ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Warlords』のルール解説。
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Warlords Trading Card Game
Last Update 2022/5/21 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(2 ~ 8人)対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはファンタジー世界の領主となり、部下である軍団を率いて領土拡大に努める。
● 原作
PC用ゲーム『Warlords』シリーズ(基本的に『Warlords III: Reign of Heroes』)。
● 世界設定
自らの利益のために、ひたすら争いを続けていた各種族の領主たち。
しかしそれぞれの国家が弱体化した隙をついて、不死を誇る“ロード・ベイン”率いる闇の軍勢による侵略が始まったのであった。
● 本ゲームについて
オーストラリアのゲーム会社 SSG製作の、PC用シミュレーションゲームをTCGにした作品です。
例えるならば『信長の野望』や『大戦略』の中世風ファンタジー版をカード化したような作品です。
PCゲーム原作のTCGの常として膨大な情報量を誇りますが、ゲームの内容自体はシンプルです。
※ AEG社から『Warlord』というTCGが発売されていますが、本ゲームとは無関係です。
※本作は採用シナリオによって内容が変化しますが、ここでは基本となる“シナリオ2 Glory road”を中心に説明します。
基本構成
勝利条件
- 本ゲームは選択したシナリオごとに勝利条件が異なるので、それぞれのシナリオで指定された条件を達成すること。
- “シナリオ2 Glory road”の場合は、以下の条件となる。
- 全員が《ゲーム終了カード》を引いた時点で、財宝カードを除いた収益の合計値が最も大きい。
- 自分以外のプレイヤーがすべて脱落する。
※それぞれのプレイヤーは、城砦とスタックをすべて失った時点でゲームから脱落する。
事前準備
※本ゲームは選択したシナリオごとにデッキ構築条件が若干異なる。
“シナリオ2 Glory road”の場合は、以下の条件となる。
● デッキ(1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 100 ~ 120枚。
- 構築条件:
同一カードは無制限に投入可能。
城砦カードは、デッキに合計 6枚まで。
《ゲーム終了カード》が、デッキに必ず 1枚だけ入っていること。
※何をゲーム終了カードとして使用するかは、プレイヤー間で事前に決めておくこと。
※ゲーム終了カード以外の目的で、ヘルプカードをデッキに投入しないこと。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (収益): 保有する城砦(および一部のカード)の記載収益値。以降増減する。
- 開始手札: シナリオごとに指定された値。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(全員が 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦: 通常状態。
- カード横: 包囲中の城砦(付いているカードを含む)。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 無し(捨て札を再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 可能。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: ユニークカード(カード名部分が巻物状のカード)。全軍でユニーク、先出し生存。
- スタックの攻撃は、相手の城砦やスタックを対象とし、迎撃の指定は防御側が任意に選択する。
ゲームの流れ
開始準備
- 任意の順番で、それぞれが車座となり着席する(この並びがプレイ順の基礎となる)。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- 以下の方法で、(初期配置での)最初のプレイヤーを選択する。
※同値の場合は、以下の処理を繰り返して 1人を決める。
- それぞれデッキからカードを 1枚引く。
- それぞれが引いたカードの判定値を比較し、値が最も小さいプレイヤーが最初のプレイヤーとなる。
- (初期配置での)プレイ順が左回り順か右回り順番かを、最初のプレイヤーが決定する。
- 最初のプレイヤーから順番に、全員がセットアップ処理を 1回ずつ行う。
“シナリオ2 Glory road”の場合は、セットアップは以下の内容となる。
- 自分のデッキから、任意の城砦カード 1枚と英雄カード 1枚を選択する。
