ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『モンスターハンター』のルール解説。
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モンスターハンター ハンティングカード
Last Update 2010/11/2 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはファンタジー世界のハンターギルドの長となり、部下であるハンターや家畜化したモンスターを率いてモンスターを狩りつくす。
● 原作
コンシューマーゲーム『モンスターハンター』シリーズ。
● 世界設定
ハンターの道は過酷を究める。強い敵を狩れば、また更に強い敵を求めて荒野をさまよう。一人じゃ倒せない敵も仲間と力を合わせて倒し、時にはモンスター自身の力を借りるときさえあるのだ。
● 本ゲームについて
モンスターハンターの新たなるTCGです。前作が個別のハンターの狩猟生活を再現していたのに対し、本作はギルドによる組織立った集団狩猟を再現しています。
基本構成
勝利条件
- 勝利ポイント(ギルドポイント)を 2000ポイント以上獲得する。
事前準備
● メインデッキ (山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
同名カードはデッキに 4枚まで(カード名称には“※”も含まれるので注意すること)。
ハンターカード・ギルドモンスターカード・ターゲットモンスターカード・イベントカードで構成されていること。
必要素材部分に“0”と記載されているハンターカードを、初期配置用に 2枚以上投入すること。
● サブデッキ (1人分の補助デッキ)
- サブデッキは名前こそデッキとなっているが、ゲーム中は山札ではなく第二の手札として使用される。
- ゲーム中は裏向きで場に配置される。プレイヤーはその中身すべてを任意に参照することができ、状況に応じたカードを任意で使用することができる。
- デッキ枚数: 10枚ちょうど。
- 構築条件:
同名カードはデッキに 4枚まで。
クエストカード・オトモカードで構成されていること。
記載されているギルドポイントの合計値が 2000以上になるように、クエストカードを投入すること。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 各種表示用カウンター: 適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (ギルドポイント): 0ポイント。以後蓄積する。
- 開始手札: 6枚。上限も 6枚(自ターン内に調整有り)。
- 素材置き場の素材: 0枚。上限は 5枚(自ターン内に調整有り)。
- マリガン: 任意で 1回。
- ファーストドロー制限: 有り(先攻は 1ターン目には支給フェイズが存在せず、狩りは 1回しか行えない)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦 (縦向き状態): ハンター・ギルドモンスターの行動可能状態。
- カード横 (横向き状態): ハンター・ギルドモンスターの疲労・負傷状態。
- カード逆位置: 素材となったターゲットモンスター。
- カード裏: オープン能力の準備など(準備ゾーンのみ)。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 無し(捨場のカードを再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 不可。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(素材として、常にカードの形で蓄積)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- 戦闘は、常にターゲットモンスター 1体 対 ハンター・ギルドモンスターのチームによる討伐隊の形で行われ、ターゲットモンスターはターンプレイヤー側で用意(発見)する。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ自分のメインデッキから、必要素材に“0”と記載されているハンターカードを 2枚取り出し、場のキャンプに裏向きに配置する。
- それぞれのメインデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のサブデッキを配置する。
