ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『ヴァンガード』のルール解説。
|
カードファイト!! ヴァンガード
Last Update 2018/2/24 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるダメージ押し付け戦。プレイヤーは先導者(ヴァンガード)と呼ばれる指揮官となり、部下であるユニットを率いて相手を撃破する。
● 原作
オリジナル作品。
※同名のTVアニメやコミック(角川書店刊)は本商品を原作とするタイアップ作品。
● 世界設定
惑星クレイ。ある程度の文明も栄えているこのクレイに、ときどき霊体が現れて生物たちに憑依することがあった。
憑依された生物は自らをヴァンガードと称し、軍団を組織してそれぞれで戦いを繰り広げていた。
…と、イメージしなさい。
● 本ゲームについて
シリーズの継続と共に、新たにデッキに入らないユニットであるGユニットが登場しました。
※ここでは Gシリーズ当時のルールについて解説します。
基本構成
勝利条件
- 相手のヴァンガードに 6ダメージを与える(ダメージゾーンのカードが 6枚になる)。
- 相手のメインデッキが尽きる(その瞬間)。
- 特定カードに記載された勝利条件を満たす。
- 相手が投了する。
事前準備
● メインデッキ(山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 50枚ちょうど。
- 構築条件:
Gユニット以外のカードで構成されていること。
同名カードはデッキに 4枚まで。
トリガーユニットが、16枚ちょうど投入されていること。
ヒールトリガーアイコンが記載されているカードは、デッキに合計で 4枚まで。
“守護者”の能力が記載されているカードは、デッキに合計で 4枚まで。
初期配置用に、グレード 0のカードが 1枚以上入っていること。
※使用レギュレーションによっては、構築に制限(クランの統一など)が設けられている。
● Gデッキ(1人分の補助デッキかつ補助手札)
- デッキ枚数: 16枚以下。使用しなくてもかまわない。
- 構築条件:
Gユニットカードのみで構成されていること。
同名カードはデッキに 4枚まで。
- ※Gデッキは、事実上の第2の手札としてシャッフルされることなく本人が自由に内容を確認して使用できる。
ただしゲーム単位での使用/未使用の概念があり、使用後(表向き)のカードは以後プレイできなくなる。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 敗北ポイント: 0ダメージ。以後蓄積する(減少もありうる)。
- 開始手札: 5枚。上限は無し。
- マリガン: 任意で1回。不要分をデッキに戻しシャッフル後、不足枚数だけ引く。
- ファーストドロー制限: 類似概念が存在(先攻は1ターン目には攻撃ができない)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦: スタンド状態。
- カード横: レスト状態。
- カード裏表逆面:
(ユニットが裏向き)デリート・呪縛などによる無力化状態。
(ダメージゾーンのカード裏向き)コストとして使用後。
(Gゾーンのカード表向き)超越使用後。
● 基本構成細則
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(専用レギュレーションが存在)。
- 召喚酔い: 無し(配置時にスタンド状態)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(常にカードの形で存在)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し(プレイヤーダメージのみ存在)。
- ユニーク処理: 無し。
- 戦闘は(ブーストやガーディアンなどの支援要素を除けば)前列のユニット同士の 1 対 1で行われ、攻撃側が対象を指定する。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ自分のメインデッキからグレード 0のカードを 1枚選び、
ヴァンガードとして場のヴァンガードサークルに裏向きに配置する。
- それぞれのメインデッキをシャッフルし山札として配置する。
