ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『The Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』のルール解説。
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The Knights of the Zodiac Collectible Card Game
聖闘士星矢
Last Update 2004/2/22 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはギリシャの神の生まれ変わりとなり、部下である聖闘士(あるいはそれに相当する戦士)を率いて相手の領地に殴り込みをかける。
● 原作
TVアニメーション『聖闘士星矢』。
コミック『聖闘士星矢』(集英社刊)。
● 世界設定
アテナの聖闘士(セイント)が現代によみがえる。
遥か神話の時代、神々が世の覇権をかけて争っていたとき、それぞれの神には常にその身を護る戦士の一団が存在した。
最終的に世を平定した大神ゼウスは、地上の支配権を娘アテナに託し天空へと去っていった。
まだ不安定な世界の秩序を維持するために、女神は直属の部下たる聖闘士を世に放つ。
聖闘士はアテナの意向で武器こそ持たないものの、音速をも超える拳と無敵の鎧である聖衣(クロス)を身にまとい、人知れず、来たるべき戦いに備えていたのである。
そして、世の静寂が破れる日が目前に迫っていた…
● 本ゲームについて
一世を風靡した超人気アクション漫画、聖闘士星矢のTCGです。本ゲームの最大の特徴は、攻撃側・防御側の役割がはっきりと決まっていること。
デッキ構築の幅もかなり狭いため、逆転に次ぐ逆転といった激しい展開はあまりなさそうです。
そのかわり聖闘士がひととおり登場しますので、準備が整えば好みの聖闘士で豪快に相手を蹴散らす一撃必殺の攻撃が楽しめます。
※天田印刷加工の同名TCGとは別物です。
基本構成
勝利条件
- 3ゲーム行い 2勝する。各ゲームの勝利条件は以下の通り。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
フィールドカード以外で構成されていること。
同一番号カードはデッキに 1枚ずつのみ。
同名カードはデッキにそれぞれ 2枚まで(同一番号の条件は守ること)。
※ 攻撃デッキ・防御デッキについて
本ゲームは 1プレイヤーにつき、攻撃用・防御用の 2種類のデッキを準備することが推奨されている。
もちろん 1つのデッキを使いまわしてもかまわないのだが、本ゲームは攻撃・防御の担当がはっきりしている為、勝率の面から言ってそれぞれに特化した 2種類のデッキを準備することが望ましい。
● フィールド (1人分の補助カード、防御側担当時のみ使用)
- デッキ枚数: 5枚ちょうど。
- 構築条件:
フィールドカードで構成されていること。
同一番号カードは 1枚ずつのみ。
同名カードはそれぞれ 2枚まで(同一番号の条件は守ること)。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。2種類のデッキの使い分けが許されているだけで、それぞれのデッキの内容変更は認められていない。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント: 0ポイント。以後蓄積する。
- 開始手札: 5枚。上限は未設定だが 5枚を超えることは無い(自ターン開始時に補充)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(先攻は 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード表: 戦闘開始以後の状態。
- カード裏: 配置直後の状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 無し(捨て札を再使用)。ただしペナルティが存在。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(常にカードの形で存在)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り(フィールドダメージ)。
- ユニーク処理: 無し。
- 聖闘士の攻撃は防御側のフィールドを対象とし、防御側は該当フィールドへの守備部隊の派遣を任意に行う。
ゲームの流れ
開始準備
先攻・後攻を決定する。以後先攻が攻撃プレイヤー、後攻が防御プレイヤーを担当する。
