ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『The X-Files』のルール解説。
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The X-Files Collectible Card Game
Xファイル
Last Update 2023/8/5 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数対戦によるカード名の判別戦。プレイヤーは FBIの幹部職員となり、配下の捜査官を率いて世界の謎に挑む。
● 原作
TVドラマ『Xファイル』。
● 世界設定
この世界には、現代科学では解明できていない不可解な事件が多数存在する。
アメリカ連邦捜査局(FBI)の元にも、そのような案件の解決依頼は多数寄せられている。
しかし難解極まりない事件を解き明かすには、人員や予算があまりにも不足している(あるいはそういうことになっている)。
そのためこれらの事件資料は、未解決なまま“Xファイル”として倉庫の奥にしまわれていたのであった。
● 本ゲームについて
人気TVドラマのTCGです。一定のリストの中から、目当てとなるカードを選ぶ(言い当てる)ことが目的となります。
定番ボードゲームとして『クルード』という推理ゲームが存在しますが、本作はそれを対戦用にカスタマイズしたような作品です。
※ここでは上級ルールである“アドバンスゲーム”における、2人対戦時のルールを中心に解説します。
ただし推理部分を堪能したいのであれば、基礎ルールである“ベーシックゲーム”のほうが向いているかもしれません。
基本構成
勝利条件
- 一番最初に、相手のいずれかが用意した Xファイルのカード名を正しく言い当てる。
- オプションルール限定: 自分以外のプレイヤーがすべて脱落する。脱落条件は以下の通り。
- Xファイルを当てる際に、別のカードを答えてしまう(通常は、間違えてもペナルティのみ)。
- 自分の場に捜査官が 1体もいない(通常ならば捜査官は負傷までで、死亡による除去は無い)。
事前準備
● デッキ (Bureau Deck: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 60枚以上。
- 構築条件:
Xファイル以外のカードで構成されていること。
同一カードはそれぞれデッキに 2枚まで。
オプションルールとして採用しない限りは、“Killer”能力を持つカードを投入できない。
● 開始時捜査官 (Starting Agents: 1人分の補助カード)
- デッキ枚数: 3枚以上。
- 構築条件:
捜査官カードのみで構成されていること。
すべて異なる人物のカードであること。
カードコストの合計値が 20以下であること。
● その他準備
○ Xファイルカード: それぞれ任意の 1枚。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ Xファイルノート: スターター付属のカード一覧表。必要に応じて。
○ 筆記具: 質問の進捗記録のためのメモ帳などを、必要に応じて。
○ 各種表示用トークン: 種類ごとの区別が付く物を適当数(おはじき状の物が望ましい)。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(正解した Xファイル): 0枚。誰かが 1枚当てた時点でゲーム終了。
- 資源値(Resource Pool): 5ポイント。以降増減する。
- 陰謀値(Conspiracy Pool): 5ポイント。以降増減する。
- 開始手札: 7枚。上限も 7枚(各ターンごとに調整有り)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(先攻は 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 無し(捨て札を再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 可能。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 有り。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理: 捜査官・情報提供者・サイトカード、自軍ユニーク、先出し生存。
- 戦闘はスキルチェックの一種として発生し、対象サイトにいる捜査官と敵対者によって行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ協議の上で今回の採用オプションなどを決定し、それに合わせたデッキを用意する。
