Fairies Power Card FOORION
フォーリオン トレーディングカードゲーム

Last Update 2019/2/23 文責：ＤＯＰ

ゲーム概要

● ゲームタイプ
　一人で行う占い。いや、とにかく占いなんだって。

● 原作
　オリジナル作品。

● 世界設定
　この世界は、目に見えない因果律に支配されている。この不思議な仕組みを視覚化した存在こそが、“妖精・精霊”と呼ばれる不思議な生き物なのだ。
彼らの語る言葉に耳を傾けたときこそ、あなたの未来が浮かび上がる……

● 本ゲームについて
　世間が『KanonTCG』のベータ版に心騒ぎたてていた時、『KanonTCG』と同一メーカーの手によりひっそりと登場した作品が存在します。
それこそが本作品、占いTCGである『フォーリオン』なのです。
　女性向けのTCGとして企画された本作品は、カード占いにトレーディングの要素を組み込んだ非常に大胆な野心作であります。
この試みが成功したかどうかは、あなた自信の占いの結果でたしかめてくださいね。

　本ページでは、基本となる運勢の占いについて説明します。

基本構成

勝利条件

• 純粋に占いなので、勝利は関係ないですね。

事前準備

● 基本のカードセット
※本セットを用いて、下記のそれぞれのカードセットが作成される。

• 枚数： 60枚以上。
• 構築条件：
  　フェアリーカードが20枚以上投入されていること。
  　ツールカドが20枚以上投入されていること。
  　アイテムカードが20枚以上投入されていること。
  　カラースリーブなどを使用して、すべての裏面が統一されていること。

○ フェアリーカードセット（占い1回分のカードセット、その1）

• 枚数： 14枚ちょうど。
• 構築条件：
  　フェアリーカードのみで構築されていること。
  　手持ちのフェアリーカードをカットして20枚をランダムに抽出する。
  その後このカード群から6枚を。キーポイント用のカードとして無作為に取り出し、残りがフェアリーカードセットとなる。

○ ツールカードセット（占い1回分のカードセット、その2）

• 枚数： 14枚ちょうど。
• 構築条件：
  　ツールカードのみで構築されていること。
  　手持ちのツールカードをカットして20枚をランダムに抽出する。
  その後このカード群から6枚を。キーポイント用のカードとして無作為に取り出し、残りがツールカードセットとなる。

○ アイテムカードセット（占い1回分のカードセット、その3）

• 枚数： 14枚ちょうど。
• 構築条件：
  　アイテムカードのみで構築されていること。
  　手持ちのアイテムカードをカットして20枚をランダムに抽出する。
  その後このカード群から6枚を。キーポイント用のカードとして無作為に取り出し、残りがアイテムカードセットとなる。

○ キーポイントカードセット（占い1回分のカードセット、その4）

• 枚数： 18枚ちょうど。
• 構築条件：
  　フェアリー・ツール・アイテムの各カードそれぞれ6枚ずつで構築されていること。
  　前述の各カードセットから取り出したカードを集めてシャッフルすることで、キーポイントカードセットとなる。

● その他準備
○ バックアップカード： 適当数。
○ ゲーム間交換カード： 無し。

その他構成

● 基本構成細則

• 3人以上でのプレイ： 不可（1人用）。

ゲームの流れ

開始準備

• フェアリー・ツール・アイテムのそれぞれのカードを種類ごとにまとめる。
• 種類ごとにまとめた各カード群を、それぞれ7回ずつカットする。
  この時の1回目のカット時点で、それぞれが20枚ちょうどになるようにする（残りは今回の占いでは使用しない）。
• 種類ごとにまとめた各カード群から、それぞれ内容を確認せずにランダムで6枚ずつ取り分ける。
  取り分けたカードを一まとめにして、18枚のキーポイントを作成する。
  ※残りの14枚は、それぞれのカードセットとして使用される。
• キーポイントのウォッシュシャッフル（盤上で左回りにかき回すシャッフル）を7回行う。

占い終了後の処理

• 今回の占いの中で特に気になった内容のカードを、おまじないカードとして持ち歩く（ことが推奨されている）。
• 必要に応じて、おまじないカードの記載マークに対応するバックアップカードにより運気を高める。

ルール細則

基本ルール細則

● マークについて

• カードには属性概念としてマークが存在し、さまざまな場面で使用される。
• ムーン（月光）・サンシェル（金妖）・スターク（星瞬）・フォリース（緑生）・ロック（岩静）・ウィンディ（風感） ・デュー（露真）・アイル（翼翔）の8種が個別に存在する。
  加えて、それぞれのマークを繋ぐ ピラ・スフィア（集粒）が存在する。
• マークの中で ピラ・スフィア は特殊属性であり、他のカードと組み合わせるオールマイティの役割を果たす。

カード構成

● 占いで使用するカード

○ フェアリーカード

• 小型の妖精。英国妖精がベースのようだが、すべてオリジナルの妖精たちである。
• 妖精の見た目そのままといったキーワードが揃っており、占いの基本となるらしい。
  ※本カードを含め、すべてのカードは表面にイラストとマーク、裏面にカードの意味が記載されている。

○ ツールカード

• 占いに関わる場所や抽象化された精神状態など。
• 種類などは異なるが、タロットの大アルカナに近い存在であると思われる。
• キーワードは漠然としたものが多い。

○ アイテムカード

• 魔力を高めるであろう宝石や薬草・花といった小物たち。
• 他のカードに比べるとキーワードがより具体的になっている。

○ バックアップカード

• マークのみが描かれているカード。
• ブースターにのみ封入されている。
• 個別のキーワードを持たず、他のカードを強調するための存在であるらしい。

場の構成

• カードは場という空間に存在する。
• 運勢や一般的な人間関係に関する占いは、カードが場に十字型に配置される。
  学業や恋愛に関する占いは、場に横一列で配置される。

商品情報

● メーカー： ティーアイ東京
○ 発売開始： 2000年5月

○ ラインナップ

名称	発売時期	種類数	発売形式 （封入枚数／価格）
基本セット	2000/5	108	スターター（60/1500）、ブースター（12/400）

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