ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Tomb Raider(トゥームレイダー)』のルール解説。
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Tomb Raider Collectible Card Game
トゥームレイダー
Last Update 2022/4/2 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(1 ~ 4人程度)対戦によるアイテム獲得競争。プレイヤーは(トレジャーハンターの一種である)レイダーとなり、誰よりも先に宝物を獲得する。
● 原作
PC用ゲーム『トゥームレイダー』シリーズ。
● 世界設定
世界には無数のお宝が眠っている。まだ見ぬ財宝を求めて、トゥームレイダーと呼ばれる者たちは今日も冒険に勤しむのである。
● 本ゲームについて
人気アクションゲームのTCGです。原作での目的が宝探しということもあり、本作も洞窟などの探索が主目的となります。
どちらかというとTRPGに近い作品で、あらかじめ大量のシナリオが用意されています。
※ここでは基本となる、”入門レベル/ Introductory Level”シナリオ(レベル 1)での 2人対戦時を中心に説明します。
※マーズ・コーポレーションの同名TCGとは別物です。
基本構成
勝利条件
- 宝物を手に入れる(宝物庫に到達し、そこでの探索判定を一番早く成功させる)。
事前準備
※本ゲームは複数のゲームシナリオが設定されており、選択したシナリオごとにデッキの構築条件などが異なっている。
そのため事前に採用シナリオを決めてから、デッキを構築する必要がある(大会では事前にシナリオを提示すること)。
● ドローデッキ(Draw deck: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 30枚以上。
- 構築条件:
キャラクター強化・秘策・発見物・障害・アクションカードで構成されていること。
同一カードはデッキ枚数が 60枚未満ならばデッキに各 2枚までで、60枚以上であれば各 3枚まで。
● レベルデッキ(Level deck: 全員で使用する補助デッキ)
- デッキ枚数: 採用したシナリオ次第(18 ~ 36枚程度)。
- 構築条件:
ロケーションカードで構成されていること。
採用したシナリオに応じた内容のカードを用意すること(入口と宝物庫になるカードは必須となる)。
同一カードはデッキに 1枚のみ。ただしシナリオによっては、入口となるカードのみ 2枚までとなる。
※プレイヤー人数が奇数ならば入口が 1枚、偶数ならば 2枚投入される。
- 入門レベルシナリオの場合、以下の条件で構成される。
- “墓地/ Tomb”または“洞窟/ Cave”の、どちらかのカードで統一されていること。
※基本的には構築スターター封入分のレベルデッキを、そのまま使用する。
- 入口として“Entrance”を持つカードがプレイヤー人数分だけ投入されていること。
- 宝物庫として“Treasure Room”を持つカードが 1枚だけ投入されていること。
● その他準備
○ キャラクターカード: 任意のパワー 1のカードを、それぞれ 1枚。
○ 宝物カード: 採用シナリオによっては、シナリオレベル相当のカードを適当数。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ レイダー表示駒: スターター付属の“ララ・クロフト”人形など、プレイヤーごとに区別がつく物をそれぞれ 1つずつ。
○ 6面ダイス: 普通のサイコロを適当数(自分のレイダーの能力値以上の数が必要となる)。
○ デプス トラッカー: レベルマップ作成補助用の簡易定規、スターター付属の物を必要に応じて。
○ 各種表示用トークン: ダメージ表示などに適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- レイダーのライフ: 能力値の中の最低値。
- 開始手札: 使用レイダーの記載思考力分の枚数。上限は思考力 +6枚(各ターン内に調整有り)。
- マリガン: 無し(それぞれ最初から理想の手札で開始するため)。
