RUMBLING ANGEL トレーディングカードゲーム

Last Update 2019/1/12 文責：ＤＯＰ

ゲーム概要

● ゲームタイプ
　2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーは“ちよれん等のエージェント?”となり、よくわからないが相手を粉砕する。

● 原作
　age がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　Overflow がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　Nitroplus がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　CIRCUS がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　colors がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　Ruf がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　NORTHERN がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　CIRCUS FETISH がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　mirage がこれまでに発売したPC用ゲーム。
　Xuse がこれまでに発売したPC用ゲーム。

● 本ゲームについて
　“ちよれん”およびその仲間たち? のTCGです。
“ちよれん”というのは千代田区連合のことで、千代田区に本社を構えるアージュ・オーバーフロー・ニトロプラスによる共同活動を意味します。
本ゲームはもともと“ちよれん”の 3社の作品を原作としていたため、当初は“ちよれんTCG”といったニックネームで呼ばれていました。

基本構成

勝利条件

• 相手のライフスタックが 0になる（その瞬間）。
• 相手のデッキが尽きる（引くべきときに引けない）。
• 特定カードに記載された勝利・敗北条件を満たす。

事前準備

● デッキ （1人分のゲームカード）

• デッキ枚数： 60枚ちょうど。
• 構築条件：
  　同名カードはデッキに 4枚まで。

● その他準備
○ ゲーム間交換カード： 無し

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

• プレイヤーライフ （ライフスタック）： 6枚。上限は無し（基本的には増えない）。
• 開始手札： 7枚。上限も 7枚（自ターン内に調整有り）。
• マリガン： 手札にフィールドカードが無い時、本人のみ任意で 1回。
• ファーストドロー制限： 有り（先攻は 1ターン目のみ、カードを引く枚数が 2枚ではなく 1枚だけになる）。

その他構成

● カードの行動表現

• キャラクターカード：
  • カード縦： 未行動状態。
  • カード横： 行動済み状態。
• フィールドカード：
  • カード縦： 通常状態。
  • カード横： ダメージ状態。

● 基本構成細則

• ディスカード： 有り。
• ライブラリアウト： 有り（勝利条件に関係）。
• 3人以上でのプレイ： 未想定。
• 召喚酔い： 有り（配置時に行動済み状態）。
• 手番を跨ぐコスト蓄積： 無し（ターン終了時に消滅）。
• 手番を跨ぐカードダメージ蓄積： 有り（キャラクターがいる領域のフィールドカードでダメージ表示）。
• ユニーク処理： キャラクターカード、自軍ユニーク、先出し生存。
• バトルはキャラクター同士による 1 対 1で行われ、防御キャラクターの指定は防御側が選択する。
• 相手のキャラクターが存在しない場合のみ、相手プレイヤーが攻撃対象となる。

ゲームの流れ

開始準備

• それぞれのデッキをシャッフルする。
• それぞれ自分のデッキより手札としてカードを 7枚引く。
• 必要に応じてマリガン処理を行う。
• それぞれ自分のデッキよりカードを 6枚引き、裏向きのまま自分のライフスタックとする。
  ※ライフスタックは裏向きに積み上げて存在するが、一番上になったカードだけ常に表向きにされる。
• 先攻・後攻を決定する。

全体の基本進行

　互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。

1ゲーム終了時の処理

　特になし。

ルール細則

基本ルール細則

● 属性について

• ほとんどのカードには属性の概念が存在し、さまざまな場面で使用される。
• 属性は らう”（ラブ）・萌え・鬱・闇・ギャク の 5種類が存在する。また無属性も存在する。
• 一部に複数の属性を持つカードも存在する。

● 領域について

• それぞれの場には領域という個別空間が複数存在し、キャラクターなどはいずれかの領域の上に配置される。
• 場にフィールドカードを配置することで、領域が新たに作られる（領域が創造される）。
• それぞれの場に領域は最大 5つまで作ることができる。
• 既に作成済みの領域に、フィールドカードを追加配置することもできる。
  ただしキャラクターが存在する領域には、フィールドカードを追加することはできない。
• 1つの領域には 1体のキャラクターが配置できる。
  キャラクター配置後の領域は、事実上そのキャラクターのステータス画面の役割を持つ。

● コストについて

• アイテム・イベントカードにはコストの概念が存在し、カードの使用・配置などで指定値分のコストを支払う必要がある。
• コストは他のカード効果により発生させるか、手札を破棄するで支払うことができる。
• 手札を 1枚破棄するごとに、対応する属性のコストが 1だけ発生する。
• 未使用分のコストはターン終了時に消滅する。

● キャパシティについて

• キャラクターカードには自身の配置条件（登場条件）と、自身が保有できるカード上限の両方の指定値としてキャパシティが存在する。
• キャパシティは複数個のアイコンで構成され、さらにアイコンには大小の 2種類が存在する。
• 大きいアイコンはキャラクターの配置条件であり、キャラクターを配置するには対象領域に指定された分の属性を持つフィールドカードが存在する必要がある。
• 小さいアイコンは保有に関わる物であるが単独では使用しない。
  大小のアイコンを合わせた物が、領域におけるキャラクターと共に存在できる（MPを除いた）カードの上限枚数となる。
• それぞれのアイコンの意味は以下のとおり。
  • 属性アイコン： 該当属性のフィールドカード 1枚。
  • 羽根： フィールドまたはアイテムカードのいずれか 1枚。
  • F カード： フィールドカード 1枚。
  • I カード： アイテムカード 1枚。