- それぞれの Gデッキを Gゾーンに裏向きに配置する。
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分のデッキより手札としてカードを 5枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれ「スタンドアップ!!」と叫び、自分のヴァンガードを表向きにする。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ スタンドフェイズ
○ ドローフェイズ
▽ ドローステップ
▽ Gアシストステップ
- 任意でGアシストを以下の手順で行う。
- 以下の条件をすべて満たしているか確認する。満たしていなければ以降の処理を飛ばしライドフェイズに進む。
- 自分のヴァンガードがグレード 3未満である。
- 自分の手札にヴァンガードよりグレードが1高いユニットが存在しない。
- Gゾーンにカードが 2枚以上存在する。
- 相手に手札を見せ、条件を満たしていることを確認させる。
- 自分のデッキの上から5枚引いて内容を確認する。
- 確認したカードの中から、“現在の自分のヴァンガードよりグレードが 1つだけ高いカード”1枚を選ぶ。
※対象となるカードが無い場合は選ぶことができない。
- 選んだ1枚のカードを相手に確認させ、手札に加える。
カードを手札に加えた場合は、代わりに自分のGソーンの任意のカード 2枚と手札の任意のカード 2枚の合計4枚を除外する。
- 手札に加えなかったカードを戻したうえで、自分のデッキをシャッフルする。
○ ライドフェイズ
▽ ライドステップ
- 任意でヴァンガードのノーマルライドを行う(1ターンに 1回のみ)。
▽ ストライドステップ
- 任意でヴァンガードの超越・究極超越を行う(1ターンに 1回のみ)。
○ メインフェイズ
以下の行動を任意で行う。
- 手札のリアガードを配置(ノーマルコール)する。
配置できるのは、ヴァンガードのグレード以下のユニットのみ。
- 場のリアガードを前後間で移動する(左右への移動はできない)。
- 場のユニットの記載効果を発動する。
○ バトルフェイズ
- ターンプレイヤーが攻撃側となり、任意でユニットによりアタックを行う(後述)。
※1回のアタックはバトルとも呼ばれる。
各アタックの処理
▽ スタートステップ
- 攻撃側がアタックの有無を選択する。
アタックをしない場合はバトルフェイズを終了する。
▽ アタックステップ
- 攻撃側がアタックを行うユニットを宣言する。
アタックを行えるのは自分の前列(ヴァンガードと前衛のリアガード)のスタンド状態のユニットのみ。
- アタックを行うユニットをレスト状態にする。
- 攻撃側がアタックの対象となる相手ユニットを指定する。
アタックの対象は相手の前列にいるユニットのみ。
- アタックを行うユニットの後ろの位置のユニットのグレードが 1か 0で、なおかつスタンド状態である場合、攻撃側は任意でそのユニットをレスト状態にすることで、ブースト(支援攻撃)を行うことができる。
- ブーストを行うことで、アタックを行うユニットのパワーにブーストを行うユニットのパワーの値が追加される。
▽ ガードステップ
- 防御側(相手プレイヤー)は任意で手札のユニットおよび Gゾーンの裏向きの Gガーディアンを、ガーディアンとして配置することができる。
手札から配置するユニットは、ヴァンガードの現在のグレード以下のグレードである“シールド”の能力を持つユニットに限られる。
Gガーディアンを配置する際には、記載配置条件をすべて満たしている必要がある。
- ガーディアンは場のガーディアンサークルに横向きに配置される。
- ガーディアンを配置することで、アタック対象のユニットのパワーにガーディアンのシールドの値が追加される。
- ガーディアンは一度に複数配置する(それぞれのシールドの値をプラスする)ことができる。
- 専用効果(インターセプト)により、リアガードからガーディアンへと変化するユニットも存在する。
▽ ドライブステップ
- アタックを行うユニットがヴァンガードである場合、ドライブトリガーチェックが行われる。
ドライブトリガーチェックは、デッキからカードを 1枚引き、そのカードをトリガーゾーン上にて公開する形で行われる。