- ファーストドロー制限: 無し(全員が 1ターン目から手札調整を行う)。
その他構成
● カードの行動表現
- ロケーションカード表向き: 通常のロケーション。
- ロケーションカード裏向き: 未調査のロケーション。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 無し(捨て札を再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(採用シナリオで人数が変化する。なお入門レベルでは 1 ~ 2人)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理: キャラクター強化カード、自軍ユニーク、同一はそれぞれ 1枚まで。
- キャラクターの攻撃は、同一ロケーションに存在する相手キャラクターを対象とする 1 対 1で任意に行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ今回の採用シナリオを確認し、それに対応したデッキ群を用意する。
- 以下の条件で、場にレベルマップを作成する。
- テプス トラッカーを参考にして、今回のレベルマップの位置(全体の枠)を決める。
- レベルデッキから、マップの入口となるカードを取り出す。
※プレイヤー人数が奇数ならば 1枚、偶数ならば 2枚となる。
- レベルデッキから、宝物庫となるカードを取り出す(通常は 1枚)。
- 残りのレベルデッキをシャッフルする。
- 採用シナリオに応じて、入口をレベルマップの指定位置に表向きで配置する。
- 採用シナリオに応じて、宝物庫をレベルマップの指定位置に裏向きで配置する(ただしゲーム開始後に配置されるシナリオも存在する)。
- 最初からレベルマップにカードを全配置するシナリオの場合、残りの部分にもカードを裏向きでランダム配置する。
※入門レベルシナリオの場合は、ゲーム中にレイダーが空白部に侵入したタイミングでその位置のカードが配置される。
- ソロプレイの場合は、ドローデッキの中から障害デッキを作成する。
※自分のデッキから障害カードを抜きだしてシャッフルし、専用の障害デッキとする。
※ソロプレイの場合は、冒険の邪魔を自分の障害デッキによって機械的に行う。
- それぞれ自分のキャラクターカードを、レイダー(のデータ担当)として自分の場に配置する。
- それぞれ自分のプレイヤーマーカーを、レイダー(の現在位置担当)としてレベルマップの入り口(のカード上)に配置する。
※プレイヤーが偶数の場合は入口が 2つなので、協議の上で各入口のレイダーが同数になるように配置すること。
- それぞれ自分のレイダーの記載思考力が、自分の開始手札枚数となる。
それぞれ自分の手札となるカードを、開始手札枚数分だけドローデッキから選んで取り出す(ランダムでは無く、全部選ぶことに注意)。
- それぞれ自分のドローデッキをシャッフルする。
- 採用シナリオによっては前のゲームで宝物を獲得したレイダーが、宝物を所持した状態で今回のゲームに挑む。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
※各ターンごとにプレイ順を決め、全員が同一ターンに処理を行う。
ターン(1回の手番)の進行
○ 準備(Ready)ラウンド
- いずれかのプレイヤーが再決定を望む場合、以下の方法でプレイ順を決定する。
※行わなければ順番はそのまま。ただし 1ターン目には、必ず順番決定が行われる。
- それぞれ自分のレイダーの記載移動力の個数分のサイコロを振り、順番判定値として自分の出目を合計する。
- 判定値が一番高いプレイヤーが、最初に行動するプレイヤー(先攻)を決める。
※多人数戦の場合は、最初のプレイヤーから時計回り順となる。
○ アクション(Action)ラウンド
各プレイヤーが順番に、以下のアクション処理をそれぞれ 1回ずつ行う。
自分のレイダーの移動力の範囲内で、以下のステップ 1 ~ 3の処理を任意で繰り返す。
▽ ステップ 1: 移動(Move)
- レベルマップ上にある自分のレイダー(の表示駒)を、任意で隣接マス(ロケーション)に以下の条件で移動させる。
- 現在のロケーションに記載された矢印の方向の、いずれか一方に移動する。