● MPについて

• キャラクターのスキルや特殊技能の使用代償として MPが存在し、能力使用時には指定分を支払う必要がある。
• MPはキャラクター配置時に記載MP値分だけ、ゴミ箱のカードを用いて任意で獲得する。
  ※獲得 MPは領域の末尾に裏・横向きで重ねて配置することが推奨されている。
• MP 1枚を破棄することで値 1つ分を支払うことができる。

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ フィールドカード （コスト不要）

• キャラクターたちが活躍する場所。
• 1ターンに付き1枚だけ通常状態で配置できる。
• 場に配置することで、キャラクターの配置空間である領域を創造することができる。
• 創造済みの領域にキャラクターが存在しないのであれば、その領域に追加配置することもできる。
  ※フィールドカードは後から配置するキャラクターの配置条件であり体力でもあるため、事前の準備が重要となる。
• 属性を持ち、想像した領域の属性として使用される。
• キャラクターの体力値として用いられ、1ダメージごとに 1枚がダメージ状態となる。この状態はキャラクターがダウンすることで回復する。

○ キャラクターカード （配置条件が存在）

• プレイヤーの指示で行動するエージェント? 場にキャラクターとして配置される。
• 各領域ごとにキャラクターが 1体ずつ配置できる。
• 名称単位で自軍ユニークとなる。
• キャパシティの値をアイコンの形で持ち、キャラクターの登場条件と他のカードの保有上限として用いられる。
• AP（攻撃力）／DP（防御力）の値を持ち、プレイヤーの武器／盾となる。
• AP・DPそれぞれに属性修正の値を持ち、該当する属性のキャラクターと戦う際には AP・DPに指定分の修正が加えられる。
• MP（精神力）の値を持ち、記載スキルや特殊技能の使用条件となる MPの獲得に用いられる。
• スキルの項目を持ちバトルを挑むときに使用される。使用することでバトルの種類が指定され、自身のみの能力値修正を受ける。
• 存在する領域のフィールドカードがキャラクターの体力を兼ね、すべてダメージ状態となった場合にダウンする。
  キャラクターがダウンする時は、以下の処理が行われる。
  • ダウンしたキャラクターを破棄する。
  • キャラクターが持つアイテムと MPをすべて破棄する。
  • 自身のライフスタックを 1枚破棄する。
  • キャラクターがいなくなった後の領域のフィールドカードをすべて通常状態にする。

○ アイテムカード （コスト必要）

• キャラクターの能力を強化する武器など。場にアイテムとして配置される。
• キャラクターに付ける形で場に配置される。
• 1体のキャラクターにつき、そのキャラクターのキャパシティで指定された範囲内で配置できる。
• 1体のキャラクターに同名アイテムを複数付けることはできない。
• 付けたキャラクターがダウンした際に一緒に破棄される。

● 瞬間的に使用するカード

○ イベントカード （コスト必要）

• ゲーム中におきるさまざまな出来事。
• 多くはメインフェイズに使用されるが、一部のカードは個別の指定タイミングで使用される。

場の構成

• 永続カードは、場という空間に存在する。
• 場は複数の領域という空間に大別される。
  領域はフィールドカードを起点として構成される空間で、最大 5つまで作ることができる。
  ※それぞれの場には領域が横一列に配置される。
• それぞれの領域はキャラクターや複数のフィールドカード、および MP支払いのカードなどが配置される。
  ※それぞれの領域で キャラクター・フィールド・MP の順でカードが縦一列に配置される。
• 場のほかに、第2のデッキ兼プレイヤーライフとなるライフスタックが存在する。
  ライフスタックは裏向きに積まれるが一番上だけが表向きになる。
• 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後はゴミ箱という空間に集められる。

商品情報

● メーカー： ランブリングエンジェル製作委員会／ Silver Blitz （バージョン2以前はティーアイ東京）
○ 発売開始： 2002年8月

○ ラインナップ

名称	発売時期	種類数	発売形式 （封入枚数／価格）
Version 1.00	2002/8	135	スターター（60/1500）、ブースター（12/400）
Version 2	2003/5	135	スターター（60/1500）、ブースター（12/400）
Version 1.1	2003/11	153	スターター（60/1500）、ブースター（12/400）
Version 2.1	2003/11	153	スターター（60/1500）、ブースター（12/400）
Version 3	2004/3	163	スターター（60/1500）、ブースター（12/400）
Version 4	2004/7	163	スターター（60/1575）、ブースター（12/420）
Version 5	2004/12	163	スターター（60/1575）、ブースター（12/420）
ベースド エディション	2005/4	195	ブースター（12/420）
Version 6	2005/12	153	スターター（60/1575）、ブースター（12/420）
ベースド エディション2	2006/6	198	ブースター（12/420）
Version 7	2007/2	117	ブースター（12/420）
ベスト セレクション	2007/9	267	ブースター（12/420）
Version 7	2007/2	117	ブースター（12/420）
エピソード ニトロプラス 1.0	2007/10	111	ブースター（12/420）
エピソード ビジュアルアーツ 1.0	2008/1	124	ブースター（12/420）

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