ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『回転むてん丸』のルール解説。
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回転むてん丸 トレーディングカードゲーム
Last Update 2010/4/2 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーはびっくら村や周辺地域の住人となり、仲間の力を借りて相手を叩きのめす。
● 原作
くら寿司イメージキャラクター『回転むてん丸』。
● 世界設定
まだサムライが活躍していた時代、人々は自然でおいしい食事をして平穏に暮らしていた。
しかし平和な世界に食品添加物をばらまく悪者たちがやってきた。
無添加で安全な食生活をとりもどすため、正義感に燃える人々はたちあがったのだ。
● 本ゲームについて
回転むてん丸もバージョンアップ。カードレイアウトの変更と共に、本格的なルールが発表されました。
※本ページでは第 4弾からのルールについて説明します。
基本構成
勝利条件
- 相手のライフを0にする。
- 相手のデッキ内のキャラカードが尽きる。
いちいち確認するわけにもいかないので、それぞれ自分のデッキ内容は把握しておくこと。
事前準備
● デッキ(山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 20枚ちょうど。
- 構築条件:
第 4 ~ 5弾のカードのみで構成されていること。
※カード配置などの都合により、Lv.1 のキャラカードを大量に入れる必要がある。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: 4つ。上限も同じ。
- 開始手札: 4枚。上限も4枚(手番終了時に調整)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(先行は1手番目からカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現(キャラカードのみ)
※キャラの体力以上のダメージを受けた(その状態での上面の記載体力が0または未記載の)場合、
現在の状態に関わらずカードは破棄され、相手プレイヤーの“お皿”となる。
- カード正位置: 通常状態、0ダメージ。
- カード横(上端が左向き): 1ダメージ。
- カード逆位置: 2ダメージ。
- カード横(上端が右向き): 3ダメージ。
- カード裏向き: 相手のお皿置き場における配置状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り(ただしキャラカードの有無による判定となる)。
- 3人以上でのプレイ: 不可。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(お皿の概念のみ)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理: 無し。
- 戦闘はキャラ同士で行われるが、攻撃可能箇所に相手キャラがいない場合はプレイヤーへの直接攻撃が可能となる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキより手札としてカードを4枚引く。
- 先攻・後攻を決定する。
- 先攻から順に、それぞれ以下の処理を行う。
- デッキからカードを1枚引き手札に加える。
- 自分の手札からLv.1のキャラカードを1~3枚、自分の場のキャラカード置き場の任意位置に通常状態で配置する。
※この時点で手札にLv.1のキャラカードがない場合の処置は不明。おそらく何もしないと思われる。
- 手札が4枚になるように、デッキからカードを引く。
※キャラカードを配置できなければ手札が5枚となるが、この時点ではそのまま続行と思われる。
全体の基本進行
互いに以下の手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
自分の手番の進行
○ キャラカードの位地換え
- 自分のキャラカード置き場に存在するキャラカードを、それぞれ向かって右隣のキャラカード置き場に移動させる。
ただし一番右端の置き場にいたカードについては、一番左端の置き場に移動すると共に全回復する(ダメージ0となる)。
○ 手札の補充
○ キャラカードの配置
- 任意で手札のキャラカードを、自分の空いているキャラカード置き場に各1体ずつ任意数だけ通常状態で配置する。
※特に明記されていないが、ここで配置できるキャラカードはLv.1のみであると思われる。
○ キャラカードの行動
- 自分の場のキャラカードそれぞれについて、以下のいずれかの行動を行う。
※特に明記されていないが、何も選択しないことも可能であると思われる。
- 通常攻撃(後述)
- ライフ攻撃(後述、1手番につき1回まで)
- 特殊効果の使用
各 通常攻撃の処理
- 攻撃を行うキャラカードを指定する。
- 攻撃する相手のキャラカード1枚を指定する。
攻撃可能な相手は、攻撃を行うカードの現在の“攻撃可能な方向”に対応する相手のキャラカード置き場に存在するキャラカードのみである。
※攻撃可能な方向すべてに相手カードがなければ、そもそも通常攻撃自体ができないので注意すること。
- 攻撃する相手のキャラカードに、現在の“通常攻撃力”分のダメージを与える。
- ダメージを与えたことで相手のキャラカードの体力が0(未記載)になった場合は、今回の戦い(通常攻撃)に勝った扱いとなる。
相手のキャラカードはこちらの“お皿”として、自分のお皿置き場に裏向きで配置される。
