ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『遊戯王OCG』のルール解説。
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遊戯王 オフィシャルカードゲーム(ヴレインズ)
Last Update 2020/3/21 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーはデュエリストとしてモンスターを召喚し、相手との死闘に挑む。
※今更であるが、このゲーム自身は劇中内ゲームの再現である。
● 原作
TVアニメーション『遊戯王』シリーズ。
コミック『遊戯王』シリーズ(集英社刊)。
● 世界設定
ソリッドビジョンやARフィールドを使用してゲームをする次元とは異なる世界。そこではVRシステムを使用してのカード対戦が行われているらしい。
● 本ゲームについて
エクストラモンスターゾーンの追加など、大幅なルール改定が行われました。今までとはまったく異なるゲーム展開となりそうです。
基本構成
勝利条件
- 相手プレイヤーのライフを 0にする。
- 相手のデッキが尽きる(引くべき時に引けない)。
- 特定カードに記載された勝利条件を満たす。
※これらは1デュエルの勝利条件。最終的には1マッチ通しての勝利数の多い方を勝利者とする。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40 ~ 60枚。
- 構築条件:
同一カードは全デッキをとおして 3枚まで。
エクストラデッキ用(融合モンスターなど)以外のカードで構成されていること。
※従来の遊戯王OCGシリーズのカードも、(用語の読み替えなどはあるものの)問題なく使用することができる。
● エクストラデッキ (1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 15枚以下。
- 構築条件:
融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターカードで構成されていること。
※ゲーム中には他のカードがエクストラデッキに入ってくることもあるが、構築時点では上記のみを投入すること。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード (サイドデッキ): 15枚以下。
○ 各種判定用具: コインや6面ダイスなどを適当数。
○ 各種カウンター: 適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ (ライフポイント): 8000(勝利条件に影響)、上限は無し。
- 開始手札: 5枚。上限は 6枚(自ターン内に調整有り)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 有り(先攻は1ターン目に、カードが引けないとともに攻撃ができない)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦: 攻撃表示。戦闘時数値に攻撃力を使用し、直接攻撃ができる。
- カード横: 守備表示。戦闘時数値に守備力を使用。
- カード裏横 (モンスター): 裏守備表示(必ず守備状態となる)。攻撃対象になると表守備表示にされる。
- カード裏 (魔法&罠): 事前配置状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(専用レギュレーションのタックデュエルなどが別途存在)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐコスト蓄積: 無し。(独立した蓄積コスト概念は存在せず、ライフ減少や手札破棄で代用される)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: フィールド魔法カード、自軍ユニーク、後出し生存。
- モンスターの戦闘は常に1対1で行われる。ただし相手の場にモンスターがいない場合に限り、プレイヤーを直接攻撃できる。
ゲームの流れ
開始準備
- 対戦相手と挨拶を行う。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- サイドデッキなどの確認を行う。
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分のデッキより手札を 5枚引く。
全体(1デュエル)の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ ドローフェイズ
○ スタンバイフェイズ
○ メインフェイズ 1
