ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『メダロット』のルール解説。
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メダロット オフィシャルカードゲーム
Last Update 2019/9/28 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるロボット格闘戦。プレイヤーはメダロットのオーナー“メダロッター”となり、相手のメダロットとのホビーロボット同士の死闘を闘い抜く。
● 原作
コンシューマーゲーム(GB用)『メダロット』シリーズ。
TVアニメ『メダロット』シリーズ。
● 世界設定
ロボロボ団の妨害をはねのけ、新たなるロボトル世界の人気者となったイッキとメタビー。
そんな中、彼らの町にメダロットの辻斬り集団というべき存在“デスメダロッター”が押し寄せる。
かれらの使う“デスメダロット”は、従来の物とは圧倒的に異なる戦闘力、そしてクリーンファイトを否定する残忍さを秘め、あたりのメダロットを次々と破壊していった。
そんな彼らに正々堂々ルールにのっとりメダロッター魂を説く天領イッキ。変形機能を備えた新型パーツを纏い戦闘力を高めたメタビーとともに、デスメダロットの襲撃に立ち向かっていくのであった。
● 本ゲームについて
新展開を迎えたTVアニメをイメージさせる新型TCGです。
ゲームボーイ版の特徴であるパーツの組み合わせを中心に据えた前作とは異なり、それぞれのメダロットの基本型同士での戦術(戦闘指示)を重視した作品になっています。
そして販路の確保のためにカードサイズをカードダスに合わせて小型化し、ブースター販売はカードダスベンディングマシンを使用するタイプになりました。
複数存在するレギュレーションのうち、今回は最終状態であるエキスパートモードを中心に解説します。
基本構成
勝利条件
- 相手のHPが0未満になる(0になった時点では続行し、それ以上の減少で敗北)。
- 相手のデッキが尽きる(引くべきときに引けない)。
- スタートフェイズ終了時に、相手のメダロットカードが場に1枚も存在しない(配置できない)。
- 相手のリーダーマーク(となるメダル)が0枚になる(エキスパートモード限定)。
事前準備
● デッキ(1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 30枚ちょうど(ただしビギナーモードは15枚ちょうど)。
- 構築条件: 同一カードはデッキに3枚まで(同名でもメダロットとメダチェンジカードは別物とみなす)。
※カードが混じるため、それぞれ異なる柄のスリーブを使用することが望ましい。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ HP表示用マーカー(メダル): 適当数。
※メダルはHP分の個数を用意する必要は無く、数値盤上で表示マーカーとして使用する。ただしエキスパートモードでは別用途で若干数が必要となる。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ(HP、メダルと表記する場合もある): 対戦レギュレーションにより以下の値となる。上限は無し。
- ビギナーモード: 10
- ノーマルモード: 20 + マスターカード補正値
- アドバンスモード: 20 + マスターカード補正値
- エキスパートモード: 30 + マスターカード補正値
- 開始手札: 7枚。上限も同じ(過剰に引いた時は調整する)。
- マリガン: 手札にメダロットカードが無い時、本人のみ。すべて戻して引き直し。
- ファーストドロー制限: 無し(全員1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード表・縦向き: アクティブ状態。
- カード表・横向き: アクティブ状態での能力使用時。
- カード裏向き: 配置直後などの状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 基本的には無し(過剰に引きすぎた場合のみ調整)。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 有り(配置時に裏向き状態)。
- 手番を跨ぐコスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- メダロットの攻撃は、常に相手メダロット1体を対象とする。
ゲームの流れ
開始準備
○ オーブニングフェイズ