- 公開したカードがトリガーユニットで、なおかつそのカードの“クラン”が自分の場のユニット
(ヴァンガードかリアガード)のどれか 1体とでも一致する場合、記載トリガーの効果が発動する。
- 公開したカードは効果の発動如何に関わらず、すべて手札に加えられる。
- “ツインドライブ”の効果などにより、複数回のドライブトリガーチェックが行われる場合がある。
▽ ダメージステップ
- 今回のアタックにおけるそれぞれの最終的なパワーが確定する。
- アタックを行うユニットと対象のユニットのパワーの値を比較し、アタックを行う側の値が対象の値以上である場合、今回のアタックがヒットする。
※アタックを行う側のパワーが低くても、アタックがヒットしないだけで特にペナルティなどは無し。
- アタックがヒットした場合、攻撃対象により以下の処理を行う。
- 対象がリアガード: 対象のリアガードが破棄される。
- 対象がヴァンガード:
アタックを行う側の記載クリティカル値分だけのダメージを、相手ヴァンガードに与える。
ダメージを受けるヴァンガードは、1ダメージごとに1回ずつダメージチェックを行う。
ダメージチェックは、デッキからカードを 1枚引き、そのカードをトリガーゾーン上にて公開する形で行われる。
公開したカードがトリガーユニットで、なおかつそのカードの“クラン”が自分の場のユニットのどれか 1体とでも一致する場合、記載トリガーの効果が発動する。
公開したカードは効果の発動如何に関わらず、すべてダメージゾーンに表向きに送られる。
- 場のガーディアンをすべて破棄する(Gガーディアンが Gゾーンに送られる)。
▽ クローズステップ
- アタック終了時まで継続する効果(ブーストによるパワー強化など)が終了する。
○ エンドフェイズ
- ターン終了時まで継続する効果(トリガーによるパワー強化など)が終了する。
- 場のすべての Gユニットを Gゾーンに表向きに送る(ハーツがヴァンガードに戻る)。
- 終了を宣言する。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● ヴァンガードについて
- プレイヤーの分身となるユニットを、他のユニットと区別してヴァンガードと呼ぶ。
- ヴァンガードは専用のカードがあるわけではなく、通常ユニットに精神体であるプレイヤーが憑依している状態を指している。
- ゲーム開始から終了時まで場のヴァンガードサークルに1体だけが存在する。
- ヴァンガードにはユニーク制限などは無いので、同一種のカードがヴァンガードとリアガードとして場に同時に存在することができる。
- 前衛のリアガードともどもアタックを行うことができる。
- ヴァンガードとなるカードは逐次変化するが、ヴァンガードそのものは除去されない。ダメージを受けるのみである。
- 1ターンに 1回のみ任意でノーマルライドを行うことで、能力を強化することができる。
ライドは現在のヴァンガードの上に、手札のカード1枚を重ねる形で配置することで行われる。
配置できるカードは、現在のヴァンガードのグレードと同じか 1だけ高いカードのどちらかに限られる。
※カード効果によるノーマルライド以外の特殊なライドも存在する。
- ライド後の従来のカードは、ヴァンガードの下で“ソウル”として重ねられたまま常駐する。
ソウル自身は直接の意味を持たないが、ソウルを消費することで発動する効果なども存在する。
ソウル蓄積の目的で、現在のヴァンガードと同一のヴァンガードに(手札の同一種カードによって)ライドすることも可能。
ライド以外でも“ソウルチャージ”などの効果によって、山札からソウルを蓄積することもできる。
一部のカードは記載効果により、ソウルから場所移動して独立したリアガードに変化することができる。
- 一時的に双闘や超越状態となる場合もある。複数のカードを用いるがこの場合もヴァンガードとしては 1体である。
● コストとソウルについて
- カードの能力の一部は、発動のために指定されたコストを支払う必要がある。
- コストの支払い方法はそれぞれ異なるが、代表的な物として“カウンターブラスト”や“ソウルブラスト”、手札の破棄などがある。
- カウンターブラストはダメージゾーンのカードを使用するコスト支払方法であり、以下の特徴を持つ。
- ダメージゾーンの表向きのカード 1枚を裏返すことで、1コストとして支払われる。
