ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Illuminati』のルール解説。
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Illuminati : New World Order
Last Update 2021/9/20 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(2 ~ 6人)対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは秘密結社の指導者となり、さまざまな団体を支配下に置くことで世界を掌握する。
● 原作
カードゲーム『Illuminati』シリーズ。
● 世界設定
国や企業は対立しあっていても、大規模な戦争もなく全体としては穏やかな現代社会。
しかしこの平穏は、政治家や王侯貴族によってもたらされたものではない。
すべては一般人が知らないところで暗躍する、秘密結社が作り上げた新世界秩序によるものである。
そう、政治に企業に宗教からスポーツ競技や同人誌即売会に至るまで、この世のすべては秘密結社が裏から支配しているのだ。
● 本ゲームについて
いわゆる陰謀論をテーマとするTCGです。
元々は内容固定のカードゲームとして存在していたのですが、MTGの登場に触発されたらしくTCG仕様でリニューアル(スピンオフの方が適切かも)されました。
しかしそれぞれの所有カードで対戦するTCGの概念と、互いのカードが頻繁に行き交うゲームシステムとの相性は今一つだったようです。
後日全部入りのファクトリーセットが登場し、さらには版上げによって元々の内容固定ゲームへと戻っていきました。
※ここではTCG版(バージョン 1.2)について解説します。カード内容固定版とはルールが異なるので注意してください。
基本構成
勝利条件
- 自分以外のプレイヤーが、すべて脱落する。
- いずれかのターン終了時に、以下のいずれかの条件を満たす(勝利宣言を行ったうえで、条件を満たしたままターンを終える)。
- 基本ゴール: 指定された数以上のグループを支配する(自分の権力構造図の一部として連結配置する)。
支配数はプレイヤー人数によって以下の値となる。
※事前協議によって値を増減させることもできる。なお大会(2人対戦)では 12組織となる。
- 2 ~ 3人: 12組織。
- 4人: 11組織。
- 5人以上: 10組織。
- 特殊ゴール: 自分が使用するイルミナティカードに記載された勝利条件を満たす。
- ゴールカードの使用: 手札のゴールカードを、記載勝利条件を満たした状態で使用する。
事前準備
● プロットデッキ (1人分の第 1デッキ)
- デッキ枚数: グループデッキと合わせて、45枚ちょうど。
- 構築条件:
裏面が青いカード(プロットおよびイルミナティ)で構成されていること。
初期配置用に、イルミナティカードが 1枚以上投入されていること。
● グループデッキ (1人分の第 2デッキ)
- 構築条件:
裏面が赤いカード(グループおよびリソース)で構成されていること。
初期配置用に、グループカードがある程度は投入されていること。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ アクショントークン: 適当数。
○ 各種表示マーカー: リンクや壊滅した場所の表示用に適当数。
○ 6面ダイス: 普通のサイコロを 2個以上。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (支配しているグループ): 1組織。以後増減する。
- 開始手札:
プロット分: 3枚。上限は 5枚(自ターン内で調整)。
グループ分: 6枚(またはグループデッキ残りすべて)。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 類似概念が存在(自分に攻撃してきた相手を除き、まだ 1ターン目を終えていないプレイヤーをカード効果の対象にできない)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 部分的に有り(プロット分のみ)。
