ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『WWE Raw deal』のルール解説。
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WWE: Raw Deal
The Most Electrifying Collectible Card Game
Last Update 2023/4/15 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるライブラリ破壊戦。プレイヤーはプロレスラーとなり、様々なワザを駆使することで相手をフォールする。
● 原作
実在のスポーツ(プロレス)。
● 世界設定
華麗なるショービジネス、最強の人間が集うスポーツ、それがプロレスだ。
中でも全米で愛される『WWE』はその人気も格別。日夜スーパースターたちが、己の力を競い合っているのである。
● 本ゲームについて
アメリカのプロレス団体『WWE(World Wrestling Entertainment)』のTCGです。
もともとは『WWF』だったのですが、紆余曲折あって今の名前になりました。
※ここではシリーズ後期にあたる“REVOLUTION”用のルールを中心に解説します。
基本構成
勝利条件
- 相手のメインデッキが尽きる(同時の場合は引き分け)。
その判定タイミングにより、以下の勝利パターンがある。
- ピンフォール勝ち: デッキの残り枚数以上のダメージを与えた瞬間。
- カウントアウト勝ち: いずれかのターン終了時。
事前準備
● メインデッキ (Arsenal: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 60枚ちょうど。
- 構築条件:
マニューバー・リバーサル・アクション・アンチック カードで構成されていること。
同一カードはデッキに 3枚まで(“Unique”はそれぞれ 1枚まで、“Setup”や“(Uniqueでない)Follow-up”は無制限)。
スーパースター専用カードは、自分が使用するスーパースター用のカードのみ投入できる。
(プロレス内でのストーリー的に)抗争中の陣営に属するカードは、破綻しない内容で統一されていること。
※善玉と悪役や、Rawと SmackDown! の対立関係など。なお陣営指定の無いカードは自由に投入可能。
※初期(WWF)版と混ぜる場合は、不透明スリーブなどで裏面を統一すること。
● 逆転デッキ (Backlash deck: 1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 16枚以下。
- 構築条件:
プレマッチ・ミッドマッチ カードで構成されていること。
同一カードはデッキに 3枚まで(ユニーク等の扱いは、メインデッキの内容に準ずる)。
プレマッチカードは合計 8枚まで。
ミッドマッチカードは合計 8枚まで。
スーパースター専用カードや所属陣営については、メインデッキの内容に準ずる。
● その他準備
○ スーパースターカード: それぞれ任意の 1枚。
○ エンフォーサーカード: 必要に応じて(通常はスーパースターにより指定された場合のみ)。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: 自分のデッキ枚数がライフに相当する。
- 不屈の精神値: 0。以降蓄積する。
- 開始手札: それぞれの使用するスーパースターカードに記載された手札枚数。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(先攻は 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係、なお通常ドローで引けない時はターン終了まで続行)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(多人数用ルールが別途存在)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理:
“Active”を持つカード、自軍ユニーク、先出し生存。
“Title Belt”を持つカード、全軍ユニーク、先出し生存。
“Universally Unique”を持つカード、全軍ユニーク、先出し生存。
- 戦闘は、スーパースター同士による 1 対 1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ今回のレギュレーション(新旧どのカードが使用できるかなど)を確認し、それに応じたデッキを用意する。
- それぞれ自分のメインデッキをシャッフルする。
※逆転デッキは第二の手札であるかのように使用されるため、シャッフル不要。
- それぞれ自分のスーパースターカードを場に配置する。
- それぞれ必要に応じて、自分のエンフォーサーカードを場に配置する。
- それぞれ自分のスーパースターカードの(現在の)手札枚数の値分だけ、自分のメインデッキより手札としてカードを引く。
- それぞれのスーパースターカードのスーパースター値が高い側から交互に、任意でプレマッチカードを 3枚まで場に出す。
※それぞれ 1枚出すかパスするかのどちらかを、交互に繰り返す。
- それぞれ自分のスーパースターカードの(現在の)スーパースター値を比較し、値が高いほうが先攻となる。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ ドロー(Draw)セグメント
- メインデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