- 裏返ったダメージゾーンのカードは、原則としてゲーム終了まで元に戻らない。
- カードの裏表に関わらず、ダメージゾーンのカードはヴァンガードのダメージとして扱われる。
- ソウルブラストはソウル(ヴァンガードの下に重ねられたカード)を使用するコスト支払方法であり、以下の特徴を持つ。
- (裏返すのではなく)1枚破棄することで、1コストととして支払われる。
- “ハーツ”はソウルと似ているが完全に別物であり、コストとして使用することはできない。
● 超越(ストライド)について
- 一定の条件を満たしたとき、超越として任意で超越の能力を持つ Gユニット 1枚を一時的にヴァンガードとして使用することができる。
- イメージとしてはプレイヤーが憑依しているヴァンガードが、そのまま霊化? して他のユニットに玉ねぎ憑依したようなものである。
- 自ターンのストライドステップに1回のみ行うことができる。
- 一部の Gユニットの持つ能力であり、そのターンのみの使い切りである(ターン終了時に表向きで Gゾーンに送られる)。
- 超越に使用できるのは、未使用(Gゾーンで裏向き)の Gユニットのみに限られる。
- それぞれ配置条件が記載されており、すべて満たす時に使用できる。
- 従来のヴァンガードはソウルとは異なる“ハーツ”となり、Gユニットの直下に配置される。なおハーツはターン終了時にヴァンガードとして復帰する。
- 超越した Gユニットは新たなヴァンガードとなり、ハーツのパワーとカード名を得る(ハーツのパワーが Gユニットに追加される)。
● 究極超越(アルティメットストライド)について
- 超越の発展形。超越とは別処理であるが、究極超越の処理の中に超越が含まれる。
- 一定の条件を満たしたとき、究極超越として任意で究極超越を持つ Gユニット 1枚を一時的にヴァンガードとして使用できる。
- 自ターンのストライドステップに 1回のみ行うことができる。
- 一部の Gユニットの持つ能力であり、ゲーム中1回のみの使い切りである。
※ターン終了時に表向きで Gゾーンに送られるが、その際に Gゾーンのカードすべてが、表向きになった上で除外される(除外ゾーンに送られる)。
- 究極超越に使用できるのは、未使用の Gユニットのみに限られる。
- それぞれ配置条件が記載されており、すべて満たす時に使用できる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ ユニットカード (配置条件が存在)
- プレイヤーの部下たち。場にユニットとして配置される。
- デッキに投入されて使用される。
- ユニットはプレイヤーの分身であるヴァンガードとその部下となるリアガードに大別され、自分の場に 1体のヴァンガードと最大 5体のリアガードが配置できる。
- パワーの値を持ち、プレイヤーの武器となる。
- グレードの値を持ち、カードの強さの基準となる。
- 種族や国家・クランといった分類を持ち、一部の効果などで参照される。
- 一部はシールドの値を持ち、ガーディアンとしてプレイヤーの盾となる。
- 一部にトリガーアイコンを持つトリガーユニットが存在する(後述)。
- 前列(ヴァンガードと前衛のリアガード)のユニットのみがアタックを行え、相手の前列のユニットのみを対象としてアタックできる。
- リアガードとして配置されている場合、パワー値の比較で負けた場合に破壊される。ダメージは戦闘終了時に初期化される。
- アタックした際には、相手のパワーが上でも破壊されることは無い。
- 一部のカードは本来の役割とは別に、場のユニットを瞬間的に補佐するガーディアンとしての能力を持っている。
ガーディアンはシールドアイコンを持つユニットのみが行え、実行後は各アタック終了時に破棄される。
※ トリガーユニット
- カード右上にトリガーアイコンを持つユニットカード。
- デッキ構築時に、きっちり 16枚のトリガーユニットが投入されている必要がある。
- トリガーチェック以外では、通常のユニットとして扱われる。
- トリガーチェック時にデッキから引きトリガーゾーンに公開したカードがトリガーユニットであり、
なおかつ記載クランが自分の場に存在するいずれか 1体のクランと一致する場合に、記載トリガーの効果が発動する。
- トリガーチェックは攻撃側のドライブトリガーチェックと防御側のダメージチェックが存在する。
- トリガーチェックはいずれもヴァンガードが起点となるが、
