ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Neopets Battledome』のルール解説。
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Neopets Battledome Trading Card Game
ネオペット
Last Update 2024/7/13 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはペットの飼い主となり、愛するネオペットを率いて闘技場でのチャンピオンを目指す。
● 原作
PC用バーチャルペット『Neopets』。
● 世界設定
惑星ネオピアで牧歌的に暮らす生物であるネオペット。
ただ惑星を揺るがす幾多の試練を乗り越えることで、単にかわいいだけの存在ではなくなっていた。
彼らの鍛え上げた肉体を鼓舞するために、専用のバトルドームでの格闘試合が行われることになったのだ。
● 本ゲームについて
運営会社が何度か入れ替わりつつもバーチャルサイトとして長年愛され続けている、ネオペットのTCGです。
プレイヤーも幼年層から成長してきたということか、今回は大量のサイコロを駆使しての対戦格闘がテーマとなっています。
基本構成
勝利条件
- 先に 2ラウンド勝利する(ラウンド結果置き場に表向きのカードが 2枚存在する)。
各ラウンドの勝利条件は以下の通り。
- 相手ネオペットに、ヒットポイント以上のダメージを与える。
事前準備
● メインデッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 50枚ちょうど。
- 構築条件:
“ネオペットおよびレインボープール ネオペット”以外のカードで構成されていること。
同一カードはデッキに 2枚まで。ただしフェアリーは各 1枚までで、コードストーンは無制限に投入可能。
● ネオペットデッキ (Neopet Deck: 1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 1 ~ 5枚。
- 構築条件:
ネオペットカードのみで構成されていること。
すべて異なるカードであること。
※ネオペットデッキは、第二の手札としての扱いを受ける。
● レインボープール (Rainbow Pool: 1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 0 ~ 10枚(使用しなくても構わない)。
- 構築条件:
レインボープール ネオペットカードのみで構成されていること。
すべて異なるカードであること。
※レインボープールは、第三の手札としての扱いを受ける。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ サイコロ: 通常の 6面ダイスを、それぞれ 10個程度。
○ 各種表示用マーカー: 適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(ラウンド結果にある表向きのカード枚数): 0枚。以降蓄積する。
- ネオペットのレベル: 0レベル。以降蓄積する。
- ネオペットのダメージ: 0ダメージ。以降蓄積する。
- 開始手札: 5枚。上限は無し。
- マリガン: 任意で 1回、すべて戻してシャッフル後に引きなおす。
- ファーストドロー制限: 類似概念が存在(1ラウンド目の先攻 1ターン目は、カードは引くがバトルフェイズが存在しない)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: ペナルティが発生(メインデッキから 1枚引けない場合ごとに、ネオペットに 1点ダメージ)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理: フェアリー、自軍ユニーク、後出し生存。
- 戦闘は、常にネオペット同士による 1 対 1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ自分のネオペットデッキおよびレインボープールを、場に配置する。
- それぞれのメインデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のメインデッキから、手札としてカードを 5枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- (1ラウンド目での)先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分のネオペットデッキから、任意のネオペットカード 1枚を取り出す。
そして取り出したカードを、ネオペットとして場のネオペット置き場に裏向きで配置する。
- それぞれ自分のネオペットを、同時に表向きにする。
全体の基本進行
ラウンドと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした(先に 2ラウンド勝利した)時にゲーム終了。
ラウンドの進行
○ ターンの処理
いずれかがラウンドに勝利する(相手にヒットポイント以上のダメージを与える)まで、ターンと呼ばれる手順を先攻から交互に繰り返す。
ターン(1回の手番)の進行
○ ドロー(Draw)フェイズ
- メインデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
○ トレーニング(Training)フェイズ
