ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Warlord』のルール解説。
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Warlord : Saga of the Storm
Last Update 2022/5/14 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるリーダー討伐戦。プレイヤーはウォーロードとなり、部下を率いて相手を撃滅する。
● 原作
オリジナル。
※TRPG『Warlords』シリーズは、本作が原作となる。
● 世界設定
ラニスター。かつてはさまざまな種族が手を取り合い、破壊者と化したグレートドラゴンに打ち勝った地である。
その偉業から合意の地“アコードランド”とも呼ばれる世界であるが、戦いの代償は大きかった。
グレートドラゴンの魂は消えることの無い大嵐となり、朽ちた体は闇を生み出し続けている。
森が腐敗したエルフは短命種族となり、ドワーフは生活の場を地下に移した。
そして人間は、帝国の崩壊により細かな勢力へと分裂していたのである。
● 本ゲームについて
TRPGにおいて、一時期“d20システム”という判定システムが流行しました。
これは『D&D』の判定システムを一般開放したもので、当時さまざまなメーカーが採用していました。
本作はその d20システムのギミックを TCGに取り入れた作品です。
TRPGユーザー向けのサブゲームというある意味割り切った作品ですが、そこそこの人気を博していたようです。
※ ICE社から『Warlords』というTCGが発売されていますが、本ゲームとは無関係です。
基本構成
勝利条件
- 相手の“Warlord”キャラクターをすべて破壊する。
事前準備
● デッキ(1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 50枚以上。
- 構築条件:
同一カードはデッキに 3枚まで(ただし“Epic”を持つカードは、それぞれデッキに 1枚まで)。
カード種類単位で、各種類ともそれぞれデッキの半数を超えないこと。
“Warlord”を含めて“lord”が付く特性を持つカードは、各特性ごとにデッキに 1枚まで。
初期配置用に、同一派閥のキャラクターカード 6枚(“Warlord” 1枚、レベル 1を 3枚、レベル 2を 2枚)が入っていること。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 20面ダイス: 適当数。
○ 各種表示用カウンター: 傷トークンなどを適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: ウォーロードの存在が、プレイヤーライフを兼ねる。
- 開始手札: 0枚。上限は無し(補充の仕組み的に実質 5枚)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(1ターン目から全員がカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード正位置: 準備(Ready)状態。
- カード横向き: 消耗(Spend)状態。
- カード逆位置: 気絶(Stunned)状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 無し(ただし任意破棄が行われる)。
- ライブラリアウト: 無し(そのまま続行)。
- 3人以上でのプレイ: 可能。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理:
“Unique”記載のカード、自軍ユニーク、先出し生存。
ダンジョンカード、種類単位で両軍ユニーク、先出し生存。
- キャラクターの攻撃は、攻撃範囲内の相手キャラクターを対象としての 1 対 1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ自分のデッキから、初期配置用に以下のカードを取り出し所定の場所に配置する。
- レベル 1の任意のキャラクターカード 3枚を、キャラクターとして場のランク 1の部分に配置する。
- レベル 2の任意のキャラクターカード 2枚を、キャラクターとして場のランク 2の部分に配置する。
- “Warlord”と記載されたキャラクターカード 1枚を、ウォーロードのキャラクターとして場のランク 3の部分に配置する。
- それぞれ残りのデッキをシャッフルする。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
※同一ターン内でそれぞれが処理を行う。
ターン(1回の手番)の進行
○ レディ(Ready)フェイズ
- それぞれ自分のキャラクターを、1段階ずつ回復させる。
※消耗状態は準備状態に、気絶状態は消耗状態となる。
○ ドロー(Draw)フェイズ
- それぞれ自分の手札から、任枚数のカードを捨てる。
