ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『モンスターハンター』のルール解説。
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モンスターハンター
トレーディングカードゲーム
Last Update 2022/1/8 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(2 ~ 4人)対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはハンターとなり、各地を巡ってモンスターを狩って狩って狩りまくる。
● 原作
コンシューマーゲーム『モンスターハンター』シリーズ。
● 世界設定
過酷な荒野の中を、ハンターたちは獲物を探して徘徊する。
手にした武器は倒した敵の強さの証、強い敵を倒さなければ己も強くなれない。
そして今日も、さらなる強敵を求めて力自慢たちによる討伐戦が始まるのだ。
● 本ゲームについて
人気RPGを再現したTCGです。モンスターを狩り、狩ったモンスターを原料として武器や防具を作り出して自分を強化するというシステムを再現しています。
複数の専用シート(絵地図)が使用され、自分のマップではハンターを待ち構えるゲームマスターを、他のマップでは主役であるハンターを演じることとなります。
基本構成
勝利条件
- HRポイント(勝利ポイント)を 20点以上獲得する。
- 自分以外の全プレイヤーがリタイアする。
※各プレイヤーとも 3回の撤退でリタイアとなる。
※同時に発生した場合は、リタイアよりも HRポイントの条件が優先される。
事前準備
● デッキ (山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
ハンターカード以外で構成されていること。
同一番号カードはデッキに 4枚まで。
● その他準備
○ ハンターカード: 任意の 1枚。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ プレイシート: それぞれ任意の 1枚。プレイ人数により 2人用か 3 ~ 4人用のどちらかで統一すること。
○ 各種表示用カウンター: 適当数。スターター付属のポイントゲージなどを使用する。
○ 各種判定用コイン: 適当数。スターター付属のハンターコインなどを使用する。
○ ハンター表示用カウンター: 必要に応じて各 1個。
※プレイシート上に配置するカードは非常に多いため場が煩雑になるので、スターターにはハンターカードを立てて配置するためのハンタースタンドが付属している。
ただしこれでもまだ雑然とするようなら別途ハンター表示マーカー(メタルフィギュア)などを用意し、ハンターカードは武器カードなどと並べて配置したほうがいいかもしれない。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (HRポイント): 0点。以後蓄積する。
- 敗北ポイント (撤退回数): 0回。以後蓄積する。
- 武器・防具カード用コスト(素材ポイント): 0ポイント。以後蓄積する。
- 開始手札: 0枚(実質 6枚)。各ターンごとに 6枚になるように調整。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(全員が 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード表: 通常状態。
- カード裏: モンスター初期配置状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り(ゲーム開始時に行う)。
- ライブラリアウト: 1回分の撤退となる(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(4人対戦が基本前提)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(余剰分は消滅)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理:
全エリア 1枚制限のモンスターカード(表向きのもの)、全軍でユニーク、後出し生存。
メインターゲットアイコンを持つモンスターカード(表向きのもの)、各シート/エリア単位でユニーク、生存対象は任意選択。
- 戦闘はプレイシート上の各エリア単位で行われ、各エリアの担当プレイヤー(シートの持ち主)のモンスターとそれ以外のプレイヤーたちのハンターによって行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- 全プレイヤーのプレイ順を決定する。