- それぞれ自分の Xファイルカード 1枚を、Xファイルとして自分の場に裏向きで配置する。
- それぞれ自分の開始時捜査官を、捜査官として自分の場の捜査局に表向きで配置する。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキから、手札としてカードを 7枚引く。
- それぞれ自分の資源/陰謀プールにトークンを配置することで、資源/陰謀値の保有数を表示する。
- 先攻・後攻を決定する。
全体の基本進行
それぞれターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ 朝礼(Briefing)フェイズ
- ターンプレイヤーが、今ターンの調査プレイヤーとなる。
- 調査側が任意で自分のデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
- 調査側が、自分の(病院以外の)場にいる捜査官に記載された、資源供給値の合計分の資源ポイントを獲得する。
- 調査側が任意で資源ポイントを消費し、消費ポイント分の枚数のカードを自分のデッキから引いて手札に加える。
- 相手側が任意で手札を破棄することで、破棄カードの記載コスト(捜査官は資源供給値)の合計分の陰謀ポイントを獲得する。
- 相手側が任意で陰謀ポイントを消費し、消費ポイント分の枚数のカードを自分のデッキから引いて手札に加える。
○ 治療(Healing)フェイズ
- 調査側の病院にいる捜査官のダメージが、以下の内容で減少する(治療される)。
※治療後の現在体力値が 2以下となる捜査官は入院継続扱いとなり、このターンは病院から移動できない。
- 記載体力値が 3以下の捜査官: ダメージが 1ポイント減少。
- 記載体力値が 4以下の捜査官: ダメージが 2ポイント減少。
○ 装備(Requisition)フェイズ
- 調査側の捜査局にいる捜査官に対して、任意で手札から装備カードを装備として配置する(装備させる)。
○ 配置(Deployment)フェイズ
- 調査側が任意で手札から捜査官カードを、(一時的な)捜査官として捜査局に配置する。
- 調査側の捜査官の配置位置を、任意で現在地から 捜査局・現場・病院 のいずれかに変更する(移動させる)。
※入院中など移動できない場合もあるので注意すること。
- 調査側が任意で、配置場所単位で自分の捜査官のチーム編成を行う(1体以上の捜査官により 1組の行動単位を形成する)。
○ 事件発生(Case Assignment)フェイズ
- 調査側が任意で手札からサイトカードをサイトとして、自分の現場に配置する。
※多人数プレイの場合は各サイトごとに、相手の中からいずれか 1人をそのサイトの指示対象プレイヤーとして指定する。
- 相手が任意で、手札からブラフカードをブラフとして、調査側のいずれかのサイトに対して裏向きで配置する。
※ブラフはこの時点ではコスト不要。またブラフ以外のカードを、はったり(本当の意味でブラフ)として配置することもできる。
○ 調査(Investigation)フェイズ
- 調査側が任意で、自分の現場にいるチームの再編成を行う。
- 調査側が自分の現場にいるチームを、任意でいずれかのサイトに割り当てる(派遣する)。
- 何らかのカードが付いた(調査側がチームが割り当てられたか、あるいはブラフが付けられた)サイト単位で、サイトの調査処理を行う(後述)。
各サイトの調査処理
▽ 判定スキルの指定
- 相手プレイヤーが、今回の指示対象プレイヤーとなる。
※多人数プレイの場合は、あらかじめサイトごとに指定されていたプレイヤーが担当する。
- 今回のサイトにブラフが配置されている場合はすべて表向きになり、それぞれ以下の処理が行われる。
- そのカードがブラフカードで無い(無関係なカード)の場合、持ち主の捨て札置き場に破棄される。
- ブラフカードである場合、カードの持ち主が任意でコストを支払うことによって効果を発動させる。
この処理で支払う陰謀コストは、記載コストよりも 1だけ少なくなる。
※コストを支払わなければそのまま破棄。またコストは減少しても 0までで、マイナスにはならない。
- 今回の前提条件で指定されたスキルにより、以下のスキルチェックを行う。
▼ 各スキルチェック(通常分)の処理
- それぞれが今回の判定で使用されるスキルとその達成値を確認する。
- それぞれが任意で、以下の処理を望むだけ行う。
※順番は特に指定されていないが、基本的には調査側から交互(多人数なら順番)に行うものと思われる。