それぞれ自分のデッキを 2種類用意している場合、どちらを使用するか決定する。
それぞれのデッキをよくシャッフルする。
防御プレイヤーは、自分のフィールドカード 5枚をフィールドに裏向きに配置する。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※本ゲームは 1ゲーム単位で、攻撃側と防御側の担当プレイヤーが固定されていることに注意。
※ルールには記載が無いが、双方とも勝利条件を満たすことが不可能な場合、そのゲームは引き分けとみなす。
ターン(1回の手番)の進行
○ ドロー(Draw)フェイズ
- それぞれ手札が 5枚になるように、自分のデッキからカードを引いて手札に加える。
- もし自分のデッキが尽きた場合、ペナルティとして 3コスト支払い、捨て札をデッキとして再使用する。
ただしこの瞬間にペナルティコストが支払えなかった時は、このゲームでは以後カードドローを行うことができない(後からペナルティコストを払いなおすことはできないので注意すること)。
○ 小宇宙(Cosmo)フェイズ
- 手札から任意枚数だけ、カードを小宇宙エリアに裏向きに配置する。
○ 配備(Deploy knights)フェイズ
- 任意で聖闘士カードを、手札から本拠地に配置する(1ターンにつき 1枚のみ)。
○ 移動(Move)フェイズ
- 任意で本拠地の聖闘士カードをいずれかのフィールドカードに移動する。
または任意でいずれかのフィールドカードの聖闘士カードを本拠地に移動する(1体につきどちらか 1回のみ)。
※フィールドカードから、別のフィールドカードへの移動はできない。
※移動してもカードの裏表はそのまま(変化しない)。
※聖闘士カードのレベル合計が、フィールドカードのリミットを超えないように注意すること(相手聖闘士は計算に含めない)。
- このフェイズ終了時に、本拠地に聖闘士カードが 5枚以上存在する場合、超過分を捨て札とする。
○ バトル(Battle)フェイズ
- 聖闘士カードが存在するフィールドカードが、すべて戦闘対象となり戦闘が実施される。
- 対象となるフィールドカードおよび聖闘士カードを、すべて表向きにする。
- 攻撃側が実施順番を決定したうえで、フィールドカード単位で戦闘を実施する(後述)。
各戦闘の処理
▽ レベルチェック
- プレイヤーごとに今回の戦闘に参加している聖闘士カードのレベルを合計し、フィールドカードのリミットと比較する。
どちらかの合計値がリミットを超えていた場合、以下の処理をおこない、この戦闘そのものを終了する。
- 攻撃側が超えていた場合: 攻撃側の聖闘士カードがすべて本拠地へ送る。
- 防御側が超えていた場合: 双方の聖闘士カードがすべて本拠地へ送られ、このフィールドカードを破棄する(フィールドダメージは捨て札)。
破棄された今回のフィールドカードはゲームから取り除き、どちらのポイントにもならない。
- 今回の戦闘において、いずれかのプレイヤーの聖闘士カードしか参加していない場合、以下の処理を行う。
- 攻撃側のみ: 攻撃側の勝利。直接“戦闘結果適用”へ進む。
- 防御側のみ: この戦闘を終了する(聖闘士カードはそのまま)。
▽ カードエフェクトチェック
- 聖闘士・フィールドカードに効果を適用する(攻撃時・防御時で効果が異なる場合があるので注意すること)。
▽ 戦闘力の比較
- それぞれ聖闘士カードの戦闘力を合計し、比較する(この時点では勝敗は確定しない、単にこれからのカード使用の目安としての比較のみ)。
▽ テクニック・星座の導きカードの使用
- 攻撃側から順に、任意にテクニック・星座の導きカードを本拠地に裏向きに配置する。
- それぞれすべてのカードの配置が終了したら、使用したカードを同時にすべて表向きにする。
- それぞれ必要に応じてコストを支払う。
- それぞれ使用したカードの効果を適用する。
※戦闘力を増減させる効果は、戦闘力の合計値ではなく、各聖闘士の戦闘力それぞれに適用される。
▽ 戦闘結果判定
- 各種修正を加えた最終的な戦闘力の合計値を算出し、比較する。
- 比較の結果、以下の処理を行う。
- いずれかの戦闘力の方が高い: 高い側のプレイヤーが戦闘に勝利。次の“戦闘結果適用”へ進む。
- 戦闘力が同じ: 引き分け。“戦闘結果適用”を飛ばし“終了処理”へ進む。
▽ 戦闘結果適用
- 敗北した側の戦闘に参加したすべての聖闘士カードは破壊され、勝利した側のポイントエリアに送られる。
送られた各聖闘士カードのレベルの値が、勝利した側の勝利ポイントに加えられる。
- 敗北した側はフィールドダメージを 1点支払う。
フィールドダメージの支払いは、自分のデッキの1番上のカードを 1枚を対象のフィールドカードの下に見えるように裏向きに差し込むことで、1点の支払いとなる。
