ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『ハリー・ポッター』のルール解説。
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ハリー・ポッター トレーディングカードゲーム
Last Update 2026/4/25 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーは魔法使いとなり、パートナーたちの力を借りて相手を打ちのめす。
● 原作
ファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズ。
映画『ハリー・ポッター』シリーズ。
● 世界設定
この世界には魔法が存在し、あまたの魔法使いが暮らしている。
ただしマグルと呼ばれる一般人には気づかれないよう、さまざまなカモフラージュが施されている。
そして世界の各地には、次世代の魔法使いを育成する魔法学校が存在するのである。
● 本ゲームについて
世界中で親しまれているハリー・ポッターが、久しぶりにTCGとして帰ってきました。
今回は劇場版をはじめとする実写画像を用いた作品で、魔法使いによる一進一退の攻防を再現しています。
基本構成
勝利条件
- 相手ライフが 0枚の状態で、相手パートナーへにダメージを与える。
- 相手のデッキが尽きる(その瞬間)。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 50枚ちょうど。
- 構築条件:
パートナー・MPカード以外のカードで構成されていること。
同一番号カードはデッキにそれぞれ 4枚まで。
● その他準備
○ パートナーカード: それぞれ任意の 1枚。
○ MPカード: 後攻のみ 1枚を使用。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: 3。上限は無し。
- 開始手札: 7枚。上限も 7枚(自ターン内に調整有り)。
- マリガン: 先攻から順に任意で 1回。すべて戻してシャッフル後に引き直す
- ファーストドロー制限: 有り(先攻は 1ターン目にはカードを引かない)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦: 活動状態。
- カード横: 休息状態。
- カード逆位置 (MPフィールド上): MPとして使用中。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 有り(配置ターンは、休息を要する効果やアタック不可)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: キャラクター・ロケーション。番号単位で自軍ユニーク、先出し生存。
- キャラクターの攻撃は、相手パートナーか相手の休息状態のキャラクターの中からいずれか 1体を対象とし、ブロックの指定は防御側が任意に選択する。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ自分のパートナーカードを、パートナーとして場のパートナー置き場に配置する。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- 先攻・後攻を決定する。
- 後攻プレイヤーのみ、MPカード 1枚を MPフィールドに配置する。
- それぞれ自分のデッキから、手札としてカードを 7枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれ自分のデッキから 3枚のカードを、ライフとして裏向きのまま積み重ねる形でライフ置き場に配置する。
- それぞれ相手に対してお辞儀をする。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ スタンバイフェイズ
- このタイミングで発生する、各種効果を適用する。
- デッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
- 自分の休息状態のカードを、すべて活動状態にする。
- 任意で手札のカード 1枚を、MPとして MPフィールドに配置する。
○ メインフェイズ
- 以下の行動を、任意で行う。
- 手札のキャラクターカードを、キャラクターとして場のメイン・サポートフィールドのいずれかの空き部分に配置する。
- 手札のロケーションカードを、ロケーションとして場のサポートフィールドの空き部分に配置する。
- 手札のアイテム(装備・その他)カードを、アイテムとして場の対象箇所に配置する。
- 手札のアイテム(使用)カードを使用する。
- 手札のイベントカードを使用する。
- 手札の同一ナンバーカード 1枚を破棄することで、サポートフィールドにいるキャラクターの復帰を行う。
- 場のカードが持つ、このタイミングで発動できる効果を使用する。
- メインエリアにいる活動状態のキャラクターにより、決闘を行う(後述)。
各決闘の処理
▽ アタックの宣言
- ターンプレイヤーが攻撃側、相手が防御側となる。
- 攻撃側がアタックキャラクターとして、自分のアタック可能なキャラクターの中から指定する。
アタックを行うことができるのは、メインフィールドにいる活動状態かつアタック制限を受けていないキャラクターに限られる。
※アタックは通常は 1体で行うが、2体で同一対象を攻撃することもできる(3体以上は不可)。
- 攻撃側がアタックキャラクターを休息状態にするとともにアタックを宣言し、決闘が開始となる。
- 攻撃側が今回のアタック対象として、以下の中からいずれか 1体を指定する。
- 相手のパートナー。
- 相手のメインフィールドにいる、休息状態のキャラクター。
- 攻撃側が任意で、パートナーが持つアシスト効果を使用する。
- 攻撃側が任意で、アタックキャラクターが持つアタック効果を使用する。
