ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Survivor(サバイバー)』のルール解説。
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Survivor Trading Card Game
サバイバー
Last Update 2021/6/12 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(2 ~ 6人)対戦による(文字通りの)生き残り競争。プレイヤーはTV視聴者となり、自分が応援するサバイバーが勝利するように、陰ながら声援を送る。
● 原作
TVバラエティーショー『サバイバー』(ただし米国版)。
● 世界設定
サバイバー。それはロビンソンクルーソーの物語をベースに、スウェーデンで考案された視聴者参加型のTVショーである。
一般公募で選ばれた 16人の参加者“サバイバー”は、人間社会から隔絶された環境で 約40日のサバイバル生活を送る。
ただし 3日に 1人のペースで、サバイバル生活からの追放者をサバイバー自身による記名投票で決定しなければならない。
追放を免れるには、直前に行われる追放免除ゲームに勝利するか、同盟や陰謀を巡らせて自分以外の追放者をでっちあげなければならない。
つまりサバイバル生活に耐え抜く体力と忍耐力、追放免除ゲームに勝利する素早さやバランス感覚、追放を免れるための協調性や交渉技術が必要とされるのだ。
そして、最終的に残ったただ 1人のサバイバーのみが、最強のサバイバーとして多額の賞金(米国版は 100万ドル、日本版は 1000万円)を獲得する!
● 本ゲームについて
世界中、そして日本で人気を博しているTVショー『サバイバー』のTCGです。
米国では 9.11テロを契機にこういった視聴者参加型番組の人気は落ちたらしいのですが、
それでもオリジン(米国ゲーム大会)では『ライブRPG版サバイバー』が行われるなど、まだまだ根強い人気があります。
イメージ的にはストーリー後半部の個人戦を基本としており、序盤のチーム戦や最終部の陪審員制度などは採用されていません。
タイトルからしてファミリーゲームの要素がありますので、あまりガチガチなプレイをするより、番組のノリそのままに楽しくプレイしたほうがよいでしょう。
基本構成
勝利条件
- 自分が担当しているサバイバーが、最強のサバイバーとなる(最後まで勝ち残る)。
※要するに、自分以外のプレイヤーの担当サバイバーをすべて追放する。
事前準備
● アクションデッキ (Game Action Cards: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 原則 20枚ちょうど、もし望むのであれば 40枚ちょうど。
- 構築条件:
アクションカードのみで構成されていること。
同一カードについての制限は特になし。
食料カードがデッキに 5枚(40枚デッキの場合は 10枚)入っていること。
同盟カードがデッキに 3枚(40枚デッキの場合は 6枚)入っていること。
運命カードがデッキに 7枚(40枚デッキの場合は 14枚)入っていること。
道具カードがデッキに 5枚(40枚デッキの場合は 10枚)入っていること。
食料カードによる能力値修正の合計値が 11以下(40枚デッキの場合は 22以下)であること。
道具カードによる能力値修正の合計値が 14以下(40枚デッキの場合は 28以下)であること(複数値を持つ場合は最小値で計算)。
政略カードはデッキに最大 2枚まで。
※デッキ枚数での齟齬が生じる場合があるので、対応は全員で協議して決めること。
● サバイバー (全員で使用する補助デッキ)
- デッキ枚数:
2人で遊ぶ場合: 16枚以下の偶数(1人あたり 8枚以下)。ちなみにスターター 1つのみで遊ぶ場合は 10枚ちょうどとなる。
3人で遊ぶ場合: 15枚ちょうど(1人あたり 5枚)。
4人で遊ぶ場合: 16枚ちょうど(1人あたり 4枚)。
5人で遊ぶ場合: 15枚ちょうど(1人あたり 3枚)。
6人で遊ぶ場合: 12枚ちょうど(1人あたり 2枚)。
- 構築条件:
出演者カードおよび自作出演者カードで構成されていること。
同一人物カードはそれぞれ 1枚のみ(自作カードもそれぞれ別人物になる{項目値が完全一致しない}ように準備すること)。
※基本的には、それぞれが用意した同数のサバイバーを組み合わせる(カードが被る場合は、ジャンケンなどで調整を行う)。
● 追放免除デッキ (全員で使用する補助デッキ)
- デッキ枚数: 使用する出演者カードと同数。
- 構築条件:
追放免除ゲームカードのみで構成されていること。
同一カードはそれぞれ 1枚のみ。
全プレイヤーによる協議の上で、任意の追放免除ゲームカードを投入する形で構築していくこと。