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分のデッキより手札としてカードを 6枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれ場に配置した自分のハンターカードをすべて表向きにする。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ 支給フェイズ
- 自分のキャンプに存在するハンターカード・ギルドモンスターカードをすべて縦向き状態にする。
- メインデッキからカードを 1枚引き手札に加える。
○ 準備フェイズ
- 以下の処理を任意で実行する。
- 手札・準備ゾーンのハンターカードを場のキャンプに表縦向きで配置する。
※キャンプに空きが無ければ配置できない(配置コストとなるカードとの置き換えは可能)。
- 手札・準備ゾーンのギルドモンスターカードを場のキャンプに表縦向きで配置する。
※ギルドモンスターは 1体でキャンプ 2マス分の容量を占めることに注意。
※ギルドモンスターの“古龍”は、例外として裏向き配置(容量 1マス扱い)しかできないので注意。
- 手札のイベントカードを使用する(準備ゾーンに表向きに配置する)。
- 手札の任意のカードを場の準備ゾーンに配置する。
※裏表どちら向きでもよい。ただしイベントカードの表向き配置は即時使用を意味するので注意すること。
- キャンプ・準備ゾーンのカードを捨て札にする。
○ 狩りフェイズ
以下の手順に従い、任意数だけ狩りを行う。
※狩りの処理の中でクエストが達成された場合、今ターンの狩りフェイズはその狩りを以って終了となる。
各 狩りの処理
▽ 討伐するターゲットモンスターを狩場に出す
- 準備ゾーンに存在する任意のターゲットモンスターカード 1枚を、狩場の向かって一番左側に配置する。
※ターゲットモンスターは準備ゾーンでの向きに関わらず表向きとなるが、この場合オープン能力は発動しない。
▽ 狩りに参加するあなたのハンターカードとギルドモンスターカードを選ぶ
- キャンプに存在する縦向きのハンターカード・ギルドモンスターカードの中から、狩りに参加させるカードを任意数選ぶ。
- 選んだカードを任意順で狩場に左詰めで配置する。
※この並びが、ターゲットモンスターにより近い側(より左側)を先頭とする一列の隊列となる。
※ギルドモンスターは、(飼い主である)ハンターと一緒でなければ狩りに参加できない。
※ギルドモンスターの隊列の位置は、必ずターンプレイヤーのすべてのハンターよりも前であること。
▽ お互いにカードの能力を使用する
- ターンプレイヤーから順に、以下の処理を交互に行う。
※双方がパスをした時点でこの処理が終わりとなる。
- 準備ゾーンにある裏向きのカードのオープン能力を使用する。
※相手プレイヤーに限り、この処理は 1枚のターゲットモンスターカードの狩りに付き 1回しか使用できない。
- 表向きのカードのアクティヴ能力を使用する。
- サブデッキのオトモカードを使用する。
- 何もせずにパスを宣言する。
▽ 相手のハンターカードが狩りに参加する
- 相手プレイヤーは、自分のキャンプに存在する縦向きのハンターカード中から、狩りに割り込み参加させるカードを任意で 1枚選ぶことができる。
※ハンターカードしか選べない。
- 割り込み参加をする場合、相手プレイヤーは現在の狩りの隊列の中の任意順番の位置(マスとマスの隙間)に選んだハンターカードを配置する。
▽ お互いにカードの能力を使用する(その2)
- 前述の“お互いにカードの能力を使用する”と同様の処理を交互に行う。
▽ バトル!! (討伐判定: 部位破壊)
- ターゲットモンスターカードに“部位破壊”の項目が記載されている場合のみ、部位破壊の判定を行う。
部位破壊の判定は以下の手順で行われる。
※部位破壊と討伐は独立した別概念である。よって部位破壊の有無に関わらず討伐は行われる。
※部位破壊に失敗しても、とくにペナルティなどは存在しない。
※部位破壊を行えるカードは 1枚のみである。成功条件を満たすカードが複数存在する場合、条件を満たす中で隊列の一番先頭にあるカードのみが部位破壊を行ったとみなす。
- 割り込みを含めた隊列の先頭のカードから順に、部位(属性部分を含む)が一致する部位破壊の記載があるか確認する。
一致するカードが存在する場合、部位破壊が成功する。
- 部位破壊したカードに記載されている、部位破壊成功時の効果を適用する。
▽ バトル!! (討伐判定: 討伐)
- 狩り(割り込み含む)に参加したすべてのハンター・ギルドモンスターカードの(各種修正を加えた)パワーの値を合計し、今回の狩りに置けるパワーを算出する。