以下の行動を任意で行う。
- モンスターの召喚: 手札やエクストラデッキのモンスターカードを、フィールドのモンスターゾーンに配置(召喚)する。
※基本的にはデッキのモンスターはメインモンスターゾーン、エクストラデッキのモンスターはエクストラモンスターゾーンに配置される。
※特殊召喚は1ターン中に何度も行えるが、通常召喚は1ターン中にいずれか1回しか行うことができない。
- モンスターの表示形式の変更: フィールドに存在するモンスターの表示形式を変更する。
※1ターンに付き、場のモンスターごとに1回ずつ行うことができる。
※基本的にはこのターンに召喚したモンスターの表示形式は変更できない。
※バトルに攻撃参加したモンスターは、以後そのターン中は表示形式を変更できない。
- 各カードの効果発動: フィールドに存在するカードの各種効果を発動する。
- 魔法・罠カードのセット: 各種魔法および罠カードを配置したりする。
※ペンデュラムゾーンへのペンデュラムモンスターカードの配置を含む。
○ バトルフェイズ
以下の手順に従い任意でバトルを行う。
▽ スタートステップ
※モンスター単位で、以下の バトルステップ & ダメージステップ を可能な限り任意に行う。
▽ バトルステップ
- 任意の攻撃表示モンスターから攻撃を行うモンスターを決定する。
- 攻撃対象として相手のどのモンスターを攻撃するか決定する(対象モンスターがいない場合は、相手プレイヤーを直接攻撃できる)。
▽ ダメージステップ
- ダメージステップ開始時: ダメージステップを開始する。
- ダメージ計算前: 裏側守備表示のモンスターを表側表示にしたりする。
- ダメージ計算時: 以下の方法で、ダメージ処理を行う。
- 対象モンスターが攻撃表示の場合: 攻撃モンスターの攻撃力と対象の攻撃力で比較を行う。
- 攻撃側 > 対象側: 相手モンスターは破壊分のダメージを受ける。攻撃力の差分の値を相手プレイヤーへのダメージとして与える
(ダメージ分だけ相手のライフポイントを減らす)。
- 攻撃側 = 対象側: 相打ち、双方のモンスターとも破壊分のダメージを受ける。
- 攻撃側 < 対象側: 攻撃モンスターは破壊分のダメージを受ける。攻撃力の差分の値を自分へのダメージとして受ける
(ダメージ分だけ自分のライフポイントを減らす)。
- 対象モンスターが守備表示の場合: 攻撃モンスターの攻撃力と対象の守備力で比較を行う。
- 攻撃側 > 対象側: 相手モンスターは破壊分のダメージを受ける。なお差分ダメージは発生しない。
- 攻撃側 = 対象側: 何も起こらない。
- 攻撃側 < 対象側: 対象の守備力と攻撃側の攻撃力の差分の値を自分へのダメージとして受ける。
- 攻撃対象が相手プレイヤーの場合: 攻撃モンスターの攻撃力の値を、相手プレイヤーに対するダメージとして与える。
- ダメージ計算後: 戦闘が行われた事によって発動するカードなどの処理を行う。
- ダメージステップ終了時: 現在の対応数値(攻撃力または守備力)以上のダメージを受けて破壊されたモンスターを墓地(または指定の空間)に送る。
▽ エンドステップ
○ メインフェイズ 2
メインフェイズ1と同一の基本行動を任意で行う。
○ エンドフェイズ
- 手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
- 終了を宣言する。
1ゲーム終了時の処理
- 基本的には複数デュエルによるマッチ戦である為、1デュエルごとにデッキ・エクストラデッキとサイドデッキのカード交換を行う。
- 今回のデュエルの敗者が、次のデュエルにおける先攻・後攻を決定する。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性と種族
- モンスターには種族や属性(地・水・炎・風・光・闇 など)が存在し、魔法や罠の使用時などに影響を及ぼす。
● 召喚について
- モンスターを場に配置することを召喚と呼ぶ。
- 召喚には複数の種類が存在し、通常召喚と特殊召喚に大別される。
- 特殊召喚は1ターン中に何度も行うことができるが、通常召喚は1ターンに付き1回しか行うことができない。
- 召喚の種類は以下のとおり。
○ (基本的な)召喚
- 通常召喚の1種。すべての召喚の基本となる概念。
- 特別な召喚条件を持たないレベル4以下のモンスターカード1枚を、手札から表側攻撃表示で配置する。
○ アドバンス召喚
- 通常召喚の1種。従来“生け贄召喚”と呼んでいたもので、いわゆる進化に相当する概念。
- 実行内容は召喚とほぼ同じだが、配置条件として自分のフィールドの別のモンスターをリリース(生け贄として墓地に送る)する必要がある。
リリースすることで、特別な召喚条件を持たないレベル5以上のモンスターカード1枚を手札から表側攻撃表示で配置する。