- 戦いに勝った場合、任意で以下のいずれかを行う。
- 攻撃を行ったカードを全回復する: カードをダメージ0の状態にする。
- 攻撃を行ったカードをレベルアップする: 手札にある“現在のカードのレベルよりも値が1だけ高いカード”と入れ替える。
※現在場に存在するレベルアップ前のカードは捨て札となる。
※特に明記されていないが、ダメージ状態は現状を引き継ぐものと思われる。
※特に明記されていないが、レベルアップにより別の名称のキャラになっても問題ないと思われる。
各 ライフ攻撃の処理
- 攻撃を行うキャラカードを指定する。
- 相手のキャラカードが存在しないキャラカード置き場を指定する。
攻撃可能な場所は、攻撃を行うカードの現在の“攻撃可能な方向”に対応する相手のキャラカード置き場のみである。
※攻撃可能な方向すべてに相手カードがあれば、そもそもライフ攻撃自体ができないので注意すること。
- 攻撃を行うカードの現在の“ライフ攻撃に必要な皿数”の値分だけのお皿を支払う。
- 相手は、攻撃を行うカードの現在の“ライフ攻撃力”の値分だけのライフを失う。
○ 手札調整
- 手札が3枚以下の場合、4枚になるようにデッキからカードを引く。
手札が5枚以上の場合、4枚になるようにカードを捨てる。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手にお皿置き場のカードを返すことを忘れないこと。
ルール細則
基本ルール細則
● お皿について
- カードを使用する際に、支払いコストとしてお皿の概念が存在する。
- お皿は消費概念であり、お皿を1枚消費することで1コストが支払われる。
- お皿は、お皿置き場に裏向きに配置されたカードとして蓄積される。
- 戦闘で破壊した相手キャラがお皿ととなる。
- お皿を消費した後は、相手(本来の持ち主)の捨て札置き場に送られる。
- お皿の消費が必須な行動として、ライフ攻撃・キャラカードの特殊効果の使用・技カードの使用などがある。
逆にキャラカードの配置・レベルアップや通常攻撃ではお皿は不要である。
カード構成
● 永続的に使用するカード
○ キャラカード(配置コスト不要)
- びっくら村および近隣の住人たち。
- 攻撃力などの各種概念を持ち、プレイヤーの武器・盾となる。
- 場のキャラカード置き場に各1体ずつ(最大3体)配置できる。
- 基本情報として、通常攻撃力・体力・ライフ攻撃力・ライフ攻撃に必要な皿数・攻撃可能な方向の項目が記載されている。
この基本情報はカードの4辺すべてに記載されており、カードの状態に応じて現在のカードの上面にあたる位置の情報が使用される。
- レベルの項目が存在し、当初はLv.1のカードのみが場に配置できる。
それ以上のレベルの場合は、通常攻撃で勝利した場合の選択行動として交換配置となる
(勝利した場のカードと、手札に有る現在レベルより1高いレベルのカードと入れ替え)。
レベルアップの制約などは不明瞭だが、レベル値さえ適正であれば別キャラへのレベルアップも可能であると思われる。
- 一定のダメージを受けて体力が0(未記載)になった場合破壊される。破壊されたカードは相手のお皿となり、相手のお皿置き場へ送られる。
ちなみにカードレイアウトの都合上、体力値は最大でも3となる。
- 一部のカードは独自の特殊効果を備えている。
ただし効果を発揮した場合、次の自分の手番まで通常攻撃・ライフ攻撃を行うことができない。
● 永続・瞬間的に使用するカード
○ 技カード(使用コスト必要)
- キャラが使用する技や、この世界で起きる出来事など。
- 攻撃系と防御系の2種類のカードが存在する。
攻撃系のカードは自分の手番の終了時まで、防御系のカードは相手手番の終了時まで効果を発揮する。
- 明確な使用タイミングは設定されていないが、自分の手番である限りは任意タイミングで使用できるものと思われる。
場の構成
- カードは場という空間に存在する。
- 場は各プレイヤー単位で“びっくら村”・“添魔殿”のいずれかの名を持つ(両プレイヤーが同一名称でもかまわない)。
- それぞれの場に3箇所ずつのキャラカード置き場が存在し、双方のキャラカード置き場が対面した状態となっている(上手は両プレイヤー合わせての場の概念図)。
場に配置されたキャラは自分の番の開始時に現在地から右隣の置き場に移動する。
攻撃の際にはキャラの現在位置を基点として、カード記載の“攻撃可能な方向”を判断することになる。
- 相手に破壊(ライフを0に)されたキャラカードは、相手側のお皿置き場という空間に集められる。
- 各種カードの使用後は、捨て札置き場という空間に集められる。
- お皿置き場と捨て札置き場は似ているが、両者は明確に区別される。
商品情報
● メーカー: くらコーポレーション
○ 発売開始: 2008年
※無添くら寿司 店舗内での限定販売
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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第4弾 くら吉 ゴース島の悪夢
| 2009/8
| 66
| パック販売(4/50)
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第5弾 試練のカンフータワー
| 2010/2
| 66
| パック販売(4/50)
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Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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