ジャガーノーツのTCGカタログ トレーディングカードゲーム『アリスソフトTCGハーレムマスター』のルール解説。 |
Last Update 2003/8/29 文責:DOP
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● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは鬼畜領主(実際はともかくゲーム上では男性)となり、軍門に下した部下たちを率いて相手国家を根こそぎ奪い取る。
● 原作
アリスソフト(チャンピオンソフト社)がこれまでに発売したPC用ゲーム。
● 世界設定
強大な軍事力を誇るリーザス近辺に、一人の戦士が存在した。その圧倒的な力と無敵のハイパー兵器をもつ彼を、リーザスの支配者リア姫は自分の夫としその支配圏を譲渡する。
いまここに類希なる鬼畜の中の鬼畜王、ランス様の覇王街道爆進がはじまっちゃったのだ!
● 本ゲームについて
『ランスシリーズ』をはじめとするアリスソフトの有名作品を集めたTCGです。
現在は比較的最近の作品が中心のようですが、アリスのファンタジー作品はいずれもほぼ同一の世界観で作られているという事情もあるわけですから、
システムのみならずカード的にも今後のシリーズの充実が非常に楽しみな作品と言えましょう。
● デッキ (城: 1人分のゲームカード)
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
● 開始時基本設定
● カードの行動表現
● 基本構成細則
デッキより任意の“コスト 1のキャラクターカード”を選んで場に配置する(その後、残りのデッキをシャッフル)。
ランダムナンバーを使用して、先攻/後攻を決定する(使用したランダムナンバー用のカードは、デッキの一番下に戻す)。
それぞれ自分のデッキより手札を 7枚引く。
必要に応じてマリガン処理を行う。
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たすか、いずれのデッキが尽きた時ゲーム終了。
※本ゲームには、ターン内の行動手順を区別する固有名称は設定されていない。本カタログでは説明の都合上から行動の単位として独自名称(フェイズ)を使用する。
場に存在するすべてのキャラクターを未行動状態にする。
行動費スタックに置かれているカードをすべて手札に加える。
デッキの一番上から規定の枚数だけ、順番に行動費スタックへ裏向きのままカードを移動する。移動する枚数は以下の通り。
ゲームのほとんどの基本行動がとれる。実行できるのは以下のとおり。
※本ゲームには、戦闘手順を区別する固有名称は設定されていない。本カタログでは説明の都合上独自名称を使用する。
▽ 攻撃宣言
アタック(戦闘の開始)を宣言し、場に配置した未行動状態のキャラクターの中の任意の 1体を行動済み状態とし、今回の戦闘の攻撃キャラクターとして使用する。
▽ 防御宣言
攻撃を受けるプレイヤーは、任意でインターセプトを宣言する。
インターセプトを宣言するには、場に配置した未行動状態のキャラクターの中の任意の 1体を行動済み状態にし、インターセプトキャラクターとして使用する。
▽ 戦闘タイプの決定
インターセプトされなかった場合、戦闘はプレイヤー(城)への直接攻撃となり、以後の判定無しで戦闘結果の適用へとすすむ。
インターセプトされた場合、インターセプトキャラクターが“おんなのこ”の時は、今回の戦闘タイプは“アプローチ”、男だった時は戦闘タイプは“コンバット”として処理される。
尚、戦闘タイプの判定には攻撃キャラクターの性別は考慮されないことに注意。
▽ 戦闘判定
“アプローチ”の場合は双方のキャラクターのメンタル値を、“コンバット”の場合は双方のフィジカル値を戦闘値として使用する。
「陣営修正」として、それぞれ(相手を含む)場に存在する戦闘を行うキャラクターと同じ陣営を持つ未行動状態のキャラクター 1体につき、戦闘キャラクターの戦闘値が +1される。
それぞれデッキからカードを 1枚めくり、そのカードのランダムナンバーをそれぞれの戦闘値に加えた値を最終的な戦闘値とする。
それぞれの戦闘値の大小を比較し、値が大きいほうのプレイヤーが戦闘に勝利する。
ランダムナンバーに使用したカードは、デッキの一番下にもどしておく。
▽ 戦闘結果の適用
プレイヤーへの直接攻撃の場合は、攻撃キャラクターのフィジカル値分の枚数だけ、攻撃を受けたプレイヤーのデッキからカードを捨て札置き場へ送り戦闘を終了する。
戦闘で勝敗が決した場合、負けたほうのキャラクターは、その性別により相手のハーレム(おんなのこ)か処刑台(男)のどちらかへ送られる。
終了を宣言する。
手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
本ゲームにおけるコストは、行動費スタックに置かれているカードをデッキに戻すことで支払われる。
カードを1枚戻すごとに、1点のコストを獲得する。
○ キャラクターカード (コスト必要)
※ パートナーカード
○ アイテムカード (コスト必要)
○ イベントカード (コスト必要)
● メーカー: ティーアイ東京
○ 発売開始: 2000年10月
名称 | 発売時期 | 種類数 | 発売形式 (封入枚数/価格) |
Version 0.9β(ベータ版) | 2000/8 | 限定版スターター | |
Version 1.00(基本セット) | 2000/10 | 180 | スターター(60/1500)、ブースター(12/400) |
Version 2.00(拡張セット) | 2001/3 | 153 | スターター(60/1500)、ブースター(12/400)、ベータ版 |
Version 1.01(基本セット) | 2001/4 | 180 | スターター(60/1500)、ブースター(12/400) |
Version 3.00(拡張セット) | 2001/11 | 144 | ブースター(12/400)、初回限定BOX |
Version 4.00(拡張セット) | 2002/6 | 72 | ブースター(12/400)、シールドパック(51/1300) |
Version 5.00(拡張セット) | 2002/10 | 72 | ブースター(12/400)、シールドパック(51/1300) |
Version 6.00(拡張セット) | 2003/8 | 108 | ブースター(12/400)、シールドパック(51/1300) |
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