ただし(いずれかのプレイヤーによって)既に場に配置されているカードは選択できない。
※似たようなデッキだとこの時点で選べるカードが無い場合もあるが、その場合の対応は協議して決めること。
- 自分のデッキをシャッフルする。
- 選択した城砦カードを、自分の場に城砦として配置する。
- 選択した英雄カードを、自分の場にスタック(の起点となる英雄)として配置する。
- 以下の内容で、自分の手札枚数が決定される。
- 自分の城砦の収益値から 30を引く。
- 引いた値が 1以上の時、10で割って切り上げる(例えば収益値 41ならば 2となる。なお収益値 30以下は一律 0)。
- 切り上げた値に 10を足した枚数が、自分の手札枚数となる。
- デッキから手札として、先ほど決定した枚数分のカードを引く。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(1巡)の進行
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- 以下の方法で、(このターンでの)最初のプレイヤーを選択する。
※同値の場合は、以下の処理を繰り返して 1人を決める。
- それぞれデッキからカードを 1枚引く。
- それぞれが引いたカードの判定値を比較し、値が最も小さいプレイヤーが最初のプレイヤーとなる。
- (このターンでの)プレイ順が左回り順か右回り順番かを、最初のプレイヤーが決定する(《プレイ順》カードでの方向表示が推奨される)。
- 最初のプレイヤーから順番に、以下の手番を 1回ずつ行う。
1回の手番の進行
○ 城砦カードの配置 (Play castles)
- 任意で手札の城砦カードを、城砦として自分の場に配置する。
○ 英雄、軍旗カードの配置 (Play heroes & banners)
- 任意で手札の英雄カードを、新たなスタック(の英雄)として自分の場に配置する。
- 任意で手札の軍旗カードを、軍旗として自分のいずれかのスタックに追加配置する。
○ 収益の使用 (Spend revenue)
- 収益として、自分の場のカードの記載収益の合計値分が供給される。
※ただしこの合計値には、財宝カードの分は含まれない(財宝の収益は、財宝を破棄することで任意に発生させられる)。
- 供給された収益を使用して、任意で以下の(コストが必要となる)行動を行う。
- 手札の城砦改良カードを、城砦改良として場の城砦に配置する。
- 手札の軍隊カードを、軍隊として自分のいずれかのスタックや城砦に追加配置する。
- 手札の艦隊カードを自分のいずれかのスタックに付けることで、スタックを入港中の状態にする。
- 手札の外交カードを使用する。
- 自分の城砦が包囲されている場合、その城砦にいる軍隊が 1体ずつ破棄される。
○ 地形、天候、災害、呪文カードの配置&使用 (Play terrain, weather, calamities & spells)
- 任意で手札の地形カードを、いずれかのスタックに付ける。
- 任意で手札の天候カードを、海上にいるいずれかの相手スタックに付ける。
- 任意で手札の災害カードを、相手の城砦やスタックのいずれかに付ける(1手番 1枚まで)。
- 場の魔法を使える自分の英雄が使用する扱いで、手札の呪文カードを任意に使用する。
○ スタックの進軍 (Play march cards)
- 任意で手札の《行軍/戦闘》カードを使用することで、自分のスタックの状態を変化させる。
※各スタックごとに 1手番につき 1枚まで(付けられた地形・天候・災害の除去も、この処理の中に含まれる)。
○ スタックの戦闘 (Play battle cards)
- 任意で手札の《行軍/戦闘》カード(または戦闘を行うアクションカード)を使用することで、
自分のスタックに戦闘 (Battle)を行わせる。
各戦闘の処理
▼ 攻撃の宣言
- 攻撃用のカードを使用したプレイヤーが攻撃側となり、今回の攻撃を宣言する。
- 攻撃用が、今回攻撃を行う自分のスタック 1つを選択する。
攻撃を行えるのは、自分の 哨戒中・作戦中・(天候が無い)海上 のいずれかの状態のスタックに限られる。
※包囲を行っているスタックは、包囲を解除することで攻撃を行うことができる(城砦は正位置となる)。
- 攻撃を行うスタックの状態により、攻撃側が今回の攻撃対象となる相手のスタック 1つを選択する。
※城砦の場合は、選択時に攻城戦なのか包囲するのかも宣言しておくこと。
- 哨戒中: 自分の城砦などに対して包囲を行っている相手スタック。
- 作戦中: 海上以外の相手スタック(包囲中を含む)、または城砦(ただし港湾城の包囲はできない)。
- 海上: 海上・入港中の相手スタック、または港湾城。
- 攻撃対象が城砦の場合、対象となった相手が防御側として任意でスタック 1つによる迎撃を行う。
迎撃は以下の条件で行われ、行うことで攻撃対象が迎撃を行うスタック(つまり野戦)に変更される。
※迎撃による野戦の場合は、地形効果の無効化など一部の処理変更が発生する。
- 哨戒中: 自分の城砦を攻撃対象とするスタックに対して迎撃可能。