- 算出したパワーが狩場のターゲットモンスターカードのパワー以上である場合は討伐成功、それ未満である場合は討伐失敗となる。
- 討伐に成功した場合、以下の要領で直接討伐した(止めを刺した)カードを確定する。
- 割り込みを含めた隊列の先頭のカードから順に、そのパワーの値を足していく。
- 足していったパワーの値が狩場のターゲットモンスターのパワー値に達した(上回った)瞬間の部分に対応したカードこそが、今回の狩りでターゲットモンスターを討伐したカードとなる。
なお、ここでパワー値が完全に一致したか上回ったかどうかが後の処理で必要になるので覚えておくこと。
▽ バトル!! (討伐判定: 撤収作業)
- “バトル!! (討伐判定: 討伐)”の結果に従い、それぞれ以下の処理を行う。
- 討伐失敗:
- 狩場のターゲットモンスターカードを、表向きでターンプレイヤーの準備ゾーンに戻す。
ただし(討伐はできなかったが)部位破壊が成功している場合は、準備ゾーンに戻らず捨て札となる。
- 狩り(割り込み含む)に参加したすべてのハンター・ギルドモンスターカードを横向きにする。
- 狩りに参加したすべてのハンター・ギルドモンスターカードをそれぞれのキャンプに戻す。
- 討伐成功:
- 狩場のターゲットモンスターカードを、上下逆位置にしてターンプレイヤーの素材置場に素材として配置する。
- 相手プレイヤーの割り込みを行ったハンターカードを横向きにする。
- ターンプレイヤーの狩りに参加したハンター・ギルドモンスターカードのうち、討伐したカードよりも前の隊列にいたカードを横向きにする(隊列の後ろのカードは縦向きのまま)。
- 討伐したカードがターンプレイヤーのカードであった場合、討伐時にパワー値が完全一致していればそのカードは横向き、上回っていれば縦向きとなる。
- 狩りに参加したすべてのハンター・ギルドモンスターカードをそれぞれのキャンプに戻す。
▽ 報酬を獲得する
- “バトル!! (討伐判定: 討伐)”の結果に従い、それぞれの報酬を以下のように獲得する。
- 討伐失敗: それぞれ何も獲得しない。
- 討伐成功: 直接討伐したカードの持ち主により、以下の報酬を獲得する。
- ターンプレイヤーのハンター・ギルドモンスターカードが討伐:
ターンプレイヤーが、ターゲットモンスターカードに記載された報酬の値分だけメインデッキからカードを引き、手札に加える。
ターンプレイヤーのサブデッキに条件を達成したクエストカードが存在する場合、
ターンプレイヤーは任意で 1枚だけを表向きにして、効果を発動させるとともに記載された値分のギルドポイントを獲得する(そのクエストが達成される)。
※今回の狩りフェイズは、この狩りを以って終了となる。
- 相手プレイヤーのハンターカードが討伐:
ターンプレイヤー・相手プレイヤーの双方が、ターゲットモンスターカードに記載された報酬の値分だけそれぞれのメインデッキからカードを引き、手札に加える。
※クエストカードは表向きにならない(相手プレイヤーが妨害に成功する)。
▽ 狩りの終了
- 狩りの終了時までの効果がすべて終了する。
- ギルドモンスターの“古龍”が狩りに参加していた場合、古龍をゲームから除外する。
○ 準備フェイズ(その2)
○ 終了フェイズ
- ターン終了時までの効果がすべて終了する。
- それぞれの準備ゾーンに存在する表向きのイベントカードをすべて捨て札にする。
- 手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
- 素材置場の素材が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 素材・武器・防具・部位・属性について
- いくつかのカードには 素材・武器・防具 に関する項目があり、カード配置などに影響する。
- 素材の項目はハンターカードの配置コストとして、素材置場に存在するカード(素材)の消費の際に用いられる。
また、瞬間使用カードやオープン能力などの使用コストとしても用いられる。
- 素材置場の素材は、ターゲットモンスターカードを討伐することで入手する。
- 素材には 爪・鱗・甲殻・蟹・皮・袋・虫・天鱗・宝玉 などの種類が存在する。
- 武器の項目はハンターカードの配置コストとして、キャンプに存在するハンターカードの消費(ニュアンスとしてはグレードアップ)の際に用いられる。
- 武器には 大剣・狩猟笛・ガンランス などいくつかの系統が存在する。
- 防具の項目はギルドモンスターカードの配置条件として、キャンプにハンターカードの参照(消費されない)の際に用いられる。
- 防具は数種類の固有名のシリーズで構成されたセットが存在する。