○ メイン(Main)セグメント
- 以下の処理を任意で行う。
ただし使用カードがリバーサルされた場合、その処理を終えた時点でターン終了となる。
- 自分のスーパースターカードの能力を使用する。
- 手札等のマニューバーカードを使用する(後述)。
- 手札等のアクション/ アンチックカードを使用する。
各マニューバーの処理
▽ 攻撃の宣言
- ターンプレイヤーが攻撃側となり、マニューバーカード 1枚を使用することで攻撃を宣言する。
▽ リバーサルの使用
- 相手プレイヤーが防御側となり、任意で手札や逆転デッキからリバーサルカードを使用する。
- 防御側が今回のマニューバーに対応するリバーサルを使用した場合、以下の効果が適用される。
- 攻撃側のマニューバーカードが、使用失敗となる。
マニューバーカードは、自身のリングサイドに送られる。
- 防御側のリバーサルカードが使用成功となり、記載効果が発動する。
- 防御側のリバーサルカードが、自身のリングに送られる。
- 以降の処理を飛ばし“マニューバーの終了”処理に進む。
▽ 効果とダメージの適用
- 防御側がリバーサルを(手札などから)使用しない場合、マニューバーカードが使用成功となる。
- 攻撃側のマニューバーカードの記載効果が適用される。
- 攻撃側のマニューバーカードの記載ダメージ値に各種修正を加え、今回のダメージ値を算出する。
- 攻撃側が算出した値分のダメージを、防御側のスーパースターに与える。
防御側はダメージ処理として、受けたダメージの値分だけ以下の処理を繰り返す。
- 1ダメージごとに、自分のメインデッキの上からカードを 1枚めくる。
- めくったカードが条件を満たした(マニューバーに対応した)リバーサルカードである場合、ダメージ処理がこの値部分で打ち切りとなる。
※リバーサルカードの記載効果は発動しないが、以降のダメージが無効化される。
- 今回めくったカードが、自身のリングサイドに送られる。
- 攻撃側のマニューバーカードがスタン値を持ち、かつ防御側がリバーサルによりダメージ処理を途中で打ち切った場合、以下の処理が行われる。
- 攻撃側が任意で、スタン値の枚数までのカードをメインデッキから引き、手札に加える。
- 攻撃側のマニューバーカードが、自身のリングに送られる。
▽ マニューバーの終了
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 陣営について
- スーパースターカードには属性概念として陣営が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 陣営は、基本的に WWE内の所属組織(チーム)として複数の種類が存在する。
また組織とは別に、試合のストーリー的な意味での善悪(いわゆるベビーフェイスとヒール)が存在する。
- デッキ構築の際に、陣営などの要素が(原作ストーリー的な意味で)正しくまとめられている必要がある。
● 不屈の精神値について
- プレイヤーはそれぞれ不屈の精神値(Fortitude Rating)を持っており、カードの使用条件として使用される。
- それぞれのリングに存在する表向きのカードが持つダメージ値の合計値が、そのプレイヤー(スーパースター)の不屈の精神値となる。
- 不屈の精神値は消費概念では無く、カードを使用しても値は変化しない。
なお使用に成功したカードの使用後はリングに蓄積されるため、カードを使用すればするほど不屈の精神値が貯まることになる。
- メインデッキのカードとミッドマッチカードには、使用条件として必要不屈値(Fortitude Value)を持っている。
プレイヤーの不屈の精神値がカードの必要不屈値以上である場合に、そのカードを使用できる。
- 必要不屈値が 0のカードも大量に存在する。ゲーム序盤はそれらを使用することで不屈の精神値を稼ぐことになる。
● 特殊なカードについて
- デッキに入れるカードには、通常のカード種別に加えて別の区分けが追加されている場合がある。
代表的な物として、ハイブリッドカード・スーパースター専用カード・ミッドマッチカード が存在する。
- ハイブリッド(Hybrid)カード は、いわゆる複合カードの事である。
それぞれ 1枚のカードの中に、マニューバー・リバーサル・アクション・アンチック のいずれか 2種以上の効果が複合して存在する。
使用する際には、記載内容の中からどれか 1つのカード効果を選んで使用する。
- スーパースター専用(Superstar-Specific)カード は、特定のスーパースターのみが使用できる専用カードである。
種類としては通常のカードと違いは無く、自分が使用するスーパースター用の場合にのみ使用することができる。
- ミッドマッチカード は、逆転デッキに入れて使用されるカードである(後述)。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ スーパースター(Superstar)カード (配置条件不要)
- リングの上で戦うレスラーたち。プレイヤーの分身であるスーパースターとして場に配置される。
- デッキとは別に用意される。
- ゲーム開始時にそれぞれ 1体ずつ配置され、ゲーム終了まで場に存在し続ける。
- 手札枚数(Hand Size)の値を持ち、プレイヤーそれぞれの初期値として使用される。
- スーパースター値(Superstar Value)を持ち、プレイの順番決定などに使用される。
- 通常は何らかの固有能力を持ち、ゲーム中に使用することができる。
- “ディーヴァ”のように、エンフォーサーと組み合わせることが前提のカードも存在する。
○ エンフォーサー(Enforcer)カード (配置条件不要)
- スーパースターのマネージャーやパートナー。場にエンフォーサーとして配置される。
