Maple Story i Trading Card Game
メイプルストーリー

Last Update 2008/7/1 文責：ＤＯＰ

ゲーム概要

● ゲームタイプ
　2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーはファンタジー世界の冒険者となり、部下にしたモンスターなどを駆使して相手を撃退する。

● 原作
　ネットワークゲーム『メイプルストーリー』。
※同名のTVアニメは同一作品を原作としているが、本ゲームとは直接の関連は無い。

● 世界設定
　オリジナルのファンタジー世界。

● 本ゲームについて
　後発ながらも、メインユーザーを年少向けに絞り入門者向けに徹したことで人気を博しているネットワークゲームのTCGです。 本ゲームにおいても、キャラクターのレベルアップを気軽に楽しむことができます。 ちなみに各カードにはオンラインゲーム用のコードが記載されているバージョンがそれぞれに存在し、そのコードをオンラインゲームにおいて使用することができます（それがiTCGの“i”たる所以だとか）。

基本構成

勝利条件

• 相手の使用キャラクターのHPを0にする。

事前準備

● デッキ（山札： 1人分のゲームカード）

• デッキ枚数： 40枚以上。
• 構築条件：
  　キャラクターカード以外で構成されていること。
  　同一カードはデッキに4枚まで。

● その他準備
○ キャラクターカード： 任意の1枚。
○ ゲーム間交換カード： 無し。
○ 各種表示用カウンター： 適当数。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

• プレイヤーライフ（キャラクターのHP）： キャラクターカードの記載HP。上限は無し。
• プレイヤーレベル： 0レベル。以後蓄積する。
• 開始手札： 先攻5枚・後攻6枚。上限は無し。
• マリガン： 無し。
• ファーストドロー制限： 類似条件が存在（先攻と後攻では開始手札枚数が異なる）。

その他構成

● 基本構成細則

• カードの行動表現： 無し。
• ディスカード： 無し。
• ライブラリアウト： 無し（そのまま続行）。
• 3人以上でのプレイ： 未想定。
• 召喚酔い： 無し。
• 手番を跨ぐカード外コスト蓄積： 無し（消費コストの概念が存在しない）。
• 手番を跨ぐカードダメージ蓄積： 通常は無し（ボスモンスターは蓄積する）。
• ユニーク処理： ボスモンスター。自軍ユニーク、先出し生存。
• モンスターの攻撃は相手のキャラクター・モンスターのいずれかを対象とし、対象は攻撃側が任意に選択する。

ゲームの流れ

開始準備

• それぞれ自分のキャラクターカードを表向きに場に配置する。
• それぞれのデッキをシャッフルする。
• 先攻・後攻を決定する。
• 自分のデッキより手札として、カードを先攻は5枚・後攻は6枚引く。

全体の基本進行

　互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。

1ゲーム終了時の処理

　特になし。

ルール細則

基本ルール細則

● 色について

• カードには属性概念としての色が存在し、さまざまな場面で影響を与える。
• 色は 緑（弓使い）・赤（魔法使い）・黒（盗賊）・青（戦士） の4種類が存在する。
• レベルアップの際に、キャラクターの色とレベルアップに用いるカードの色が異なっていても特に問題は無い。
• キャラクター以外のカードを本来の目的で使用する場合、使用条件として自分のキャラクターと色が一致していていなければならない。 ただしキャラクターの色にはレベルアップで追加したカード群の色を含み、最低1枚でも一致した色のカードが存在すれば使用可能となる。

カード構成

○ キャラクター（Charcter）カード

• プレイヤーの分身。場に永続配置する。
• 複数のアクションを持ち、これを駆使して戦う。
• レベルアップすることで、アクションの数を増やすことができる。
  なおゲーム開始時のレベルは0レベルである。
• キャラクターのHPが0になった時点でゲームに敗北する。

○ モンスター（Monster）カード （配置条件が存在）

• この地に生息する生命体。原作とは異なり召喚獣として使役する。
• アタック／HPの値を持ち、プレイヤーの武器／盾となる。
• 召喚することで場に永続する。
• それぞれ固有のレベルを持つ。この値は色とともに配置条件となる場合がある。
• HP以上のダメージを受けた場合破壊される。このダメージは通常はターン終了時に初期化される
• 本来の使い方とは別にキャラクターのレベルアップに使用することができ、 キャラクターの追加アクションと向上分のレベルの値が記載されている。

※ ボスモンスターカード

• モンスターカードの一種。ただし非常に強力。
• カード内にボスと記載されている。
• 基本的には通常のモンスターカードと同じ扱いだが、以下の部分が異なる。
  • ゲーム中ダメージが蓄積する（ターン終了時に初期化されない）。
  • 自身専用のアクションが記載されており、このモンスター自身がアクションを使用できる。
    ※数値の無いものは任意タイミング、有るものは攻撃前のタイミングにて使用可能。
  • キャラクター用のアクションを持たない（レベルアップ用の値は備えている）。
  • 同名のボスモンスターは自分の場に1体しか配置できない。

○ アイテム（Item）カード （配置条件が存在）

• キャラクターが使用するさまざまな武器や道具。
• 場に永続し、自分の場のモンスターなどに影響を与える。
• それぞれ固有のレベルを持つ。この値は色とともに配置条件となる場合がある。
• 本来の使い方とは別にキャラクターのレベルアップに使用することができ、 キャラクターの追加アクションと向上分のレベルの値が記載されている。

※ ペットカード

• アイテムカードの一種。生物ではあるがモンスターとは区別される。
• 独特の維持コスト（いわゆるアップキープ）を持ち、 ターン開始時にデッキの一番上のカードを“餌”としてペットカードの下に裏向きに配置する必要がある。
• ペット1体に付き、カードは最大3枚まで蓄積される。
• 蓄積されたカードが一定枚数に達することで、それぞれ独自の特殊効果を発揮する。
• 蓄積されたカードの効果発動後の扱いは、各効果ごとに異なる（通常はデッキに戻るが、手札となる場合もある）。

○ スキル（Tactic）カード （使用条件が存在）

• キャラクターが使用するさまざまな攻撃。
• 瞬間使用であり、使用後はトラッシュに送られる。
• それぞれ固有のレベルを持つ。この値は色とともに使用条件となる場合がある。
• 本来の使い方とは別にキャラクターのレベルアップに使用することができ、 キャラクターの追加アクションと向上分のレベルの値が記載されている。

場の構成

• 永続カードは、場という空間に存在する。
• 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後はトラッシュという空間に集められる。

商品情報

● メーカー： Wizards of the Coast
○ 発売開始： 2007年（日本での発売は2008年3月）

○ ラインナップ

名称	発売時期	種類数	発売形式 （封入枚数／価格）
第1弾	2008/3	96	構築済みスターター（42／1365）、ブースター（5／200） ※スターターは2種存在するが、外見から内容は判別できない。
第2弾	2008/6	60	ブースター（5／200）
第3弾	2008/10	60	ブースター（5／200）

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