- ライブラリアウト: 無し(そのまま続行)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(2 ~ 6人用)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 有り(アクショントークンとして蓄積)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理:
グループカード、両軍ユニーク、先出し生存。
“Unique”を持つリソースカード、全軍ユニーク、破壊後を含め先出し生存。
“New World Order”を持つプロットカード、記述色単位で全軍ユニーク、後出し生存。
- イルミナティ・グループの攻撃は、いずれかのグループを対象とする 1 対 1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- 全員による協議のうえで、今回のレギュレーション(勝利条件など)を確認する。
- それぞれ自分のプロットデッキから、初期配置用のイルミナティカード 1枚を取り出す。
- それぞれ取り出したカードを、自分の所属イルミナティとして、場に裏向きに配置する。
全員が配置を終えた時点で、自分のイルミナティを表向きにする(相手と重複していても問題ない)。
- それぞれの自分のプロットデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のプロットデッキから、手札(プロット分)としてカードを 3枚引く。
- まだ初期配置用のグループを提示できていないプレイヤーは、それぞれの以下の方法を繰り返す。
それによって、全員がそれぞれの初期配置用のグループを場に提示する。
- それぞれ自分のグループデッキから、この時点で提示されていない任意のグループカード 1枚を取り出す。
- それぞれ取り出したカードを、自分が使用する予定のグループとして、自分の場に裏向きで配置する。
全員が提示を終えた時点で、自分のグループを表向きにする。
- 表向きにしたカードがプレイヤー間で重複した場合、そのカードすべてを脇にどける(場から外す)。
- この時点で自分の場に存在するグループカードが、今回自分が使用する初期配置用カードとなる。
- それぞれが提示する際に脇にどけておいたグループカードを、自分のグループデッキに戻す。
- それぞれが提示した初期配置用のグループを、自分イルミナティのいずれかの矢印に接するように場に配置する。
- それぞれの自分のグループデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のグループデッキから、手札(グループ分)としてカードを 6枚引く。
※この時点でグループデッキが 5枚以下の場合は、すべてのカードを手札とする。
- それぞれサイコロを 2個ずつ振り、出目の合計値の高さ順によってプレイ順を決定する(多人数の場合は反時計回りの車座となる)。
全体の基本進行
順番にターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利宣言を行って勝利を確定させた時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ ターン開始(Beginning of Turn)
- 任意でプロットデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
※任意でアクショントークンを指定分消費することで、追加分のカードをプロットデッキから引くこともできる。
- 任意でグループデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
- 自動支配として手札のグループカードかリソースカードのいずれか 1枚を、任意で場に配置する。
※アクショントークンを消費することなく行うことができる。
※いずれも場に全体ユニークであり、特別な記載が無いかぎりは同一カードを配置できない。
- グループ: 手札のグループカード 1枚を、グループとして自分の権力構造図で接続可能な位置に配置する。
- リソース: 手札のリソースカード 1枚を、リソースとしてリソースの置き場に配置する。
- 権力構造図のイルミナティとグループに、それぞれアクショントークンを配置する。
※ 2人対戦時の大会においては、自動支配を行ったターンにはイルミナティ分のアクショントークンは無し。
○ メインフェイズ(Main Phase)
- 以下の行動をそれぞれ任意で行う。
- いずれかの対戦相手の権力構造図内に存在するグループ 1つに対して、攻撃を行う(後述)。