- 今回の対戦レギュレーションを、あらかじめ協議して決めておく。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキより手札としてカードを7枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれ可能ならば手札の任意のメダロッターカード1枚を、マスターカードとして場に配置する。
配置したマスターカードのHP補正値分だけ、プレイヤーのHPを増加させる。
- それぞれ可能ならば、メダロッターカードをメダロッターカードストックに最大3枚まで裏向きに配置する。
- それぞれ可能ならば、メダロットカードを自分のプレイヤーフィールドの任意マスに最大3枚まで裏向きに配置する。
- それぞれ配置したメダロットのうち任意の1体をリーダー機に指定する。
それぞれプレイヤーのHPを3だけ減らした後で、リーダー機に3個のリーダーマーク(となるメダル)を載せる。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時点でゲーム終了。
※同一ターン内で、双方のプレイヤーがそれぞれに処理を行う。
ターン(1回の手順)の進行
○ スタートフェイズ
- それぞれのメダロットとマスターカードをすべてアクティブ(表・縦向き)状態にする。
- それぞれデッキからカードを1枚引き、手札に加える。
※マスターカード未配置の場合は、メダロッターカードを引いた時点で強制的にマスターカードとなる。
- それぞれ任意でコストを1だけ支払うことで、追加ドローとしてデッキから 1 ~ 3 枚の間の任意数だけ引く。
○ アクションフェイズ
○ 行動メダロットの決定
- それぞれのメダロットのスピード値に各種修正を加え、今回のそれぞれのスピード値とする。
- それぞれのメダロットのスピード値を比べ、値が高い順でメダロットそれぞれの行動順番を決定する。
ただしスピード値が同じメダロットの場合は、以下の手順で同スピード内での順番を決定する。
- 移動方向表示マークがより多いメダロットが、先に行動する。
- 同じ場合は、コストがより少ないメダロットが先に行動する。
- 条件がすべて同じメダロット同士は、ジャンケンで行動順を決定する。
※対象が自分のメダロットのみの時は、任意で順番を決めてよい。
- 行動順に従い、それぞれのメダロット単位で以下の処理をおこなう。
各メダロットごとの処理
○ 移動・行動
以下の条件で、移動1回と行動1回を好きな順番で行う。
- 移動は以下の条件で行われる。
- 移動方向表示マークで示されている、いずれかの隣接マスへ移動できる。
- 自分のプレイヤーフィールドと中立フィールドのみ移動できる。
- 自分のプレイヤーフィールドと中立フィールドのみ移動できる。
- 移動しなくてもよいが、移動しない(できない)場合はペナルティとして1コストを支払う必要がある。
※交代配置されたメダロットは、移動しなくてもペナルティは発生しない。
- 行動は以下の行為の中から、いずれか1つを行う。
同時に使用タイミングが行動時のメダロッターカード1枚の効果を任意で使用できる。
- 攻撃: 射撃・格闘タイプのメダロットが、自分の攻撃範囲にいる任意の相手メダロット1体に対し攻撃判定を行う(後述)。
※中立フィールドにいる場合は、本来の攻撃範囲に加えて自身の左右隣接マスも攻撃範囲となる。
- 特殊能力: 特殊タイプのメダロットが、自身の記載効果を使用する。
- メダロットの交代: 自身を破棄し、手札のメダロットカードを配置する。
※交代前にプレイヤーフィールドにいた場合は同じマスに配置する。
中立フィールドにいた場合は、自分のプレイヤーフィールドの任意の空いているマスに配置する。
- メダチェンジ: 手札のメダチェンジカードを上に重ねることで、変形を行う。
- メダチェンジ解除: 上に重ねてあるメダチェンジカードを破棄する。
- パス: 何もしない。
○ 攻撃判定
- 現在行動を行っている側のプレイヤーが攻撃側となり、攻撃を行うメダロットの攻撃範囲にいる相手メダロットの中から任意の1体を指定する。
- 相手側のプレイヤーは防御側となり、自分のメダロットの特殊効果や使用タイミングが防御時のメダロッターカード1枚の能力を任意で使用する。
- それぞれのメダロットの威力や装甲に各種修正を加え、今回の攻撃における威力・装甲の値を算出する。
- 攻撃側の攻撃を行うメダロットの威力と、防御側の攻撃対象となったメダロットの装甲の値を比較する。
比較の結果により、それぞれ以下の処理を行う。
- 威力 ≧ 装甲: 破壊成功。防御側のメダロットが破壊される。
- 威力 < 装甲: 弱攻撃を受けたとして、以下の処理を行う。
