大兵器“ゴーレム”を中心とした世界です。 カードの中の何点かは、かつてプレイヤーキャラとして大活躍していたのだそうです。 また、アシュラシステムのゲーム同士は、互いに混ぜて遊ぶことができます。


基本構成

勝利条件

事前準備

● デッキ(国力: 1人分のゲームカード)

● その他準備
○ キャラクターカード: 任意の1枚(ルールブック裏の“魔法使いマリン・マーリン”でも可)。
○ ゲーム間交換カード(サイドボード): 15枚、トーナメント時に使用。常に15枚であること。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

 それぞれ自分が使用するキャラクターカードを提示する。
 互いにデッキ枚数がキャラクターカードの条件と一致していることを確認する。
 それぞれデッキをシャッフルする。
 先攻・後攻を決定する。
 先攻プレイヤーは、第1ターンにドローフェイズとメインフェイズのどちらを実行するのかを、事前に宣言する。
 それぞれ自分のデッキより手札を、指定された初期手札枚数分だけ引く。

全体の基本進行

 互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※各キャラクターごとに、基本ルールに優先する特殊能力を持つので、必要に応じその指示に従うこと。

ターン(自分の手番)の進行

○ ターンの開始

 場のタワー(属性ごとの魔力使用の基準値)などが初期化される。

○ セットアップフェイズ

 場に永続するには維持コストを要求するカードのために、必要に応じて維持コストを支払う。

○ ドローフェイズ

 通常ドローとして、ダメージ置き場(ダメージ置き場にカードが無い場合はデッキ)からカードを1枚引く。
 また通常ドローとは別に、任意でエクストラドローとして、デッキからカードを1枚引くことができる。

○ メインフェイズ

 まず、このターンに“格闘”と“魔法”のどちらを行うのか宣言する(両方無しでも可)。
 選択の内容に従って、以下の行動を任意に実行できる。

 また、バトルセグメント以外のタイミングであれば、任意にエヴォリューションカードを使用できる。

バトルセグメントの処理

▽ アタッカー宣言と対象指定

▽ 防御宣言

▽ 格闘(防御)カードの使用

▽ ダメージや効果の解決と適応

○ ディスカードフェイズ

 手札が上限値(ゲーム中に変化するが、開始時は6枚)を超えている時、上限値になるようにカードを捨てる。

○ ターンの終了

 召喚獣のダメージが、すべて回復する。
 キャラクターの格闘回数や魔法回数が、すべて回復する。
 自動的に終了を迎える。

1ゲーム終了時の処理

 通常の大会では3ゲームマッチである為、1ゲームごとにデッキとサイドボードとのカード交換を行う。


ルール細則

基本ルール細則

● 属性とタワー

 キャラクターと魔法カードには、それぞれ7種類(地水火風陽月闇)の属性の属性が存在する。 この属性は魔法使用時に関係し、キャラクターが自身と異なる属性の永続する魔法カードを使用した際、 デッキの1番上のカードを“反感”カードとしてキャラクターに付ける必要がある。
 また魔法の使用時には、各属性ごとに“タワー”と呼ばれる状況が確立されていなければ、その魔法は使用できない。
 タワーとは、各属性ごとに現在使用できる魔法のレベルの値を示す概念である。 現存する永続魔法カードのレベルか、そのターンに自分が使用した魔法のレベルの最大値に1を足した値が、 使用可能な魔法のレベルの最大値を示すことになる。
 アシュラシステム内で異なるゲームと混ぜて使う場合、属性のマークが同じもの(命=陽、銀=月など)は同じ属性とみなす。

● 反感

 禁忌とされる魔法などを使用することで、キャラクターに魔力反動が発生した状態。
 具体的には、“反感”と記載されたカードが使用された際に、 本来の捨て札置き場ではなく、キャラクターの横に送られる。 ゲーム終了時まで反感のカード1枚につき、最大枚数とキャラクターの基本速度が、各1ずつ減少する。

● 速度

 格闘攻撃の際には、キャラクター・召喚獣を問わず速度の概念が重要になる。
 攻撃を行う場合、攻撃側の格闘カードや召喚獣の速度が、攻撃対象とする相手の速度以上でなくてはならない。

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ キャラクターカード(コスト不要)

○ エヴォリューションカード(コスト不要だが、使用条件が別途存在)

○ 魔法(召喚)カード(魔法回数の消費とタワー形成が必要)

○ 魔法(形成)カード(魔法回数の消費とタワー形成が必要)

○ アイテムカード(コスト不要)

○ ゴーレムカード(指定分のアイテム/ゴーレム能力を持つ召喚獣の破棄が必要)

● 瞬間的に使用するカード

○ 格闘(攻撃)カード(攻撃回数を消費)

○ 格闘(防御)カード(攻撃回数を消費)

○ 格闘(動作)カード(攻撃回数を消費)

○ 魔法(瞬間)カード(魔法回数の消費とタワー形成が必要)

場の構成


商品情報

● メーカー: テラネッツ
○ 発売開始: 2001年10月

○ ラインナップ
名称 発売時期 種類数 発売形式 (封入枚数/価格)
基本セット 2001/10 198 スターター(47/1500)、ブースター(12/400)
東方神話の女神 2002/6 162 ブースター(12/400)

Trading Card Game Club JUGGERNAUTS

◆ Back ◆