※通常はターンプレイヤーの行動として行われるが、一部のカード効果により他のプレイヤーが割り込んで行う場合もある。
- 自分の権力構造図内において、グループ 1つの移動を行う
※アクショントークン 1つを消費することで、現在の接続位置から空いている別の支配する側の支配矢印部分に(下流部分ごと纏めて)移動させる。
- 自分の権力構造図内において、リンクの作成・移動を行う。
- 場のリソースをいずれかの相手プレイヤーにプレゼントしたり、交換したりする(このターンにリソース未使用時)。
- 手札のリソースカード 1枚を、リソースとして配置する(1ターンに 1回)。
- アクショントークン 1つを消費することで、グループデッキからカードを 1枚引き手札に加える(1ターンに 1回)。
各攻撃の処理
▽ 攻撃の宣言
- 攻撃を行うプレイヤーが攻撃側となって攻撃の宣言を行う。
- 今回の攻撃を行う攻撃要員を、自分の権力構造図の中からいずれか 1つ指定する。
指定できるのは、イルミナティまたはアクショントークンを保有しているグループのいずれか 1つ。
※支配目的で攻撃する場合は、攻撃要員が持つ支配する側の支配矢印が 1つ以上空いている必要がある。
- 今回の攻撃対象となるグループを、以下のいずれかから 1つ指定する。
- 自分の手札にある任意のグループカード 1枚(支配目的のみ)。
手札から場の空いている箇所に一時配置することで、攻撃対象となる。
- いずれかの相手の権力構造図にあるいずれかのグループ 1つ(支配または破壊)。
- 自分の権力構造図にあるいずれかのグループ 1つ(破壊目的のみ)。
- 今回の攻撃内容を、以下のいずれかから選択する。
- 支配目的: 自分の権力構造図にグループを追加するための攻撃(攻撃要員に支配する側としての空きが必要)。
- 破壊目的: いずれかの権力構造図からグループを取り除く(勝利条件に用いる)ための攻撃。
- 攻撃要員が持つアクショントークン 1つを取り除くか攻撃用のプロットカードを手札から使用することで、攻撃が開始される。
※アクショントークンを取り除いたりプロットカードを使用するまでは、途中で攻撃の中止を宣言できる。
※攻撃を中止した場合、手札から出したグループカードは(既に別の攻撃を受けていない限りは)手札に戻る。
▽ 攻撃への攻撃支援・防御支援
- それぞれのプレイヤーが今回の攻撃に対して、任意で自分のグループに以下の攻撃支援や抵抗支援を行わせる。
※一部のカード効果により、攻撃支援・抵抗支援を行えるプレイヤーが限定される場合もある。
- 攻撃支援:
- 支配目的での攻撃対象と同一属性を持つグループ: アクショントークンを 1つ消費することで、自分の(通常の)パワー値を攻撃力に加算。
- 破壊目的での攻撃対象と対立属性を持つグループ: アクショントークンを 1つ消費することで、自分のパワー値を攻撃力に加算。
- 属性に関わらず任意のグループ: アクショントークンを 1つ消費することで、自分のグルーバルパワー値を攻撃力に加算。
- 攻撃対象と同一カード(グループのエージェント): 手札から使用することで、攻撃力 +10(1回の攻撃で 1枚まで)。
- 抵抗支援:
- 攻撃対象自身: 自分のアクショントークンを 1つ消費するごとに自分のパワー値分の値を、防御力に加算。<!-- 要は消費分だけ乗算、ここは支配目的でもパワー値らしい。 -->
- 攻撃対象と同一カード(グループのエージェント): 手札から使用することで、防御力 +6(1回の攻撃で 1枚まで)。
- 攻撃対象と同一属性を持つグループ: アクショントークンを 1つ消費することで、自分のパワー値を防御力に加算。
- 属性に関わらず任意のグループ: アクショントークンを 1つ消費することで、自分のグローバルパワー値を防御力に加算。
- 攻撃対象に隣接するイルミナティまたはグループ(勢力配置図上での親子): アクショントークンを 1つ消費することで、自分のパワー値を防御力に加算。
▽ 攻撃判定
- 攻撃要員のパワー値に各種修正を加え、攻撃側の攻撃力を算出する。代表的なものは攻撃支援に加えて以下のとおり。
※通常とグローバルの 2つのパワー値を持つ場合は、いずれか任意の側を使用する。
- 支配目的での、攻撃要員と攻撃対象が同一属性を持つ場合: (該当属性 1組ごとに) +4。
- 支配目的での、攻撃要員と攻撃対象が対立属性を持つ場合: -4。
- 破壊目的での、攻撃要員と攻撃対象が同一属性を持つ場合: -4。
- 破壊目的での、攻撃要員と攻撃対象が対立属性を持つ場合: +4。