- 召喚するモンスターのレベルによって、リリースに必要なモンスターの数が異なる。必要数は以下のとおり。
- レベルが 5 ~ 6: モンスター1体をリリース。
- レベルが 7以上: モンスター2体をリリース。
○ セット
- 通常召喚の1種。モンスターを裏守備表示で配置することを指す。
- 表示形式が異なるだけで、内容事態は召喚やアドバンス召喚と同一である。
裏向きだからといってリリースや配置カードをごまかしたりしないこと。
- セットで配置した時点では、モンスターの効果は何も発動しない。
※ 反転召喚
- 裏守備表示のモンスターを表向きにすること。セットの時点で召喚されているので召喚には含まれない。
- 表向きにする際、必ず攻撃表示にすること(守備表示にはできない)。
- セットで配置されたターンには、反転召喚させることはできない。
- 効果を持つモンスターの場合、反転召喚した時点で効果が発動する。
○ 儀式召喚
- 特殊召喚の一種。召喚モンスター専用魔法を必要とする召喚。
- 一対となっている儀式魔法と儀式モンスターが、共に手札に存在する場合に使用できる。
- 儀式魔法の発動に成功することで、対象の儀式モンスターを配置できる。
- 儀式魔法には発動条件が存在するため、それを満たす必要がある。
※通常は、手札かフィールドに存在する指定レベル分のモンスターをリリースすることが発動条件となる。
- 召喚に成功した儀式魔法は墓地送りとなる。
- 表側攻撃表示か表側守備表示のいずれかで配置される。
○ 融合・シンクロ・エクシーズ召喚
- 特殊召喚の一種。複数のモンスターの合成体を配置する召喚。
- 配置するモンスターは、通常のデッキとは別に用意されたエクストラデッキに用意されている。
このエクストラデッキから今回召喚する対象のモンスターカードを取り出して配置することで、召喚が行われる。
- ルール改定により、エクストラデッキから通常手段で召喚される場合はメインモンスターゾーンではなくエクストラモンスターゾーンに配置される。
ただし場のリンクマーカーが示しているメインモンスターゾーンは一時的にエクストラモンスターゾーンとの兼用ゾーン扱いとなり、これらのカードを配置することができる。
※一度墓地に送られてから再配置される場合などは、メインモンスターゾーンに配置される。
- 表側攻撃表示か表側守備表示のいずれかで配置される。
- 配置するモンスターには、このカードを配置するための必要な素材が複数種類記載されている。
この素材と発動条件が手札およびフィールドにすべて揃っている時に、召喚を行うことができる。
- 融合召喚の場合、素材とは別に融合召喚のための魔法カードの発動が必要で、召喚後に素材モンスターと魔法カードは墓地送りとなる。
- シンクロ召喚の場合、素材の中に“チューナー”と記載されているモンスターカードが必要で、素材モンスターのレベル合計が、
配置するシンクロモンスターのレベルと同一である必要がある。また素材モンスターは召喚後に墓地送りとなる。
- エクシーズ召喚の場合、素材モンスターとしてレベル値と必要モンスターの種類と数が指定されている。
素材となるモンスターカードは墓地に送られることなく、エクシーズ素材として重ねて配置される。
※素材は消費カウンターとして用いられる。またエクシーズモンスター自身はレベルではなくランク概念を持つ。
○ ペンデュラム召喚
- 特殊召喚の一種。条件はあるもののペンデュラムモンスターを一度に大量召喚できる。
- ペンデュラム召喚は任意で1ターンにつき一度だけ行うことができる。
- 表側攻撃表示か表側守備表示のいずれかで配置される。
- ペンデュラムスケールという概念を使用して召喚する方法である。ペンデュラムスケールは以下の条件で作成される。
- 自分の場の2か所のペンデュラムゾーンの両方に魔法カードとしてのペンデュラムモンスターカードを配置することで、ペンデュラムスケールが機能する。
- ペンデュラムモンスターカードにはそれぞれペンデュラムスケール値が記載されている。
そしてペンデュラムゾーンも配置したカードのペンデュラムスケールの値が、各ゾーンのペンデュラムスケールの値となる。
- ペンデュラム召喚で必要となるのはペンデュラムスケール自身ではなく、“ペンデュラムスケールの間(あいだ)”である。
左右どちらが大きくても問題なく、その数値にスケール自身は含まない。
- ペンデュラム召喚により、“ペンデュラムスケールの間”の数をレベルに持つ、手札のモンスターおよびエクストラデッキに表向きで存在するペンデュラムモンスターを、
モンスターゾーンに可能な範囲で任意数だけ同時に召喚できる。
なおルール改定により、手札のカードはメインモンスターゾーン、エクストラデッキのカードはエクストラモンスターゾーンにのみ配置できる