- 任意で手札のコードストーンカード 1枚を、自分のネオペットに付ける(1ターンに 1枚まで)。
付いているコードストーンの数が、ネオペットの現在レベルとなる。
○ 準備(Preparation)フェイズ
- 手札から以下ののカードいずれか 1枚を、任意で使用する(通常は 1ターンに 1回まで)。
- ペイントブラシを使用することで、場のネオペットを進化させる。
- 装備カードを、装備として場のネオペットに付けて配置する。
- フェアリーカードを、フェアリーとして場に配置する。
- ポーションカードを使用する。
- レジェンドカードを使用する。
○ バトル(Battle)フェイズ
- 自分のネオペットにより、以下の戦闘を行わせる(戦闘が可能である限り、強制的に行われる)。
各戦闘の処理
▽ 攻撃判定(Attack)
- ターンプレイヤーが攻撃側、相手が防御側となる。
そして攻撃側のネオペットが今回の攻撃を行い、防御側のネオペットが今回の攻撃対象となる。
- 攻撃側が自分のネオペットの攻撃値に各種修正を加え、今回の戦闘値を算出する(最大 10)。
- 攻撃側が今回の戦闘値と同じ数のサイコロを振る。
- 振った目の中で 4・5 の目が通常攻撃の成功、6の目がクリティカル成功となる。
▽ 防御判定(Defend)
- 防御側が自分のネオペットの防御値に各種修正を加え、今回の戦闘値を算出する(最大 10)。
- 防御側が今回の戦闘値と同じ数のサイコロを振る。
- 振った目の中で 4・5・6 の目が、通常攻撃に対する防御成功となる(クリティカルは防げないことに注意)。
▽ 速度比較(Compare Agility)
- 防御側が自分のネオペットの速度値に各種修正を加え、今回の速度値を算出する(最大 10)。
- それぞれのネオペットの速度値を比較する。
比較の結果いずれか一方の値が大きい(同値ではない)場合、そのプレイヤーは速度の差分値分の再判定値を得る。
- 再判定値を得たプレイヤーは今回自分が振ったサイコロを、任意で差分値の数まで振りなおすことができる。
▽ ダメージ計算(Calculate Damage)
- 攻撃側が今回のクリティカル成功の数分のダメージを、防御側のネオペットに与える。
- 攻撃側の通常攻撃成功数の値から、防御側の防御成功の数を引く。
その差分値が 1以上の場合、攻撃側が差分値分のダメージを防御側のネオペットに与える。
- 今回のバトルが終了する。
なおヒットポイント以上の蓄積ダメージを受けたネオペットがいる場合、今回のラウンド自体が終了する。
○ ラウンド終了
- それぞれの場にある装備とコードストーンが、すべて捨て札となる。
- それぞれの場にいるフェアリーが、すべてボイドに送られる。
- 自分のネオペットの蓄積ダメージがヒットポイント以上である側のプレイヤーが、今回のラウンドの敗者となる。
そして蓄積ダメージがヒットポイント未満である側のプレイヤーが、ラウンドの勝者となる。
- 勝者側が、自分のネオペットをラウンド結果に表向きで配置する(勝利ポイントとなる)。
- 敗者側が、自分のネオペットをラウンド結果に裏向きで配置する(ポイントにはならない)。
- 勝者側が、自分のネオペットデッキから任意のネオペットカード 1枚を取り出す。
そして取り出したカードを、新たなネオペットとして場に配置する。
※配置したネオペットはラウンド結果に送った者とは別個体であり、ダメージやレベルなどはすべて初期化される。
- 敗者側が、自分のネオペットデッキから任意のネオペットカード 1枚を取り出す。
そして取り出したカードを、新たなネオペットとして場に配置する。
- 今回の敗者が、次のラウンドでの先攻となる。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● レベルについて
- 多くのカードにはレベルの概念が存在し、カードを配置・使用する際の条件として参照される。
- 参照元となるのは自分のネオペットのレベルである。
配置時点ではレベル 0であるが、コードストーンを配置することでレベルが最大 5レベルまで上昇していく。
- 条件としてレベルを持つカードは、記載レベルが自分のネオペットの現在レベルの値以下の場合にのみ配置・使用が可能となる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ ネオペット(Neopet)カード (コスト不要)
- プレイヤーが愛情を注ぐペットたち。場にネオペットとして配置される。
- ネオペットデッキに入れて使用される。
- 代表となる 1体のみが場に配置され、倒された時に次のペットと交代する。
- 攻撃(Attack)/防御(Defence)/速度(Agility)の値を持ち、プレイヤーの武器/盾となる。
これらの値は純粋な戦闘値ではなく、戦闘で使用するサイコロの数(つまり手数の多さ)となる。
- ヒットポイント(Hit Points)の値を持ち、値分のダメージを受けた場合に倒される。このダメージは蓄積する。
そして相手のネオペットを倒すことこそが、各ラウンドの勝利条件となる。
- ラウンド終了時にラウンドに勝利していた場合は、ラウンド結果に表向きで送られ勝利ポイントとなる。
ラウンドに敗北した場合は、ラウンド結果に裏向きで送られる(ポイントとはならない)。
○ レインボープール ネオペット(Rainbow Pool Neopet)カード (配置条件としてペイントブラシが必要)
- いわゆる進化ユニット。場にネオペットの一種であるレインボープール ネオペットとして配置される。
- 専用のレインボープールに入れて使用される。
- 配置するためには、それぞれに対応する種類のペイントブラシの使用が必要となる(後述)。