※カード効果などで、矢印とは異なる方向に移動できる場合もある。ただし移動でレベルマップの外に出ることはできない。
- 1マス移動するごとに、1移動力が必要となる(可能であれば、ラウンド全体で移動力分のロケーションを移動できる)。
- 移動前のロケーションに障害があっても、そのまま放置してかまわない。
- レイダーが何らかの効果で“移動できない”場合は、他のロケーションへの移動はできない。
▽ ステップ 2: 調査(Explore)
- 移動したマスにロケーションカードが無いか裏向きの場合は、以下の処理を行う。
- カードがまだ無い場合: レベルデッキからカードを 1枚引き、ロケーションとして対象マスに表向きに配置する。
- カードが裏向きの場合: 対象マスのロケーションカードを表向きにする。
▽ ステップ 3: 障害の配置(Play Obstacles)
- ステップ 2を行った(移動マスにロケーションが無いか裏向きだった)場合、以下の処理を行う。
- 対戦相手が任意で手札から障害カード 1枚を、障害として対象ロケーションに配置する。
※使用条件が存在し、カードの危険度が“対象ロケーションの記載危険度 + 深度の値”以下の場合に配置できる。
※複数プレイヤーがそれぞれ配置した場合は、条件を満たす中で最も危険度が高い 1枚のみが有効となる(残りは破棄)。
※ソロプレイの場合は、障害デッキを順にめくって最初に条件を満たしたカードを配置する。
- ロケーションの記載効果が発動する(記載された障害が行動を開始する)。
▽ ステップ 4: ライバルへの攻撃(Attack other Tomb Raiders)
- 現在のロケーションに他のプレイヤーのレイダーがいる場合、任意で以下の攻撃処理を行う。
- 同じロケーションにいる相手のレイダー 1体を攻撃対象として指定する。
今回の戦闘が、攻撃を行うレイダーと攻撃対象となるレイダーの 1 対 1で行われる。
- 戦闘を行うレイダーそれぞれの記載戦闘力に各種修正を加え、今回の戦闘力を算出する。
- 戦闘を行うレイダーそれぞれが、戦闘力の個数分のサイコロを振り、戦闘判定値として自分の出目を合計する。
- それぞれの戦闘判定値を比較し、値が高い側が今回の戦闘に勝利する(同値は双方勝利)。
- 戦闘に敗北したレイダーに、ダメージトークンを 1つ追加する。
※レイダーの各能力値は 1ダメージごとに 1ずつ減少し、さらに生命力以上のダメージを受けることで死亡する。
- 攻撃を行ったことで、このターンは探索を行うことができなくなる(攻撃側のみで対象側は含まれない)。
▽ ステップ 5: 障害の排除(Defeat Obstacles)
- 今回の一連の移動で遭遇した障害すべてについて、それぞれ以下の排除判定処理を行う。
※移動開始時のロケーションにいる障害は、(移動しなかったり再度訪れない限りは)判定対象外となる。
※障害カードに加えて、ロケーションに記載された分の障害もあることに注意すること。
※レイダーが死亡した場合は、その時点で処理が打ち切られる。
- まだ今ターンに判定を行っていない障害の中から、遭遇順で 1つを指定する。
指定した障害に記載された能力値が、(排除全体の中での)今回の判定項目となる。
- レイダーに記載された判定項目の能力値に各種修正を加え、今回の判定値を算出する。
- 判定値の個数分のサイコロを振り、排除判定値として自分の出目を合計する。
判定値が障害の危険度の値以上であれば、今回の排除判定が成功する。
- 判定に成功した場合は、以下の処理が行われる。
※ロケーション記載の障害は取り除けないので、代わりに除去トークンを乗せることで排除とする。
- 障害が生命力を持つ場合: 障害にダメージトークン(通常は 1個)を乗せる。
記載生命力以上のダメージを与えることで、障害が取り除かれる。
- 障害が生命力を持たない場合: 障害が取り除かれる。
- 判定に失敗した場合は、障害に記載された失敗時の処理(大抵はダメージ)を受ける。
○ 探索(Search)ラウンド
自分のレイダーが“生き残り移動もでき、このターンに攻撃していない”状態であるプレイヤー内で順番に、以下の探索処理を 1回ずつ行う。
※通常探索の代わりに、手札のアクションカードによる探索を行うこともできる。