- それぞれ自分の手札が 5枚ちょうどになるように、デッキからカードを引き手札に加える(5枚以上ある時は何もしない)。
○ イニシアティブ(Initiative)フェイズ
- それぞれ 20面ダイスを 1回振り、各種修正を加えて今回のイニシアティブ値とする。
- それぞれのイニシアティブ値を比較することで今ターンのプレイ順を決定する。
値が一番高いプレイヤーが最初のプレイヤーとなり、以降は時計回り順となる。
※最大値のプレイヤーが複数の場合は、そのプレイヤー間で決着が付くまでダイスを振るところから繰り返す。
○ オーダー(Order)フェイズ
最初のプレイヤーから順番に、全員が連続でパスするまで、以下のいずれかの処理(Order)を繰り返す。
- キャラクターの配置: 手札のキャラクターカード 1枚を、キャラクターとして場に配置する。
- アイテムの装備: 手札のアイテムカード 1枚を、アイテムとして場のキャラクターに配置する。
- ダンジョンの配置: 手札のダンジョンカード 1枚を、ダンジョンとして場に配置する。
- キャラクターの移動: 場の準備状態のキャラクター 1体を消耗状態にすることで、以下のいずれかの位置に移動を行う。
※移動によって場の陣形が不正な形になった場合は、即座に再編成が行われる。
- 現在の位置から、1ランク上の位置に移動する。
- 現在の位置から、1ランク下の位置に移動する。
- 現在のランクの中で、配置位置を変える。
- キャラクターの攻撃: 場の準備状態のキャラクターで、相手キャラクターを近接攻撃する(後述)。
- ダンジョンの攻略: 準備状態のキャラクターにより、いずれかの場のダンジョンを攻略する。
- オーダーの使用: 手札のオーダーとして使用できるカード 1枚を使用する。
- 場のカードの効果使用: 場にあるカードの、オーダーとして使用できる効果 1つを使用する。
※遠距離攻撃はここに含まれる。なお本ページでは説明の都合上、詳細は攻撃処理での補足にとどめる。
- パス: 何もしない。
各攻撃の処理
▼ 攻撃キャラクターの選択
- 攻撃を行うプレイヤーが攻撃側・相手が防御側となる。
- 攻撃側が今回攻撃を行うキャラクターとして、条件を満たすの準備状態の任意のキャラクター 1体を指定する。
※近接攻撃を行う場合は最前線(ランク 1)のキャラクターであるが、遠距離攻撃ならば攻撃が届くならどこでもよい。
- 攻撃側が攻撃キャラクターを消耗状態にすることで、今回の攻撃を宣言する。
▼ 攻撃の実行
攻撃側が、攻撃キャラクターに記載された攻撃力の個数分だけ、以下の打撃処理を任意で繰り返す。
※遠距離攻撃ならば通常 1回のみ、近接攻撃は攻撃キャラクターの攻撃力の個数分だけ行うことができる。
▽ 攻撃対象の選択
- 攻撃側が今回の攻撃対象として、攻撃を行うキャラクターの攻撃範囲内にいる相手の任意キャラクター 1体を指定する。
※近接攻撃ならば 1つ先の距離(相手のランク 1)に限られ、遠距離攻撃は(通常であれば)2つ先の相手キャラクターが対象となる。
- 今回の戦闘が、攻撃キャラクターと攻撃対象キャラクターの間で行われる。
※ディフェンド(Defend)能力などによって、攻撃対象が変更される場合もある。
▽ 命中判定
- 今回の攻撃においてこの処理が何番目の処理であるかの数を確認する。
- 攻撃側がダイスロールを 1回行う。出目が 20ならその時点で攻撃が成功し、1ならば攻撃が失敗する。
- ダイスロールの値に今回の(左側から)回数番目の攻撃力などを加え、今回の攻撃力を算出する。
- 防御側は攻撃対象キャラクターに記載されたアーマークラスに各種修正を加え、今回のアーマークラスの値を算出する。
- ダイスロールでクリティカルな値が出ていない時は、攻撃力とアーマークラスの値を比較する。
攻撃力がアーマークラスの値以上であれば、今回の攻撃が成功(命中)する。
- 攻撃が成功した場合、攻撃対象キャラクターに傷を 1つ負わせる(傷トークンを乗せる)。
受けた傷ががヒットポイントの値以上になった場合、そのキャラクターは破壊される。
▼ 攻撃の終了
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 派閥とクラスについて
- ほとんどのカードには属性概念として派閥(Faction)が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 派閥は Deverenian・Dwarf・Free Kingdom・Nothrog・Elf・Chosen および Mercenary の 7種類が存在する。
- 派閥はキャラクター配置に影響を与える。特にゲーム開始時は派閥が統一されている必要がある。
- 自分のウォーロードと異なる派閥のキャラクターの配置時は、ペナルティとして気絶状態となる(初期ルールでは別処理だった)。
ただし Mercenary(傭兵)は無属性に準ずる存在であり、ウォーロードと派閥が異なっていてもペナルティを受けない。
- 派閥とは別要素として、クラス(Class)とアライメント(Alignment)が存在する。