必要となるペイントブラシは、カードの左上部分にアイコンとして記載されている。
- 配置前の状態こそ通常のネオペットと異なるが、場においては通常のネオペットと同じように扱われる。
○ コードストーン(Codestone)カード (コスト不要)
- ネオペットの力を上げる魔力がこもった石。場にコードストーンとして配置される。
- メインデッキに、望むだけの数を入れて使用される。
- 自分のネオペットに付ける形で場に配置される。
- 本カードの配置はカードプレイとは別概念であり、通常の手段で打ち消すことはできない。
- 自ターンごとに 1枚まで配置できる。
- 付けたカードの枚数がそのままネオペットのレベルとなり、1体のネオペットに最大 5枚(レベル 5になるまで)配置できる。
- このカードにより上昇したネオペットのレベルは、他のカードの配置・使用条件として参照される。
- ラウンド終了時に、すべて破棄される。
○ 装備(Equipment)カード (レベル参照必要)
- ネオペットを強化する武器や道具など。場に装備として配置される。
- メインデッキに入れて使用される。
- 1体のネオペットにつき、最大 3枚まで配置できる(プレイシートには、あらかじめ 3つ分の置き場が記載されている)。
- 場のネオペットが身に着ける扱いとなり、ネオペットの能力を強化させる。
- ラウンド終了時に、すべて破棄される。
○ フェアリー(Faerie)カード (レベル不要)
- 惑星の原住民である妖精たち。場にフェアリーとして配置される。
- 大半は羽根を生やした人間の女性のような姿をしているが、一部に人魚タイプも存在する。
なお今回登場するのは極小サイズの一般民ではなく、人間サイズの実力者たちである。
- メインデッキに入れて使用される。
- 場に永続して強力な効果を発揮する。
- 自軍ユニークであり、後からフェアリーをした場合は従来のフェアリーがボイド送りとなる。
- ラウンド終了時に、すべてボイドに送られる。
● 一時的に使用するカード
○ ポーション(Potion)カード (レベル参照必要)
- ネオペットが一時的に飲む(あるいは投擲する)強化薬。効果はさまざま。
- メインデッキに入れて使用される。
- 使い捨てのカードであり、使用後は捨て札となる。
○ レジェンド(Legend)カード (レベル参照必要)
- いわゆる助っ人。これまで数々の業績を上げてきた先輩ネオペットたち。
- メインデッキに入れて使用される。
- いわゆる他所の子であるため、本作では(プレイヤーの)ネオペットとは異なる存在として扱われる。
- それぞれいずれかのチームに所属している。
- 使い捨てのカードであり、使用後は捨て札となる。
○ 食料(Food)カード (レベル参照必要)
- ネオペットの好物で、そのすべてがホットドック。いわゆる割り込みカードである。
- メインデッキに入れて使用される。
- (特別な制限が無い限り)相手ターンを含めた任意のタイミングで使用できる。
- 本カードの使用はカードプレイとは別概念であり、カードの使用回数制限などに関係なく使用することができる。
- 使い捨てのカードだが、使用後は捨て札ではなくボイドに送られる。
○ ペイントブラシ(Paint Brush)カード (レベル不要)
- ネオペットを彩るペンキの刷毛。いわゆる進化カードであり、通常のネオペットをレインボープール ネオペットへと進化させる。
- メインデッキに入れて使用される。
- 使い捨てのカードであり、使用後は捨て札となる。
- 使用することで、以下の進化処理が行われる。
- レインボープールから、使用したカードに対応しているレインボープール ネオペットカード 1枚を取り出す。
- 取り出したカードを、自分の場の進化させたいネオペットと置き換える。
- 置き換えたカードは、進化したネオペットとして従来分の装備やダメージなどをそのまま引き継ぐ。
- 置き換えた後の従来カードは、レインボープールに送られる(事実上のゲーム除外)。
- 使用したペイントブラシが捨て札となる。
● その他のカード
○ グランドの倉庫(Grundo Warehouse)カード
- PC用の特典配布カード。ゲームでは使用しない。
- グランドとは外宇宙由来のネオペットたちで、原作ではさまざまな作業に従事している。
- スクラッチカードになっており、内部にシリアルコードが記載されている。
- ログイン後に併記されている Webサイト上でコードを打ち込むことで、PC版の限定アイテムなどが入手できる。
場の構成
- 永続カードは、それぞれの場(Battledome)という空間に存在する。
- 場にはそれぞれのネオペットが 1体ずつ配置され、付随して装備やコードストーンなどさまざまなカードの置き場が併設されている。
- 場の他にそれぞれのラウンド結果(Round Results)が存在し、戦闘を終えたネオペットが集められる。
なおラウンドを勝利させたネオペットは表向きで勝利ポイントとして扱われ、敗者は裏向きで存在するのみとなる。
- 一般的なカードの破棄および使用後は、それぞれの捨て札置き場(Discard pile)という空間に集められる。
- フェアリーカードと食料カードの使用後は、それぞれのボイド(Void)という空間に集められる。
- ラウンド結果と捨て札置き場・ボイドは似ているが、それぞれは明確に区別される。
商品情報
● メーカー: The Upper Deck Company
○ 発売開始: 2024年
- ○ ラインナップ
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