※通常は該当ロケーションに障害が残っていても、探索を行うことができる。
- レイダーに記載された探索力に現在のロケーションの修正値などを加え、今回の探索力を算出する。
- 探索力の個数分のサイコロを振り、出目を合計して探索判定値とする。
- 現在いるロケーションによって、それぞれ以下の処理を行う。
- 通常ロケーションの場合: 手札から探索判定値以下の難易度を持つ発見物カード 1枚を、使用または発見物として配置する。
- “Empty”ロケーションの場合: 空っぽトークンが乗っている場合は何も起こらない。
乗っていない場合は通常ロケーションと同じ処理を行ったうえで、ロケーションに空っぽトークンを乗せる(1回だけ発見できる)。
- 宝物庫の場合: 判定値が指定値以上であれば、宝物を発見して今回のゲームに勝利する。
※キャンペーンシナリオの場合は、今回のシナリオのレベル以下となる値の宝物カード 1枚を獲得する。
○ ドロー(Draw)ラウンド
各プレイヤーが順番に、以下のドロー処理をそれぞれ 1回ずつ行う。
▽ ステップ 1: ディスカード(Discard)
▽ ステップ 2: ドロー(Draw)
- 現在の手札枚数により、以下のいずれかの手札補充処理を行う。
- 手札が 1枚以上ある場合: 自分のレイダーの思考力分の枚数だけドローデッキからカードを引き、手札に加える。
ただし手札上限として、手札が思考力 +6枚を超える分を引くことはできない。
- 手札が 0枚の場合: 自分のレイダーの思考力の 2倍の枚数だけドローデッキからカードを引き、新たな手札とする。
▽ ステップ 3: リセット(Reset)
- 自分のレイダーが生き残っている場合、任意でレイダーのリセットを行う。
リセットとは要するに自発的な死のことで、入口(またはセーブポイント)からの再挑戦となる。
※あくまでも攻略に詰った時に行う手段であり、頻繁に行っても状況が改善するとは限らない。
▽ ステップ 4: セーブ(Save)
- 自分のレイダーが生き残った上でリセットも行っていない場合、任意で以下のセーブを行う。
セーブは“Save Point”があるロケーションでのみ行うことができる。
※セーブポイントは発見物の一種であり、あらかじめロケーション上に準備しておく必要がある。
- 自分の場の“未セーブ”状態のカードが、すべて“セーブ済み”状態になる。
- 自分がリロードした場合の再開ロケーションが、今回セーブを行ったロケーションに変更される。
▽ ステップ 5: リロード(Reload)
- 自分のレイダーが死亡したかリセットを行った場合、以下のリロードを行う。
- 自分の手札がすべて破棄される。
- 自分の場の未セーブ状態のカードが、すべて破棄される。
- 捨て札をドローデッキに戻してて、シャッフルする。
- 自分のレイダーの記載思考力の枚数だけドローデッキからカードを引き、新たな手札とする。
- 自分のレイダー表示駒が、入口の(または直前にセーブした)ロケーション上に再配置される。
- 自分が受けたダメージや状態異常が、すべて取り除かれる。
1ゲーム終了時の処理
- 相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
- キャンペーンシナリオの場合は、発見した宝物カードをゲーム勝者のレイダーが所持した状態で次のゲームに挑む。
ルール細則
基本ルール細則
● レイダーについて
- 主人公となるキャラクターは、プレイヤーの分身である“レイダー”という形で場に配置される。
- 本ゲームではそれぞれのレイダーは互いに商売敵であり、同一地域内で特に協力することもなく宝探しに没頭する。
- レイダーは表示駒マーカー 1つと、キャラクターカードを中心とするカード一群の合わせて一組で構成される。
表示駒は場のレベルマップ上に配置されて、冒険の現在位置を表示するために用いられる。
カード群はそれぞれの場に存在し、データ管理チャートのような存在として用いられる。
- レイダーのカードは、キャラクターカードを中心とするカード群で構成される。
- レイダーの表示駒は、レベルマップ上において当初は入口部分のロケーションに配置される。
そして順に 1マスずつ移動し、最終目的地となる宝物庫に到着したうえで探索で宝物を発見することでゲームに勝利する。