※防御側が勝利した場合でも、フィールドに対してのダメージは発生する。
- フィールドダメージがフィールドカードのリミット値に達した場合、そのフィールドカードは破壊され、勝利した側のポイントエリアに送られる。
送られたフィールドカードのリミットの値が、勝利した側の勝利ポイントに加えられる。
※戦闘結果によっては、防御側がフィールド破壊の勝利ポイントを獲得する場合もある。
▽ 終了処理
- 今回使用したテクニック・星座の導きカードを、すべて捨て札にする。
○ ターン終了
- すべての戦闘が終了した時点で、自動的に処理が終了する。
1ゲーム終了時の処理
相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
本ゲームは 3回で 1セットであるため、先攻・後攻(攻撃・防御)の立場を入れ替えて、次のゲームを開始する。
※ルールには明確な記載が無いが、引き分けのゲームが発生した場合、対戦を続行し先に 2勝した側が最終的な勝利者となる。
ルール細則
基本ルール細則
● コスト支払いについて
- 小宇宙エリアに配置されたカードを捨て札にすることで、さまざまな処理のコストを支払うことができる。
- コストは手札のカードを小宇宙エリアに配置することで蓄積される。
- 捨て札にするカード 1枚に付き、1コストが支払われる。
- コストが払えなければ効果は発動しない。カードの使用コストであれば、カード自体が捨て札となる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ 聖闘士(Knight)カード (コスト不要)
- 女神アテナに従う戦士たち。若干一般人も含まれる。
- 今のところ、鋼鉄聖闘士およびゴッドウォーリアなどの別勢力の戦士は未登場。
- 個別価値を表すレベル、所属階級、戦闘力の数値を持ち、プレイヤーの武器として活躍する。
- 各戦闘において、戦闘力の低い相手聖闘士を破壊することができる。
- レベルはフィールドに存在する際の上限値に関係するほか、破壊された際に相手が獲得する勝利ポイントの数値となる。
- 所属階級は現在以下の通り。
- 青銅聖闘士: 青
- 白銀聖闘士: 銀
- 黄金聖闘士: 金
- 暗黒聖闘士: 黒
- 幽霊聖闘士: 緑
- 雑兵など: 茶色
- 攻撃時・防御時のそれぞれで、異なる効果を持っている場合がある。
○ フィールド(Field)カード (コスト不要)
- 戦闘を行ういろいろな場所。
- 場所の広さを表すリミットや、若干の特殊効果を持っている。
- リミットは聖闘士の存在の上限値に関係するほか、破壊された際に相手が獲得する勝利ポイントの数値となる。
- 戦闘が行われたフィールドカードは、その都度 1点のフィールドダメージを受ける。このダメージは蓄積する。
- フィールドダメージがリミットの値以上になると、フィールドカードは破壊される。
● 瞬間的に使用するカード
○ テクニック(Technique)カード (基本はコスト不要)
- 聖闘士たちの使用する技。単なる蹴りから必殺技まで効果はさまざま。
- 使用自体にコストは不要であるが、威力向上のため追加コストを支払うことができる。
- 各戦闘ごとに、本拠地にカードを出して使用する。
- パワーメーターの表を持ち、支払ったコストに応じて戦闘力が強化される。
- 攻撃時・防御時のそれぞれで、異なる効果を持っている場合がある。
○ 星座の導き(Power of ZODIAC)カード (使用コスト必要)
- いわゆるイベント。戦いの中で起きるさまざまな出来事。
- 各戦闘ごとに、本拠地にカードを出して使用する。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場は戦いの舞台となる共用のフィールド、聖闘士の本拠地、コストを貯める小宇宙エリア、勝利ポイントを貯めるポイントエリアに大別される。
- 永続カードが破棄された時や、瞬間使用カードの使用後は捨て札置き場という空間に集められる。
- 戦闘で破壊した永続カードは、ポイントエリアに集められる。
- 捨て札置き場とポイントエリアは似ているが、両者は明確に区別される。
商品情報
● メーカー: Bandai
○ 発売開始: 2003年12月
- ○ ラインナップ
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- A new era of heroic legends
- Mythological Forces
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