ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『回転むてん丸』のルール解説。
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回転むてん丸 トレーディングコレクション
Last Update 2009/3/26 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるダメージ付加戦。プレイヤーはびっくら村や周辺地域の住人となり、ジャンケン勝負で相手をやっつける。
● 原作
くら寿司イメージキャラクター『回転むてん丸』。
● 世界設定
まだサムライが活躍していた時代、人々は自然でおいしい食事をして平穏に暮らしていた。
しかし平和な世界に食品添加物をばらまく悪者たちがやってきた。
無添加で安全な食生活をとりもどすため、正義感に燃える人々はたちあがったのだ。
● 本ゲームについて
回転寿司チェーン『無添くら寿司』の店内で販売されているキャラクターグッズです。
同社ではファミリー層の来店を意識して回転寿司チェーンの中でも特にキャラクター展開に力をいれており、本カードもその一環として存在します。
当初はルール等は存在せず、単なるトレーディングカードとして販売されていましたが、後になって数種類のルールが封入されるようになりました。
本ページでは、複数存在するルールの中から“ジャンケンバトル”を紹介します。
基本構成
勝利条件
- 相手のプレイキャラのつよさを上回るだけのダメージを、相手に与える
(ダメージポイントが、相手の記載つよさの値を上回る)。
※ゲーム終了時に勝負がついていない場合は、それぞれ“自分のプレイキャラのつよさ - 相手のダメージポイント”の値を計算し、値が大きい側の勝利となる。
事前準備
● デッキ(山: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 20枚ちょうど。
- 構築条件:
第 1 ~ 3弾のカードのみで構成されていること。
同一カードはデッキに1枚のみ。
同一キャラクターのキャラカードはそれぞれにつきデッキに1枚のみ。
プレイキャラとして使用するため、キャラカードが必ず1枚以上投入されていること。
※つよさの値が不定値の《米米》については、本ゲームではつよさ4として扱われる。
※カードの強弱がゲームの強弱に直結するルール(つよさの値が高いプレイキャラほど有利)ゆえ、
対戦相手間で事前に投入カード内容などを協議しておくこと。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: プレイキャラの記載つよさ値。
- 勝利ポイント(ダメージポイント): 勝ちカード置き場のカード枚数。開始時0ポイントで以後蓄積する。
- 開始手札: 5枚。上限は未設定だが、ルール上5枚を超えることは無い。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(常に同時タイミングでカードを引く)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し(概念自体が存在しない)。
- ライブラリアウト: 無し(終了条件となる)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(本ルールとは別に、多人数用のルールが存在する)。
- 召喚酔い: 考慮不要。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(コスト概念自体が存在しない)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し(プレイヤーの分身たるプレイキャラへのダメージのみ)。
- ユニーク処理: 無し。
- 戦いはプレイヤー(プレイキャラ)同士によるジャンケン対決となる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ自分のデッキからプレイキャラとなるキャラカードを1枚選択し、場に表向きに配置する。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
全体の基本進行
互いに以下の手順を繰り返し、デッキのすべてのカードを使い切るか、一方が勝利条件を満たした時点でゲーム終了。
※処理はすべて同時に行われるため、ターンプレイヤーの概念は存在しない。
1回戦の進行
- それぞれ自分のデッキより手札としてカードを5枚引く。
※残りデッキ枚数が5枚未満の場合は、残りカードすべてを手札とする。
- 双方の手札が無くなるまで、以下の手番の処理を繰り返す。
○ 1回の手番の処理
- それぞれ今回のジャンケンカードとして、手札から任意のカードを1枚選ぶ。
- それぞれジャンケンの掛け声とともに、ジャンケンカードを表向きで同時に出す。
- ジャンケンカードに記載されたジャンケンマークでの勝敗により、以下の要領で手番としての勝敗が決する。
- ジャンケンで勝利する: 手番としての勝利となる。
- ジャンケンで敗北する: 手番としての敗北となる。
- ジャンケンで引き分ける:
ジャンケンカードのつよさの値を比較し、値が大きい側が手番で勝利、小さい側が手番で敗北する。
※わざカードおよびおはなしカードは、つよさ0として扱われる。
※ジャンケンカードのマーク・つよさとも同一の場合は、例外措置として今回の対決は保留となる。
この場合今回のジャンケンカードはそれぞれの場に保留カードとして配置され、手番自体も以下の処理を行わずこの時点で終了となる。
- 手番としての勝敗により、以下の処理をおこなう。
- 手番として勝利する:
今回のジャンケンカードおよび自分の場の保留カードが、すべて勝ちカード置き場へ送られる(ダメージポイントとなる)。
今回のジャンケンカードがわざカードかおはなしカードである場合、それぞれ追加で以下の処理を行う
(保留カードのわざカード・おはなしカードは、処理の対象外)。
- わざカード:
相手の勝ちカード置き場にあるカードから、任意の1枚を相手の負けカード置き場に移動させる(相手のダメージポイントを1ポイント減らす)。
- おはなしカード:
相手の手札の内容をを確認できる。
- 手番として敗北する:
今回のジャンケンカードおよび自分の場の保留カードが、すべて負けカード置き場へ送られる。
- 双方の手札が無くなった時点で今回の“回戦”が終了。次の回戦へ進む。
※場の保留カードは、そのまま次へ持ち越される。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
カード構成
● 永続・瞬間的に使用するカード
○ キャラカード(コスト不要)
- びっくら村および近隣の住人たち。
- つよさの値とジャンケンマークを持ち、ジャンケン勝負に使用される。
- それぞれ寿司ネタとしての種類の項目を持つが、この項目は本ルールでは使用しない。
- ジャンケン対決とは別に、プレイヤーの分身としてのプレイキャラとしても用いられる。
この場合、つよさの記載値がプレイヤーライフに相当する概念として用いられる。
○ 特殊カード(コスト不要)
- キャラクターたちが使用する技や、この世界で起きる出来事など。
- わざカードと、おはなしカードに大別される。
- ジャンケンマークを持ち、ジャンケン勝負に使用される。
- ジャンケン勝負で勝利した場合、それぞれ独自の効果を追加発動する。
- それぞれ寿司ネタとしての種類の項目を持つが、この項目は本ルールでは使用しない。
- つよさの項目は存在しないため、つよさの値の参照が必要な場合はつよさ0として扱われる。
場の構成
- カードは場という空間に存在する。
- 手番で勝ったカードは勝ちカード置き場、負けたカードは負けカード置き場という空間に集められる。
- 勝ちカード置き場に存在するカード枚数が、そのまま相手に対してのダメージポイントの値となる。
- 勝ちカード置き場と負けカード置き場は似ているが、両者は明確に区別される。
商品情報
● メーカー: くらコーポレーション
○ 発売開始: 2008年
※無添くら寿司 店舗内での限定販売
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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第1弾
| 2008年初頭
| 66
| パック販売(4/50)
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第2弾 修行編
| 2008年夏
| 66
| パック販売(4/50)
|
第3弾 くららと竹取物語
| 2009年冬
| 66
| パック販売(4/50)
|
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