● 水中について
- 冒険の舞台となるロケーションは、基本的に“空気中/ Dry”にある状態である。
ただし一部のロケーションは“水中/ Wet”に存在する。
- カードの効果によっては通常のロケーションが水中となる場合もあるし、水中ロケーションが水中でなくなる場合もある。
- それぞれのレイダーは 6つ分の“空気供給力/ Air Supply”を持つ。よって専用装備が無くても、水中で 6つ分の行動ができる。
※水中での移動・各種判定・アクションカードの使用などで、1回分の空気を使用する。
※通常のロケーションに入るたびに、空気供給力は完全回復する。
- 一部のカードは水中専用であり、水中ロケーションでしか機能しない(空気中/水中の両用カードも存在する)。
- 水中に対応していない生物タイプの障害は水中では即座に破棄される(逆に水中専用の生物は水中以外では即死)。
またコンパニオンタイプの発見物は、水中では発見することができない。
- 水中での戦闘判定では、水中に対応した武器タイプの発見物を持っていない限り、勝利時に与えるダメージの基本値が 0となる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ ロケーション(Location)カード (配置条件なし)
- 冒険の舞台となる場所。場にロケーションとして配置される。
- レベルデッキに入れて使用される。
- “墓地/ Tomb”や“洞窟/ Cave”に“難破船/ Shipwreck”など数種類のマップ項目が存在し、シナリオによって使い分けられる。
- レベルマップの構成要素として配置され、カード 1枚が 1マス分となる。
各ロケーションにはそれぞれのレイダーの表示駒が、現在地としてカードの上に配置されることになる。
- それぞれのカードの配置タイミングは、採用シナリオによって異なる。
- 出口として、上下左右の 4方向のいずれかへの矢印を持つ。
対象ロケーションにいるレイダーは、移動により出口方向のロケーションへと移動を行う。
※たとえ出口方向であっても、レベルマップ全体の外に出ることはできない。
※他のカードの効果により、矢印以外の方向に移動できる場合もある。
- 探索の修正値(Search number)を持ち、ロケーションの探索に使用される。
- 危険度(Danger)の値を持ち、障害の配置条件として使用される。
- 一部のカードは固定で登場する障害が存在し、進入時の妨害要素となる。
- 一部のカードは探索条件が存在し、探索を行うことができる。
※探索条件が無い場合は、探しても何も出てこない。また条件が複数ある場合は、判定時にいずれか 1つを選ぶ。
- 一部のカードはスペシャルロケーションとして、レベルマップで特別な役割を持つ。主な物は以下の通り。
- Entrance: 入口。ゲーム開始時にレイダーの表示駒が配置される。
- Treasure Room: 宝物庫。通常は最深部に配置され、ここで探索を成功させることでゲームに勝利する。
※シナリオによっては入門レベルシナリオのように半端な位置や、ランダムな箇所に配置される場合もある。
○ キャラクター(Character)カード (配置条件なし)
- プレイヤーの分身。場にレイダーという立場のキャラクターとして、セーブ済み状態で配置される。
- デッキ群とは別に用意される。
- ゲーム開始時にレイダーとして、それぞれ場に 1体ずつ配置される。
- 基本的には“ララ・クロフト”のカードであるが、それ以外のキャラクターも存在する。
ゲーム中においては、それぞれが同一キャラクターを使うことができる。
※相手が使う同一人物のカードは、ゲーム内ではお互いに“自分によく似た別人”となる。
- 戦闘・移動・探索・思考 の 4つの能力値を持ち、プレイヤーの武器/盾となる。
- 戦闘力(Fight)はレイダー同士での戦闘で用いられ、判定時に振るサイコロの数となる。
- 移動力(Move)は移動の際に用いられる。通常はそれぞれ 1ターンに最大で移動力分のロケーションを移動できる。
- 探索力(Search)はロケーションの探索で用いられ、判定時に振るサイコロの数となる。
- 思考力(Think)は判定に用いる他に、開始手札枚数と手札上限の基準値となる。
- 4つの能力値のうち最も小さい値が、本来の目的に加えレイダーの生命力となる。