- 部位はモンスターの体の各部分のことで、いくつかの種類が存在する。
- 属性はモンスターの生物的な分類のことで、いくつかの種類が存在する。
- 部位と属性は部位破壊の判定などに用いられる。
● オープン能力について
- 一部のカードは、本来の使い方とは別に“オープン能力”用のカードとして使用することができる。
- オープン能力はいわゆる罠カードに相当する概念であり、必要時まで準備ゾーンに裏向きに配置しておき、指定タイミングで(コストを払って)表向きにすることで効果を発揮する。
- 狩りフェイズにおける指定タイミングでのみ使用できる。
- オープン能力自体は使い切りだが、イベントカード以外であるならば使用以後も本来の目的に用いることができる。
- オープン能力は自分のターンにおいては何枚でも使用できるが、相手ターンにおいては 1枚のターゲットモンスターカードの狩りに付き 1回のみ使用可能である。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ ターゲット モンスターカード (配置条件無し)
- 狩りの獲物となる野生生物。
- メインデッキに投入される。
- 前作とは異なり、狩りを行うプレイヤー自身が配置して討伐する。
これは前作でのモンスターがゲームマスターが用意した敵の役割であったことに対して、本作のターゲットモンスターは、プレイヤーが捜索によって探し当てた獲物という位置づけであるためである。
- 討伐されることで必要素材となる(素材置場に送られる)とともに、記載の報酬を得て、なおかつクエストカードの達成条件となりうる。
- パワーの値を持ち、この値以上のパワーで狩りを行うことで、討伐される。
- 報酬の値を持ち、討伐された際にその値分の枚数だけカードを引くことができる。
- 素材の項目を持ち、討伐に成功したことで必要素材として転用することになる。
- まずは準備ゾーンに配置され、しかる後に狩場へ移動される。
- 討伐できなかった場合は、表向きで準備ゾーンに戻される。
- 一部のカードにはフィールドの概念が存在する。概念を持つカードが狩場に存在する場合、その狩場は記載フィールドとして扱われる。
※ 2頭討伐
- 2体で一組の 1体(2頭討伐状態)として活動できるターゲットモンスター。
- テキスト欄に“2頭討伐”および対となるモンスター名が記載されている。
※組となるモンスターの組み合わせと配置位置は最初から決まっており、カード名自体にも配置の左右を表す【L】・【R】が記載されている。
- 必ずしも一組で活動する必要は無く、単独で使用することもできる。
- 一組となっている間は、あくまでも 1体のターゲットモンスターである。よって片方だけを狩ることはできず、一組まとめて討伐する必要がある。
- 通常のターゲットモンスターを出すタイミングで準備ゾーンに組となる 2枚がある場合に、2枚同時で1枚のターゲットモンスターを出す扱いで、表縦向きで狩場に出すことができる。
※【L】が左側(列の最左端)、【R】がその右(ハンターに対しての先鋒)側に配置される。
- 双方とも縦向き状態の間は、パワーは L側のテキスト欄に記載された値を使用する。
※双方のモンスターのパワーの合算値では無いことに注意。
- カード効果で R側(前列)が横向き状態になった場合、一組のパワーは L側(後列)のパワー値となる。
※狩りの間は最後まで 2頭討伐状態であり、R側が横向きになっても、その時点では取り除かれず場に残る。
※双方が縦向き状態の間に増減したパワー値の修正は、R側が横向きになってもL側に引き継がれる。
※現状は L側を横向きにする効果が存在しない(考慮されていない)ため、L側が横向きになってもパワーは変化しないものと思われる。
- 狩りによって 2体とも討伐に成功した場合、双方とも素材置場に送られる。
この際に討伐の報酬(メインデッキからカードを引く)は 2枚のターゲットモンスターの報酬の合算値となる(誰が報酬を獲得するかなどは通常どおり)。
- 討伐に失敗した場合、双方とも表向きで準備ゾーンに戻される。
ただし準備ゾーンに 2枚分の空きが無い時は、双方とも捨場に送られる(片方だけ残すことはできない)。
また部位破壊に成功しつつも討伐に失敗した場合にも、双方とも捨場に送られる。
○ ハンターカード (配置コスト必要)
- プレイヤーの部下となる狩人たち。
- メインデッキに投入される。
- パワーの値を持ち、プレイヤーの武器となる。
- 武器系統の項目を持ち、他のハンターカードの配置条件となりうる。
- 防具の項目を持ち、ギルドモンスターカードの配置条件となりうる。
- 意図的に捨て札としたり特定のカード効果で除去されない限り、通常の狩りなどで破壊されることは無い。