- 全員が親(最初のプレイヤー)を起点に時計回りになるように席に着く。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- プレイ順にそれぞれプレイシートを1枚ずつ配置して 1つの地図を作成する。
プレイシートは先に配置されたマットから順に時計回りで、記載された道同士が繋がるように配置していくこと。
- それぞれ自分のハンターカードを、プレイシートの自分の担当分のキャンプの位置に配置する。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※親の概念は存在するが、ターンプレイヤーの概念は存在しない。各フェイズごとに全員が順番(原則として親から時計回り)に処理を行う。
ターン(1回の手番)の進行
○ 手札フェイズ
- それぞれ自分の手札から任意枚数のカードを捨て札とする。
このとき必ず手札が 6枚以下になるようにすること。
- それぞれ自分の手札が 6枚になるように、デッキからカードを引き手札に加える。
○ 配置フェイズ
- それぞれ任意で自分のシート上にモンスターカードを配置する。配置条件は以下のとおり。
- 自分の担当するプレイシート上のエリアの部分に配置する。
- 裏向きに配置する。
- 1ターンに付き 1枚のみ配置できる。
- 2人プレイの場合は 1エリアにつき 1枚のみ、3 ~ 4人プレイの場合は 1エリアごとに最大3枚まで配置できる。
- 自分の担当シート上の全エリアともモンスターカードで埋まっている(2人プレイで 4体・3 ~ 4人プレイで 6体が存在している)場合のみ、
既に存在するモンスターのいずれか 1枚を破棄することで、新規のモンスターを配置することが出来る。
ただし破棄できるのは、表向きかつメインターゲットアイコンを持っていないモンスターに限られる。
○ 移動フェイズ
- それぞれ自分のハンターを任意に移動させる。移動方法は以下のとおり。
- ハンターの現在位置から、道で繋がっているエリアへ移動することができる。
- 1エリア移動するごとに1移動力が必要となり、1ターンごとにハンターの移動力の範囲内のエリアまで移動できる。
- 移動は任意であり、移動力の範囲内であるならばどのエリアへも移動できる(キャンプにいる場合のみ強制移動)。
- エリア以外の場所(道の上など)へは移動できない。
- ゲーム開始時・撤退時や特殊効果などの場合を除き、キャンプへは進入できない。
○ 狩りフェイズ
- 場に存在するすべてのハンターの記載リーチ値に各種修正を加え、今回のそれぞれのリーチを算出する(武器装備時の上書きに注意)。
※ただし自分の担当エリアにいるハンターは、狩りフェイズの間は無視される(存在しない扱いとなり、すべての処理の対象外となる)。
- それぞれのリーチの値を比較し、値の高い順で今回の狩りにおける全体の行動順番を決定する。
- 全体の行動順番に従って、モンスターとハンターがいる各エリアごとに以下の“狩り”を行う。
※リーチが高いハンターがいるエリア順に処理を行う(同値の場合は親のエリア、次いで時計回りで親に近いエリア順となる)。
各エリアごとの狩りの処理
▽ 行動順の決定
- 対象エリアにいる、すべてのハンターと表向きのモンスターのリーチの値を算出する。
- それぞれのリーチの値を比較し、値の高い順で今回のエリアにおける行動順番を決定する。
- エリアごとの行動順番に従って、エリアにいるハンターと表向きのモンスターが以下の“アタック”を行う。
※途中でモンスターの順番割り込みが発生する場合があるので注意すること(割り込みは実行中の処理の直前部分までで、すでに終了した分はそのまま)。
▽ アタック
- 行動順番が回ってきたハンター・表向きのモンスターが、その種類によってそれぞれ以下のどちらかのアタックを行う。
☆ ハンターのアタック
★ アタック対象の選択
- このエリアのモンスターが裏向きのモンスターのみの場合、アタックするかどうかを選択する。
アタックしない場合は、以降の処理を飛ばし自身のアタックを終了するする(次のハンター・モンスターに順番を回す)。
- このエリアに複数のモンスターがいる場合、今回アタックするモンスター 1体を選択する。
- 今回アタックするモンスターが裏向きの場合、表向きにする。
表向きにしたモンスターのリーチの値が現在アタックしているハンターの値よりも高い場合は、以下の処理を行う。
- 現在のハンターのアタックが、ここで一旦打ち切られる(後で一からやり直し)。
- 行動順番に表向きになったモンスターを割り込ませ、そのモンスターの“アタック”が行われる。
★ ハンターによるアタック実行
- 任意で手札のアイテムカードや武器カードを使用する。
※武器カードを 1枚破棄するごとに、ハンターの攻撃力が +1される。
- ハンターの記載攻撃力に各種修正を加え、今回の攻撃力を算出する(武器装備時の上書きに注意)。
- 今回のアタックモンスターに対して、攻撃力分のモンスターダメージを与える。
ダメージを受けたことで、対象のモンスターの体力がダメージの値分だけ減らされる。