- 能力値の他にパワー(Power)の値を持ち、シナリオ攻略の参考値として扱われる。
ただし通常のシナリオで使用できるのはパワー 1のカードに限られ、2以上のカードは特定シナリオでのみ使用される。
- ダメージを受けた場合はダメージトークンが乗せられる。
ダメージは治療しない限りは蓄積し、生命力の値以上のダメージを受けた場合に死亡する。
さらに 1ダメージ受けるごとに、能力値それぞれも 1ずつ減少する。
- 本ゲームにおいては、死亡してもゲームからは脱落しない。
ターン終了時にリロードすることで、セーブ位置(または開始位置)から復活する。
※原作ゲームにおいて、セーブさえしてあれば何度でも復活できる状況を再現している。
○ キャラクター強化(Character Upgrade)カード (配置条件が存在)
- いわゆる進化カード。場のキャラクターに付けることでキャラクターを強化する。
- 全面イラストのカードであり、ドローデッキに入れて使用される。
- 任意のタイミングで手札から、セーブ済み状態で場に配置される。
- パワーの値を持ち、配置条件として参照される。
キャラクターに付ける際には、現在のキャラクターのパワーより 1だけ高い値のカードを付けることができる。
※強化することで、キャラクターのパワーは付けたカードの(最大の)値に上書きされる。
※同じパワーのカードを、同時に複数付けることができる。ただし同一カードの複数配置はできない。
- 一部のカードは能力修正値を持ち、キャラクターの能力値を強化する。
- それぞれ固有の能力を持ち、キャラクターを強化する。
○ 秘策(Secret Move)カード (配置条件なし)
- 「こんなこともあろうかと」といった真田チックなカード。場に秘策として配置される。
- 全面イラストのカードであり、ドローデッキに入れて使用される。
- 任意のタイミングで手札から使用し、セーブ済み状態で場に配置される。
- それぞれ固有の能力を持ち、キャラクターを強化する。
○ 発見物(Discovery)カード (配置条件が存在)
- 冒険中に拾った道具など。その多くは場に発見物として配置される。
※先に冒険したものの途中で脱落したレイダーが放置していった装備品がメインとなる。
- ドローデッキに入れて使用される。
- 難易度(Difficulty)の値を持ち、配置・使用条件として参照される。
- ロケーション上で探索判定に成功することで、手札から未セーブ状態で配置または使用することができる。
- 代表的な物として、以下の種類が存在する。
- Triggered: 秘密のスイッチなど。即座に効果を発揮した上で捨て札となる。
- Item: 持ち運ぶことができる物。キャラクターが保有する扱いで、未セーブ状態で場に配置される。
- Weapon: いわゆる武器で Itemタイプの一種。複数持つことができるが、一度に使用できるのは 1つだけ。
- Companion: 冒険中に出会う一般人。常に未セーブ状態で、一度に 1体だけ連れ歩ける。水中での発見はできない。
○ 障害(Obstacle)カード (配置条件が存在)
- 冒険の中で出会うさまざまな妨害要素。場に障害として一時配置される。
- ドローデッキに入れて使用される。
ただしソロプレイの場合は、ゲーム開始時に障害デッキとして再構築される。
- いずれかのレイダーが新たなロケーションに移動した際に、対戦相手が使用する。
※ソロプレイの場合は、自分のカードが機械的に使用される。
- それぞれのレイダーは、アクションラウンドにおいて遭遇したすべての障害に対して排除判定を行う必要がある。
※ただしラウンド開始時のロケーションにある障害は、他のロケーションに移動したならば対象外となる(初手で逃げたことになる)。
- 危険度(Danger)の値を持ち、配置条件として使用される。値が“対象ロケーションの危険度 + 深度”の値以下の場合に使用できる。
- 排除判定のための能力値が記載され、該当能力で判定が行われる(複数記載時は、いずれか 1つの値を選択する)。
- 判定に失敗した時の項目が記載され、失敗時は指定された被害を受ける。
- 一部のカードは“生物/ Creature”として生命力を持ち、指定値以上のダメージを与えることで取り除かれる。