- 威力の値の 1/10(端数切捨て) の値分の枚数だけ、防御側が手札を捨てる。
- 防御側の手札が 0枚になった場合は、弱破壊として防御側のメダロットが破壊される。
- メダロットが破壊されたプレイヤーは、以下の処理を行う。
- 破壊されたメダロットの記載コストが支払わされる(プレイヤーのHPが減少する)。
※メダチェンジ中のメダロットが破壊された場合、すべてのカードのコストが支払わされる。
※弱破壊の場合は、記載値に関係なくコスト1(メダチェンジ中は2)となる。
- 破壊されたメダロットのカードがすべてメダフォースリザーブに送られる。
- デッキから 1 ~ 3 枚の間の任意数だけ引き、手札に加える。
※可能であれば、手札のメダロットを自分のプレイヤーフィールドに裏向きで配置する。
○ エンドフェイズ
- それぞれターン終了時に発動するメダロットの効果処理を行う。
- それぞれトラッシュタイミングが“ターン終了”の効果を使用しているメダロッターカードを、すべて墓場に送る。
- それぞれ中立フィールドに存在する自分のメダロットの数の値分だけ、自分のHPを増やす。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 色について
- カードには属性概念として色が存在し、主にエキスパートモードで使用される。
- 色は 赤・緑・黄・橙・水色・スミレ色・マゼンタ・白 などの種類が存在する。
- メダロッターカードはそれぞれ2種の相性色を持ち、マスターカードとして場に配置された時に使用される。
※相性色が1色(同一色が2つ)の場合もある。この場合は一致する色に対する修正が2倍(要するに2つ分)となる。
- メダロットカードの場合、本体そのものではなく 装甲・威力・スピード のそれぞれの値が独立して個別に色を持っている。
なお数値の中で黒色の数値はいわゆる無色に相当し、相性色の影響を受けない。
- エキスパートモードにおいて、メダロットの各数値の色がマスターカードの相性色のいずれかと一致する場合、数値に +10 の修正が加えられる。
※マスター相性色が1色の場合は、一致項目の数値に +20 の修正が加えられる。
- 属性としての色とは別に、メダロットカードには色で識別された行動タイプが存在する。
行動タイプはカードの(原作における)パーツ部分の色で示されており、以下の種類が存在する。
- 赤: 射撃タイプ。
- 青: 格闘タイプ。
- 黄: 特殊タイプ。
● コストについて
- カードにはコストの概念が存在し、カードの使用時などに指定値分のコストを支払う必要がある。
- 基本的にはコストとしてプレイヤーのHPが使用され、HPを1減らすことでコストが1だけ支払われる。
- メダロットカードは配置時にはコストは不要であるが、破壊時にコストを支払わなければならない。
- メダチェンジカードは配置時(変形時)と破壊時の2種類のコストが存在し、それぞれのタイミングで支払う必要がある。
- メダロッターカード(の通常使用時)は2種類の効果を持つ。
それぞれの効果ごとに支払うコストは異なるが、いずれもカードの使用時にコストを支払う必要がある。
● メダフォースについて
- 攻撃によってメダロットが破壊された場合、そのカードはメダフォースリザーブに送られる。
メダフォースリザーブに集められたカードはメダフォースとして、メダロッターカードの使用コストに使用できる。
- メダフォース1枚を破棄する(墓場に送る)ことで、コストが1だけ支払われる。
- メダフォースをメダロッター以外のコストに使用することはできない。
- アドバンス・エキスパートモード用の概念であり、他のレギュレーションではメダロット破壊時は墓場に送られる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ メダロットカード(破壊時にコスト必要)
- 身長1m程度のホビー用ロボット。場にメダロットとして配置される。
- 自意識を持ち、主に“ロボトル”と呼ばれる格闘技風(ただし射撃あり)の賭け試合に用いられる。
※今回の機体は、パーツ本来の組み合わせ(出荷状態?)で構成された基本形態のみで登場している。
- 自分のプレイヤーフィールドのいずれか空いている1マスに裏向きで置され、次のスタートフェイズにおいて表向きとなる。
- 向きが決められており、カードの上面部分がメダロットの前方となる。配置はそれぞれ自分から見て正位置になるように行うこと。
- 装甲・威力・スピードの値を持ち。プレイヤーの武器/盾となる。
なおこれらの項目値は、それぞれに独立して固有の色を持ちマスターカードによる修正を受ける場合がある。