- それぞれが任意で、(手札のマジックカードや場のカードが持つ)このタイミングで使用できる決闘中効果を使用する。
▽ ブロックの宣言
- 防御側が任意で、自分のキャラクター 1体によるブロックを行うかどうかを宣言する。
ブロックを行うことができるのは、防御側のメインフィールドにいる活動状態のキャラクターに限られる。
- 防御側がブロックを行う場合、ブロックキャラクターとして自分のブロック可能なキャラクターの中からいずれか 1体を指定する。
そしてブロックキャラクターを休息状態にすることで、アタック対象をブロックキャラクターに変更させる。
- 防御側が任意で、ブロックキャラクターが持つブロック効果を使用する。
- それぞれが任意で、このタイミングで使用できる決闘中効果を使用する。
- 今回のアタックキャラクターとアタック対象が確定する。
▽ 決闘の勝敗判定
- 今回のアタック対象により、それぞれ以下の処理を行う。
相手キャラクター: アタックキャラクターとアタック対象による、1 対 1の決闘が行われる。
- アタックキャラクターの AP値(2体の場合は合算値)に各種修正を加え、今回の決闘における攻撃側の決闘値を算出する。
- アタック対象キャラクターの DP値に各種修正を加え、今回の決闘における防御側の決闘値を算出する。
- それぞれの決闘値を比較し、値が大きい側が決闘に勝利する(同値は攻撃側の勝利)。
- 攻撃側が勝利した場合、防御側が以下のいずれかの処理を行う。
※防御側が勝利した場合は、“反撃”などを持たなければ何も起こらない。
- アタック対象キャラクターを防御側のサポートフィールドに移動させる。
- アタック対象キャラクターを、捨て札置き場に送る。
相手パートナー: 以下のダメージ処理を 1回行う(特別な指示が無い限りは 1回のみ)。
- この時点で防御側のライフがない場合、攻撃側がゲームに勝利する。
- 防御側が、自分のライフの一番上にあるカード 1枚を引く。
- 防御側が引いたカードを公開したうえで、以下のいずれかの処理を行う。
- 引いたカードが持つブレイク効果を発動する(ブレイク効果を持つ場合のみ、使用後は基本的に捨て札)。
- 引いたカードを手札に加える。
- 引いたカードを、MPとして自分の MPフィールドに活動状態で配置する。
▽ 決闘の終了
○ エンドフェイズ
- このタイミングで発生する、各種効果を適用する。
- 手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
1ゲーム終了時の処理
特になし。
ルール細則
基本ルール細則
● 寮について
- パートナーやキャラクターカードには属性概念として学生寮が存在し、さまざまな場面で参照される。
- 寮は グリフィンドール・スリザリン・ハッフルパフ・レイヴンクロー の 4種類が存在し、無所属のカードも存在する。
- 寮はホグワーツ魔法学校の構成要素のひとつであり、本作ではそれぞれの紋章アイコンで識別される。
- 寮に属するのは学生にとどまらず、監督教師や建物内に住まう? ゴーストなども含まれる。
対して校長など学校全体の責任者や、外部の人々(入学前のハリーを含む)は無所属扱いで登場している。
● MPについて
- デッキのカードは本来の役割とは別に、コスト概念である MPとしての役割が存在する。
- カードの逆位置部分には MPアイコンが存在し、MPフィールドに上下逆位置で配置することで MPとなる。
- MPはスタンバイフェイズに、手札から任意で 1枚が活動状態で配置できる。
他にもライフから引いたカードも、任意で MPとすることを選択できる。
- MPの配置枚数に上限は無く、横一列に並べて配置されるが配置順などは問われない。
- 一般的な MPとは別種の存在として、後攻プレイヤーのみゲーム開始時に MPフィールド上に MPカード 1枚が配置される。
● コストについて
- カードにはコストの概念が存在し、カードの使用・配置には指定値分のコストを支払う必要がある。
- コストは MPを使用することで支払うことができる。
- MPフィールドにある活動状態の MP 1枚を休息状態にするごとに、コストが 1だけ支払われる。
- 後攻プレイヤーは通常のコスト支払いに加えて、MPカードをゲームから取り除くことでも 1コストを支払うことができる。
- マジックカードは通常のコスト支払い方法とは別に、“Magicアイコン”を持つキャラクターによるコスト支払いの方法も存在する。
この方法によるコスト支払いは、そのキャラクターの記載コスト以下のコストを持つマジックカードに限られる。
そして Magicアイコンを持つキャラクターを活動状態から休息状態にすることで、マジックカードのコストが支払われる。
● ライフとブレイクについて
- デッキのカードは本来の役割とは別に、パートナー(プレイヤー自身)のライフとして用いられる。
- ライフは一般的なプレイヤーライフの変種概念で、すべて失った状態でパートナーがダメージを受けた時点でゲームに敗北する。
- ライフはそれぞれ専用の置き場に裏向きで積み重ねる形で配置される。
- ライフはゲーム開始時に、それぞれデッキから 3枚ずつ配置される。
- ライフのカード内容は、アタックを受けるまでは確認できない。
- パートナーが決闘でアタックされた際に、ダメージとしてライフ 1枚が引かれる。
- 引かれたカードにブレイク効果が記載されていた場合、任意で記載効果を使用できる。
ブレイク効果にはコストは存在せず、特に指定が無ければ発動後は捨て札置き場に送られる。
- 引かれたカードがブレイク効果を持たなかったり効果を使わない場合は、以下のどちらかを行う。
- 引かれたカードを手札に加える。
- 引かれたカードを、MPとして上下逆状態で MPフィールドに配置する。
● キャラクターの復帰について
- 本作では決闘にアタックされて敗北したキャラクターは、メインフィールドからサポートフィールドに送られる。
しかし自分のメインフェイズに復帰を行うことで、再びメインフィールドに戻ることができる。