(もちろんリンクマーカーによる扱いは他のエクストラ用カードと同じ)。
○ リンク召喚
- 特殊召喚の一種。エクストラデッキのリンクモンスターを配置する。
- 基本的な扱いは、他のエクストラデッキに用意されたカード(融合など)とほぼ同じである。
- 素材として、記載条件を満たすフィールドの表側表示モンスターが必要となる(素材は墓地送り)。
その際に記載リンク値を(素材が)満たす必要がある。なおリンクを持たないモンスターも値 1の素材として扱われる。
- リンクモンスターは守備力を持たないので、必ず表側攻撃表示で配置される。
- リンク召喚自体はさほど特殊なものではない。重要なのはリンクモンスターが持つリンクマーカーの存在である。
○ リンクマーカーによる召喚位置の拡張
- リンクモンスターにはリンクマーカーが記載されており。エクストラモンスターゾーンを一時的に拡張できる。
- リンクモンスターカードには8方向のマーカー欄が存在し、その中の赤くなっている欄がリンクマーカーとなる。
- リンクモンスターがメイン・エクストラを問わずモンスターゾーンに存在する時、
そのモンスターが持つリンクマーカーが指し示す(斜めを含む)隣接するメインモンスターゾーンは、エクストラモンスターゾーンを一時的に兼用している扱いとなる。
- 一時的にエクストラモンスターゾーンとなっている箇所には、手札とエクストラデッキのどちらのモンスターカードも配置できる。
- メインかエクストラかの判断は配置時のみなので、配置後はリンクマーカーの対象かどうかは気にしなくてよい。
- モンスターゾーン自体は相手とも隣接している扱いであり、リンクマーカーによっては相手の位置拡張を行うこともある。
○ カード効果による特殊召喚
- 特定のカード効果によって行われる召喚。通常召喚でなはいが、特殊召喚とは明確に区別される。
- 対象モンスターや配置条件、表示状態などは、それぞれのカードの効果によって異なる。
- この方法では、手札やデッキの中の特殊召喚モンスターおよび正規の召喚方法を経ずに墓地送りになった特殊召喚モンスターを召喚することはできない。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ モンスターカード (カードにより配置コストや条件が必要)
- いずれかの世界のモンスター。召喚という形で、フィールドにモンスターとして配置される。
- カードの種類によって、デッキかエキストラデッキのどちらかに入れて使用される。
- ATK(攻撃力)/DEF(守備力)の値を持ち、プレイヤーの武器/盾となる。
- レベルの値を持ち、その数値で召喚の難易度が変化する。
- フィールドのメインモンスターゾーンに、最大5体まで配置される。
- カードごとに独自の配置条件が存在する。
- 戦闘時の指定値以上のダメージを受けると破壊される。このダメージは戦闘処理ごとに初期化される。
- その使用法などでさまざまな種類に分類される。代表的なものは以下のとおり。
- 通常モンスター: 基本数値のみで特殊効果を持たないカード。
- 効果モンスター: 専用の特殊効果を持つカード。
- 儀式モンスター: 召喚するために専用の儀式魔法カードが必要となるカード。
- エクストラデッキ用モンスター: デッキには入れられずエクストラデッキに入れて使用されるカード。
- ペンデュラムモンスター: モンスターカードと魔法カードの2つの面を持つカード。
※ エクストラデッキ用モンスターカード
- 特定モンスター同士による召喚によって登場するモンスター。相対的に強い。
- エクストラデッキの中にしか入れることができず、専用の方法でしか場に出すことができない。
- エクストラデッキから配置する場合、それぞれ1箇所あるエクストラモンスターゾーンに配置される。
- その召喚使用法などで以下の種類に分類される。
- 融合モンスター: 融合召喚によってのみ召喚されるカード。
- シンクロモンスター: シンクロ召喚によってのみ召喚されるカード。
- エクシーズモンスター: エクシーズ召喚によってのみ召喚されるカード。
- リンクモンスター: リンク召喚によってのみ召喚されるカード。守備表示にすることができない。
- 一部のカードはレベル概念を持たず、代わりにランクやリンクなどの値を持つ。
※ ペンデュラムモンスターカード
- モンスターカードであるとともに魔法カードとしての能力を併せ持つカード。
- 本来のモンスターとして使用するほか、魔法カードとしてペンデュラムゾーンに配置することができる。
- 魔法カード要素を併せ持つという部分は共通でも、モンスター部分はカードによりさまざま。エクストラデッキ用モンスターも存在する。
- ペンデュラム召喚の際に、他のモンスターを一度に複数召喚するための条件となる。
