ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『Dredd』のルール解説。

Dredd : The Card Game
ジャッジ ドレッド

Last Update 2023/10/14 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 複数(2 ~ 4人)対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはメガシティ・ワンの法務局上級判事となり、部下であるジャッジを率いて治安維持に奔走する。

● 原作
 コミック『Dredd』。
※映画『ジャッジ ドレッド』は、原作を同じくするものの直接は関係なし。

● 世界設定
 第三次世界大戦は全面核戦争に発展し、あらゆる地域が焦土に包み世界秩序ともども終結した。
かろうじて崩壊を間逃れたアメリカ東海岸には難民が殺到し、超巨大都市“メガシティ・ワン”が誕生する。
だがあまりの密集ぶりに社会が維持できなくなり、昼夜を問わず凶悪犯罪が巻き起こっていた。
この事実に対し、メガシティ・ワンの法務局は究極の対策を導入した。
捜査・逮捕・判決の権限を持つ無敵の武装裁判官“ジャッジ”の登場により、犯罪者はその場で次々処罰されていったのである。

● 本ゲームについて
 イギリスの人気コミックのTCGです。
プレイヤーは法務局の同僚であり、互いに戦うことはありません(悪人の操作代行はあります)。
ただ登場人物のユニーク処理が徹底しているためかソリティア感は少なく、仲間同士で競い合う内容となっています。
※ここでは上級ルールにあたる、メインルールについて解説します。


基本構成

勝利条件

事前準備

● デッキ (1人分のゲームカード)

● ジャッジ (1人分の補助デッキ)

● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ サイコロ: 通常の 6面ダイスを 2個以上。
○ 各種表示用マーカー: 種類ごとの区別が付くおはじき状の物を適当数。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● カードの行動表現

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

全体の基本進行

 ターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
※全員が同じターンに処理を行うため、ターンプレイヤーの概念は無い。代わりに処理起点となる当直(親)の概念が存在する。

ターン(1回の手番)の進行

○ ロースター(Roster)フェイズ

○ 準備(Ready)ラウンド

○ ブリーフィング(Briefing)フェイズ

○ リソース(Resource)ラウンド

○ 犯罪(Crime)ラウンド

○ 割り当て(Assignment)ラウンド

○ 調査(Investigation)フェイズ

各調査の処理

○ 犯行現場(Scene)ラウンド

○ 凶悪犯(Perp)ラウンド

○ 説得(Challenge)ラウンド

○ 戦闘(Combat)ラウンド

○ 判決(Sentencing)ラウンド

○ 調査の終了

○ プロセス(Process)フェイズ

○ 報告(Debrief)ラウンド

1ゲーム終了時の処理

 特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。


ルール細則

基本ルール細則

● 名声値について

● コストと罰則について

カード構成

● プレイヤーごとに配置されるカード

○ ジャッジ(Judge)カード (コスト不要、ただし再配置時は必要)

※ サイ・ジャッジ(Psi Judge)

○ リソース(Resource)カード (コスト必要)

● 共用部分に配置されるカード

○ 犯罪(Crime)カード (コスト不要)

○ 犯行現場(Scene)カード (コスト不要)

○ 凶悪犯(Perp)カード (コスト不要)

※ ダーク・ジャッジ(Dark Judge)

● 一時的に配置・使用されるカード

○ イベント(Event)カード (コスト無し)

○ 出来事(Incident)カード (コスト必要)

場の構成


商品情報

● メーカー: Round Table Productions
○ 発売開始: 1999年

○ ラインナップ

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