モンスターストライク カードゲーム

Last Update 2019/7/20 文責：ＤＯＰ

ゲーム概要

● ゲームタイプ
　2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはストライカーと呼ばれるモンスター使いとなり、部下であるモンスターを率いて誰よりも高い報酬を獲得する。

● 原作
　携帯端末用ゲーム『モンスターストライク』。

● 世界設定
　各地に出没する強大なモンスター。それを従順なモンスターを用いて討伐するストライカーと呼ばれる者たちが存在した。

● 本ゲームについて
　パズルアクションRPGのTCGです。元々は多人数用のゲームですが、2人対戦用にリニューアルされたルールが登場しました。
2人対戦になっても相手プレイヤーは直接の敵ではなく、これまで通り共闘しながら優劣を競います。

基本構成

勝利条件

　クエストを5回行った時点で、以下の勝利条件を満たす。
※条件の上から順に判定し、条件が同じ場合のみ次の種類の判定を行う。

1. 獲得した報酬に記載されているラックの値の合計値が、より高い。
2. ラック合計値が同じ場合は、報酬のカード枚数がより多い。
3. 報酬枚数も同じ場合は、それぞれモンスターデッキからカードを1枚引き、記載ラック値がより高い。
   値が同じ場合はこの処理を繰り返し、勝者を決定する。
   ※これでも決着がつかなければ引き分け。

事前準備

● モンスターデッキ（1人分のゲームカード）

• デッキ枚数： 30枚ちょうど。
• 構築条件：
  　裏面が赤いカード（モンスター・アイテムカード）のみで構成されていること。
  　同名カードはデッキに3枚まで。
  　“DECK-1”のアイコンを持つカードは、デッキに各1枚ずつのみ。
  　1 ～ 5 までの各ランクのカードが、それぞれ6枚ちょうどずつ投入されていること。

● クエストデッキ（共用の補助デッキ）

• デッキ枚数： 10枚ちょうど。
• 構築条件：
  　裏面が黒いカード（クエストカード）のみで構成されていること。
  　同名カードはデッキに各1枚ずつのみ。

● その他準備
○ ゲーム間交換カード： 無し。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

• 勝利ポイント（報酬に記載されたラック値の合計）： 0ポイント。以後蓄積する。
• 開始手札： 5枚。上限は無し。
• マリガン： 任意で1回。再ドロー後に従来分を戻してシャッフル。
• ファーストドロー制限： 無し（基本的には全員同一タイミングでカードを引く）。

その他構成

● カードの行動表現

• カード裏向き： トラッシュにおけるコスト使用後。
• カード表向き： トラッシュにおける未使用状態。

● 基本構成細則

• ディスカード： 無し。
• ライブラリアウト： 無し（そのまま続行）。
• 3人以上でのプレイ： 可能（多人数用ルールが別途存在）。
• 召喚酔い： 無し。
• 手番を跨ぐカード外コスト蓄積： 無し。
• 手番を跨ぐカードダメージ蓄積： 無し。
• ユニーク処理： 無し。
• 戦闘? は、全員によるBP値の大小比較で行われる（ニュアンスとしては討伐における貢献度の比較となる）。

ゲームの流れ

開始準備

• クエストデッキをシャッフルする。
• それぞれのモンスターデッキをシャッフルする。
• それぞれ自分のモンスターデッキから手札としてカードを5枚引く。
• 必要に応じてマリガン処理を行う。
• 先攻・後攻を決定する。

全体の基本進行

　クエストと呼ばれる手順を繰り返し、5回行った時点でゲーム終了。
※1回のクエスト内で全員が処理を行う。なお先攻・後攻は各クエスト終了ごとに決定される。

ゲーム終了時の処理

• それぞれ報酬をすべて表向きにする。
• 勝利条件の判定を行い、今回のゲームの勝者を決定する。

ルール細則

基本ルール細則

● 属性について

• カードには属性の概念が存在し、さまざまな場面で使用される。
• 属性は 火・水・木・光・闇 の5種類が存在する。
• 各クエストカードには自身の属性に加え有利属性と不利属性が記載されており、BPの値が変化する。

