ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『リーフファイトTCG』のルール解説。

リーフファイト トレーディングカードゲーム

Last Update 2007/4/28 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーは歴代リーフキャラの一人となり、リーダーとして仲間たちと協力して相手リーダーをギャフンといわせる。

● 原作
 PC用ゲーム『初音のないしょ』内ゲーム、『LEAF FIGHT 97』。
 LEAF製作のPC用ゲーム諸作品。

● 世界設定
 「千鶴さん、いったい今度は何を企画したんです? 」
 「いえ、なんでも東京では“ドウジンシソクバイカイ”というのが流行ってるらしいから、うちでもやってみようと思って……てへ。」
 「それはいいけど何よ、あの列は? あんなに野宿する人がいっぱいでどうすんの! 」
 「ああ、あっちはコンサート。やはり訳わかんない企画だけじゃ不安だから、芸能プロデューサーの方に依頼して人気アイドルに来てもらったのよ。」
 「もう滅茶苦茶ですね……」
 「でも、この間の花火のときみたいに賑やかで、何だか楽しそうだね。」

 ……もう何がどうなってるのかさっぱりな、鶴来屋の夏であった。

● 本ゲームについて
 もはや安定した人気を誇るパソコンゲームメーカー『リーフ』の人気キャラクターが一堂に会したゲームです。 一応原作として『LEAF FIGHT 97』を基準にしてはいますが、内容的には全くの別物となっています。 あくまでキャラクターゲームでありながら、度重なるルール改正により純粋なゲームとしてのバランスも大幅に改善され遊びやすくなっています。


基本構成

勝利条件

事前準備

● デッキ (1人分のゲームカード)

● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し
○ ゴースト表示用カード: 必要に応じて
○ ダメージ表示用カウンター: 適当数

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● カードの行動表現

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

 自分のデッキよりリーダーキャラを抜き出し、裏向きにフィールドに配置する。
 それぞれのデッキをシャッフルする。
 それぞれ自分のデッキより手札を 7枚引く。
 必要に応じてマリガン処理を行う。
 先攻・後攻を決定する。
 リーダーを表向きにする。リーダーキャラの気力は通常キャラクターとしての値の 2倍とする。
※リーダー専用カードを使用する場合、すでに気力が 2倍にされた状態であるので注意すること。

全体の基本進行

 互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。

ターン(自分の手番)の進行

○ エントリーフェイズ

 自分のキャラクターを待機状態にする。
 すべてのバトルカードを使用可能状態にする。
 デッキからカードを 1枚引く。

○ メインフェイズ

 ゲームのほとんどの基本行動(アクション)がとれる。実行できるのは以下のとおり。

各戦闘の処理

▽ バトルの開始

▽ 挑んだ側がキャラクターを宣言する

▽ 挑まれた側がキャラクターを宣言する

▽ 挑んだ側がバトル種目を宣言する

▽ 特殊能力の使用を宣言する

▽ 勝負結果を判定する

○ 終了フェイズ

 ターンの終了を意味するが、完全な終了ではなく、相手に割り込みの隙を与えるために設けられたフェイズ。実行できるアクションは以下のとおり。

○ 手札調整フェイズ

 実際のターン終了。ここでは割り込みはできない。
 手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。

1ゲーム終了時の処理

 特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。


ルール細則

基本ルール細則

● コストの支払い

 多くのカードをフィールドに配置するためには、指定コストが必要となる。
 本ゲームでは“コスト”という名称は、精神力や資金などの狭義の意味で用いられる。
 コストの支払方法には以下の方法がある(いずれの方法でも、コストアイコン 1つ分のコストの支払いが可能)。
ただし赤いアイコンは能力が記載されたキャラクター自身の消耗、黄色いアイコンはリーダーキャラクターの消耗、青いアイコンはタッグキャラクターの消耗、 緑のアイコンはフィールドにいるいずれかの味方キャラクターの消耗という方法でのみ支払い可能である。

● タッグ化

 特定キャラクターは相方とタッグを組むことで、自分を強化できる。
 配置するには、構成要素のうち 2人ともフィールドにいるか、1人がフィールド、もう 1人が手札にある必要が有る。
 タッグ化した場合、それまでのダメージ・アイテムを受け継ぎ、 また、タッグを組ませた時点で、構成要素はゴミ箱へ送られる。
 タッグキャラと構成要素のキャラクターはフィールドに混在できない。
 リーダーキャラはタッグ化できない。

● 属性について

 キャラクター、タッグキャラクターカードには、そのカードを象徴する 5種類(力、素早さ、賢さ、根性、感性)の属性が存在する。
この属性が影響を及ぼすのはアイテムやフィールド、イベントカードの一部を使用する際のコストとして、指定属性のキャラクターより発生した“属性を持つコスト”が必要であるという場面などである。 この属性は、キャラクターのパラメータとは直接関係しない。

● ターンプレイヤー優先について

 このゲームにおいては、同時に発生したと考えられる処理に付いては、すべてにおいてターンプレイヤーの処理が優先される。 よって、相手ターンに何かアクションを行うという行為は、非常にリスクが付きまとうことに注意。

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ キャラクターカード (配置時にコストが必要)

※ リーダー(専用)カード

○ タッグキャラクターカード (コスト等不要、但し配置条件有り)

○ バトルカード (コスト不要)

○ フィールドカード (配置時にコストが必要)

○ アイテムカード (配置時に属性を持つコストが必要)

● 瞬間的に使用するカード

○ イベントカード (使用時にコストが必要)

場の構成


商品情報

● メーカー: ティーアイ東京 (Ver. 4.00以降の発売はイマ・エンターテイメント、最後はソル・インターナショナルがサポート)
○ 発売開始: 1999年3月

○ ラインナップ
名称 発売時期 種類数 発売形式 (封入枚数/価格)
Version 0.99(ベータ版) 1999/2 135 限定版スターター
Version 1.00 1999/3 135 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 1.01 1999/7 135 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 1.01A 専用パック(大会等で配布)
Version 2.00 2000/4 135 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 1.02 2000/6 137 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 2.01 2000/6 135 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 1.03 2001/9 137 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 2.02 2001/10 137 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 3.00 2002/3 135 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
スターティングエディション 2002/7 277 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
※Version 1.03 ~ 2.02の再録版。
ハイチューニングデッキ 2003/2 2種 構築済みスターター(60/1500)
Version 4.00 2003/10 135 スターター(60/1500)、ブースター(12/400)
Version 5.00 2004/5 135 スターター(60/1575)、ブースター(12/420)
ビギニングエディション 2004/7 135 スターター(60/1575)、ブースター(12/420)
※Version 1.03 ~ 3.00の再録版。
フルキャラクターエディション 2004/11 90 ブースター(12/420)
Version 6.00 2005/7 135 スターター(60/1575)、ブースター(12/420)
フルキャラクターエディション2 2005/12 90 ブースター(12/420)
スターティングデッキ Vol.1 2006/8 1種 構築済みスターター(40/1600)
Version 7.00 2006/10 153 スターター(60/1575)、ブースター(12/420)
スターティングデッキ Vol.2 2007/1 1種 構築済みスターター(42/1600)
フルキャラクターエディション3rd 2007/4 90 ブースター(12/420)

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