- 自分と同じイルミナティを使用する対戦相手の攻撃対象への攻撃: +5。
- 自分が配置したエージェントと、同じイルミナティを使用する相手の攻撃対象への攻撃: +3。
- 今回の攻撃における攻撃対象側の防御力の基準値を、攻撃目的によって決定する。
- 支配目的: 攻撃対象の抵抗値を使用する。
- 破壊目的: 攻撃対象のパワー値を使用する。
- 攻撃対象の基準値に各種修正を加え、攻撃対象の防御力を算出する。代表的なものは抵抗支援に加えて以下のとおり。
- 攻撃対象が、自身の権力構造図においてイルミナティの子にあたる(イルミナティに直結する)場合: +10。
- 攻撃対象が、自身の権力構造図においてイルミナティの孫にあたる(イルミナティから 2箇所目の)場合: +5。
- 支配目的の攻撃対象が、自身の権力構造図上で親にあたるカードと“狂信者以外”の同一属性を持つ: +4。
- 自分が配置したエージェントと、同じイルミナティを使用する相手の攻撃要員からの攻撃: +3。
- 攻撃側の攻撃力から攻撃対象の防御力を引くことで、今回の攻撃における最終的な判定達成値を算出する。
- サイコロを 2つ振り、今回の攻撃判定を行う。
- 判定の達成値と出目を比較し、その値の大きさによって攻撃の成功が以下のように決定される(出目が小さい方がよいことに注意)。
- サイコロの出目が 11以上: 攻撃失敗(いわゆるファンブル)。
- サイコロの出目が 10以下:
- 達成値 ≧ 出目: 攻撃成功。
- 達成値 < 出目: 攻撃失敗。
▽ 攻撃後の処理
- 攻撃の成功・失敗の内容により、それぞれ以下の処理を行う。
- 攻撃成功時:
- 破壊目的: 攻撃対象のグループカードを、攻撃側の破壊の山に送る。
※攻撃対象の下流部分にカードがある場合は、すべてそれぞれ持ち主の手札に送られる。
- 支配目的: 攻撃対象のグループカードを、グループとして攻撃側の権力構造図に配置する。
※攻撃対象の下流部分にカードがある場合は、すべて接続関係がそのままの状態でグループごと配置される。
※攻撃対象とその下流部分に存在するアクショントークンは、すべて取り除かれる。
- 攻撃失敗時: 何もしない(変化なし)。
- それぞれが今回の攻撃で使用したプロットカードやエージェントなどを、すべて捨て札とする。
- 今回の攻撃が終了する。
○ ターン終了(End of Turn)
- ターン終了時に発生する効果などを適用する。
※攻撃対象として出した手札のグループカードが支配されないまま場に残っている場合、捨て札として破棄される。
※手札(プロット分)やゴールカードが上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる(プロットデッキの底に送る)。
- テーブルを叩くことで、ターンの終了を宣言する。
このタイミングで勝利条件を満たしているプレイヤーは勝利を宣言することができ、割り込みで条件を阻止されなければゲームに勝利する。
1ゲーム終了時の処理
相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性について
- イルミナティとグループカードには属性(Alignment)の概念が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 属性は以下の 10種類が存在する。
- 政府系 (Government): 企業系と対立関係にある。
- 企業系 (Corporate): 政府系と対立関係にある。
- 革新系 (Liberal): 保守系と対立関係にある。
- 保守系 (Conservative): 革新系と対立関係にある。
- ハト派 (Peaceful): タカ派と対立関係にある。
- タカ派 (Violent): ハト派と対立関係にある。
- 正統派 (Straight): 異端派と対立関係にある。
- 異端派 (Weird): 正統派と対立関係にある。
- 犯罪主義 (Criminal): この属性は対立属性を持たない。
- 狂信者 (Fanatic): 自分を除く狂信者すべてと対立関係にある。
- グループを攻撃する場合、攻撃側と対象グループのそれぞれが持つ属性の一致・対立によってさまざまな修正が加えられる。
- 1枚のカードが複数の属性を持っている場合がある。
グループを攻撃する場合はそれぞれの属性ごとに修正が行われ、すべての修正を合算したうえで判定が行われる。
