ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Tomb Raider(トゥームレイダー)』のルール解説。

Tomb Raider Collectible Card Game
トゥームレイダー

Last Update 2022/4/2 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 複数(1 ~ 4人程度)対戦によるアイテム獲得競争。プレイヤーは(トレジャーハンターの一種である)レイダーとなり、誰よりも先に宝物を獲得する。

● 原作
 PC用ゲーム『トゥームレイダー』シリーズ。

● 世界設定
 世界には無数のお宝が眠っている。まだ見ぬ財宝を求めて、トゥームレイダーと呼ばれる者たちは今日も冒険に勤しむのである。

● 本ゲームについて
 人気アクションゲームのTCGです。原作での目的が宝探しということもあり、本作も洞窟などの探索が主目的となります。
どちらかというとTRPGに近い作品で、あらかじめ大量のシナリオが用意されています。
※ここでは基本となる、”入門レベル/ Introductory Level”シナリオ(レベル 1)での 2人対戦時を中心に説明します。
※マーズ・コーポレーションの同名TCGとは別物です。


基本構成

勝利条件

事前準備

※本ゲームは複数のゲームシナリオが設定されており、選択したシナリオごとにデッキの構築条件などが異なっている。
そのため事前に採用シナリオを決めてから、デッキを構築する必要がある(大会では事前にシナリオを提示すること)。

● ドローデッキ(Draw deck: 1人分のゲームカード)

● レベルデッキ(Level deck: 全員で使用する補助デッキ)

● その他準備
○ キャラクターカード: 任意のパワー 1のカードを、それぞれ 1枚。
○ 宝物カード: 採用シナリオによっては、シナリオレベル相当のカードを適当数。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ レイダー表示駒: スターター付属の“ララ・クロフト”人形など、プレイヤーごとに区別がつく物をそれぞれ 1つずつ。
○ 6面ダイス: 普通のサイコロを適当数(自分のレイダーの能力値以上の数が必要となる)。
○ デプス トラッカー: レベルマップ作成補助用の簡易定規、スターター付属の物を必要に応じて。
○ 各種表示用トークン: ダメージ表示などに適当数。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● カードの行動表現

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

全体の基本進行

 互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
※各ターンごとにプレイ順を決め、全員が同一ターンに処理を行う。

ターン(1回の手番)の進行

○ 準備(Ready)ラウンド

○ アクション(Action)ラウンド

 各プレイヤーが順番に、以下のアクション処理をそれぞれ 1回ずつ行う。

 自分のレイダーの移動力の範囲内で、以下のステップ 1 ~ 3の処理を任意で繰り返す。

▽ ステップ 1: 移動(Move)

  • レベルマップ上にある自分のレイダー(の表示駒)を、任意で隣接マス(ロケーション)に以下の条件で移動させる。
    • 現在のロケーションに記載された矢印の方向の、いずれか一方に移動する。
      ※カード効果などで、矢印とは異なる方向に移動できる場合もある。ただし移動でレベルマップの外に出ることはできない。
    • 1マス移動するごとに、1移動力が必要となる(可能であれば、ラウンド全体で移動力分のロケーションを移動できる)。
    • 移動前のロケーションに障害があっても、そのまま放置してかまわない。
    • レイダーが何らかの効果で“移動できない”場合は、他のロケーションへの移動はできない。

▽ ステップ 2: 調査(Explore)

  • 移動したマスにロケーションカードが無いか裏向きの場合は、以下の処理を行う。
    • カードがまだ無い場合: レベルデッキからカードを 1枚引き、ロケーションとして対象マスに表向きに配置する。
    • カードが裏向きの場合: 対象マスのロケーションカードを表向きにする。

▽ ステップ 3: 障害の配置(Play Obstacles)

  • ステップ 2を行った(移動マスにロケーションが無いか裏向きだった)場合、以下の処理を行う。
    • 対戦相手が任意で手札から障害カード 1枚を、障害として対象ロケーションに配置する。
      ※使用条件が存在し、カードの危険度が“対象ロケーションの記載危険度 + 深度の値”以下の場合に配置できる。
      ※複数プレイヤーがそれぞれ配置した場合は、条件を満たす中で最も危険度が高い 1枚のみが有効となる(残りは破棄)。
      ※ソロプレイの場合は、障害デッキを順にめくって最初に条件を満たしたカードを配置する。
    • ロケーションの記載効果が発動する(記載された障害が行動を開始する)。

▽ ステップ 4: ライバルへの攻撃(Attack other Tomb Raiders)

▽ ステップ 5: 障害の排除(Defeat Obstacles)

○ 探索(Search)ラウンド

 自分のレイダーが“生き残り移動もでき、このターンに攻撃していない”状態であるプレイヤー内で順番に、以下の探索処理を 1回ずつ行う。
※通常探索の代わりに、手札のアクションカードによる探索を行うこともできる。
※通常は該当ロケーションに障害が残っていても、探索を行うことができる。

○ ドロー(Draw)ラウンド

 各プレイヤーが順番に、以下のドロー処理をそれぞれ 1回ずつ行う。

▽ ステップ 1: ディスカード(Discard)

▽ ステップ 2: ドロー(Draw)

▽ ステップ 3: リセット(Reset)

▽ ステップ 4: セーブ(Save)

▽ ステップ 5: リロード(Reload)

1ゲーム終了時の処理


ルール細則

基本ルール細則

● レイダーについて

● 水中について

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ ロケーション(Location)カード (配置条件なし)

○ キャラクター(Character)カード (配置条件なし)

○ キャラクター強化(Character Upgrade)カード (配置条件が存在)

○ 秘策(Secret Move)カード (配置条件なし)

○ 発見物(Discovery)カード (配置条件が存在)

○ 障害(Obstacle)カード (配置条件が存在)

○ 宝物(Treasure)カード (シナリオによる)

● 一時的に使用するカード

○ アクション(Action)カード (使用条件なし)

場の構成

深度 6
深度 5
深度 4
深度 3
深度 2
深度 1

商品情報

● メーカー: Precedence Entertainment
○ 発売開始: 1999年

○ ラインナップ

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