- 体力が 0となったモンスターは、“討伐”されたとして以下の処理を行う。
- 討伐した(止めを刺した)ハンターのプレイヤーが、モンスターの記載ランク値分の HRポイントを獲得する。
- 討伐された側のエリア担当プレイヤーが、モンスターカードを素材ポイントとして獲得する。
☆ モンスターのアタック
★ モンスターによるアタック実行
- モンスターの記載攻撃力に各種修正を加え、今回の攻撃力を算出する。
- 対象エリアに存在する(自分以外の)すべてのハンターに対して、モンスターの攻撃力分のダメージを与える。
★ ハンターのダメージ適用
- ハンター側のプレイヤー全員が、それぞれ任意で手札のアイテムカードや防具カードを使用する。
※防具カードを 1枚破棄するごとに、ハンターの防御力が +1される。
- 各ハンターごとに記載防御力に各種修正を加え、今回の防御力を算出する(防具装備時の上書きに注意)。
- 各ハンターごとに、受けたハンターへのダメージから防御力の値を減らす。
減らした値が 1以上の場合、そのプレイヤーはプレイヤーダメージとして値分のカードを自分のデッキから破棄する。
- 自分のデッキが尽きたプレイヤーは、“撤退”したとして以下の処理を行う。
- 撤退回数が 1加算される。3回撤退した場合は、ゲームから脱落(リタイア)することになる。
- 自分の捨て札をシャッフルし、新たなデッキとする。
- 自分のハンターカードを、プレイシートの自分の担当分のキャンプの位置に配置する。
▽ 狩りの終了
○ 装備フェイズ
- それぞれ自分のハンターに、任意で武器カードや防具カードを装備させる。
○ 結果(リザルト)フェイズ
- 全エリア 1枚制限のモンスターカードの、ユニーク判定を行う。
- メインターゲットアイコンを持つモンスターカードの、ユニーク判定を行う。
2人プレイの場合は各担当プレイシートごと、3 ~ 4人プレイの場合は各エリアごとでの 1枚制限となる。
- それぞれのプレイヤーのリタイア判定を行う。
- それぞれ自分の担当シート上に存在する裏向きのモンスターカード 1枚につき、1点の HRポイントを獲得する。
- 2人プレイの場合、相手の担当シート上にモンスターカードが1体も存在しない場合 1点の HRポイントを獲得する。
- 場のそれぞれのハンターやモンスターの状態(体力など)を回復させる。
- この時点で最もHRポイントの低いプレイヤーが、次のターンの親となる。
ただし最低値のプレイヤーが複数いる場合は、その中に現在の親がいるならばそのプレイヤーが次の親を続行する。
含まれていないのであれば、対象プレイヤーの中で現在の親に時計回りで最も近いプレイヤーが次の親となる。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● プレイシートについて
- 本ゲームは専用のプレイシートを使用して 1枚の地図を作成し、その上でゲームが行われる。
- プレイシートはスターターに1人分が付属するが、両面仕様となっており片方が 2人対戦用、もう一方が 3 ~ 4人対戦用となっている。
※付属シートは 1枚で地図全体での 1人分相当となる。またランダム封入であり、それぞれ記載エリアの位置関係が少しずつ異なる。
- 対戦時にそれぞれが任意のシートを 1枚ずつ用意する。これを対応する人数用の面で連結して全体で一つのプレイシートとする。
- プレイシートは親のシートを起点に時計回りに連結される。ただし 2人対戦の場合は 2枚を対面連結する。
- 各シートには 1つのキャンプと複数(2人対戦用は 4つ、3 ~ 4人対戦用は 2つ)のエリアが存在し、それぞれが道で繋がれている。
※道はエリアの繋がりを表すためのものであり、カードは配置されない。
※イラスト上では森や水辺など、各エリアごとに雰囲気を出すためのさまざまな地形が描かれている。ただしゲーム上ではどれも同じ種類として扱われる。
- 各シートには道の連結部が(2人対戦用は一辺に 2本、3 ~ 4人対戦用は四方に各 1本)存在し、隣接シートとエリア同士を繋げられる。
※3 ~ 4人対戦用シートは上下反転しても連結できるようになっている。なお場外へ続く道はゲームでは使用されない。
- プレイシートの中で、それぞれが自分で用意したプレイシートは他とは役割が異なる。
自分の担当するシート内では、プレイヤーはハンターではなくゲームマスター(または土地神)の役割を演じ、モンスターの操作を担当する。
● 武器アイコンについて
- 武器カードには種別要素として武器アイコンが付いており、さまざまな場面で参照される。
- 武器アイコンは 大剣・太刀・片手剣・双剣・ハンマー・ランス・ライトボウガン・ヘビィボウガン・弓 の 9種類が存在する。
- それぞれのカードに武器アイコンが 1つずつ付いている。
- アイテムアイコンはハンターカードにも存在し、使用できるアイテムの種類が決められている。