- デッキとは別に用意される。
- 一種の補佐カードで、スーパースターにより指定された場合や特定レギュレーションにおいて使用される。
- ゲーム開始時にスーパースターに添える形で場に配置され、スーパースターの能力を変化させる。
○ プレマッチ(Pre-match)カード (配置条件不要)
- 試合前の舌戦や今回の(ゲーム世界内での)試合形式など。場にプレマッチとして配置される。
- 横向きのカードで、逆転デッキに入れて使用される。
- ゲーム開始時に逆転デッキから使用され、自分の場に 3枚まで配置できる。
※開始時に使用しなかった分は、次のゲームまでお預けとなる。
- 効果はさまざまで、配置時点で適用されるものや永続的に発揮し続けるものなどが存在する。
● 一時的に使用するカード
○ マニューバー(Maneuver)カード (使用条件が存在)
- プロレスの一般的な攻撃技。マニューバーとして使用される。
- メインデッキに入れて使用される。
- 打撃技や投げ技など、いくつかの種類に分けられる。
- ダメージ(Damage)の値を持ち、カードを使用した際の相手プレイヤーに対するダメージとなる。
さらにダメージ値は、リングに蓄積されることでプレイヤーの不屈の精神値として用いられる。
- カードによってはスタン値(Stun Value)を、“*”アイコンの個数という形で持つ。
スタン値は特定状況(ダメージの途中打ち切りなど)において参照される。
- 使用に成功した場合は、基本的には自分のリングに蓄積される。
ただし相手のリバーサルカードによって技が返された(失敗した)場合は、リングサイドに送られる。
○ リバーサル(Reversal)カード (使用条件が存在)
- 相手の攻撃に対する返し技。相手が相手ターンに攻撃してきた際に使用される。
- メインデッキに入れて使用される。
- 相手ターンに効果を発揮するカードであり、相手がマニューバー(あるいはアクションなど)を使用してきた際に使用される。
この際に以下の 2通りの方法で使用される。
- 手札からの発動: 自分の手札から意図的に使用し、相手の攻撃などを防ぐ。
- メインデッキからの発動: 相手の攻撃が成功し、受けたダメージの処理中で受動的に発動する効果。
条件を満たしたリバーサルカードが登場することで、以降のダメージ処理が打ち切られる。
- 一部のカードは要求不屈値に加えて、対応できるカードの種類が限定されている。
これらの使用条件は、メインデッキからの発動時にも満たされている必要がある。
- 手札から使用した場合、以下の効果が適用される。
- カードの記載効果が発動する。
- 1以上のダメージ値を持つ場合、相手(ターンプレイヤー)に対して記載分のダメージが与えられる。
- 使用後は自分のリングに蓄積される。
- メインデッキからめっくった際に出た場合、以下の効果が適用される。
- このカードの使用条件が満たされている場合、このカードより後の分のダメージ処理が打ち切られる(もうめくらなくてよい)。
- ダメージの打ち切りのみが行われ、このカードの記載効果やダメージなどは発動しない。
- 使用後は(今回最後のダメージとして)自分のリングサイドに送られる。
○ アクション/ アンチック(Action/ Antic)カード (使用条件が存在)
- 攻撃以外のさまざまな行動。効果はさまざま。
アクションは初期シリーズ、アンチックは後期シリーズ用のカードで、基本的には同じものである。
- メインデッキに入れて使用される。
- 使用に成功した場合は、基本的には自分のリングに蓄積される。
○ ミッドマッチ(Mid-match)カード (使用条件が存在)
- 試合中に行う不意打ち的な行動。効果はさまざま。
- 横向きのカードで、逆転デッキに入れて使用される。
- 逆転デッキに入るということで独立したカード種類が与えられているが、内容自体はバラバラである。
ゲーム中は マニューバー・リバーサル・アクション・アンチック のいずれかとして扱われる。
- 手札からではなく第二の手札にあたる逆転デッキからである以外は、メインデッキのカードと同じように使用される。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- それぞれの場は、スーパースターやプレマッチなどの置き場とリング(Ring Area)という空間に大別される。
- それぞれのリングには、手札等から使用に成功したカードたちが配置される。
リングに配置されたカード群は、不屈の精神値の発生源となる。
- 破棄やダメージとして処理されたカード、および使用に失敗したカードは、リングサイド(Ringside)という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: Comic Images
○ 発売開始: 2000年
- ○ ラインナップ
-
- 基本セット
- Fully Loaded
- Back Lash
- Survivor Series
- Mania
- Summerslam
- Velocity
- Survivor Series 2
- Insurrextion
- Divas Overload
- Vengeance
- Armageddon
- Survivor Series 3
- Unforgiven
- Royal Rumble
- No Way Out
- The Great American Bash
- Revolution
- Revolution 2: Extreme
- Revolution 3: Judgment Day
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