- 作戦中: 原則不可。特定アーティファクト保有時のみ迎撃可能(哨戒中に準ずる)。
- 天候が無い海上: 自分の港湾砦を攻撃対象とするスタック。
- 今回の戦闘が、攻撃スタックと攻撃対象の間で行われる。
攻撃対象がスタックの場合は野戦、城砦の場合は攻城戦または包囲となる。
- 今回の戦闘が攻城戦で防御側の城砦に軍隊がいない場合は、攻撃側の無血勝利となる。
そして以降の処理を飛ばし、“城砦の占領”処理にすすむ。
- 今回の戦闘が城砦の包囲の場合は、包囲中として対象となる城砦と付属物を横向きにする。
そして以降の処理を飛ばし、“戦闘の終了”処理にすすむ。
▼ 待ち伏せの判定
- 今回の戦闘が野戦で、なおかつ《待ち伏せ/ Ambush》カードが使用された場合に、成功判定を行う。
ここで行うのは判定のみで、成功時の自分の損失減少/相手の損失増加は“損失の適用”処理において使用される。
▼ 射撃の実行
- 今回の戦闘が野戦で、なおかつ戦闘に参加するスタックに射撃能力を持つカードがいる場合に以下の処理を行う。
※本ゲームの射撃は攻城兵器ではなくいわゆる短弓であるため、攻城戦では使用されない。
- それぞれの射撃能力を持つカードごとに、以下の射撃判定を行う。
※射撃はすべて同一タイミングで行われる扱いとなる。
- 自分のデッキからカードを 1枚引く。
- 引いたカードの判定値が射撃の基準値と一致した場合、相手の戦闘参加スタックに 1体分の被害が与えられる。
- 射撃で被害を受けた側は、自分のスタックにいる 英雄・軍隊・味方 の中から被害分の枚数のカードを破棄する。
▼ 合計戦力と戦力差の算出
- 攻撃側の戦闘に参加したスタックの戦力の合計値に各種修正を加え、今回の合計戦力値(Total Combat Values)を算出する。
- 防御側の戦闘に参加したスタック・城砦の戦力および防御力の合計値に各種修正を加え、今回の合計戦力値を算出する。
※野戦と攻城戦では、適用される修正が異なる場合があるので注意すること(地形効果は通常野戦の防御側のみ有効)。
- 攻撃側の合計戦力値から防御側の合計戦力値を引いて、今回の戦力差を算出する。
▼ 戦闘の解決
- 戦闘結果表(後述)で今回の戦力差の欄を参照し、それぞれの今回の犠牲判定枚数(Casualty cards)を出す。
- 攻撃側が以下の処理を繰り返すことで、防御側の損失値を算出する。
繰り返しは、“防御側の犠牲判定枚数分のカードを引く・サドンデス・損失値が防御側合計戦力に達する”のいずれかまで行われる。
※要するにサドンデスや損失=合計戦力は全滅を意味する。なお加算前の損失値は 0となる。
- 自分のデッキからカードを 1枚引く。
- 引いたカードにサドンデスアイコンがある場合、今回の防御側スタック・城砦の守備隊がすべて破棄される。
アイコンがない場合は、引いたカードの判定値を防御側の損失値に加える。
- 攻撃側が以下の処理を繰り返すことで、攻撃側の損失値を算出する(どちらも攻撃側が行うことに注意)。
繰り返しは、“攻撃側の犠牲判定枚数分のカードを引く・サドンデス・損失値が攻撃側合計戦力に達する”のいずれかまで行われる。
- 自分のデッキからカードを 1枚引く。
- 引いたカードにサドンデスアイコンがある場合、今回の攻撃側側スタックがすべて破棄される。
アイコンがない場合は、引いたカードの判定値を攻撃側の損失値に加える。
▼ 勝利判定
- この時点で戦闘を行ったスタック(および守備隊)がいない側は、無条件で戦闘敗北となる。
- それぞれの損失値を比較し、値が小さい側が今回の戦闘に勝利する。
同値の場合は、決着がつくまで以下の処理を繰り返す。
- それぞれ自分のデッキからカードを 1枚引く。
- 引いたカードの判定値を比較し、値が小さい側が戦闘に勝利する。
- 今回の戦闘が攻城戦の場合は、勝敗判定後に損失値から城砦・城砦改良の防御力の値が差し引かれる(マイナス値は一律 0)。
- 戦闘の敗者は、戦闘を行った自分のスタックに付いている行軍カードをすべて破棄する。
- 戦闘の勝者は手札から《プロモーション/ Promotion》カード 1枚を、自分のスタック・城砦に任意で使用できる。
カードを使用した場合、敗者は任意で手札から同じカードを使用することで勝者のカードを打ち消すことができる。
※プロモーションを使用することで、キャパシティが増加される。
- 戦闘の敗者は、任意で手札から《リベンジ/ Revenge》カード 1枚を使用できる。
※勝者の戦闘に参加したスタック・城砦にいる軍隊・味方のいずれかから任意の 1体を、敗者が選んで破棄できる。
▼ 損失の適用
- それぞれ戦闘に参加したスタック・城砦が受けた損失を、以下の条件で適用する。
※待ち伏せの判定に成功した場合は、軍隊・味方の損失枚数を指定分だけ調整することができる。
- スタック・城砦にいる“英雄・軍隊・味方”それぞれに、受けた損失値を割り振っていく。
この時それぞれのカードに割り振れるのは戦力の値までとなる。
- 損失の割り振りは軍隊・味方に優先的に割り振り、それで収まらない時にはじめて英雄に割り振られる。