ドライブトリガーチェックとダメージチェックではカードの行き先などが異なるので注意すること。
※ 双闘(レギオン)
- 複数のユニットを合わせて、一時的に 1体として扱う能力。
- 通常は相棒ともどもカードの一辺に専用アイコンの一部が記載され、能力発動によりカードが繋がった時に一組のアイコンが完成する。
- ヴァンガードとして存在しているときに能力を使用できる。
- 主従が厳密に決まっており、主の側がヴァンガードの時に能力として従者(相棒?)側を呼び出す。
- 基本的にはユニット単位でゲーム中1度だけ、相手ヴァンガードがグレード 3以上の時に使用できる。
- 効果発動により、自分のドロップゾーンから任意の 4枚を山札に戻し、その山札から従者側を取り出して隣接配置する。
- 双闘の能力内に呼び出すカード名が個別記載されているため、組み合わせは厳密に決められている。
- 双闘中は全部で1体のヴァンガードとして扱われ、それぞれが別々の行動をとることはできない。
- 双闘中のパワーはアタック時のみそれぞれの値の合計値となり、それ以外の時は主の側のパワーのみが適用される。
- 双闘中のクリティカルはそれぞれの合計値となる。
- 一度双闘すると上書きライドなどをしないかぎり解除されない。ライドした場合はまとめてソウルとなる。
○ Gユニットカード (配置条件が存在)
- いわゆる食客。デッキではなく Gデッキに投入される。
- 第2の手札的存在として、ゲーム開始時に Gゾーンに裏向きで配置される。
- 1ターン限定で場に存在し、ターン終了時に場を離れる。
なお場を離れる際にドロップゾーンには送られず、必ず Gゾーンに表向きで戻される(ただし除外される場合もある)。
- Gゾーンの表向きのカードはゲーム中はもう使用できないが、他のカードの効果の発動条件として参照される。
- それぞれ独自の使用条件を持つ。
※ 超越を持つGユニット
- Gユニットの基本形。ヴァンガード専用カードとして使用される。
- ニュアンス的にはハーツ側が本体で、Gユニットは“鎧として纏う召喚獣”とか“生体パワードスーツ”といった存在である。
※世界設定とは逆になるもしれないが、使いきりの強化魔法といった感じ。
- 超越を行うことで場に 1ターン限定のヴァンガードとして配置される。
- 記載条件をすべて満たす時に使用できる。通常は以下の通り。
- 互いのヴァンガードがグレード 3以上である。
- 手札からグレード合計が 3以上となるようにカードを 1枚以上捨てる。
- 超越時には、ハーツ(直前までヴァンガードだったカード)のパワーとカード名を追加で得る。
※ Gガーディアン
- 防御に特化した Gユニット。通常のユニットとしてではなくガーディアン専用で使用される。
※まさに“用心棒の先生”といった存在である。
- ガーディアンとしてガーディアンサークルにレスト状態で配置(コール)される。
- 記載条件をすべて満たす時に使用できる。通常は以下の通り。
- 互いのヴァンガードがグレード 3以上である。
- 自身の表向きの Gカードが 3枚以下である。
- 手札からヒールトリガー 1枚を捨てる。
- 通常のガーディアン同様に、可能であれば一度に複数使用することもできる。
- 仕様上シールドの値は必ず存在するが、パワーの値を持たない場合がある。
※ 究極超越を持つGユニット
- 超越を持つ Gユニットの発展形。ヴァンガード専用カードとして使用される。
- 究極超越を行うことで場に 1ターン限定のヴァンガードとして配置される(超越が行われる)。
- 記載条件をすべて満たす時に使用できる。通常は以下の通り。
- 自分の Gゾーンの表向きカードが 3枚以上である。
- 手札から現在のヴァンガードと同名カードを 1枚捨てる。
- 超越とは異なり、Gゾーンに戻ってきた時点で Gゾーンのカードすべてが表向きで除外される。
場の構成
- カードは、場という空間に存在する。
- 場はそれぞれのヴァンガードサークルやリアガードサークルで構成される(上図は場の構成図)。
- ヴァンガードサークル(図の“先”部分)はプレイヤーの分身であるヴァンガードが配置される。
- リアガードサークルはヴァンガードサークルを囲む形で 5つのマスが存在する。
リアガードサークルには前衛後衛(図の“前”と“後”部分)の概念が存在し、空いていれば前後移動することができる。