- 属性の類似概念としてアビリティ(Ability)が存在し、さまざまな場面で参照される。
● 権力構造図について
- 本ゲームにおけるそれぞれのプレイヤーは、自分が率いる秘密結社によって世界を支配することが目的となる。
その支配内容の結果が、権力構造図(Power Structure)という形で場に表示される。
- 権力構造図は、自分が率いるイルミナティが中心となるカードの配置によって構成される。
場のイルミナティが中心となり、四方に放射状に伸びる形でグループカードが配置される。
※二次元のカードなので放射状だが、概念としてはピラミッドの頂点がイルミナティで、下部組織は四角錐の下方へと三次元方向に伸びていることになる。
- 権力構造図においてはイルミナティが親組織となり、直接隣接するカードが子組織、子組織に隣接するのが孫組織……という上下関係が存在する。
- グループカードは、支配という形で権力構成図に配置される。
支配関係を表すため、配置の際には支配矢印アイコンの支配する側と支配される側が連結していなければならない。
● 支配矢印について
- 権力構造図において、それぞれの支配関係を表すために支配矢印(Control arrow)が使用される。
- 支配矢印はカードの辺の部分に記載されている矢印アイコンであり、支配する側とされる側の 2種が存在する。
※ちなみにカード固定版では“↑”といった感じの矢印なのだが、TCG版では“▲”印のデザインとなっている。
- 支配する側の矢印はカードの中心から外向きに記載され、される側は内向きになっている。
- 権力構造図に新たなカードを配置する時は、接する支配矢印の方向が一致する(接する辺の矢印が、支配する側とされる側となる)部分に配置できる。
つまり支配する側とされる側のアイコンが連結されることで、それぞれのカードの支配関係(上下関係)が示される。
● アクショントークンについて
- 行動用のコスト概念として、アクショントークンが存在する。
※ちなみにカード固定版ではアクショントークンの代わりに、ゲーム内紙幣が採用されている場合がある。
- アクショントークンは自分の権力構造図に存在するイルミナティと各グループに、自ターンごとにそれぞれ 1つずつが配置される。
※既にトークンが配置されているイルミナティやグループには、基本的には追加配置されない。
※最初からパワー 0のカードを除き、場でパワー 0にされているグループはアクショントークンを保有できない。
※一部のリソースは“Action”の能力を持ち、グループ同様にアクショントークンが配置される(イルミナティの保有分が増える)。
※二人用の大会においては、そのターンに自動支配を行った時はイルミナリティのアクショントークンが配置されない(1つ減る)。
- グループが攻撃や移動など特定の行動を行う際には、自身に乗っているアクショントークンを消費する必要がある。
- アクショントークン自体はゲーム外空間に無尽蔵に存在し、必要に応じてゲーム内に供給される。
アクショントークンを消費したり乗っているグループが破壊された場合は、トークンは再びゲーム外空間に送られる。
● いつでもできる行動について
- それぞれのプレイヤーは、自ターン以外でも以下の行動を任意で行うことができる、
- アクショントークンを消費することで、プロットカードを手札に加える。
消費数はカード 1枚に付き、イルミナティのトークンなら 1つでグループのトークンなら 2つとなる。
- そのタイミングで使用できるプロットカードを使用する。
- 手札を捨てる。捨てたカードがプロットならばプロットデッキの底に送られ、それ以外ならば捨て札となる。
- 他のプレイヤーに手札のカードをプレゼントしたり、お互いの手札を交換する(主に多人数戦時)。
- いずれかのプレイヤーが行う攻撃の中で、攻撃の支援や抵抗を行う。
● リンクについて
- 複数のカードを一体化させる手段として、リンクという概念が存在する。
- リンクは自ターンにおいて、場の自分の任意のカード 2枚に対してリンクマーカーを配置することで行われる。
- それぞれのリンクは、自ターンにつき 1回だけリンクの対象を移動させることもできる。
ただしグループと永続プロットとのリンクは効果が永続化し、グループが破壊されるまで変更不能となる。
- 自分のリソースを相手にプレゼント(および交換)した場合は、直接相手(お互い)のイルミナティにリンクされる。
- リンクする事で一部カードの記載効果が有効となる。ただし内容が矛盾する場合は、矛盾が解消されるまで一時的に無効化される。
