ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『MY LITTLE PONY』のルール解説。
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MY LITTLE PONY Card Game
小马宝莉(マイリトルポニー)
Last Update 2026/2/14 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント達成戦。プレイヤーはポニーとなり、トモダチの力を借りて最速で目標達成を目指す。
● 原作
玩具他マルチメディア企画『マイリトルポニー』シリーズ。
TVアニメーション『マイリトルポニー ~ トモダチは魔法 ~ 』。
● 世界設定
ポニーたちの王国エクエストリア。その中でも若きポニーたちは、己の研鑚に日々努めているである。
● 本ゲームについて
マイリトルポニーの中国製TCGです。米国版と同じく第4世代がモチーフとなっています。
基本構成
勝利条件
- 自分のストーリーを IV 段階目にする(主役をストーリーカード IV の上に移動させる)。
- 相手のメインデッキが尽きる(引くべき時に引けない)。
事前準備
● メインデッキ (主要牌组: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 50枚ちょうど。
- 構築条件:
キャラクター・アイテム・イベントカードで構成されていること。
同一番号カードはデッキにそれぞれ 4枚まで。
● シーンデッキ (场景牌组: 1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 15枚ちょうど。
- 構築条件:
シーンカードのみで構成されていること。
同一番号カードはデッキにそれぞれ 4枚まで。ただし“日常シーン”のカードは何枚でも投入可能。
● ストーリーデッキ (1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 4枚ちょうど。
- 構築条件:
ストーリーカードのみで構成されていること。
カード名のメインタイトル部分が、すべて同一であること(一組のストーリーで統一されていること)。
カード記載のストーリー段階が、I ~ IV まですべて揃っていること。
特に指定されているわけでは無いが、自分が使用する主役に対応する組であることが望ましい。
● その他準備
○ 主役カード: それぞれ任意の 1枚。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 各種表示用マーカー: 適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (ストーリー段階): 0段階目。以降は進行していく。
- 開始手札: 5枚。上限は 10枚(自ターン内に調整有り)。
- マリガン: 任意で 1回。すべてデッキの底に送ってから引き直す。
- ファーストドロー制限: 有り(先攻は 1ターン目にはカードを引かず、それぞれの 1ターン目は交流フェイズを行わない)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦向き(竖置): 通常状態。
- カード横向き(横置): 消耗状態。
- カード表向き: 鼓舞能力未使用のシーンカード。計画カード。
- カード裏向き: 鼓舞能力使用済みのシーンカード。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 有り(配置時に消耗状態)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(ターン終了時に消滅)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- 戦闘の代わりに交流およびストーリーの進行処理が存在する。
キャラクターの交流は同一冒険エリアの対面キャラクターとの 1 対 1で行われ、相手キャラクターがいなければストーリー進行に着手できる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのメインデッキとシーンデッキをシャッフルする。
- それぞれの自分の主役カードを、主役として場に配置する。
- それぞれの自分のストーリーデッキのカードを、向かって左側から段階が上がっていく形で横一列に配置する。
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分のメインデッキから、手札としてカードを 5枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれ自分のメインデッキから裏向きのままでカードを 4枚引き、計画カードとして自分の各ストーリーカードに 1枚ずつ裏向きで配置する。
- それぞれ自分のシーンデッキからカードを 1枚引き、シーンとして場のシーンエリアに配置する(先攻は裏向き・後攻は表向き配置)。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ スタート(回合开始)フェイズ
- 自分の消耗状態のカードを、すべて通常状態にする。
- メインデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
- シーンデッキからカードを 1枚引き、シーンとして場のシーンエリアに表・縦向きで配置する。
○ メイン(主要)フェイズ
- 以下の行動を、任意で行う。
- 手札のキャラクターカードを、キャラクターとして場の空いている冒険エリアに配置する。
- 手札のアイテムカードを、アイテムとして場のキャラクターに対して配置する。
- 手札のプレゼントカードを、プレゼントとして場のキャラクターに対して配置する。