● その他準備
○ 追放免除人形カード: 1枚。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: 残っている自分のサバイバーが、ライフに相当する。
- 開始手札: 0枚。上限は実質 5枚(各ターンごとに調整する)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(全員が同時にカードを引く)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード表: 企画参加中のサバイバー。一時配置されたアクションカード。
- カード裏: 追放されたサバイバー。配置直後の道具カード。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 無し(捨て札を再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 可能。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- 追放免除ゲームは、それぞれが選出したサバイバー同士によるチーム戦で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- 追放免除ゲームカードをシャッフルし、追放免除デッキとする。
そして追放免除デッキの一番上のカード 1枚を、ゲームから取り除いておく(サバイバーの数より 1枚少なくなる)。
- プレイの順番を決定する。一番最初となるプレイヤーは、(処理の都合により)追放免除人形カードを一時保有する。
- それぞれに振り分けた出演者カードを、今回の企画に参加する“サバイバー”として自分の場にすべて表向きに配置する。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時にゲーム終了。
※1回のターンの中で、全員が処理を行う。
ターン(1回の手順)の進行
○ ドロー(Draw Cards)
- それぞれ自分の手札が 5枚ちょうどになるように、自分のアクションデッキからカードを引く。
○ 食事(Feed Your Castaways)
- それぞれ手札の食料カードを、任意でいずれかのサバイバーに対して配置する。
※サバイバーの下に配置し、1体のサバイバーに対して複数の食料を配置できる。
○ 同盟カードの使用(Play Alliance Cards)
- それぞれ手札の同盟カードを、任意でいずれかのサバイバーに対して配置する。
※サバイバーの上に配置し、1体のサバイバーに対して複数の同盟を配置できる。
○ 追放免除ゲーム(Start the Immunity Challenge)
- 追放免除人形カードを持っているプレイヤーが、追放免除デッキの一番上のカードをめくって場に提示する。
ここで提示されたカードの記載内容が、今回の追放免除ゲームとなる。
※以前のターンに使用した追放免除ゲームの上に、重ねるように配置する。
○ サバイバー選択(Pick Your Castaways)
- 今回の追放免除ゲームに参加するサバイバーを、それぞれが現存する自分のサバイバーの中から任意に選択する。
※参加できるサバイバーの条件や人数などは、追放免除ゲームによって異なる。
○ 同盟結成(Build an Alliance)
- それぞれ以下の条件をすべて満たしている場合、(そのプレイヤーの該当サバイバー間での)同盟が成立する。
- 追放免除ゲームに複数のサバイバーを参加させている。
- 追放免除ゲームの同盟色と、自分の 2体以上のサバイバーの同盟色が一致している。
○ 得点集計 その1(Tally the Score)
- それぞれ追放免除ゲームで指定された項目について、サバイバーの該当盲目の値に各種修正を加えて現時点での得点を算出する。
○ 運命カード使用(Play Fortune Cards)
- 追放免除人形カードを持っているプレイヤーから順番に、それぞれ手札の運命カードを全員がパスするまで任意で使用する。
○ 道具カードの使用(Play Item Cards)
- 追放免除人形を持っているプレイヤーから順番に、それぞれ手札の道具カードを全員がパスするまで任意で場に裏向きに配置する。
※使用できる数などは、追放免除ゲームによって異なる。
- それぞれが配置した道具カードを、すべて表向きにする。
○ 得点集計 その2(Tally the Score)
- それぞれ追放免除ゲームで指定された項目について、サバイバーの該当項目の値に各種修正を加えて最終的な得点を算出する。
- それぞれの得点を比較し、値が最も高いプレイヤーが今回の追放免除ゲームの勝者となる。
- 値が最も高いプレイヤーが複数いる場合、そのプレイヤーの追放免除ゲームに参加したサバイバー間で以下の判定を行い勝者を決める。