- それぞれ各ターンごとに、任意で 1回の移動と 1回の行動を行うことができる。
それぞれの行動順番は、それぞれのスピードの値によって決められる。
- 装甲値の回りの円周部分に、8方向に分割された移動方向表示マークを持つ。
円周部分でピンク色に彩色された部分が表示マークであり、移動時には表示マークと対応する方向の隣接マスに(移動可能であれば)移動できる。
- 原作において各メダロットを構成するパーツ名が記載されている。
パーツ名自体はゲームで使用しないが、その記載色によってそれぞれの行動タイプが決定される(上記参照)。
- それぞれの行動タイプによって、攻撃などの行動において以下の特徴を持つ。
- 射撃タイプ: 正面 2マス先の相手メダロットに対して攻撃できる(正面1マス目は敵味方関係なく飛び越す)。
- 格闘タイプ: 正面 1マス先の相手メダロットに対して攻撃できる。
ただし間にアクティブ状態のメダロットがいない場合に限り、コストを1払うことで正面 2マス先の相手に対して遠距離攻撃ができる。
- 特殊タイプ: 固有の記載効果を使用できる(通常は効果使用を示すためカードを横向きにする)。
- 装甲の値以上の威力で攻撃を受けた時に破壊され、メダフォースリザーブに送られる。
※破壊されない時は弱攻撃となり、受けた威力の 1/10 分の手札を捨てるだけである。
ただし弱攻撃により手札が0枚になると、弱破壊として対象のメダロットが結局は破壊されることになる。
- 配置時にはコスト不要であるが、破壊された時に記載値分のコストを支払う必要がある。
※弱破壊の場合は、コストは一律で合計で 1となる。
※ リーダー機
- プレイヤーの相棒として戦うチームリーダー。エキスパートモードでのみ使用される。
- ゲーム開始時に1体が指定される。
指定時に3コスト分が必要であり、リーダーマークとしてメダルが3つ(つまり支払ったコスト)分が配置される。
- 存在が勝利条件に関係しており、リーダーマークをすべて失うとゲームに敗北する。
- リーダー機が交代する場合、新たなリーダー機はリーダーマークを1つ失う(つまり交代は2回まで)。
- リーダー機が破壊された場合、チーム解散として以下の処理が行われる。
- 場の自分のメダロットがすべて破壊される。
- リーダー機を含め、破壊されたメダロットのコストをすべて支払わされる。
ただしリーダー機が弱破壊された場合は、それぞれの破壊コストは記載コスト値ではなく一律で 1ずつとなる。
- デッキから最大7枚までの任意数を引いて手札に加える。
- 手札から、最大3体までのメダロットを自分のプレイヤーフィールドに裏向きで配置する。
- 新たなリーダー機を1体選び、以前のリーダー機の時から1つ減らした分のリーダーマークを配置する。
○ メダチェンジカード(行動時と破壊時にコスト必要)
- メダロットの変形状態。メダチェンジと呼ばれる変形機構を持つ一部のメダロットにのみ存在する。
- いわゆる進化カードであり、同名のメダロットカードの上に重ねて場に配置する。
- メダロットカードとの2枚で1体のメダロットとして扱われ、配置中はメダチェンジ側の能力を使用する。
- 変形タイプの項目を持ち、タイプによって以下のコストが必要となる。
- パワー変形: 1回の行動ごとに、1コストが必要となる。
- シフト変形: 行動にコストは不要である。
- パーツ名の代わりにドライブ表示の項目を持ち、行動タイプが記載される。
※射撃・格闘・特殊タイプの代わりに、射撃・格闘・特殊ドライブと表記される。
- 変形自体は行動の一つとして行われる。変形前に移動していなければ即座に移動することもできる。
- 行動の一種として、メダチェンジカードを破棄することで変形が解除される(変形前のメダロットに戻る)。
- 変形状態で破壊された場合は、2枚分それぞれのコストを支払う必要があり、2枚まとめてメダフォースリザーブに送られる。
※弱破壊の場合は、コストは一律で(2枚分の合計で) 2となる。
● 瞬間・永続的に使用されるカード
○ メダロッターカード(使用コスト必要)
- メダロットの持ち主である子供たち。
※名前がややこしいが、小型ロボがメダロットで、人間の側がメダロッターである。
- 基本的には仲間からの援助として一時的に使用されるカードである。
ただし本来の役割とは別に、プレイヤーの分身となるマスターカードとしても使用される。
- 場のメダロッターストックに一度裏向きで配置しておくことで、指定タイミングに表向きにすることで効果が発動する。
ただし使用タイミングが“発動”以外の効果は、直接手札からメダロッターストックの空いている箇所に表向きに配置しても効果が発動する。