- 基本的には場のキャンプに存在し、狩りを行う間のみ狩場へ移動される。
- 配置コストとして素材と派生元が必要となる(書かれていなかったり“0”である場合は、その項目については不要となる)。
まず素材のコストとして、素材置場に存在する“このカードに記載されている必要素材”と同一の素材を記載数と同じ枚数だけ捨て札とする必要があり、
次に派生元のコストとして、キャンプに存在する“このカードに記載されている派生元”と同一の武器系統を持つハンターカード 1枚を捨て札とする必要がある。
- 狩りの途中(討伐判定の前)で横向きになってしまった場合、即座にキャンプに戻される。
○ ギルド モンスターカード (配置条件が存在)
- 家畜化したモンスター。この世界における猟犬。
- メインデッキに投入される。
- いくつかの差異はあるものの、基本的にはハンターカードと同等の存在である。
逆にターゲットモンスターとは完全に別物である。
- カード名称の末尾に“※”がついている。これは“ギルド”と読みギルドモンスターであることを示す。なお“※”部分もカード名称に含まれるので注意すること。
- パワーの値を持ち、プレイヤーの武器となる。
- 配置条件として、“このカードに記載されている必要防具”と同一の防具が記載されているハンターカードが、指定値分だけキャンプに存在する必要がある。
※この部分はハンターカードとは異なる。なお存在のみが問われているので、ハンターカードを捨て札とする必要は無い。
- キャンプにおいては、1体で 2マス分の容量を占める(事実上、一度に 1体しか運用できない)。
- ハンターカードと一緒で無ければ狩りを行えない。
- 狩りの隊列において、必ず味方ハンターカードよりも前の位置に配置される。
- 狩りの途中で横向きになってしまったり、同伴のハンターカードがいなくなった場合、即座にキャンプに戻される。
- 自分のターンにのみ使用でき、相手ターンにおける割り込みには使用できない。
※古龍
- 使い捨てのギルドモンスター。いわゆる罠カード。
- テキスト欄に“古龍出現”と記載されている。
- オープン能力に相当する効果として狩りに参加し、狩りが終わるとゲームから除外される。
- 通常のギルドモンスターとしては使えない。配置も狩りへの参加もまったく異なるので注意すること。
- 自分のターンにのみ使用でき、相手ターンにおける割り込みには使用できない。
- 配置時に裏向きでのみ準備ゾーンに配置する(容量は通常カード扱い)。
- 狩りにおける“お互いにカードの能力を使用する”のタイミングで表向きにする(狩りに参加させる)ことができる。
ただし表向きにするには、以下の条件を満たしている必要がある。
- キャンプと狩場にあるプレイヤー側のハンターカードの枚数が 2枚以下である。
- キャンプと狩場にプレイヤー側の他のギルドモンスターカードが存在しない。
- “このカードに記載されている必要防具”と同一の防具が記載されているプレイヤー側のハンターカードが、指定値分だけキャンプか狩場に存在する。
- 狩場にプレイヤー側のハンターカード 1枚以上存在する。
- 指定タイミングで表向きにできた場合、狩場の隊列の先頭に配置する(狩りに参加させる)。
なお狩りの中での行動については、通常のギルドモンスターと同じ扱いとなる。
- 狩りに参加した場合、狩りの終了時にゲームから除外される(破棄では無いことに注意)。
● 永続・瞬間的に使用するカード
○ イベントカード (使用コスト必要)
- ゲーム中に起きるさまざまな出来事。
- メインデッキに投入される。
- 使用コストとして、素材が必要となる。
- 準備フェイズにおいて、場の準備ゾーンに配置される。
- 配置時に表向きに配置すると即時使用扱い(その時点で効果発動)となり、裏向きに配置すれば使用時(表向きにする)まで永続する。
- 使用したターンの終了時に捨て札となる。
○ クエストカード (達成条件が存在)
- 一般人から依頼された、モンスターの討伐依頼。ゲームの勝利条件となるギルドポイントの獲得手段である。
- サブデッキに投入される。
- 自分のターンでの狩りにおいて討伐成功した際に、記載条件が満たされていれば表向きにできる(クエストの達成となる)。
- クエスト達成は、1回の狩りにおいて任意で 1枚だけ行える。また達成したターンには、以後の狩りが行えない。
- 達成することで、カードの記載効果を発揮するとともに、記載値分のギルドポイントを獲得する。
- 達成されたカードは、獲得したギルドポイントとして集められる(特に専用の置場は無いが、表向きで適当にまとめておくこと)。
○ オトモカード (使用コスト必要)