- 魔法カードでもあるが従来の魔法カードとは別概念であり、(ペンデュラムゾーン扱いでない)魔法&罠ゾーンには配置できない。
- 左右(青赤)2箇所のペンデュラムゾーンに対応する、2種のペンデュラムスケールの値を持つ。
- 一部のカードはペンデュラムゾーンで機能するペンデュラム効果を持つ。
- ペンデュラムゾーンに配置した場合、カード効果などを使わないかぎり任意破棄することはできない。
- モンスター・ペンデュラムゾーンともにフィールドから墓地に送られる場合、墓地ではなくエクストラデッキに送られる。
● 永続/瞬間使用するカード
○ 罠(トラップ)カード (配置コスト不要)
- 対モンスター用の罠。
- デッキに入れて使用される。
- フィールドの魔法&罠ゾーンに、魔法カードと合わせて最大5枚まで配置される。
- フィールドに裏向きに配置して、使用条件を満たした時に表にして効果を発揮する。
- 配置に際してはとくにコストや条件は必要としないが、効果使用時に何らかの条件が必要な場合がある。
- 永続罠としての指定が無い限り、使用することによって破棄される。
- 配置ターンには効果を発動させることができない。
- 魔法カードと異なり、相手ターンに発動させることができる。
- その使用法などでさまざまな種類に分類される。代表的なものは以下のとおり。
- 通常罠: 通常のカード。
- 永続罠: 効果発動後も場に永続する。
- カウンター罠: いずれかのカードの効果発動に対応して発動するカード。基本的には相手の効果を無効化するための存在。
○ 魔法カード (配置コスト不要)
- プレイヤーがモンスターを支援するもの。効果はさまざま。
- デッキに入れて使用される。
- フィールドの魔法&罠ゾーンに、(フィールド魔法・ペンデュラム関連を除き)罠カードと合わせて最大5枚まで配置される。
- 基本的にはフィールドに裏向きに配置して、使用条件を満たした時に表にして効果を発揮する。
- 配置に際してはとくにコストや条件は必要としないが、効果使用時に何らかの条件が必要な場合がある。
- 原則的には、効果発動後は使い捨てのカードであるが、例外的に場に残り続けるカードも存在する。
- 罠カードと異なり、通常は配置ターンから使用できる。
- 速攻魔法を除き、相手ターンに発動させることはできない。
- その使用法などでさまざまな種類に分類される。代表的なものは以下のとおり。
- 通常魔法: 通常のカード。
- 儀式魔法: 儀式召喚用の専用カード。
- 永続魔法: 効果発動後も場に永続する。
- 装備魔法: フィールドのモンスター1体に影響を与える。対象モンスターに付く形で場に永続する(ただし魔法&罠ゾーンの枠はそのまま占有)。
- 速攻魔法: 事前に配置してあれば、自分・相手ターンを問わず任意に発動することができる。ただし裏向きにセットしたターンには効果を発動できない。
- フィールド魔法: 魔法&罠ゾーンでは無く、他と独立してフィールドゾーンに配置される。自軍ユニークで、最新の1枚のみが効果を発揮できる。
- ペンデュラムモンスター: 魔法カードの面を持つモンスター。基本的にはモンスターカードである。
場の構成
M | M | M | M | M | 敵陣 モンスターゾーン |
| E | | E | | エクストラモンスターゾーン |
M | M | M | M | M | 自陣 モンスターゾーン |
- 手札から出したカードは、デュエルフィールドという空間(場)に存在する。
- それぞれのデュエルフィールドは、モンスターゾーン・魔法&罠ゾーン(兼ペンデュラムゾーン)・フィールドゾーンなどに大別される。
- それぞれのモンスターゾーンは以下の構成条件を持つ(上図は双方のモンスターゾーンの構成図)。
- それぞれ5箇所のメインモンスターゾーンと1箇所のエクストラモンスターゾーンで構成されている。
- 場に2箇所あるエクストラモンスターゾーンの左右どちらを使うのかは各対戦ごとの任意。
なお一方を選択したらもう一方は基本的には相手のゾーンとなる。
- モンスターゾーンの各箇所ごとにそれぞれ1体のモンスターカードを配置することができる。
- 基本的には手札のカードはメインモンスターゾーン、エクストラデッキからのカードはエクストラモンスターゾーンに配置される。
ただしリンクマーカーによってメインモンスターゾーンの一部を一時的にエクストラモンスターゾーンと兼用させることができる。
- モンスターゾーンそれぞれの位置は厳密に決まっており、ゾーン間移動も容易にはできない。
ただし位置関係が重要なのは配置においてであり、戦闘などでは特に気にせず対象を指定できる。
- ゾーンはそれぞれ隣接扱いである。特にリンクマーカーは相手にも影響を及ぼす場合がある。
- 魔法&罠ゾーンには、通常5枚までの通常の魔法カードおよび罠カードを配置することができる。