※使用したカードの効果によっては、スキルチェックの中で入れ子としてのスキルチェックが行われる場合がある。
- 消費した資源ポイント分の枚数のカードを、自分のデッキから引いて手札に加える(調査側)。
- 消費した陰謀ポイント分の枚数のカードを、自分のデッキから引いて手札に加える(相手側)。
- 手札から情報提供者カード 1枚を、情報提供者として対象サイトに配置する(調査側)。
- 手札から敵対者カード 1枚を、敵対者として対象サイトに配置する(相手側、戦闘が発生する)。
- 手札からブラフカード 1枚を使用する(相手側、本来の記載コストが必要となる)。
- 手札からイベントカード 1枚を使用する。
- 現時点で対象サイトに割り当てられている捜査官(チーム)が 1人も今回の判定スキルを持っていない場合は、自動的に判定失敗となる。
割り当てられた中でいずれかの捜査官が該当スキルを持っている場合は、以下の方法で判定が行われる。
- 調査側の対象捜査員の該当スキル値の合計値に各種修正を加え、今回の判定値を算出する。
- 今回の判定における達成値と判定値を比較し、内容を満たしていれば(判定値が達成値以上であれば)判定成功となる。
- 判定の成否に応じて、スキルチェックを発生させたカードの効果が適用される。
※サイトにより行われるスキルチェックについては、後述の処理が行われる。
▽ サイトの解決
- サイトのスキルチェック判定に成功した場合は、以下の処理が行われる。
- 調査側がサイトで指定された Xファイルの特性に関する質問を、指示対象プレイヤーに Yes/No 形式で行う。
※質問内容は、指定特性の中から 1つの項目を選び、その成否を問う形で行われる。
例えば記載内容が“Affiliations に関して 1つ尋ねる”である場合、「あなたの Xファイルの所属は、エイリアンですか?」といった具合になる。
- 指示対象側は、質問の答えを“自分の Xファイルの内容”で正確に回答する。
※調査側は、この回答の内容をメモ用紙などに記録しておくことができる。
- 調査側が任意で指示対象プレイヤーの Xファイルのカード名を言い当て、指示対象側がその成否を Yes/No で答える。
その成否によって、以下の処理を行う。
※言い当てるのは任意であり、確証が持てないうちは何もしなくて(回答せずにパスして)よい。
- 見事いい当てた場合: 調査側が、今回のゲームに勝利する。
- 間違えた場合: 以下のペナルティ処理を行う。
※オプションルールによっては、ここで間違えたことにより調査側がゲームから脱落する。
※指示対象側は間違えたという事実を告知するだけで、カード名はまだ明かさない(もちろん嘘はつかないこと)。
- 指示対象側が調査プレイヤーに対して、調査側の Xファイル特性に関する質問を Yes/No 形式で行う。
※基本的にはサイトに記載された特製に関して質問するが、調査側が許すなら別の特性であってもかまわない。
- 調査側は、質問の答えを“自分の Xファイルの内容”で正確に回答する。
- 指示対象側が任意で、調査プレイヤーの Xファイルのカード名を言い当て、調査側がその成否を Yes/No で答える。
※ペナルティの一環ということで、ここで失敗してもペナルティは無い(もちろん成功すればゲーム勝利)。
- 今回のサイトが破棄される。
サイトにいる捜査員とその装備は現場に残り、それ以外(情報提供者など)のカードはすべて捨て札となる。
- 今回の調査処理が終了する。
○ 報告(Debriefing)フェイズ
- 今ターンに手札から配置した捜査官が、すべて破棄される(本来の任務に戻る)。
- それぞれ任意数の手札を捨てる。
手札が上限を超えている場合は、上限に収まるように捨てること。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● コストとプールについて
- カードにはコストの概念が存在し、カードの使用・配置には指定値分のコストを支払う必要がある。
- コストは資源値(青)または陰謀値(赤)を使用することで支払うことができる。
どちらを使用するかは自ターンか否かで異なり、基本的に自ターンは資源値・相手ターンは陰謀値のカードを使用できる。
※どちらのターンでも使える(コスト欄が紫の)カードも存在する。
- 資源値/陰謀値を 1ポイント使用するごとに、対応するコストが 1だけ支払われる。
- 資源値/陰謀値は蓄積概念であり、各プレイヤーごとの資源プール/陰謀プールに蓄積される。
- 資源値は捜査官の経費のようなもので、自分の場の捜査官の記載合計分の値が、自ターンごとに供給される。
- 陰謀値は手札から生成され、相手ターンに手札を破棄することで記載コスト分の値が蓄積される。
● チームについて