- それぞれの場の境界部分に、一時的な空間としてガーディアンサークル(図の“護”部分)が存在する。
- その他の一時的な空間として、トリガーゾーンなどが存在する。
- カードが退却(破壊)した時は、ドロップゾーンという空間に集められる。
ただし Gユニットの出し入れは、専用の Gゾーンが用いられる。
- ヴァンガードがダメージを受けた時は、デッキからダメージゾーンという空間にカードが送られる。
- 除外されたカードは除外ゾーンに送られる。
- ドロップゾーンとダメージゾーン・除外ゾーンは似ているが、それぞれ明確に区別される。
- Gユニットは第2の山札というより第2の手札として Gゾーンに配置される。
Gゾーンではカードの裏表が重要な意味を持ち、表向きのカードは相手も確認できる。
商品情報
● メーカー: ブシロード
○ 発売開始: 2011年2月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
トライアルデッキ(時空竜/聖剣士)
| 2014/11
| 2種
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
時空超越
| 2014/12
| 103
| ブースター(5/150+税)
|
トライアルデッキ(花乙女/蒼騎兵)
| 2015/11
| 2種
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
風華天翔
| 2015/2
| 103
| ブースター(5/150+税)
|
トライアルデッキ(救世竜)
| 2015/5
|
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
覇道竜星
| 2015/5
| 104
| ブースター(5/150+税)
|
討神魂撃
| 2015/8
| 104
| ブースター(5/158+税)
|
トライアルデッキ(時幻竜/奇術師)
| 2015/11
| 2種
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
月煌竜牙
| 2015/11
| 104
| ブースター(5/158+税)
|
トライアルデッキ(吸血鬼)
| 2016/2
|
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
刃華超克
| 2016/2
| 109
| ブースター(5/158+税)
|
トライアルデッキ(騎士)
| 2016/4
|
| 構築済みデッキ(52/500+税)
|
勇輝剣爛
| 2016/5
| 104
| ブースター(5/158+税)
|
超極審判
| 2016/8
| 104
| ブースター(5/158+税)
|
トライアルデッキ(十二支刻獣)
| 2016/9
|
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
トライアルデッキ(竜魔道)
| 2016/11
|
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
天舞竜神
| 2016/11
| 104
| ブースター(5/158+税)
|
トライアルデッキ(聖騎士/花乙姫)
| 2016/12
| 2種
| 構築済みデッキ(52/1100+税)
|
剣牙激闘
| 2017/2
| 104
| ブースター(5/158+税)
|
トライアルデッキ(邪眼)
| 2017/6
|
| 構築済みデッキ(54/1300+税)
|
鬼神降臨
| 2017/6
| 104
| ブースター(7/300+税)
|
トライアルデッキ(歌姫)
| 2017/7
|
| 構築済みデッキ(54/1300+税)
|
竜皇覚醒
| 2017/8
| 104
| ブースター(7/300+税)
|
トライアルデッキ(救世竜)
| 2017/10
|
| 構築済みデッキ(54/1300+税)
|
究極超越
| 2017/11
| 110
| ブースター(7/300+税)
|
竜神烈伝
| 2018/2
| 100
| ブースター(7/300+税)
|
(参考)海外版が存在
|
|
|
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
◆ Back ◆