ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『The X-Files』のルール解説。

The X-Files Collectible Card Game
Xファイル

Last Update 2023/8/5 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 複数対戦によるカード名の判別戦。プレイヤーは FBIの幹部職員となり、配下の捜査官を率いて世界の謎に挑む。

● 原作
 TVドラマ『Xファイル』。

● 世界設定
 この世界には、現代科学では解明できていない不可解な事件が多数存在する。
アメリカ連邦捜査局(FBI)の元にも、そのような案件の解決依頼は多数寄せられている。
しかし難解極まりない事件を解き明かすには、人員や予算があまりにも不足している(あるいはそういうことになっている)。
そのためこれらの事件資料は、未解決なまま“Xファイル”として倉庫の奥にしまわれていたのであった。

● 本ゲームについて
 人気TVドラマのTCGです。一定のリストの中から、目当てとなるカードを選ぶ(言い当てる)ことが目的となります。
定番ボードゲームとして『クルード』という推理ゲームが存在しますが、本作はそれを対戦用にカスタマイズしたような作品です。
※ここでは上級ルールである“アドバンスゲーム”における、2人対戦時のルールを中心に解説します。
ただし推理部分を堪能したいのであれば、基礎ルールである“ベーシックゲーム”のほうが向いているかもしれません。


基本構成

勝利条件

事前準備

● デッキ (Bureau Deck: 1人分のゲームカード)

● 開始時捜査官 (Starting Agents: 1人分の補助カード)

● その他準備
○ Xファイルカード: それぞれ任意の 1枚。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ Xファイルノート: スターター付属のカード一覧表。必要に応じて。
○ 筆記具: 質問の進捗記録のためのメモ帳などを、必要に応じて。
○ 各種表示用トークン: 種類ごとの区別が付く物を適当数(おはじき状の物が望ましい)。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

全体の基本進行

 それぞれターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。

ターン(自分の手番)の進行

○ 朝礼(Briefing)フェイズ

○ 治療(Healing)フェイズ

○ 装備(Requisition)フェイズ

○ 配置(Deployment)フェイズ

○ 事件発生(Case Assignment)フェイズ

○ 調査(Investigation)フェイズ

各サイトの調査処理

▽ 判定スキルの指定

▼ 各スキルチェック(通常分)の処理

  • それぞれが今回の判定で使用されるスキルとその達成値を確認する。
  • それぞれが任意で、以下の処理を望むだけ行う。
    ※順番は特に指定されていないが、基本的には調査側から交互(多人数なら順番)に行うものと思われる。
    ※使用したカードの効果によっては、スキルチェックの中で入れ子としてのスキルチェックが行われる場合がある。
    • 消費した資源ポイント分の枚数のカードを、自分のデッキから引いて手札に加える(調査側)。
    • 消費した陰謀ポイント分の枚数のカードを、自分のデッキから引いて手札に加える(相手側)。
    • 手札から情報提供者カード 1枚を、情報提供者として対象サイトに配置する(調査側)。
    • 手札から敵対者カード 1枚を、敵対者として対象サイトに配置する(相手側、戦闘が発生する)。
    • 手札からブラフカード 1枚を使用する(相手側、本来の記載コストが必要となる)。
    • 手札からイベントカード 1枚を使用する。
  • 現時点で対象サイトに割り当てられている捜査官(チーム)が 1人も今回の判定スキルを持っていない場合は、自動的に判定失敗となる。
    割り当てられた中でいずれかの捜査官が該当スキルを持っている場合は、以下の方法で判定が行われる。
    • 調査側の対象捜査員の該当スキル値の合計値に各種修正を加え、今回の判定値を算出する。
    • 今回の判定における達成値と判定値を比較し、内容を満たしていれば(判定値が達成値以上であれば)判定成功となる。
  • 判定の成否に応じて、スキルチェックを発生させたカードの効果が適用される。
    ※サイトにより行われるスキルチェックについては、後述の処理が行われる。

▽ サイトの解決

○ 報告(Debriefing)フェイズ

1ゲーム終了時の処理

 特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。


ルール細則

基本ルール細則

● コストとプールについて

● チームについて

● 戦闘について

各戦闘の処理

▼ 遠距離戦闘(Long Range Combat)

▼ 近距離戦闘(Close Range Combat)

▼ 戦闘の終了

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ Xファイル(X-File)カード (コスト不要)

○ 捜査官(Agent)カード (手札使用時は、資源コスト必要)

○ 装備(Equipment)カード (資源コスト必要)

● 一時的に使用するカード

○ サイト(Site)カード (資源コスト必要)

○ 情報提供者(Witness)カード (資源コスト必要)

○ 敵対者(Adversary)カード (陰謀コスト必要)

○ ブラフ(Bluff)カード (陰謀コスト必要)

○ イベント(Event)カード (コスト必要)

○ 戦闘(Combat)カード (コスト必要)

場の構成

病院現場捜査局相手の場
捜査局現場病院自分の場

商品情報

● メーカー: United States Playing Card Co./ Nxt Games
○ 発売開始: 1996年

○ ラインナップ

Trading Card Game Club JUGGERNAUTS

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