- 今回の追放免除ゲームで使用された項目の値を出演者カードの記載値で比較し、最も値が高いサバイバーのプレイヤーが勝者となる。
※項目が複数ある場合はより上に記載された項目で判定し、その項目が同値の場合にのみ下の項目で判定する。
※同値判定はすべてカードの記載値で行われ、他のカードによる修正などはすべて無視される。
- 上記の判定でも同値の場合は、使用されなかった項目(上から順)の値で判定を行う。
○ 追放免除人形授与(Pass the Idol)
- 今回の勝者となったプレイヤーが、追放免除人形カードを獲得する(一時的に預かる)。
○ 追放審議会(Tribal Council)
- 追放免除人形カードを持っているプレイヤーが、今回追放するサバイバー 1体を選択する。
追放するサバイバーは、自分以外のプレイヤーが保有する中から選ばれる。
- 追放されたサバイバーは裏向きとなり、以降このゲームでは存在しない扱いとなる。
※一部の運命カードはこのタイミングで使用でき、(対象変更や追放人数追加など)状況を変化させることができる。
○ ディスカード(Discard)
- それぞれ今回使用したアクションカードを、すべて捨て札にする(追放免除ゲームに使用しなかった分を含む)。
- それぞれ自分の手札を、任意で望むだけ捨てる。
※必ず上限値以下にすること。既に上限以下の時は捨てなくてもよいし全部捨ててもよい。
- 自分のサバイバーがすべて追放されたプレイヤーは、この時点でゲームから脱落する。
- 残ったサバイバーが(異なるプレイヤーが保有する) 2体となった場合、以降は最終対決が行われる(後述)。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 同盟色と同盟について
- 一部のカードには属性概念として同盟色が存在し、追放免除ゲームなどで使用される。
- 同盟色は 緑・赤・青・黄 などの種類が存在する。色を持たないカードもかなり存在する。
- 追放免除ゲームカードの一部は同盟色を持っており、同じ同盟色を持つサバイバーを複数参加させることで同盟を組むことができる。
- 同盟は各プレイヤー単位で一時的に成立するものである。1体では意味が無く、同色のサバイバーを複数参加させることで同盟が締結される。
- 同盟を組んでも得点の値は強化されないが、他のカードによる妨害をうけなくなる可能性が高まる。
- オプションルールとして、原作でのチーム戦の(サバイバーが合計で 11体以上いる)間は同盟締結を無効とすることもできる。
● 最終対決について
- ゲームに残っているサバイバーがそれぞれ異なるプレイヤーの 2体(つまり 1対 1)となった場合、以降のゲーム進行は最終対決となる。
- 最終対決となった時(ターン終了時)に、以下の処理が行われる。
- この時点で残っているプレイヤーは、それぞれ手札をすべて捨てる。
- それぞれアクションデッキの残りと捨て札を合わせてシャッフルし、新たなアクションデッキとする。
- 追放免除デッキと使用済みの追放免除カードを合わせてシャッフルし、新たな追放免除デッキとする。
- 最終対決となってからは、手札枚数の上限値が 5枚から 7枚に変更される。
カード構成
● 非アクションカード
○ 出演者(Castaway)カード
- 企画番組の参加者。場にサバイバーとして配置される。
- デッキとは別に、各プレイヤーにそれぞれ同数だけ割り当てられる。
そしてゲーム開始とともにすべてのサバイバーが場に配置されて、全員で生き残り戦に挑むことになる。
※プレイヤーは擬似的なチームリーダーというより、出演者同士を勝手にチーム分けしてる番組ファンといったニュアンスだと思われる。
- 本ゲームは米国版第 1 ~ 2期が基本となるので、残念ながら“松尾のねーやん”や“漁師黒岩”とかは登場しない。
- 以下の 8種の項目の値を持ち、企画内イベント(追放免除ゲーム)での判定値として使用される。
- Accuracy: 正確さ。
- Balance: バランス感覚。
- Endurance: 耐久力。
- Politics: 交渉力。
- Speed: 速度。
- Strength: 強さ。
- Swimming: 水泳能力。
- Wits: 機転。
- 項目の並びには意味があり、追放免除ゲームにおける同値判定での判定順番として用いられる。
- 一部のカードは同盟色を持ち、自分の他の同色サバイバーと同盟を組むことができる。
- 追放免除ゲームで勝てなかった時に、いずれか 1体が勝者の選択によって追放される。
追放されたことで裏向きとなり、以降そのゲームでは使用できなくなる。
- 各ターンごとに全体で 1体ずつ追放され、最後に残ったサバイバーの保有者がゲームに勝利する。
※ 自作出演者(Create Your Own Castaway)カード