- 復帰は“復帰対象と同一番号のキャラクターカード(要するに同じカード)”を、手札から 1枚破棄することで行われる。
破棄したことで対象となるキャラクターが、サポートからメインフィールドに送られる。
- 復帰を円滑に行うために、決闘が主目的のキャラクターはデッキ構築の際に同じカードを詰め込んでおく必要がある。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ パートナーカード (コスト不要)
- プレイヤーの分身。場にパートナーとして配置される。
- デッキとは別にそれぞれ 1枚が用意され、ゲーム開始時から終了時までバートナー置き場に配置される。
- 通常は複数の効果を持っており、それぞれの指定タイミングで任意に使用することができる。
○ キャラクターカード (コスト必要)
- プレイヤーの部下たち。場にキャラクターとして配置される。
- デッキに入れて使用される。
- メインフィールドに 3枚とサポートフィールドに(ロケーションなどと合わせて)4枚の、合計 7枚までを配置できる。
- AP(攻撃力)/DP(防御力)の値を持ち、プレイヤーの武器/盾となる。
※一部のカードはこの値を持っておらず、サポートフィールドのみに配置できる。
- カードの多くは独自の効果を持つ。
ただし起動するタイプの効果は、“サポーター”以外はメインフィールドにいる時にのみ使用できる。
- DP以上の値でアタックを受けた場合に、サポートフィールドに送られる。ただしサポートに空きがなければそのまま破棄となる。
- 一部のカードは Magicアイコンを持ち、マジックカードのコスト支払いを肩代わりすることができる。
○ アイテムカード (コスト必要)
- キャラクターたちの能力を強化する魔法の杖や道具など。場にアイテムとして配置・使用される。
- デッキに入れて使用される。
- 装備・使用・それ以外の 3種のカードに大別される。
- “装備”を持つカードは、以下の特徴を持つ。
- 自分の場にいるキャラクターに付ける形で場に配置される。
- キャラクターの一部扱いとなり、各フィールドの配置枚数には含まれない(配置枠を減らさない)。
- 1体のキャラクターに対して 1枚までとなる。
- それぞれ何らかの効果を持ち、付けた対象を強化する。
- 付けた対象が破棄される際に一緒に破棄される。
- “使用”を持つカードは、以下の特徴を持つ。
- “装備”も“使用”も持たないカードは、以下の特徴を持つ。
- サポートフィールドに単独で配置され、記載効果を発動する。
○ ロケーション (コスト必要)
- 冒険の舞台となる場所。場にロケーションとして配置される。
- デッキに入れて使用される。
- サポートフィールドに配置され、記載効果を発動する。
● 一時的に使用するカード
○ イベントカード (コスト必要)
- ゲーム中に起きるさまざまな出来事。
- デッキに入れて使用される。
- 基本的には自分のメインフェイズに使用される。
- 使い捨てで効果を発揮し、使用後は捨て札となる。
○ マジックカード (コスト必要)
- プレイヤーが唱える呪文。効果はさまざま。
- デッキに入れて使用される。
- 基本的には決闘中に使用される。
- 2通りのコスト支払い方法を持ち、通常の方法に加えて一部キャラクターの能力による使用もできる。
※つまり普段はパートナーがマジックを使用しているが、休息化によるコスト支払いはそのキャラクターが使用する扱いとなる。
- 使い捨てで効果を発揮し、使用後は捨て札となる。
● その他のカード
○ MPカード (コスト不要)
- コスト支払いに使用できるマーカー。名前こそカードであるが、一般的なカードとは別の扱いを受ける。
- イラストはそれぞれ異なっているが、すべて同一の存在となる(現状は学生寮の紋章のいずれか)。
- 後攻プレイヤーのみがゲームに使用し、ゲーム開始時に 1枚が MPフィールドに活動・正位置で配置される。
- MPフィールドに存在する部分は同じであっても、他の MPとは完全に別種の存在である。
MPアイコンを持っておらず、休息状態にしてもコストを支払うことはできない。
- MPカードをゲームから取り除くことで、1コストを支払うことができる(一般的な MPでは、この方法によるコスト支払いはできない)。
場の構成
| サポートフィールド | 相手 サポートフィールド |
| Partner | メインフィールド | 相手 パートナー・メイン |
|
| メインフィールド | Partner | 自分 パートナー・メイン |
| サポートフィールド | 自分 サポートフィールド |
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- それぞれの場はパートナー置き場・メインフィールド・サポートフィールド という空間に大別される(上図は場の構成図)。
- それぞれのメインフィールドには、キャラクターカードを 3枚まで配置できる。
またそれぞれのサポートフィールドには、キャラクターや各種永続カードを合計 4枚まで配置できる。
- 場のほかに、MPフィールドなどの空間が存在する。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、捨て札置き場という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: ムービック
○ 発売開始: 2026年4月
- ○ ラインナップ
| 名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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| スタートデッキ
| 2026/4
| 2種
| 構築済みデッキ(52/990込)
|
| 「ハリー・ポッターと賢者の石」 Part. 1
| 2026/4
| 86
| ブースター(5/440込)
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