● コストについて

• ストライクショットなど一部のカード効果にはコストの概念が存在し、使用時に指定値分のコストを支払う必要がある。
• コストはトラッシュに配置された表向きのカードを裏向きにすることで支払うことができる。
• トラッシュのカード1枚を裏向きにするごとに、コストが1だけ支払われる。

カード構成

● それぞれが使用するカード

○ モンスターカード（コスト不要）

• プレイヤーの部下たち。場のBPカウンターに出撃モンスターとして配置される。
• モンスターデッキに投入される。
• BP（バトルポイント）の値を持ち、プレイヤーの武器となる。
• 1 ～ 5 のランクの値を持ち、デッキ構築の際に使用される。
• ラックの値を持ち、本来の目的とは別に報酬として獲得された場合の勝利条件の判定に用いられる。
• 各クエストにおいて、1ターン目と2ターン目それぞれに各1体ずつ配置される。
  各BPカウンターは数値が振ってあり、配置時は記載BPの値位置に配置する（値が変化した時は目盛りに合わせて位置をずらす）。
• 各クエストごとの使い捨てであり、クエスト終了時にすべてトラッシュに送られる。

○ アイテムカード（コスト不要）

• モンスターが使用する宝玉や果実など。出撃モンスター配置時に同時に使用される。
• モンスターデッキに投入される。
• 基本的には瞬間使用カードであり、効果発動後は“裏向き”でトラッシュに送られる。

● プレイヤー以外が使用するカード

○ クエストカード（コスト不要）

• いわゆるボスモンスター。モンスターカードと同一人物（に相当する者）も登場しているが、本ゲームではそれぞれ無関係の存在として扱われる。
• クエストデッキに投入される。なお今回のVSルールではプレイヤーごとに個別のクエストデッキを使用する。
• VSルールではクエストデッキが2つ存在するが、ニュアンス的にはまとめて1つの存在である。
  その時点での先攻のデッキと置き場のみが有効化され、後攻のデッキは一時的に存在しない扱いとなる。
• 各クエストのクエスト確定時に先攻のクエストデッキから1枚がクエスト置き場で表向きになり、今回のクエストにおける討伐対象となる。
  ※VSルールでは後攻が先攻のデッキから2枚引き、1枚を配置してもう1枚をデッキの底に送ることになる。
• 破壊されることは無く、次の確定時に別のクエストで上書きされる（おそらくは追い払われただけ）。
• （プレイヤー側から見ての）有利属性・不利属性およびギミックを持ち、対する出撃モンスターのBPが変化する。

場の構成

• 永続カードは、場という空間に存在する。
• それぞれの場は2か所のBPカウンターという空間に大別される。
• それぞれのBPカウンターは、各クエストでの1ターン目と2ターン目にそれぞれ一体ずつの出撃モンスターが配置される。
• 各BPカウンターはそれぞれBP値を表示する目盛りとなっており、出撃モンスターの現在BP値に合わせて配置すること。
• それぞれの場とは別に、それぞれのクエスト置き場が存在する。
• 獲得したカードは、報酬として報酬置き場という空間に裏向きで集められる。
• カードの使用後はトラッシュという空間に、基本的には表向きで集められる。
  ただし一部カードの効果コスト等により、裏向きになる場合がある。

商品情報

● メーカー： ミクシィ
○ 発売開始： 2018年3月

○ ラインナップ

名称	発売時期	種類数	発売形式 （封入枚数／価格）
スターターデッキ（パンドラ／キスキル・リラ）	2019/7	2種	構築済みデッキ（40/1200+税）
至高なる魔宴 ブースターパック	2019/7	92	ブースター（6/250+税）

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