- 武器を装備したハンターの武器アイコンと一致するアイコンを持つ手札の武器カードを、狩りの際に 1枚捨てるごとに攻撃力が +1される。
※武器を装備していない時は、アイコンの種類に関わらす武器カードを使い捨てで使用できる。
- 類似概念として防具カードの防具アイコンが存在する。 ただし固定の 1種のみなので特に参照されることは無い。
● 素材ポイントについて
- 武器や防具をハンターに装備する際には、配置コストとして素材ポイントが必要となる。
- 素材ポイントは武器や防具の装備の際に必要となる。装備以外で使用する場合には、装備ポイントは不要である。
- 素材ポイントの支払いは、蓄積されている素材ポイントを消費することで行われる。
- 素材ポイントの置き場に配置されたモンスターカードを破棄することで、記載分の素材ポイントが支払われる。
- すでに武器や防具を装備している場合は、従来の武器・防具を任意で下取りに出すことでも素材ポイントを支払うことができる。
なお、下取りに出したカードは捨て札となる(下取りに出さなくても、従来のカードは装備新調により捨て札となる)。
- 武器の下取りは武器の装備時に、防具の下取りは防具の装備時にのみ行うことができる。
ただし武器の下取りは、新たに装備する武器と同系統である(武器アイコンが一致している)の時にのみ行うことができる。
※別系統の武器ならば下取りは行えないが、下取りではなく単純破棄であるならば新たな武器を装備できる。
※防具には系統がないため、すべての防具を下取りに出すことができる。
- 素材ポイントの蓄積は、討伐された自分のモンスターが専用の置き場に送られることで行われる。
※下取りは武器・防具の装備時にのみ行うことができ、蓄積されることは無い。
● アイテムアイコンについて
- アイテムカードには種別要素としてアイテムアイコンが付いており、カードの使用条件として用いられる。
- アイテムアイコンは 肉・タル爆弾・玉・弾薬・ビン・モンスター素材・薬 の 7種類が存在する。
※薬アイコンとアイテムカード自体を示すマークは似ているが、両者は別概念である。
- カードにより個数は異なるが、通常は 1枚のカードに複数のアイテムアイコンが付いている。
- アイテムアイコンはハンター・武器カードにも存在し、使用できるアイテムの種類が決められている。
- ハンター(または装備武器)のアイテムアイコンと、アイコンがいずれか 1つでも一致するアイテムを使用できる。
カード構成
●永続的に場に残るカード
○ ハンターカード (コスト不要)
- プレイヤーの分身となる狩人。
- 各プレイヤーごとに、ハンターとして常に場に 1枚だけ存在する。
- ゲーム開始時にそれぞれの担当シートのキャンプに配置され、その後はプレイシート上のエリアを放浪する。
- 山札が尽きた時点で撤退処理が行われるが、その際に自分の担当シートのキャンプに再配置される。
- 攻撃力・移動力・リーチの各値と、使用できるアイテムを表すアイテムアイコンを持っており、モンスター討伐に使用される。
- 直接記載されてはいないが、値 0の防御力と未装備という状態の武器アイコンを持っている。
- 各プレイヤーは、他人の担当シート上でのみハンターの立場を演じることができる。自分の担当シート上でのハンターは単なる通行人程度の存在となる。
- ハンター同士はライバルではあるが敵ではない(共闘の可能性さえある)。いずれの担当シートにおいてもハンター同士が戦うことは無い。
○ モンスターカード (コスト不要)
- ハンターが狩るべき野生のモンスターたち。
- 各プレイヤーは、自分の担当シート上ではハンターではなくゲームマスターとしての立場を演じることになる。
その際に他のプレイヤーを妨害するための障害かつ武器の役目としてモンスターが用いられる。
- 自分が操作するモンスターは、決して自分のハンターとは戦わない。
- 攻撃力・移動力・リーチの各値を持ち、ハンターへの攻撃に使用される。
- ランク(HRポイントとなる)と素材ポイントの値を持ち、倒された際に使用される。
- カードによってはウィークポイントやメインターゲットアイコンの項目を持っており、さまざまな状況で使用される。
- 自分のハンターとモンスターを戦わせることはできない。あくまでもプレイヤー間で戦うため存在である。
- それぞれ自分の担当シートの任意エリアにモンスターとして裏向きに配置される。
- 1ターンに付き 1枚のみ配置できる。
- 2人プレイの場合、1エリアに付き 1枚のみしか配置できない。
3 ~ 4人プレイの場合は 1エリアごとに(裏・表向き合わせて) 3枚まで配置でき、4枚目を配置する場合は既に存在するモンスターいずれか 1枚を破棄することとなる。
- モンスターは移動を行わない。また裏向きで配置されている間は休眠扱いであり、自分からアタックなどの行動をとることはできない。
- 裏向きで配置されているモンスターは、ハンターのアタックを受けることで表向きとなり、行動を開始する。