- 手札のイベントカードを使用する。
- 場のカードの記載効果を使用する。
○ 交流フェイズ
- 冒険エリア 3か所について先攻から見て左側から順番に、それぞれ双方のキャラクター有無によって以下のいずれかの処理を行う。
- 自分・相手ともキャラクターが存在: 対面するキャラクター同士による、交流が行われる(後述)。
- 自分のキャラクターのみが存在: ストーリー処理が行われる(後述)。
- 相手のキャラクターのみが存在: 何もしない。
- どちらにもキャラクターがいない: 何もしない。
各交流の処理
- ターンプレイヤー側が任意で、自分の表向きのシーンカードを望むだけ裏向き(縦横はそのまま)にすることで記載のひらめき能力を使用する。
- 相手プレイヤー側が任意で、自分の表向きのシーンカードを望むだけ裏向きにすることで記載のひらめき能力を使用する。
- それぞれ今回の冒険エリアにいる自分のキャラクターのアイデア値に(ひらめき能力などの)各種修正を加え、今回のアイデア値を算出する。
- それぞれのアイデア値の値を比較する。
比較の結果、値が高い側が今回の交流に勝利する(同値は双方敗北)。
- 今回の交流で敗北したキャラクターが、自分の休憩エリアに送られる。
- 今回の交流が終了する。
各ストーリーの処理
- 今回行う行動として、相手プラン排除と自分のストーリー進行のどちらか一方を選ぶ。
- 選んだ内容により、それぞれ以下の処理を行う。
相手計画を妨害する (干扰计划):
- 相手のストーリーカードについている計画カードの中で“その時点で段階が一番低いストーリーカード”に付いてる 1枚を表向きにする。
- 表向きにした計画カードに事前対策(预案)効果が記載されている場合、その効果を発動したうえで計画カードを相手の休憩エリアに送る。
事前対策効果を持たない場合、計画カードは相手の手札に加えられる。
自分のストーリーを進める (推进故事):
- まず自分の現在のストーリー段階から見て、次の値となる段階が今回のストーリー進行の対象段階となる。
※メインキャラクターがいるストーリー段階が、現在の段階となる(ゲーム開始時は 0段階&メインキャラクター置き場に存在する)。
- 今回の対象段階と同値の相手のストーリー上に、相手の計画カードが存在するかどうかを確認する。
計画カードの有無によって、以下のどちらかの処理を行う。
- 計画カードが有る場合: 今回のストーリー進行は失敗。ストーリー段階はそのままとなる。
※そもそもこういうことが無いように、先に相手の計画を排除しておく必要があった。
- 計画カードが無い場合: ストーリー進行が成功。以下の進行処理を行う。
- 自分のメインキャラクターを、対象段階のストーリーカードの上に移動させる。
これにより、自分のストーリー段階が 1つ上昇したことになる。
- 進行によりストーリー段階が IV段階目となった場合、ターンプレイヤーがゲームに勝利する。
それ未満の段階である場合は、対象のストーリー段階にあたるストーリーカードの記載効果が発動する。
- 今回のストーリー処理が終了する
○ エンド(回合结束)フェイズ
- 手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● ハーモニーコストについて
- カードにはコストの概念が存在し、カードの使用・配置には指定値分のハーモニー(和谐)コストを支払う必要がある。
- ハーモニーコストは、シーンエリアにあるシーンカードを使用することで支払うことができる。
- 縦向き状態のシーンカード 1枚を横向きにするごとに、ハーモニーコストが 1だけ支払われる。
● ストーリーの進行について
- 本ゲームにはストーリーの段階が存在し、IV段階目に進めることがゲームの基本勝利条件となる。
- ストーリーはゲーム開始時の 0段階目と、ストーリーカードで表示される I ~ IVの 5つの段階を持つ。
段階はストーリー進行によって 1段階ずつ進んでいき、最終的に IV段階目となることでゲームに勝利する。
- ストーリーの進行は、冒険エリアにいるキャラクターによって行われる。
同一エリアに相手キャラクターがいない場合に、条件を満たせば今の段階から次の段階へと 1段階進めることができる。
- ストーリーを進行させるための条件として、進行したい段階に対応する相手の計画カードが存在しない必要がある。
そのため事前に対象となる段階の相手計画カードを取り除いたうえで、ストーリー進行に挑まなくてはならない。
- ストーリーを進行させた証として、主役が表示マーカーとして進行した段階のストーリーカードの上に乗せられる。
またストーリーを進行させた際に、その段階のストーリーカードの記載効果が発動する。
● 計画カードについて
- デッキのカードは、本来の効果とは別に相手のストーリー進行を妨げる計画カード(计划)として使用される。
- 計画カードはゲーム開始時にデッキから、それぞれ自分のストーリーカードの上に 1枚ずつが裏向きで配置される。
- 計画カードは相手のストーリー進行を妨害するための存在である。
自分の計画カードはあってもなくても自分のストーリー進行には一切影響を与えない。
- こちらの計画カードがストーリーカードの上にある限り、相手のそのストーリーカードの段階へと進むことができない。
逆にこちらがストーリーを進行させるためには、同一段階の相手ストーリーカード上にある計画カードを取り除いておく必要がある。
- 相手の計画カードの排除は、冒険エリアにいるキャラクターによって行われる。
同一エリアに相手キャラクターがいない場合に、相手のストーリーカードの中で最も段階が低いカード上にある 1枚を取り除くことができる。
- 取り除かれた計画カードは、基本的には持ち主の手札に加えられる。
ただし計画カードが事前対策(预案)効果を持っている場合は、効果を発揮したうえで捨て札となる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ 主役(主角)カード (コスト不要)