- 出演者カードの一種で、写真部分が白紙の出演者カード。
- あらかじめ項目値(通常の出演者カードのいずれかと同一数値)のみが記載されており、サバイバーとしてゲームに使用できる。
- 基本的にはプレイヤー自身の写真を貼って遊ぶが、好みで“ベガス新井”などの劇中登場人物を作ってもよい。
○ 追放免除ゲーム(Immunity Challenge)カード
- 劇中で行われたゲームイベント。場に追放免除ゲームとして配置される。
- 全員で共用する追放免除デッキとして用意される。
なおゲーム開始時に 1枚取り除かれ、サバイバー全体より 1枚少ない枚数で使用される。
- いずれかの項目を持ち、参加したサバイバーが持つ該当値による対決が行われる(項目は複数の場合もある)。
- それぞれがイベントに参加させられるサバイバーの上限人数と、使用できる道具の上限値が記載されている。
- 一部のカードは同盟色を持ち、同色の同盟を組むことで勝利の確率を上げることができる。
- 使用後も場に残るが、その上に新たな追放免除ゲームカードが重ねて配置されるため常に最新の 1枚のみが有効となる。
○ 追放免除人形(Immunity Idol)カード
- 追放免除ゲームの勝者に与えられる人形。
- 基本的には米国第 1期のトーテムポールで、ニポポ人形(日本第 2期)などは登場しない。
- 追放免除ゲームでの競技に勝利することで、勝利したプレイヤー(が保有するサバイバーのいずれか)が一時的に獲得できる。
- 獲得することで、原作においてはその時点でのサバイバー追放から免除される。
ただし本ゲームでは、免除権ではなく他のサバイバーの追放権を獲得することになる。
● アクションカード
○ 食料(Food)カード
- サバイバーたちの食料。場に食料として配置される。
- アクションデッキに入れて使用される。
- 自分のサバイバー 1体の下に付ける形で配置される。
- 1体のサバイバーに、複数のカードを付けることができる。
- 配置する(サバイバーが食する)ことで、サバイバーの能力を一時的に強化する。
- 使用した場合、ターン終了時に捨て札となる。
○ 同盟(Alliance)カード
- サバイバー同士による協力手段。場に同盟として配置される。
- アクションデッキに入れて使用される。
- 自分のサバイバー 1体の下に付ける形で配置される。
- 1体のサバイバーに、複数のカードを付けることができる。
- 配置することで、サバイバーに同盟色を一時的に追加または変更する。
- 使用した場合、ターン終了時に捨て札となる。
○ 運命(Fortune)カード
- ゲーム中に起きるさまざまな出来事。
- アクションデッキに入れて使用される。
- 特に指示が無い限り、“得点集計 その1”の直後に順番で望むだけ使用できる。
- 基本的に使い捨てで、手札から使用することで効果を発揮する。
- 一部のカードは同盟に対する使用制限のアイコンを持ち、指定色の同盟(を組ませているプレイヤー)に対しては使用できない。
○ 道具(Item)カード
- サバイバーたちが追放免除ゲームにおいて使える道具。場に道具として一時配置される。
- アクションデッキに入れて使用される。
- 追放免除ゲーム中に場に配置され、サバイバーたちの能力を一時的に強化する。
配置は裏向きで順番に行われ、全員が配置を終えた時点で表向きとなる。
- 各追放免除ゲームごとに、指定された数までの道具を配置できる。
- 使用した場合、ターン終了時に捨て札となる。
○ 政略(Politics)カード
- 2弾で追加されたカード。サバイバーたちのさまざまな交渉術。
- アクションデッキに入れて使用される。
- デッキに最大 2枚まで投入できる(本来のデッキ枚数の分に追加されるものと思われる)。
- 使い捨てで指定タイミングに手札から使用され、プレイヤー全員に対して効果を発揮する。
- 多人数によるチーム戦などで真価を発揮するカードで、ゲーム展開が大きく変化する。
場の構成
- それぞれのカードは場という空間に存在する。
- それぞれのサバイバーは企画(生き残り生活)参加中は表向きで存在し、追放されると裏向きになる。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、捨て札という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: The Upper Deck Company
○ 発売開始: 2001年
- ○ ラインナップ
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- 基本セット
- The Australian Outback
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