※割り振っても損失値が余るような場合は、単純に対象のスタックの全滅となる。
- 損失を 1ポイントでも割り振られた軍隊・味方はすべて破壊される。
英雄は戦力ちょうどまで割り振られた時に破壊される(スタックが全滅する)。
- 損失適用後、英雄に割り当てられた損失値が初期化される。
▼ 城砦の占領
- 今回の戦闘が攻城戦で攻撃側が勝利した場合は、攻撃側は任意で以下の城砦占領を行うことができる。
ただし追加条件として、攻撃側スタックに軍隊がいて防御側の城砦に軍隊がいない必要がある。
※占領しない(できない)時はそのまま放置。また攻撃カードによっては、占領ではなく他の効果となる場合もある。
- 攻撃したスタックの中からいずれか 1体の軍隊を、新たな守備隊として城砦に付ける(味方や英雄は不可)。
- 城砦改良カードがすべて破棄される。
- 城砦が守備隊ともども、攻撃側のテリトリーに移される。
- 防御側は、城砦の収益 / 5の値(端数切り上げ)分の手札が破棄される。
▼ 戦闘の終了
- 今回の戦闘が終了する(包囲の場合は包囲中となる)。
○ 遺跡の探索 (Explore ruins)
各探索の処理
▼ 探索の開始
- 手番プレイヤーが今回探索を行う遺跡を、いずれかの場の中から 1つ指定する。
- 手番プレイヤーが今回の探索の報酬として、手札から 財宝・味方・魔道具カード の中からいずれか 1枚を場に提示する。
※つまり未知の遺跡の探索ではなく、下調べがついたうえでの実地調査となる。
- 手番プレイヤーが探索を実行するスタックを、以下の条件で 1つ指定する。
- 自分の場の遺跡: 自分の哨戒中のスタック。
- 相手の場の遺跡: 自分の作戦中のスタック。
▼ 探索の判定
- 手番プレイヤー以外のプレイヤーは、任意でいずれか 1人が以下の妨害行動(探索判定)を行う。
妨害行動は時計回り順で順番に選択権が与えられ、最初に宣言した 1人が今回の妨害を担当する。
※誰も妨害を行わない場合は、無条件で探索成功となる。
- 手札から“探索障害カード(左上に欠けたメダルアイコンを持つカード)” 1枚を使用することで、妨害を宣言する。
- 妨害プレイヤーが、自分のデッキから探索判定としてカードを 1枚引く。
- 引いたカードの判定値を今回の探索報酬の探索リスク値の左側の値と比較し、値の一致により以下の処理を行う。
※探索リスク値はそれぞれ“X”または“X(Y ~ Z) ”という記載であり、Xが 1枚目の、Y ~ Zが 2枚目の判定基準値となる。
値が一致: 次の処理を行う。
- 2枚目の値を持たない: 探索が失敗する(妨害が成功する)。
- 2枚目の値を持つ: 以下の処理を行う。
- 妨害プレイヤーが、自分のデッキから 2枚目の探索判定としてカードを 1枚引く。
- 2枚目の判定値を探索リスク値の右側の値の範囲と比較し、値の一致により以下の処理を行う。
- 値が範囲内: 探索が失敗する。
- 値が範囲外: 探索が成功する。
値が異なる: 探索が成功する(妨害失敗となる)。
▼ 探索結果の適用
- 今回の探索が成功した場合、以下の処理を行う。
- 探索の成功報酬となるカードが財宝カードの場合は、自軍テリトリーに財宝として配置される。
味方・魔道具カードの場合は、探索したスタックにそのまま組み込まれて配置される。
- 今回探索を行った遺跡が破棄される。
- 探索を行ったスタックは、(報酬追加はともかく)現状維持となる。
- 今回の探索が失敗した場合、以下の処理を行う。
- 探索を行ったスタックがすべて破棄される。
- 探索の成功報酬となる予定だったカードが破棄される。
- 遺跡はそのまま場に残る。
- 今回の探索が終了する。
○ 遺跡の配置 (Play ruins)
- 任意で手札の遺跡カードを、遺跡として自分の場に配置する。
○ 手番の終了 (Warp up)
- 自分の手札から任意枚数のカードを捨てる。
- シナリオごとに指定された内容で、手札枚数を算出する(“シナリオ2 Glory road”の場合は、以下の内容での再計算となる)。
- 自分の城砦(および一部のカード)の収益値を合計する。ただしこの計算では財宝カードの値を含めない。
- 収益値の合計から 30を引く。
- 引いた値が 1以上の時、10で割って切り上げる(ただし引いた値が 0以下ならば一律 0)。
- 切り上げた値に 10を足した枚数が、自分の手札枚数となる。
- 手札が手札枚数の値ちょうどになるまで、デッキからカードを引いて補充する。
- 自分の手番が終了する。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 派閥について
- 一部のカードには属性概念として派閥(Faction)が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 派閥は Elvallie・Horse Lords・Marthos・Storm Giants・Grey Dwarves・Orcs of Kor・Lord Bane・Selentine の 8種類が存在する。