- プレイヤーの分身。場に主役として配置される。
※ちなみに“角”は役割の意味なので、ユニコーンだけでなくペガサスやアースポニーもちゃんと存在する。
- メインデッキなどとは別に、それぞれが 1枚を用意する。
- ゲーム開始時に場の主役置き場に配置され、以降はゲーム終了時まで場に残り続ける。
- ストーリー進行の表示マーカーを兼ねている。
ストーリーを進行させた際に主役が、達成した中で一番値が高いストーリーカードの上へと移動する。
○ ストーリー(故事)カード (コスト不要)
- ゲームの中で展開する物語。場にストーリーとして配置される。
- 両面カードであり、ゲームでは表面のみを使用する(裏面はストーリーの内容が記載されている)。
- カード名がメインとサブタイトルの 2項目で構成されており、各メインタイトル単位で 4組一組のカードとなっている。
カードにはストーリー段階の値が記載されており、各組ごとに I ~ IV のカードがぞれぞれ 1枚ずつ用意されている。
- デッキとは別に用意され、ゲーム開始時にそれぞれを段階順に並べる形で場に配置される。
- それぞれ固有の効果を持ち、ストーリーが進行してそのカードの段階に達した時点で記載効果が発動する。
※通常はどこかの段階で主役を個別指定した効果を持つ。よって自分が選んだ主役によってストーリーが決まることになる。
- ストーリーを進めて IV 段階目に達することで、ゲーム勝利となる。
※そのため IV 段階目のカードには、いずれも“ゲームに勝利する”と書かれている。
○ シーン(场景)カード (コスト不要)
- ゲームの舞台となる場所。場にシーンとして通常は表向きで配置される。
- 専用のシーンデッキに入れて使用される。
- 基本的には“日常”の記載を持ち、デッキに何枚でも入れられる。
- 横向き状態にすることで、他のカードを使用するためのハーモニーコストを発生させることができる。
- 大抵はひらめき(激发灵感)能力を持っており、交流時に表向きのシーンカードを裏向きにすることで記載効果を発動できる。
ただし一度裏向きにすると原則として表向きには戻らないので、使用するタイミングには注意すること。
※基本的にひらめき能力はそれぞれ特定キャラクターのアイデア値を強化する。そのためシーンデッキの内容は、自分が投入するキャラクターによって決まることになる。
※裏向きになるだけで縦横の状態には影響を与えない。裏向きになってもコスト発生には普通に使用できる。
○ キャラクター(角色)カード (コスト必要)
- プレイヤーの友だち。場にキャラクターとして配置される。
- 基本的にはポニーたちだが、ドラゴンや小動物なども存在する。
- メインデッキに入れて使用される。
- 自分の 3つある冒険エリアに、それぞれ 1枚ずつ配置できる。
- アイデア(灵感)の値を持ち、プレイヤーの武器/盾となる。
- 交流の際に相手のアイデア値の方が大きければ、相手に説得? されて休憩エリアに送られる。
○ アイテム(道具)カード (コスト必要)
- キャラクターの能力を強化するさまざまな道具たち。場にアイテムとして配置される。
- メインデッキに入れて使用される。
- 場のキャラクターに付ける(着用する)形で場に配置する。なお 1体のキャラクターに対して 1枚まで配置できる。
- それぞれ付けた対象を強化し、対象が破棄される際は一緒に破棄される。
● 一時的に使用するカード
○ イベント(事件)カード (コスト必要)
- ゲーム中に起きる出来事。効果はさまざま。
- メインデッキに入れて使用される。
- 使い捨てで効果を発揮し、使用後は休憩エリアに送られる。
○ プレゼント(礼物)カード (コスト不要)
- キャラクターへの贈り物。場にプレゼントとして一時的に配置される。
- メインデッキに入れて使用される。
- 場のキャラクターに付ける形で配置し、自ターン開始時に効果を発動する。
場の構成
| 场景 | 相手 场景区 |
| 故事 | 主角 | 相手 故事等 |
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| 冒 | | 冒 | | 冒 | | 相手 冒険区 |
| 険 | | 険 | | 険 | | 自分 冒険区 |
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| 主角 | 故事 | 自分 故事等 |
| 场景 | 自分 场景区 |
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場はストーリーエリア、シーンエリア、冒険エリアなどの空間に大別される(上図は場の構成図)。
- 冒険エリア(冒険区)はいわゆる対決の場であり、それぞれが敵味方のキャラクター置き場で構成された 3つの空間で構成される。
各冒険エリアには自分と相手のキャラクターを、それぞれが対面する形で 1体ずつ配置させることができる。
- ストーリーエリア(故事区)はストーリーの配置空間で、各ストーリーと付随する計画カードが横一列に配置される。
- シーンエリア(场景区)はシーンの配置空間で、コストの供給源として使用される。
- 他にも主役の初期段階置き場などが存在する。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、休憩エリア(休憩区)という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: 卡遊(Kayou)
○ 発売開始: 2025年
- ○ ラインナップ
-
- 幻想奇境(不思議な旅)
- 无序时刻
- 梦魇之夜
- 暖炉驱寒
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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