※ちなみに生物であっても、配置されたロケーションから移動することはない。
- 判定に成功することで取り除かれる。ただし生命力を持つ場合は、生命力分のダメージを与える必要がある。
- 完全に取り除かなくても、移動や探索を行うことができる。
ただし排除しなければロケーションを訪れるたびに遭遇することになるため、可能であれば排除しておきたい。
○ 宝物(Treasure)カード (シナリオによる)
- 宝物庫にあった宝物。ゲームの勝者が獲得するはずの品物である。
- いわゆるキャンペーンシナリオで使うカードであり、単発シナリオでは使われない。
※単発シナリオは宝物を手に入れた時点でゲームが終わるため、内容までは問われない。
- デッキ群とは別に用意される。
- レベルの値を持ち、獲得条件として使用される。
- ゲームの勝者が、今回のシナリオレベル以下のカード 1枚を獲得する。
次のゲームにおいては、獲得した宝物カードを場にセーブ済み状態で配置してゲームを開始する。
※獲得カードが固定の 1種なのか同レベル内で選択できるかは、シナリオ次第。決まっていない場合は協議して決めること。
- それぞれ固有の能力を持ち、キャラクターを強化する。
● 一時的に使用するカード
○ アクション(Action)カード (使用条件なし)
- 冒険中にレイダーが行う行動など。効果はさまざま。
- ドローデッキに入れて使用される。
- 任意のタイミングで使用することができ、使用後は捨て札となる。
場の構成
■ | ■ | ■ | 深度 6 |
■ | ■ | ■ | 深度 5 |
■ | 宝 | ■ | 深度 4 |
■ | ■ | ■ | 深度 3 |
■ | ■ | ■ | 深度 2 |
入 | ■ | 入 | 深度 1 |
- 永続カードは、共用のレベルマップとそれぞれの場という空間に存在する。
- レベルマップ(Level map)は、今回の冒険の舞台で、宝が埋まっているであろう現場となる。
本ゲームは各レイダーが同一のお宝を目指しての獲得競争となり、全員が同じ地形を共有することになる。
※上図は入門レベルシナリオにおける、2人対戦時のレベルマップの構成図。なおレベルマップは、採用シナリオごとに構成が異なる。
- レベルマップはマスの集合体として構成され、それぞれのマスにロケーションカードが 1枚ずつ配置される。
一番最初に入口となるカードが配置され、いずれかの位置に 1か所だけ宝物庫が存在する。
※最初からマップ全体にロケーションが裏向き配置されるシナリオと、移動するごとに新たなロケーションを配置するシナリオが存在する。
※最初から宝物庫の位置が決まっているシナリオと、宝物庫が一定基準でランダム配置されるシナリオが存在する。
- レベルマップは入口から順に深度が設定されている、深度は奥に進むほど上がり、障害の配置条件として使用される。
- 冒険を行うそれぞれの“レイダー”は、レベルマップのカード上に配置される表示駒で表示される。
ゲーム開始時はそれぞれいずれかの入口に存在し、逐次その歩みを進めていくことになる。
- 自分の場のレイダーカードはプレイヤー表示駒の内訳を表現する管理チャートとしての役割を持ち、駒と一組でレイダーとして運用される。
- それぞれの場のカードは“未セーブ”と“セーブ済み”という 2つの状態に分けられる。
両者は通常のゲーム進行での差は無いのだが、リロードの際に未セーブのカードはすべて破棄されてしまう。
※両者を区別するため、セーブ済みカードはキャラクターの横、未セーブカードはキャラクターの下側に配置される。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、捨て札置き場という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: Precedence Entertainment
○ 発売開始: 1999年
- ○ ラインナップ
-
- 基本セット
- Slippery When Wet
- Big Guns
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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