- 本ゲームでは軍旗と本所地のみが派閥を持ち、残りのカードは無所属(中立勢力や傭兵)となる。
- スタックは軍旗を配置することで、軍旗の記載派閥に所属する。なお複数派閥には所属できない。
本拠地は付いたカードともども、記載派閥に所属する。
- 一部のカードは無所属ながらも特定派閥配下での戦力修正値を持ち、自身が指定派閥に属した時に戦力修正を受ける。
● コストについて
- 一部のカードにはコストの概念が存在し、カードの使用・配置には指定値分のコストを支払う必要がある。
- 収益はそれぞれの手番ごとに、自分が保有するカードの記載収益値の合計分が供給される。
ただし財宝カードは備蓄扱いであり、任意で破棄することで財宝の収益が発生する。
※供給された収益は蓄積せず、使用しなければそのまま消滅する(内政あたりに使用した扱いとなる)。
- コストは収益を使用することで支払うことができる。
収益 1つ分を使用するごとに、コストが 1だけ支払われる。
● スタックについて
- それぞれの部下となる兵士達は、場においてスタックという単位で行動する。
- 英雄が場に配置されることで構成され、自軍テリトリーに野営中の状態で配置される。
- それぞれのスタックは英雄 1体が基準となり、それに軍隊や軍旗などが組み込まれる。
1つのスタックが複数の英雄に率いられることは無い。
- それぞれのスタックは、英雄が持つキャパシティ値分の枚数までのカードを組み込むことができる。
※行軍や地形のような状態変化カードは除く。また一部のカードは枚数対象外やキャパシティ増加の効果を持つ。
- 他のカードを付けることにより状態が変化し、戦闘などを行う際の条件となる。
それぞれの状態は以下の通り。
- 野営中: 基本状態。自軍テリトリーにいる扱いとなる。
- 哨戒中: 行動カードが 1枚付いた状態。自軍テリトリーでの進軍扱いとなる。
- 作戦中: 行動カードが 2枚付いた状態。いずれかの相手テリトリーへ進軍している扱いとなる。
- 入港中: 艦隊カードが付いた状態。自軍テリトリーで待機している扱いとなる。
- 海上: 艦隊カードと行動カードが 1枚ずつ付いた状態。港湾城への攻撃が可能となる。
- 包囲中: 戦闘処理としての状態。相手城砦に対するターンをまたいでの兵糧攻め。
- 上記の状態とは別概念の(併存する)状態として、飛行状態が存在する。
スタックを構成する 英雄・軍隊・味方 がすべて飛行能力を持つ場合に、スタックは飛行状態となる。
※飛行状態のスタックからの攻撃は、飛行状態のスタックでのみ迎撃できる。
※攻城戦および城砦の包囲時は、着陸して地上から攻撃している扱いとなる。
- 構成時点ではスタックは無派閥であるが、軍旗を付けることで派閥に加わることができる。
● カード判定について
- カードには本来の役割とは別に、さまざまな判定を行うための役割を持つ。
- カード左下部分には判定値(Range)が付いており、この値を用いて判定が行われる。
- 判定の基準となる値はそれぞれ異なるが、基本的に引いたカードの判定値が基準値と同じか範囲内であれば成功となる。
- 本作の判定は、必ずしもカードの使用者が行うとは限らない(処理それぞれで判定者が異なる)。
- 判定は自分のデッキからカード 1枚を引き、引いたカードの値で行われる。
なお引いたカードは、カード判定後に捨て札となる。
- 一部のカードは判定値の隣にサドンデス(Sudden death)アイコンが付いており、戦闘時の判定で使用される。
※サドンデスと“Lord Bane”のアイコンはともにドクロマークであるが、両者は別物なので注意すること。
● 戦闘結果表について
- 戦闘において、それぞれの損失を計算するために戦闘結果表が使用される。
- 戦闘結果表は双方の合計戦力値の差分を基準として、それぞれの損失を計算するためのカード枚数が算出される。
この枚数分のカードを攻撃側が引き、記載判定値の合計がそれぞれの損失値となる。
- 戦闘結果表はヘルプカードに記載されており、その内容は以下の通りとなる。
戦力差(攻撃側 - 防御側) |
攻撃側 犠牲枚数 |
防御側 犠牲枚数 |
-31 以下 |
5 |
1 |
-30 ~ -21 |
4 |
1 |
-20 ~ -11 |
3 |
1 |
-10 ~ -2 |
2 |
1 |
-1 ~ 5 |
1 |
1 |
6 ~ 15 |
1 |
2 |
16 ~ 25 |
1 |
3 |
26 ~ 40 |
1 |
4 |
41 以上 |
1 |
5 |
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ 城砦(Castle)カード (コスト不要)
- プレイヤーの居城。場に城砦として配置される。
- デッキに入れて使用され、ゲーム開始時にそれぞれ 1枚が配置される。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 収益(Revenue)の値をもち、収入源として使用される。