- クラスはキャラクターの職業のことで、Fighter・Cleric・Wizard・Rogue およびその他(Oval)が存在する。
各クラスごとに、付けられるアイテムや使用できるアクションが決められている。
またクレリックとウィザードによる攻撃やアクションは一律で呪文(Spell)扱いとなり、物理攻撃を防ぐ相手にも効果を発揮する。
- アライメントはキャラクターの善悪であり、一部のカード効果で参照される。
● 配置列について
- それぞれの場は、ランク 1から始まる配置列が存在する。
- ランク 1がそれぞれ相手と対面する列であり、以降ランク 2, ランク 3, ランク 4 … と無数の列で構成される。
- キャラクターを配置する条件として、上位ランクに配置するキャラクター数が下位ランク以下でなければならない。
つまりランク 1は無制限に配置できるが、ランク 2はランク 1と同数までしか配置できない。
- ランクはキャラクターのレベルと対応しており、配置時はレベルと同じランク部分に配置できる。
- 配置したキャラクターは、自身の列の間を任意に移動できる。
移動は準備状態から消耗状態になることで行われ、1行動につき 1列分移動できる。
※同一列内での並び替え移動もできる。縦移動の際は移動先の任意部分に配置できる。
※ステルス(Stealth)能力を持つ場合に限り、相手の列内に移動できる(詳細は能力指示に従うこと)。
- 移動や戦闘などで条件が合わなくなったときは、不正ランクとして即座に場の再編成が行われる。
再編成は以下の条件で、他の処理に割り込んで行われる。
- 通常の移動とは別処理扱いで、任意数のキャラクターを現在位置から 1ランク下に移動させる。
- キャラクターは 1列移動するごとに、1段階消耗する(消耗状態なら気絶、気絶ならばそのまま)。
- 再編成の間は、移動させることでさらに不正な状態になってもかまわない。
最終的に、各ランクのキャラクター数がより下位ランクの数以下となっていればよい。
● ダイスロールについて
- 本作ではダイスロールとして、20面ダイスを使用してのさまざまな判定が行われる。
- 基本的には判定ごとに 20面ダイス 1個を振り、出目が難易度(Difficulty Class)やアーマークラスなどの判定値以上であれば成功となる。
- 何らかの成功判定において出目が 20であればクリティカルな成功となり、判定値にかかわらず成功となる。
出目が 1ならばクリティカルな失敗となり、判定値にかかわらず失敗となる。
- カード効果などにより出目の値は修正される。ただしクリティカルな成功・失敗は修正前の話なので、後から変更されることはない。
- 判定値が存在しないダイスロール(イニシアティブ判定など)では、クリティカルは考慮されず純粋な数値として使用される。
- 一部のカード(Astral・Ethereal・Planar)は、修正前の出目の偶数・奇数によって攻撃を無力化できる(ただし物理攻撃限定)。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ キャラクター(Character)カード(配置条件が存在)
- プレイヤーの部下たち。場にキャラクターとして配置される。
- 一定の条件で場に配置される。
- 所属(Faction)の項目を持ち、配置条件として使用される。
通常は準備状態で配置されるが、ウォーロードと異派閥ならばペナルティとして気絶状態となる。
- それぞれいずれかのクラス(Class)に属しており、アイコンの形で記載される。
アイコンの色はキャラクターの善悪(Alignment)、数値はレベル(Level)の値となる。
- レベルの値は自身の配置条件や他のカードの配置・使用条件などに使用される。
配置時はレベルの値と一致する場のランク部分に配置される(ランクごとの配置上限は守ること)。
- 攻撃力(Attack)の値を持ち、近接攻撃時における命中判定の修正値として使用される。
なお本作では 1回の近接攻撃で複数の攻撃(打撃)を行うことができ、打撃回数分の能力値が列挙されている。
- スキル(Skill)の値を持ち、さまざまな判定での修正値として使用される。
- アーマークラス(Armor Class)の値を持ち、攻撃を受けたときの判定値として使用される。
- ヒットポイント(Hit Point)の値を持ち、攻撃を受けたときに使用される。
- 一部のカードは遠距離攻撃(Ranged Strike)の能力とその攻撃力の値を持ち、離れた位置から攻撃できる。
- ヒットポイント以上の傷を受けた場合破壊される。傷は治療しない限り蓄積する。
※ ウォーロード(Warlord)カード
- キャラクターカードの一種で、プレイヤーの分身。カードに“Warlord”の特性を持つ。
- ゲーム開始時に、実レベルに関係なくランク 3の位置に 1体が配置される。
- 相手のウォーロードを倒すことが、ゲームの目的となる。
- デッキには、基本的に初期配置の 1枚だけを入れることができる。
※初期ルールでは複数投入できたが、最初の 1体以外はウォーロードではない扱いとなる。
- ウォーロードとは異なるが似た存在として Overlord, Daemonlord, Dragon Lord が存在する。