- 本ゲームの捜査官は、場においてはチームを組んで行動を行う。
- 各チームは 1体以上の捜査官で構成され、自ターンに同じ場所にいる捜査官同士で任意に編成することができる。
ただし 1体の捜査官は、1つのチームにのみ所属できる(兼任不可)。
- 編成を解いたりダメージなどで脱落しない限り、基本的にはチーム編成は維持される。
- 各サイトへの調査割り当てはチーム単位で行われ、1つのサイトの調査は 1つのチームによって行われる。
● 戦闘について
- スキルチェックの一種として、戦闘の処理が存在する。
- 戦闘は敵対者カードにより発生し、通常のスキルチェックとは処理が異なる。
- 基本的には敵対者カード 1枚と、対象サイトにいる 1チーム(の捜査官たち)によって行われる。
※体力値を持つ情報提供者は、戦闘においては捜査官に準じた存在として扱うことができる(ダメージ処理などは異なる)。
※複数の敵対者が使用される場合、基本的には各敵対者ごとの個別戦闘が順番に行われる。
- 戦闘は対象チームの捜査官全員が病院に送られる(入院する)か、敵対者がすべて排除(破棄)されるまで行われる。
- 戦闘は遠距離戦闘と近距離戦闘で構成される。
このうち遠距離戦闘は戦闘の最初に 1回だけ行われ、以降は決着がつくまで近距離戦闘が繰り返される。
- 戦闘は以下の内容で行われる。
各戦闘の処理
▼ 遠距離戦闘(Long Range Combat)
- 対象の捜査官と敵対者により、今回の戦闘が行われる。
- 敵対者プレイヤーから順に、それぞれが任意で手札から戦闘カードを望むだけ使用する。
- 戦闘に参加した捜査官や敵対者ごとに、以下のダメージ処理を行う。
※それぞれのダメージは、すべて同時に与えられる。
- それぞれの遠距離戦闘力に各種修正を加え、今回のダメージを算出する。
※遠距離戦闘力を持たない(値が N/Aの)場合、ダメージは発生しない。
- 算出したダメージを、戦闘の相手(捜査官や敵対者)のいずれか 1体に与える(対象カードに値分のダメージトークンを乗せる)。
- 現在体力値(記載体力値からダメージを引いた値)が 0になった捜査官は、即座に調査側の病院に送られる。
- 戦闘に参加し現在体力値が 0以下になった情報提供者は、即座に破棄される。
- 現在体力値が 0以下になった敵対者は、即座に破棄される。
- 戦闘に参加した捜査官がすべて病院に送られるか敵対者がすべて破棄された場合、以降の処理を飛ばし“戦闘の終了”に進む。
▼ 近距離戦闘(Close Range Combat)
- 戦闘に参加した捜査官がすべて病院に送られるか敵対者がすべて破棄されるまで、以下の処理を繰り返す。
- 敵対者プレイヤーから順に、それぞれが任意で手札から戦闘カードを望むだけ使用する。
- 戦闘に参加した捜査官や敵対者ごとに、以下のダメージ処理を行う。
- それぞれの近距離戦闘力に各種修正を加え、今回のダメージを算出する。
- 算出したダメージを、戦闘の相手のいずれか 1体に与える。
- 現在体力値が 0になった捜査官は、即座に調査側の病院に送られる。
現在体力値が 0以下になった敵対者(および戦闘に参加した情報提供者)は、即座に破棄される。
▼ 戦闘の終了
- 今回使用した戦闘カードが、すべて捨て札となる。
- 今回の戦闘が終了する。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ Xファイル(X-File)カード (コスト不要)
- 未解決の事件。場に Xファイルとして裏向きに配置される。
- デッキとは別にそれぞれ 1枚ずつが用意され、ゲーム開始時に場に裏向きに配置される。
- 相手のこのカードのカード名を推理して言い当てることが、本ゲームの目的となる。
- Affiliations(所属)・Motives(動機)・Methods(手段)・Results(被害結果) の 4つの項目を持つ。
それぞれの項目ごとに、1つずつの内容アイコンが記載されている。
- Affiliationsの項目には、以下の中からいずれか 1つが記載されている。
- Alien: エイリアン。
- Government: 政府組織。
- Evolutionary: 進化体。
- Primordial: 原初の存在。
- Occult: オカルト。
- Motivesの項目には、以下の中からいずれか 1つが記載されている。
- Survival: 生存本能。
- Security: 安全欲求。
- Control: 支配欲。
- Knowledge: 知識欲。
- Ideology: 信念。
- Methodsの項目には、以下の中からいずれか 1つが記載されている。
- Violence: 暴力。
- Manipulation: 操作。