- リンクしているグループが相手に支配された場合、ペアとなるカードも(他と矛盾しない限りは)相手に支配される。
● エージェントについて
- イルミナティとグループカードは、本来の役割とは別にエージェント(Agent)としての役割を持つ。
- エージェントとして使用できるのは、場に存在する対戦相手のイルミナティやグループと同一のカードである。
※自分の権力構造図に存在するカードと同一カードは、エージェントとしては使用できない。
- エージェントは攻撃の際に効果を発揮するが、同じエージェントでもイルミナティとグループでは役割が異なる。
- イルミナティのエージェントはリソースの置き場に配置され、同一種類のイルミナティを使うプレイヤーとの攻撃で活用される。
- グループのエージェントは同一種類のグループが対象となる攻撃の際に、攻撃または防御支援として手札から 1枚だけ使用できる。
● プレイヤーの脱落について
- プレイヤーは以下の状態に陥った時に、ゲームから脱落する。
- 自分のイルミナティが支配するグループが無くなった時(自分の権力構造図からグループが無くなった時)。
- 自ターン以外で自分の手札に複数のゴールカードが存在することが発覚した時。
- 自分以外のすべてのプレイヤーが脱落した場合、残ったプレイヤーはゲームに勝利する。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ イルミナティ(Illuminati)カード (コスト不要)
- プレイヤーが運営する秘密結社。場にイルミナティとして配置される。
- カードの裏面的にはプロットカードの仲間であるが、グループやリソースのようにも扱われる特殊な存在である。
- プロットデッキに入れて使用される。
- ゲーム開始時にそれぞれ 1枚が場に配置され、自分の権力構造図の起点としてゲーム終了時まで場に残る。
- カードの四辺それぞれに支配する側の支配矢印アイコンが記載され、各アイコンごとにそれぞれ 1つのカードを支配できる。
こうしてカードを配置していくことで、イルミナティカードを起点とする権力構造図が形成されることになる。
- パワー(Power)の値を持ち、攻撃の際に使用される。
パワーの値は 2つあり、左が通常のパワーで右がグローバルパワーとなる。それぞれのパワーは状況によって使い分けられる。
- 属性の項目をそれぞれ一定数持ち、攻撃などでの条件として参照される。
- それぞれ固有の特殊ゴールの項目を持ち、記載条件を満たした時に勝利を宣言できる。
- 初期配置分としての役割とは別に、エージェントとしての役割を持つ。エージェントは、以下の特徴を持つ。
- プロットデッキから引くことで、手札(プロット分)としてプロットカードとほぼ同じ扱いを受ける。
- 手札から配置する際は、コストとしてプロットデッキとグループデッキそれぞれの一番上のカード(計 2枚)が破棄される。
- リソースと同じ置き場に配置されるが、リソースとは別の存在となる。
- カード名単位でそれぞれ 1枚ずつ配置できる。ただし自分のイルミナティと同じカードは、エージェントとして使用できない。
- エージェントと同一カードを使用する相手との攻撃において +3の修正を受けることができる。
○ グループ(Group)カード (配置条件が存在)
- この世界に存在するさまざまな組織や団体(における影の支配者たち)。場にグループとして配置される。
- グループデッキに入れて使用される。
- カードの上面部分に支配される側の支配矢印アイコンが記載され、場の権力構造図の支配する側のアイコン部分に連結配置される。
権力構造図に組み込まれることで、プレイヤーの部下としての役割を担う。
- 一部のカードは 1 ~ 3辺部分に支配する側の支配矢印アイコンを持ち、権力構造図の中で他のカードを連結配置することができる。
- パワー(Power)の値を持ち、攻撃において使用される。
一部のカードは通常のパワーの値に加えてグローバルパワーの値を持ち、2つの値を状況によって使い分ける。
- グループカードがグローバルパワーを持つ場合、グローバルパワー値は自身の通常パワー値より大きくはならない。
また通常パワー値はグローバルパワーより小さくならない。
- 抵抗(Resistance)の値を持ち、支配目的で攻撃を受けた場合の判定基準値として使用される。
- 場所・個人・組織 などのサブタイプを持ち、さまざまな場面で参照される。
- 属性やアビリティの項目をそれぞれ一定数持ち、攻撃などでの条件として参照される。
