ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Wing Commander(ウイングコマンダー)』のルール解説。

Wing Commander Collectible Trading Card Game
ウイングコマンダー

Last Update 2022/4/9 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 2人対戦による空母戦。プレイヤーは宇宙空母の艦長となり、宇宙航空部隊を率いて相手母艦を撃沈する。

● 原作
 PC用ゲーム『ウイングコマンダー』シリーズ(基本的に 3作目)。

● 世界設定
 人類は念願の宇宙進出をはたし、近隣の恒星への殖民を開始していた。
しかしヴェガ星域において獅子型宇宙人キルラティと遭遇し、そのまま両文明は戦争へと突入してしまったのだ。

● 本ゲームについて
 宇宙戦争をテーマとしたTCGです。宇宙戦争のゲームは数ある中で、本ゲームは空母対空母の航空戦がテーマです。
どちらかというと SF的ガジェットが少ないため、そのまま太平洋戦争のゲームといっても通用しそうな感じです。
なおレシプロ機風の機体が活躍する劇場版も存在しますが、本作は PC版のスマートな機体がそのまま登場しています。


基本構成

勝利条件

事前準備

● デッキ (1人分のゲームカード)
※本ゲームは人類とキルラティの 2つの陣営に分かれて戦うゲームであり、事前にどちらの陣営を担当するかを決定した上でデッキを構築する必要がある。
大会などでは、どちらもできるように両陣営のデッキを用意することが望ましい。

● 一般宙域 (全員で共用するカード)

● その他準備
○ 母艦カード: 各 1枚(基本的にはスターターの裏面を使用)。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 各種表示用カウンター: 適当数。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● カードの行動表現

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

全体の基本進行

 互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。

ターン(1回の手番)の進行

○ ドロー(Draw)フェイズ

○ 召集(Muster)フェイズ

 以下の行動を任意で行う。

○ スクランブル(Scramble)フェイズ

○ 移動(Movement)フェイズ

○ 戦闘(Combat)フェイズ

 自分の出撃機がいる宙域単位で、以下の戦闘を任意で行う。

各戦闘の処理

▽ 攻撃の宣言(Attack is declared)

▽ 防御側の対応(Defensive positioning)

▽ 作戦・戦闘ダメージカードの使用(Maneuver and Battle damage)

▽ メダルポイントの使用(Assign Medal points)

▽ 戦闘の解決(Combat resolution)
 今回の攻撃対象によって、それぞれ以下の戦闘解決処理を行う。

▽ 帰投(Aftermath)

○ ディスカード(Discard)フェイズ

○ 交代(Switch players)フェイズ

1ゲーム終了時の処理

 特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。


ルール細則

● 陣営について

● コストについて

● 捕虜と裏切者について

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ 母艦(Carrier)カード (コスト不要)

○ 座標(NAV Point)カード (コスト不要)

○ 座標補正(NAV Point Modifier)カード (招集・勲章コストが必要)

※ 主要艦(Capital Ship)

○ 戦闘機(Fighter)カード (招集・勲章コストが必要)

○ 武装(Weapon)カード (招集・勲章コストが必要)

○ パイロット(Pilot)カード (招集・勲章コストが必要)

○ パイロット叙勲(Pilot Award)カード (招集コストが必要)

○ クルー(Crew)カード (招集・勲章コストが必要)

● 一時的に使用するカード

○ 作戦(Maneuver)カード (作戦コストが必要)

○ 戦闘ダメージ(Battle Damage)カード (作戦コストが必要)

○ 幸運(Luck)カード (招集コストが必要)

○ 極秘指令(Secret Oeder)カード (使用条件が存在)

場の構成

敵軍準備エリア
自軍準備エリア

商品情報

● メーカー: Mag Force 7
○ 発売開始: 1995年

○ ラインナップ

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