- 防御(Castle Defence value)の値をもち、攻撃を受けた際に使用される。
ただし守備隊となる軍隊が付いていなければ、いくら防御値があっても戦闘で勝つことはできない。
- キャパシティ(Capactiy)の値をアイコンの形で持ち、自身に付けられるカードの上限値となる(詳細はスタックに準ずる)。
- 一部のカードは港湾城(port castle)として港アイコンを持ち、艦隊カードの使用条件となる。
- 一部のカードは、原作における本拠地(Home castle)として高い性能を持つ。
※攻撃・包囲するには同種戦闘カードが 2枚必要。能力的に初期配置で使用されるが、あえて別の城で挑んでもかまわない。
○ 城砦改良(Castle improvement)カード (コスト必要)
- 城砦の強化設備。場に城砦改良として配置される。
- 場の自分の城砦に追加する形で配置される。
- 一部のカードは改良限界(No more improv)のアイコンを持つ。
このアイコンを付けた城砦は、以降は城砦改良カードを付けることができない(限界まで改良しつくした扱いとなる)。
- さまざまな修正値や効果を持ち、付けることで城砦の能力を強化する。
○ 英雄(Hero)カード (コスト不要)
- プレイヤーの部下たち。場に英雄として配置される。
- デッキに入れて使用され、ゲーム開始時にそれぞれ 1枚が配置される。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 配置されたことで 1つのスタックを形成する。
- 戦力(Combat value)の値をもち、プレイヤーの武器となる。
- キャパシティの値を持ち、自身のスタックに付けられるカードの上限値となる。
- スタックの損失適用処理において、戦力分の損失を割り振られたときに取り除かれる。
ただし英雄がいなくなればスタックは全滅するので、軍隊や味方がいる時は先にそちらから取り除くこと。
○ 軍旗(Banner)カード (コスト不要)
- 所属軍の旗。場に軍機として配置される。
- 場の自分のスタックに追加する形で配置される。なお各スタックにつき最大 1枚まで。
- キャパシティの値を持ち、スタックの上限値をわずかに増加させる。
- いずれかの派閥に属しており、付けることでスタック全体を該当派閥に所属させる。
○ 軍隊(Army)カード (コスト必要)
- 英雄が率いる兵士たち。場に軍隊として配置される。
- 場の自分のスタックまたは城砦に追加する形で配置される。
- 戦力(Combat value)の値をもち、スタックや城砦の戦力の一部となる。
特に城砦においては、守備隊となる軍隊がいなければ戦闘した時点で敗北となる。
- 一部のカードは派閥所属時のボーナス(Combat bonus)値をもち、スタックや城砦が該当派閥の時に戦力値を強化する。
- スタックの損失適用処理において、損失を割り振られたときに取り除かれる。
また付いた城砦が包囲された場合、自分の手番ごとに 1体ずつ取り除かれる(兵糧攻めで飢死する)。
○ 艦隊(Fleet)カード (コスト必要)
- 海上移動用の輸送船団。場に艦隊として配置される。
- スタックに付けるカードで、海軍が加わるのではなくスタック自身を海軍化する存在である。
- 包囲されていない港湾城を保有している時にのみ使用できる。
- 場の野営中か哨戒中の自分のスタックに付ける形で配置される。
付けることでスタックは「入港中の」の扱いとなる(その時点での行軍カードは破棄される)。
- 一部のカードは派閥所属時のボーナス(Race bonus)値をもち、スタックが該当派閥の時に戦力値を強化する。
- 任意破棄はできず、何らかの効果で艦隊を外されたスタックは野営中となる。
○ 遺跡(Ruin)カード (コスト不要)
- 各地にあるさまざまな古代の施設。場に遺跡として配置される。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 基本的に名称のみのカードである。
- 場に配置したうえで、別の手番においてスタックによる探索を行うことができる。
- 探索が成功した場合、調べつくしたとして遺跡カードは破棄される。
失敗した場合は、遭難扱いで探索を行ったスタックと成功報酬(になるはずだったもの)がまとめて破棄される。
○ 味方(Ally)カード (コスト不要)
- 遺跡で出くわしたうえでスカウトされた冒険者など。場に味方として配置される。
- 出自(配置方法)が異なるものの、軍隊に近い存在である。
ただし完全に同じというわけではなく、守備隊を担うことはできない。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 遺跡の探索において、成功報酬として手札から配置される。
配置後は、探索を行ったスタックに追加する形で配置される。
- 捜索リスク(Search risk)の値を持ち、探索判定における基準値となる。
なお探索判定は探索の妨害側が行い、判定も複数回行われる場合がある。