- ハンターの従者たちによるさまざまな支援。
- サブデッキに投入される。
- 狩りフェイズにおいて使用される。
- 使用コストとして、素材が必要となる。
- 使用条件として、その時点で表向きになっている(達成された)クエストカードの枚数まで使用できる(この枚数制限には、既に使用したオトモカードも含まれる)。
- 特に専用の置場は無いが、1度使用したカードは表向きで適当にまとめておくこと。
- 当初はオトモアイルー(猫型生物)のみで構成されていたので“オトモアイルーカード”と呼ばれていたが、
原作にて新たな従者であるチャチャ(仮面を常着する小型種族)が登場したため、総称するためオトモカードに改名されている。
場の構成
準 | | 準 | | 準 | |
準 | | 準 | | 敵軍準備ゾーン |
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| キ | | キ | |
キ | | キ | | 敵軍キャンプ |
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狩 | | 狩 | | 狩 | |
狩 | | 狩 | | 狩 | | 狩場 |
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| | | | |
| キ | | キ | |
キ | | キ | | 自軍キャンプ |
| | | | | |
| | | | |
| 準 | | 準 | | 準 |
| 準 | | 準 | | 自軍準備ゾーン |
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場はそれぞれのキャンプ・準備ゾーンと、両プレイヤー共用の狩場で構成される。
この中で一般的な場と言えるのはキャンプくらいであり、準備ゾーンは場と手札の中間的な存在(ある意味で第三の手札)、狩場は狩りの処理のための作業エリアと割り切るべき存在である。
- 狩場は 6つのマスで構成される。このうちターンプレイヤーから見て左端がターゲットモンスターの配置箇所となり、以降の 5マスは左側を先頭とするターンプレイヤーの狩猟チームの配置箇所となる。
それに対応してマスとマスの隙間部分に、相手側プレイヤーのハンターが割り込む擬似的なマスが発生する。
- それぞれのキャンプには 4マス相当分までのカードが配置される(ハンターは 1体で 1マス、ギルドモンスターは 2マス分の容量を占める)。
- それぞれの準備ゾーンには最大 5枚のカードが配置される。
- ターゲットモンスターカードが狩りで討伐された場合、素材として素材置場という空間に上下逆位置で集められる。
なお素材は消費物ではあるが、素材置場には配置枚数制限があるので注意すること(超過分は捨て札となる)。
- 破棄されたり捨て札となった後のメインデッキのカードは、捨場という空間に集められる。
- 特に設定されてはいないが、使用済み(達成済み)となったサブデッキのカードは、他と区別してまとめられる。
- 素材置場と捨場(およびサブデッキ用置場)は似ているが、両者は明確に区別される。
商品情報
● メーカー: カプコン
○ 発売開始: 2008年10月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
基本セット
| 2008/10
| 93
| 構築済みスターター(50/1200)、ブースター(10/315)
|
強者の絆
| 2008/12
| 77
| ブースター(10/315)
|
紅蓮の皇帝
| 2009/3
| 77
| ブースター(10/315)
|
ハーフスターター
| 2009/4
| 2種
| 構築済みスターター(30/756)
|
金色の怒り
| 2009/6
| 77
| ブースター(10/315)
|
海洋の王者
| 2009/9
| 90
| ブースター(10/315)
|
コンセプトデッキ
| 2009/11
| 2種
| 構築済みスターター(50/1260)
|
凍土の騎士
| 2009/12
| 77
| ブースター(10/315)
|
ハーフスターター 第2弾
| 2010/3
| 2種
| 構築済みスターター(30/756)
|
獄炎の矛
| 2010/03
| 75
| ブースター(10/315)
|
暴れ狂う牙
| 2010/10
| 75
| ブースター(10/315)
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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