なお5箇所あるゾーンのうち両脇2箇所については、ペンデュラムゾーンを兼用している。
- ペンデュラムゾーンには魔法カードとしてのペンデュラムモンスターカードが各1枚ずつ配置できる。
- フィールドゾーンにはフィールド魔法カードが1枚のみ配置できる。
- 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後は墓地という空間に集められる。
※一部のカードは、状況により墓地以外の指定空間に集められる場合もある。
- 墓地とは別にゲームの外という概念が存在し、必要に応じて専用の空間に集められる(除外される)。
商品情報
● メーカー: コナミ
○ 発売開始: 1999年2月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
スターターデッキ 2017
| 2017/3
|
| 構築済みデッキ(43/1000+税)
|
コード・オブ・ザ・デュエリスト
| 2017/4
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキ サイバース・リンク
| 2017/6
|
| 構築済みデッキ(43/1000+税)
|
サーキット・ブレイク
| 2017/7
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキR 神光の波動
| 2017/9
|
| 構築済みデッキ(41/1000+税)
|
エクストリーム・フォース
| 2017/10
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキ パワーコード・リンク
| 2017/12
|
| 構築済みデッキ(43/1000+税)
|
フレイム・オブ・デストラクション
| 2018/1
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキR 闇黒の呪縛
| 2018/3
|
| 構築済みデッキ(41/1000+税)
|
スターターデッキ 2018
| 2018/3
|
| 構築済みデッキ(43/1000+税)
|
サイバネティック・ホライゾン
| 2018/4
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキ マスター・リンク
| 2018/6
|
| 構築済みデッキ(44/1000+税)
|
ソウル・フュージョン
| 2018/7
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキR アンデットワールド
| 2018/9
|
| 構築済みデッキ(42/1000+税)
|
サベージ・ストライク
| 2018/10
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキ ソウルバーナー
| 2018/12
|
| 構築済みデッキ(46/1200+税)
|
ダーク・ネオストーム
| 2019/1
| 80
| ブースター(5/143+税)
|
ストラクチャーデッキR ロード・オブ・マジシャン
| 2019/3
|
| 構築済みデッキ(42/1000+税)
|
スターターデッキ 2019
| 2019/3
|
| 構築済みデッキ(45/1000+税)
|
ライジング・ランページ
| 2019/4
| 80
| ブースター(5/150+税)
|
ストラクチャーデッキ リボルバー
| 2019/6
|
| 構築済みデッキ(46/1200+税)
|
カオス・インパクト
| 2019/7
| 80
| ブースター(5/150+税)
|
ストラクチャーデッキR ウォリアーズ・ストライク
| 2019/9
|
| 構築済みデッキ(42/1000+税)
|
イグニッション・アサルト
| 2019/10
| 81
| ブースター(5/150+税)
|
ストラクチャーデッキ リバース・オブ・シャドール
| 2019/12
|
| 構築済みデッキ(49/1200+税)
|
エターニティ・コード
| 2020/1
| 80
| ブースター(5/150+税)
|
ストラクチャーデッキR マシンナーズ・コマンド
| 2020/2
|
| 構築済みデッキ(42/1000+税)
|
ストラクチャーデッキ 混沌の三幻魔
| 2020/3
|
| 構築済みデッキ(46/1200+税)
|
(参考)海外版が存在
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|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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