- 戦力(Combat value)の値をもち、スタックの戦力の一部となる。
- 一部のカードは派閥所属時のボーナス(Combat bonus)値をもち、スタックが該当派閥の時に戦力値を強化する。
- スタックの損失適用処理において、損失を割り振られたときに取り除かれる。
○ 魔道具(Artefact)カード (コスト不要)
- 遺跡での出土品。場に魔道具として配置される。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 遺跡の探索において、成功報酬として手札から配置される。
配置後は英雄の所有物として、探索を行ったスタックに追加する形で配置される。
- 捜索リスク(Search risk)の値を持ち、探索判定における基準値となる。
- 能力修正や何らかの効果を持ち、付けたスタック(というか英雄)の能力を強化する。
- 一部のカードは魔術使用(Magic)のアイコンを持ち、英雄に呪文カードを使用させる能力を持たせることができる。
○ 財宝(Treasure)カード (コスト不要)
- 遺跡での出土品。場に財宝として配置される。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 遺跡の探索において、成功報酬として手札から配置される。
配置後はプレイヤーの備品(国庫)として、自分の場に配置される。
- 捜索リスク(Search risk)の値を持ち、探索判定における基準値となる。
- 収益の値を持つ。ただし財宝の収益は定期収入ではく売却益となる。
任意で財宝を破棄した時に、記載分の収益が供給される。
※そのため財宝カードの収益は。一部シナリオにおける勝利条件には含まれない。
● 一時的に使用するカード
○ 外交(Diplomacy)カード (コスト必要)
- プレイヤーが行うさまざまな行動。
- 使い捨てで記載効果を発動する。
○ アクション(Action)カード (コスト不要)
- プレイヤーがスタックに行わせる行動。効果はさまざま。
- 基本的には使い捨てであるが、一部はスタックに付けて使用される。
※ 行軍/戦闘(March/ Battle)カード
- アクションカードの一種。スタックが行動するための基本カードであり、デッキにかなりの量が必要となる。
- 同名で複数種類が存在する。基本的に同一カードであるが、イラストと判定値がそれぞれ異なる。
- 状況に応じて、行軍と戦闘の 2種類の目的で使い分けられる。
- 行軍目的でスタックに付けて使用することで、スタックの状態を変化させることができる。
※状態変化は移動的なニュアンスを持つが、災害復旧にあたる行動も含まれる。
- 戦闘目的で使用することで、スタックをいずれかの対象に対して戦闘を行わせることができる。
なお戦闘を行わせるカードとしては、このカード以外にもいくつか存在する(それぞれ微妙に効果が異なる)。
○ 地形(Terrain)カード (コスト不要)
- スタックの移動経路に存在する場所。場に地形として一時配置される。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 自軍の野営・入港・哨戒中のスタック、または敵軍の作戦中のスタックに対して付けることができる。
なお付けることができるのは、各スタックにつき 1手番 1枚まで。
- 付けることでスタックに有利になる地形と不利になる地形の 2種が存在する。
基本的に有利な地形は自分のスタックに、不利な地形は相手のスタックに対して使用する。
- 地形を付けることで、対象スタックに付いていた艦隊・行軍カードがすべて取り除かれる。
- 付けられた地形は、手札の行軍カードを使用することで打ち消す(ともに破棄する)ことができる。
※相手につけられた場合は、自分の手番でなくても即座に行軍カードで打ち消すことができる。
- 本来の役割とは別に探索障害カードとしての役割を持ち、他のプレイヤーの遺跡探索を使い捨てで妨害できる。
○ 天候(Weather)カード (コスト不要)
- スタックが海上にいる際の気象状況。場に天候として一時配置される。
- すべてユニークカードであり、同名カードを場全体で複数配置することはできない。
- 地形カードの海上版で、海上にいる相手スタックに対してのみ付けることができる(入港中は対象外)。
なお付けることができるのは、各スタックにつき 1手番 1枚まで。
- 基本的に不利な天候(悪天候)のみであり、相手のスタックに対して使用する。
※名前だけなら飛行スタックにも効果がありそうだが、本作では天候と飛行に直接の関係はない。
- 地形とは異なり、天候を付けられても艦隊・行軍カードは維持される。
ただし天候を取り除かなければ、そのスタックは一切の行動を行うことができなくなる。
- 付けられた天候は、自分の手番に手札の行軍カードを使用することでともに破棄することができる。
※地形とは異なり、即座に打ち消すことはできない。
- 本来の役割とは別に、探索障害カードとしての役割を持つ。
○ 災害(Calamity)カード (コスト不要)