- メダロッターストックにはカードを 3枚まで配置できる。すでに3枚配置している時には、従来分を任意破棄することで新たに配置できる。
- デッキからカードを引いたタイミングと自分のメダロットの行動順番が回ってきたタイミングであれば、いつでも場のメダロッターストックに配置できる。
- それぞれ 2種類の効果を持ち、どちらか一方の効果を選択して対応するコストを払って使用する。
※各能力ごとに 使用コスト・使用タイミング・トラッシュタイミング などがすべて個別に存在する。
- 各能力ごとに異なる使用タイミングを持ち、指定されたタイミングで使用される。
※基本的には1つのタイミングでそれぞれ1枚ずつ使用できる。ただし“発動”の効果は回数に関係なく使用するとができる。
- 各能力ごとに異なるトラッシュタイミングを持ち、指定されたタイミングで墓場に送られる。
※要するに効果の永続期間が記載されており、瞬間的に使用されるものから永続的に発揮されるものまで各種存在する。
※使用タイミングが“効果永続”の効果は、それぞれ 2枚以上を同時に使用することはできない。
- エキスパートモード限定で、プレイヤーのHPの値が 10以下の場合はメダロッターカードの使用コストが半分になる。
※ マスターカード
- プレイヤーの分身として、メダロッターカードを本来の役割とは別に使用する状態。
- ゲーム開始時に引いたメダロッターカードの中から、任意の1枚をマスターカードとして使用する。
※配置にあたってコストは不要であり、ゲーム終了時まで場に永続する。
※開始時手札になかったなどでマスターカードが配置されていない場合、ゲームの途中で最初に引いたメダロッターカードが強制的にマスターカードとなる。
- マスタカードは以下の条件で、通常のメダロッターカードとして使用できる(実質4番目のメダロッターストックとして機能する)。
- アクティブ状態の時に、記載能力のコストを払うことで使用できる。
- 使用できるのは1ターンに1回のみで、使用後は次のターンまで横向きになる。
- トラッシュタイミングが来ても効果が消えるだけで、マスターカードはそのまま場に残る。
- 使用タイミングが“発動”の効果は、一切使えない。
- HP補正値の値を持ち、マスターカード配置中はプレイヤーのHPが補正値分だけ上昇する。
- 2種の相性色を持る。自分のメダロットの各能力値が持つ色と一致している場合に、数値に +10 の修正が加えられる。
※相性色が1つ(2種とも同色)の場合は、数値に +20 の修正が加えられる。
場の構成
敵 | 敵 | 敵 | 相手プレイヤーフィールド |
敵 | 敵 | 敵 |
中 | 中 | 中 | 中立フィールド |
自 | 自 | 自 | 自軍プレイヤーフィールド |
自 | 自 | 自 |
- 永続カードは、フィールドという空間に存在する。
- フィールドは 5 * 3 の15マスで構成される(上図はフィールドの構成図)。
- フィールドのはマスは双方のプレイヤーフィールドと共用の中立フィールドに大別される。
- それぞれのメダロットは、自分のプレイヤーフィールドと中立フィールドの任意の1マスに存在する。
相手のプレイヤーフィールドとも繋がっており攻撃できるが、進入はできない。
- フィールド以外にも、マスターカードの置き場やメダロッターカードストックなどの空間が存在する。
- カードを破棄した時やメダロッターカードの使用後は、墓場という空間に集められる。
- メダロットが破壊された時は、メダフォースリザーブという空間に集められる。
メダフォースリザーブのカードがコスト支払などで使用された後は、墓場に送られる。
商品情報
● メーカー: イマジニア
※US版は The Upper Deck Company。カードダス販売でバンダイの協力あり。
○ 発売開始: 2000年9月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
Vol. 1
| 2000/9
| 102
| スターター(30/953)、カードダス(4/100)
|
Vol. 2
| 2001/1
| 68
| カードダス(4/100)
|
Vol. 3
| 2001/4
| 65
| カードダス(4/100)
|
Vol. 4
| 2001/7
| 60
| カードダス(4/100)
|
Vol. 5
| 2001/10
| 82
| スターター(30/900)、カードダス(4/100)
|
(参考)US版
|
|
| 構築済みスターター、ブースター
|
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