これらはウォーロードと同様に、デッキ構築で各ロードごとに 1枚だけ投入できる。
○ アイテム(Item)カード(配置条件が存在)
- キャラクターの能力を強化する武器や道具など。場にアイテムとして配置される。
- 場のキャラクターに付ける形で場に配置する。
- クラス(およびレベル)のアイコンを持ち、配置条件として使用される。
クラスが一致したうえで、アイテムのレベル値以上の(レベル + 現在地のランク)値を持つキャラクターに対して付けることができる。
※楕円(Oval)アイコンのカードは汎用扱いであり、どのクラスのキャラクターにも配置できる。
- 大抵はいずれかの特性を持つ。1体のキャラクターにつき、各特性ごとにそれぞれ 1枚ずつ配置できる。
※初期は単純に種別ごとであったが、シリーズ後半では装備方法が細分化されいくつかの例外措置が存在する。
- 各種修正値や能力を持ち、キャラクターを強化する。
※キャラクターの攻撃力と遠距離用の攻撃力は別物であることに注意。なお攻撃力強化は複数分すべてを強化する。
- 付いた対象とともに場を移動し、破棄される際は一緒に破棄される。
○ ダンジョン(Dungeon)カード(配置条件が存在)
- 戦いの中で発見された地下洞窟など。場にダンジョンとして配置される。
- 3版の途中セットでのみ登場したカードであり、スターター付属ルールには 4版を含めて記載されていない。
- 場に 1枚だけ配置でき、記載効果を発動する。
※作品的に地下にはヤバい物しかなく、いずれも自分をまきぞえにして全プイレイヤーに不利益をまき散らす効果となる。
- 挑戦値(Challenge rating)を持ち、誰でも攻略(除去)に挑戦できる。
攻略はレベル合計が指定値以上となる準備状態のキャラクター群を消耗状態にすることで行われ、攻略後はゲームから取り除かれる。
※攻略しても特に報酬があるわけではなく、ダンジョンの除去そのものが目的となる。
● 一時的に使用するカード
○ アクション(Action)カード(使用条件が存在)
- キャラクターが使用する行動や呪文など。効果はさまざま。
- キャラクターが使用する扱いなので、場に使用するキャラクターが存在している必要がある。
- クラス(およびレベル)のアイコンを持ち、使用条件となる。
クラスが一致したうえでアクションの値以上のレベル値を持つキャラクターが、そのカードを使用できる。
※楕円(Oval)アイコンのカードは汎用扱いであり、どのクラスのキャラクターでも使用できる。
- 使い捨てのカードであり、使用後は捨て札となる。
場の構成
ランク 3 | 敵陣 |
ランク 2 |
ランク 1 |
ランク 1 | 自陣 |
ランク 2 |
ランク 3 |
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場はそれぞれランクと呼ばれる配置列で区別される(上図は開始時点での場の構成図)。
ゲーム開始時点ではランク 3までしか使用されていないが、実際はより上位のランクが存在する。
- 各ランクにはそれぞれ一定数のキャラクターが配置される。
それぞれのランク自体には配置上限は無いのだが、キャラクター配置は下位ランクの配置数以下という制約がある。
上位ランクのほうがキャラクター数が多くなった場合は、即座に再編成が行われる。
- お互いの場はランク 1部分で隣接している扱いとなる。ただし専用の能力を持っていない限りは、相手の場への移動はできない。
- それぞれのランクごとに距離 1つ分の扱いとなる。通常の遠距離攻撃は、2つ先のランクにいるキャラクターが対象となる。
- 場にはランクの他に、ダンジョン置き場などの空間が存在する。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、捨て札(Discard pile)という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: Alderac Entertainment Group/ Phoenix
○ 発売開始: 2001年
- ○ ラインナップ
-
- Saga of the Storm
- Assassins' Strike
- Good and Evil
- Last Paladin
- Black Knives
- Nest of Vipers
- Siege
- Call to Arms
- Betrayal
- Domminance
- Southern Kingdoms
- Campaign Edition
- Sneak Attack
- Counter Attack
- Death's Bargain
- Hero's Gambit
- Dragon's Fury
- Eye of the Storm
- Epic Edition
- Temple of Lore
- Plane of Secrets
- Stolen Destiny
- Light and Shadow
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