- スタックや城砦などに襲い掛かる戦闘以外の悲劇。場に災害として一時配置される。
- 1手番につき 1枚まで使用でき、いずれか任意の相手のスタックや城砦に対して付けることができる。
※対象がスタックか城砦かは、記載効果で判断される。
- それぞれ指定されたタイミングで、使用された相手プレイヤーがカード判定を行う。
判定の基準値は災害カードに記載されており、それぞれ以下の内容を持つ。
- 効果発動: 橙文字の記載効果が発動する。
- 効果終了: 値が抜けている部分。このカードが破棄され、持ち主の捨て札となる。
- 交代(Switch): 使用された相手が、任意の相手(大抵は災害を出した当人)の指定対象にこのカードを移し替える。
- 効果の発動タイミングなどで、永続(Persistent)・一過性(Transient)・瞬間(Instant)の 3種類に分けられる。
- 永続災害は、以下の条件で使用される。
- 使用された瞬間に判定が 1回行われる。
- 判定で効果終了(および交代)しなかった場合は、そのまま対象に永続する。
次のターン以降は、自分の“スタックの進軍”処理において判定が 1回ずつ行われる。
- 自ターン以降は行軍カードを使用することで、判定を行うことなく災害を除去することができる(行軍ともども破棄)。
- 一過性災害は、以下の条件で使用される。
- 使用された瞬間に判定が行われ、効果終了まで処理が連続して繰り返される。
- 判定 1回ごとに、使用されたプレイヤーは自分の対象間で災害を任意に移し替えられる(移した先で処理を繰り返す)。
- 交代の場合は、送られた先で(捨て札になるまで)判定処理が繰り返される。
- 瞬間災害は、以下の条件で使用される。
- 使用された瞬間に判定が行われ、効果が発動したか終了した時点で捨て札となる。
※交代の場合は、送られた先それぞれで判定が行われる(捨て札になるまでたらい回し)。
- 本来の役割とは別に、探索障害カードとしての役割を持つ。
○ 呪文(Spell)カード (コスト不要)
- 英雄が使用するさまざまな魔法の技。いずれも使い捨てで使用される。
- 魔道具によって魔法使用能力を持った英雄のみが使用することができる(各英雄ごとに 1手番 1枚まで)。
- それぞれ判定基準値と、値に対応した記載効果を持つ。
効果の中には失敗(ファンブル)も存在するため、必ずしも有利になるとは限らない。
- いずれかの相手に対して使用され、使用対象側が成功判定を行う。
- 本来の役割とは別に、探索障害カードとしての役割を持つ。
● その他のカード
○ ヘルプ(Help)カード
- ルールの抜粋カード。あくまで早見表であり、直接はゲームで使用しない(《ゲーム終了カード》としてデッキに投入する場合もある)。
- 《プレイ順/ Direction of Play》と《戦闘結果表/ Combat Results Oracle》の 2種類が存在し、いずれも裏面に“ターンシークエンス”が記載されている。
- プレイ順カードは人差し指が描かれた矢印であり、今ターンのプレイ順が時計回りか反時計回りかを表示する。
- 戦闘結果表カードには前述の戦闘結果が記載されており、文字通りプレイ進行の手助けとなる。
※ ゲーム終了(Time Passes)カード
- ゲームの終了条件となる栞。一部のシナリオで使用される。
- 実際にはそういう名前のカードは存在しない。何か代わりとなるカードで代用する。
通常は事前合意の上で、それぞれヘルプカード 1枚を使用する。
- 裏面についての指示は特に無し。引く前からそれとわかってもいいし、引くまで不明なままでもよい。
ただしどちらにするかは事前協議のうえで統一しておくこと(裏面を統一する場合はカラースリーブなどを使用する)。
- 使用する場合は、それぞれのデッキに 1枚ずつ投入される。
- デッキから引いた際には、偽ることなく即座に全員に申告して場のわきに提示しておくこと。
そのうえでデッキからカードをもう 1枚引く(ゲームの内部では終了カードは存在しない扱いとなる)。
- これを引いたというだけではゲームは終わらない。全員がゲーム終了カードを引くことによって、はじめてゲームが終了する。
場の構成
- 永続カードは、それぞれの場(Territory)という空間に存在する。
- それぞれの場には城砦が配置され、さらに英雄や軍隊で構成されたスタック群が配置される。
それぞれのスタックは自分の相手の場を行き来する扱いとなって、攻撃や防御を担当する。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、捨て札置き場に集められる。
商品情報
● メーカー: Iron Crown Enetrprises/ Strategic Studies Group
○ 発売開始: 1997年
- ○ ラインナップ
- 基本セット
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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