- 場において全体ユニークであり、通常は同一カードを後から配置することができない。
- 攻撃を受けることで、他のプレイヤーに支配されたり破壊されたりする場合がある。
破壊された場合は、破壊したプレイヤーの破壊の山に送られる(勝利条件となる。その下流に存在するカードは持ち主の手札に送られる)。
- 本来の役割とは別に、戦闘における支援を行うエージェントとしての役割を持つ。
○ リソース(Resource)カード (配置条件が存在)
- 秘密結社の資産や設備など。場にリソースとして配置される。
- グループデッキに入れて使用される。
- 場においてそれぞれの専用置き場(権力構造図の脇あたり)に配置される。
※配置スペースの都合から隣接配置されることは無いが、イルミナティの所有物のような扱いとなる。
- アーティファクト・ガジェット・マジック・ユニーク などのサブタイプを持ち、さまざまな場面で参照される。
※ユニークは場において全体ユニークであり、破壊後を含め同一カードを後から配置することができない。
- 自分のイルミナティに対して記載効果を発揮する。
ただし自分のいずれかのグループとリンクすることで、効果対象をそのグループに変更することができる。
※リンクしたグループが相手に支配された場合は、リソースもいっしょに支配される。
● 永続/一時的に使用されるカード
○ プロット(Plot)カード (使用条件が存在)
- 合法・非合法な各種裏工作。効果はさまざま。
- プロットデッキに入れて使用される。
- 使用タイミングや使用条件(コスト消費など)は、各カードごとに異なる。
- その多くは使い捨てで使用後は捨て札となるが、一部のカードは場に永続する。
- プロットデッキから引いた後は手札に加えられるが、プロット分はグループなど他のカードとは区別される。
- 一部カードの効果や自由意志によって、場とは異なる空間で公開される場合がある。
※公開されたカードは、使用して場に配置された分とは別概念となる。
- 自ターン以外では(公開分を含め)、手札に 5枚まで保有できる。
余剰分は任意に捨てることができるが、その場合はプロットデッキの底に送られる。
- 一部のカードは、“インスタント攻撃”として特定グループに対する破壊目的の攻撃を行うことができる(暗殺など)。
インスタント攻撃では支援やサイコロなどの処理は行われず、プロットと攻撃対象の記載パワー値による大小比較で判定が行われる。
※ ゴール(Goal)
- プロットカードの一種。追加の勝利条件となる。
- それぞれ手札に合計で 1枚だけ保有でき、2枚目を引いた場合は使用するか捨てる必要がある。
もし自ターン以外に複数持っていることが(他のカードの効果などで)発覚した場合、そのプレイヤーは直ちにゲームから脱落する。
- それぞれ固有の勝利条件が記載されている。
- いずれかのターン終了時に条件が満たされていれば、任意に手札から使用できる。
使用した上で妨害が無ければゲームに勝利し、条件達成を阻害されると公開された状態で手札に戻される。
※ 新世界秩序(New World Order)
- プロットカードの一種。場の中央部に永続して全員に影響を与える。
- “New World Order”部分に 赤・青・黄 の 3色が存在し、場において各色ごとに全体ユニークとなる。
※同色の新世界秩序が配置された場合、従来のカードが破棄される。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場は基本的に全員で共用される。ただし場の中でイルミナティを中心とする権力構造図が、それぞれの保有物として存在する。
- 共用の場とは別に、それぞれのリソース(およびイルミナティのエージェント)置き場が存在する。
- 永続カードが破棄された時や、瞬間使用カードの使用後は捨て札という空間に集められる。
- 攻撃によってグループを破壊した時は、破壊の山という空間に集められる。
- 捨て札と破壊の山は似ているが、両者は明確に区別される。
商品情報
● メーカー: Steve Jaction Games
○ 発売開始: 1994年
- ○ ラインナップ
-
- 基本セット
- Assassins
- Sub Genius
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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