- 体力が 0となった時点で討伐または破棄される。受けたダメージなどは結果フェイズに初期化される。
- 討伐された場合、その持ち主のプレイヤーの素材ポイントとなる(討伐したプレイヤー自身は、HRポイントを獲得する)。
- ユニーク制限で破棄される場合は、素材ポイントとはならずそのまま捨て札となる(自分以外のプレイヤー全員が、HRポイントを獲得する)。
●永続・瞬間的に使用するカード
○ 武器カード (永続配置にはコスト必要)
- ハンターが装備する武器。
- 基本的には装備フェイズにハンターの能力を上書きする形で永続使用する。
ただし狩りフェイズにおいて攻撃力を上げるために瞬間使用することもできる。
- 各ハンターに 1枚だけ付けることができ、武器カードエリアに配置される。
- 武器カードエリアに配置することで、ハンターの攻撃力・移動力・リーチ・アイテムアイコン・武器アイコンすべてが武器カードの値に上書きされる。
- 新しい武器カードを配置する際に従来の武器カードは捨て札となる。
ただしその際に下取りとして、従来の武器カードのコストを新しい武器カードのコスト支払いに使用できる。
- 永続配置時と瞬間使用時では配置・使用条件が異なる。
永続配置時にはコストとして、素材ポイント(下取りのポイントを含む)が必要となる。
瞬間使用時には使用条件として、カードの武器アイコンが現在のハンターの武器アイコンと一致している必要がある。
ただし武器カードを装備していない場合に限り、アイコン内容にかかわらず全ての武器カードを瞬間使用することができる。
- 狩りフェイズに瞬間使用する場合、手札から 1枚使用する(捨てる)ごとに、そのターンの間ハンターの攻撃力の値に +1する。
○ 防具カード (永続配置にはコスト必要)
- ハンターが装備する防具。
- 基本的には装備フェイズにハンターの能力を上書きする形で永続使用する。
ただし狩りフェイズにおいて防御力を上げるために瞬間使用することもできる。
- 各ハンターに 1枚だけ付けることができ、防具カードエリアに配置される。
- 防具カードエリアに配置することで、ハンターの防御力が防具カードの値に上書きされる。
- 新しい防具カードを配置する際に従来の防具カードは捨て札となる。
ただしその際に下取りとして、従来の防具カードのコストを新しい防具カードのコスト支払いに使用できる。
- 永続配置時と瞬間使用時では配置・使用条件が異なる。
永続配置時にはコストとして、素材ポイント(下取りのポイントを含む)が必要となる。
瞬間使用時には特に条件は存在しない(武器カードとは異なる)。
- 狩りフェイズに瞬間使用する場合、手札から 1枚使用する(捨てる)ごとに、そのターンの間ハンターの防御力の値に +1する。
● 瞬間的に使用するカード
○ アイテムカード (使用条件が存在)
- ハンターが使用する使い捨てのアイテムたち。効果はさまざま。
- 狩りフェイズにのみ使用できる。
- 使用するハンター(または装備している武器カード)のアイテムアイコンのいずれか 1つが、
このアイテムのアイテムアイコンと一致している場合に使用できる。
場の構成
| AREA | | CAMP | |
CAMP | AREA | AREA | AREA |
| AREA | | AREA | |
AREA | AREA | CAMP |
| CAMP | |
- 永続カードは、場という共有空間に存在する。
- 永続カードは、場は専用のプレイシートで作成された地図で構成される(上図は 4人対戦時での一例、ただし道は省略)。
- それぞれのハンターは自分の担当分のキャンプに配置され、以降は場のあちこちのエリアを放浪する。
- それぞれのモンスターは、自分の担当分のいずれかのエリア上に配置される。
だたしこのモンスターは他のハンターに対しての獲物であり、自分のモンスターとハンターが戦うことは無い。
- 場とは別に、武器・防具カードの配置エリアや素材ポイントを蓄積する空間が存在する。
- 永続カードが破棄された時や、瞬間使用カードの使用後は捨て札という空間に集められる。
- 討伐された(アタックによって破壊された)モンスターカードは、その持ち主であるプレイヤーの素材ポイントとして扱われる。
- 捨て札と素材ポイントを貯める空間は似ているが、両者は明確に区別される。
商品情報
● メーカー: カプコン
○ 発売開始: 2007年4月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
基本セット
| 2007/4
| 170
| 構築済みスターター(41/1890)、ブースター(8/252)
|
第2弾
| 2007/8
| 66
| ブースター(8/252)
|
第3弾
| 2008/1
| 124
| 構築済みスターター(41/1890)、ブースター(8/252)
|
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