- Subterfuge: 虚言。
- Possession: 所有。
- Threats: 脅迫。
- Resultsの項目には、以下の中からいずれか 1つが記載されている。
- Death: 死亡。
- Insanity: 発狂。
- Physiological Imbalance: 精神錯乱。
- Abduction: 拉致。
- Manipulation of Evidence: 証拠隠滅。
- 全部で 41種類のカードが存在する。
各カードの内容は、スターター付属の“Xファイルノート”に記載され自由に確認できる(必要ならメモすることもできる)。
※ちなみにスターターは構築仕様&(ビックワンガムみたいな)のぞき窓付きなので、当時なら Xファイルカードを一式揃えるのは容易だったらしい。
- 最悪あてずっぽうやヤマカンでカード名を当ててしまうことも、決して不可能ではない。
ただそれではゲームにならないので、きちんと証拠を積み上げたうえで論理的に当てにいくことが望ましい。
※いくら Xファイルのゲームだからと言って、プレイヤー自身が能力者としてファイルの一頁となる必要は無い。
○ 捜査官(Agent)カード (手札使用時は、資源コスト必要)
- プレイヤーの部下たち。場に捜査官として配置される。
- 基本的にはデッキに入れられるのだが、初期配置用として一定数が別枠で用意される。
この投入箇所によって、永続使用と瞬間使用という 2通りの使い方に分けられる。
- ゲーム開始時に、初期配置分がコスト無しで場の捜査局に配置される。
以降は自ターンに任意で、手札から捜査局に配置できる。
- 初期配置分のエージェントは直属の部下として場に永続し、(通常は)ゲーム終了時まで存在し続ける。
- 手札からの配置分はいわゆる助っ人で、ターン終了時までの一時永続となる。
体力値などに関わらず、ターン終了時に一律で破棄される(本来の任務に戻ってしまう)。
- それぞれ一定数のスキルとそのスキル値を持ち、サイトの調査において使用される。
- 遠距離戦闘力(Long Range Combat)と近距離戦闘力(Close Range Combat)の値を持ち、戦闘の際に使用される。
- 体力(Health)の値を持ち、捜査官の生命力となる。
- 資源供給値(RES: Resource number)を持ち、自ターンに記載分の資源値が(本部? から)供給される。
- ダメージを受けて体力値との差し引き(現在体力値)が 0になる場合、即座に病院に送られる(入院する)。
このダメージは蓄積し、取り除くには病院で治療を行う必要がある。
※現在体力値はマイナスにはならず、マイナスとなる場合は一律 0となる。
※オプションルールとして死亡処理を採用しない限り、捜査官が体力値以上のダメージを受けても死亡せず入院止まりとなる。
- 本ゲームはいわゆる“ソロプレイの早解き合戦”のはしりであり、それぞれの捜査官は完全にパラレルな存在となる。
そのため捜査官が相手捜査官と戦うことは無い。
各捜査官は自ターンにのみ行動し、戦闘も相手プレイヤーが差し向ける敵対者と戦うことになる。
○ 装備(Equipment)カード (資源コスト必要)
- 捜査官の能力を強化する武器や道具など。場に装備として配置される。
- デッキに入れて使用される。
- 自ターンの装備フェイズ時点で、自分の捜査局にいる捜査官に付ける形で場に配置する。
また装備フェイズには、チーム内の捜査官同士で装備を入れ替えることもできる。
- 1体の捜査官に対して、各カードごとにそれぞれ 1枚まで配置できる。
- 一部のカードは配置条件が存在し、条件を満たす捜査官に対してのみ配置できる。
- 大抵は捜査官にスキルを追加したり、能力を強化する。
なおスキルチェックを行う際には、捜査員ごとに 1度に装備を 1つだけ使用できる。
● 一時的に使用するカード
○ サイト(Site)カード (資源コスト必要)
- 捜査官が調査を行う事件現場。場にサイトとして配置される。
- デッキに入れて使用される。
- 自分の事件発生フェイズにおいて、任意数を自分の現場に配置できる。
- 前提条件(Prerequisite)とその達成値を持ち、記載スキルによってスキルチェックが行われる。
※スキルが複数記載されている場合は、調査側が今回使用するスキルを 1つ選ぶ。
- 質問内容(Question)の項目を持ち、Xファイルのいずれかの特性などが記載されている。
サイトのスキルチェック成功時は、その内容での質問が指示対象プレイヤーに対して行われる。
- 調査が行われたことで、対象サイトは破棄される。
なお誰もカードを割り当てず調査もされなかったサイトは、ターンを跨いで現場に残る。
○ 情報提供者(Witness)カード (資源コスト必要)
- 事件の目撃者や別部署の職員など。使い捨てで使用される。
- デッキに入れて使用される。
- 通常は捜査官のいずれかのスキルの値を、一時的に強化する(有力な情報や証拠を提供する)。
- 自ターンのサイト調査におけるスキルチェックの中で使用され、調査終了時にすべて捨て札となる。
- 一部のカードは体力値を持ち、戦闘において捜査官に準ずる存在として扱われる。
この場合は体力値以上のダメージを受けた時点で、即座に破棄される。
※戦闘力を持つかどうかはカードによるが、戦闘参加中は戦闘カードの効果が適用される。
- 対象サイトの調査終了時に、すべて捨て札となる。
○ 敵対者(Adversary)カード (陰謀コスト必要)
- 調査を阻む勢力。相手ターンに使い捨てで使用される。
- デッキに入れて使用される。
- 自分のターンには使用せず、相手ターンでのサイト調査時に相手の妨害を行うために使用される。
- 使用することで、スキルチェックの入れ子としての戦闘スキルチェックを発生される。
- 遠距離戦闘力と近距離戦闘力の値を(少なくともどちらかは)持ち、戦闘の際に使用される。
- 体力値を持ち、値以上のダメージを受けた場合は即座に破棄される。
- 対象サイトの調査終了時に、すべて捨て札となる。
○ ブラフ(Bluff)カード (陰謀コスト必要)
- はったり用のカード。相手ターンに使い捨てで使用される。
- デッキに入れて使用される。
- 基本的に 2種類の方法で使用できる。
一方は手札からイベントカードのように使用し、もう一方はブラフとして相手サイトに裏向き配置して使用される。
- 使用方法によって支払うコストの値が異なる。
- カードによっては、ベーシックゲームとアドバンスゲームで異なる効果を持つ場合がある。
- 手札から使用する場合は、以下の内容で使用される。
- 記載値どおりのコストが必要となる。
- 即座に効果を発揮し、使用後は捨て札となる。
- ブラフとして使用する場合は、以下の内容で使用される。
- 相手のターンに相手が配置した任意のサイトに対して、ブラフとして裏向きに配置する。
そして相手がそのサイトを調査する際に、一律で表向きとなり効果を発揮する。
- コストは配置時ではなく、表向きになった時に支払われる(この時にコストを支払わず、そのまま無効とすることもできる)。
なおこの方法で使用する際には、記載コストより 1少ないコストを支払うだけでよい。
- 効果発揮後は、すべて捨て札となる。
- 配置時には手札から無関係なカードを、“本当のブラフ”として混ぜて配置することもできる。
このはったりとして配置されたカードたちは、表向きになった瞬間に効果を発揮することなく破棄される。
○ イベント(Event)カード (コスト必要)
- ゲーム中におきるいろいろな出来事。使い捨てで効果はさまざま。
- デッキに入れて使用される。
- それぞれで使用できるタイミングが異なり、相手ターンに使用される場合もある。
必要なコストは、使用タイミングによって変化することになる。
- 即座に効果を発揮し、使用後は捨て札となる。
○ 戦闘(Combat)カード (コスト必要)
- 戦闘に関するさまざまな行動。使い捨てで使用される。
- デッキに入れて使用される。
- スキルチェックの一種である、戦闘処理の中で使用される。
- それぞれで使用できるタイミングが異なり、相手ターンに使用される場合もある。
- 使用することで、捜査官や敵対者に対して戦闘に関する修正が加えられる。
- 戦闘が終了した時点で、すべて捨て札となる。
場の構成
- 永続カードは、それぞれの場という空間に存在する。
- それぞれの場は、捜査局(Bureau)・現場(Field)・病院(Hospital) という空間に大別される(上図は 2人対戦時の場の構成図)。
- 場のほかに、それぞれの Xファイルの置き場などが存在する。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、捨て札置き場(Discard pile)という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: United States Playing Card Co./ Nxt Games
○ 発売開始: 1996年
- ○ ラインナップ
-
- 基本セット
- The Truth is Out There
- 101361
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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