アルドノア・ゼロ トレーディングカードゲーム

Last Update 2015/3/2 文責：ＤＯＰ

ゲーム概要

● ゲームタイプ
　2人対戦によるデッキ破壊戦。プレイヤーは戦闘指揮官? となり、キャラクターたちを率いて相手を疲弊させる。

● 原作
　TVアニメーション『アルドノア・ゼロ』。

● 世界設定
　アポロ計画をはじめとする宇宙進出のおり、人類は偶然にも火星の古代文明のテクノロジー“アルドノア”を獲得し、飛躍的な技術進歩を遂げる。 しかしその結果として火星に移住した一派がヴァース帝国として独立し、地球側との全面戦争に陥ってしまう。 戦争激化により月を失ってしまったことでようやく休戦協定が結ばれるも、両勢力の間では依然緊張状態が続いていたのだ。

● 本ゲームについて
　オリジナルのロボットアニメのTCGです。ただしロボットバトルの要素は皆無で、登場キャラクター＆ロボを使ってのパズルのようなシステムとなっています。 あたかも落ち物パズル対戦をしているかのようなゲームです。

基本構成

勝利条件

• 相手のデッキが尽きる（自ターンのエンドフェイズ）。

事前準備

● デッキ （1人分のゲームカード）

• デッキ枚数： 50枚ちょうど。
• 構築条件：
  　同一番号カードはデッキに 4枚まで。

● その他準備
○ ゲーム間交換カード： 無し。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

• プレイヤーライフ： デッキの残り枚数がライフに相当する。
• 開始手札： 無し（手札概念自体が無い）。
• マリガン： 無し。
• ファーストドロー制限： 無し（初期配置は同時で、先攻は 1ターン目から攻撃を行う）。

その他構成

● 基本構成細則

• カードの行動表現： 無し。
• ディスカード： 無し。
• ライブラリアウト： 有り（勝利条件に関係）。ただし判定タイミングまではそのまま続行。
• 3人以上でのプレイ： 未想定。
• 召喚酔い： 無し。
• 手番を跨ぐカード外コスト蓄積： 無し。
• 手番を跨ぐカードダメージ蓄積： 無し。
• ユニーク処理： 無し。
• カード列による攻撃は常に相手プレイヤーを対象とし、防御カード列の指定は防御側が任意に選択する。

ゲームの流れ

開始準備

• それぞれのデッキをシャッフルする。
• 先攻・後攻を決定する。

全体の基本進行

　互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。

1ゲーム終了時の処理

　特に無し。

ルール細則

基本ルール細則

● 色について

• カードには属性概念としての色が存在し、攻撃・防御などさまざまな場面で使用される。
• 色は 赤・青・黄・緑 の 4種類が存在する。なお無色や複数色は存在しない。
• 攻撃・防御はそれぞれ色単位で行われ、1ターンにつき各色の組を 1回ずつ使用できる。

● “デッキ上のオープン”について

• それぞれのデッキは裏向きに配置されるが、デッキの一番上のカードのみは常に表向きにされる。この処理を“デッキ上のオープン”と呼ぶ。
• 落ち物パズルでいう“次に落ちてくるピース”に相当する概念で、主に効果ステップでのより有効な配置のために用いられる。

● “カードの落下”について

• 本ゲームの場は平面展開する陣地ではなく、立体を側面から見たような構図となっている。
  そのため手前が下で奥が上となる重力概念が存在する。
  この重力によってカードが奥（上）から手前（下）へ移動する処理を“カードの落下”と呼ぶ。
• それぞれの縦列単位で独立して行われ、横方向の判定（いわゆる荷崩れ）は行わない。
• 空きマスの奥（上）に 2枚カードがある時は 2枚ともが順繰りに落ち、カードの手前（下）に空きが 2つあれば 2マス分落ちる。

カード構成

● 一時的に永続するカード

○ ゲーム用カード （コスト不要）

• プレイヤーが保持するエネルギー的な物、それぞれ場に最大 12枚ずつが配置される。
• 劇中キャラクターやロボット（カタフラクト）が記載されているが、同一キャラクターが何枚も双方の場にいることからみて人物や機体そのものでは無いらしい。
• 運命力の値を持ち、プレイヤーの武器となる。
• 一部カードは独自の記載効果を持つ。ただし原則として効果ステップにデッキから配置した時にのみ発動する。
• 場において縦・横に同色で一定数が揃った列を作ることで、攻撃・防御に使用できる。
• 自身は場の中を移動しないが、プレイヤーによって隣接カード同士での位置入れ替えが可能である。
  また場には重力的な物が存在し、下相当のマスに空きがある場合“カードの落下”が発生する。
• 基本的に消耗品であり、攻撃・防御に使用後は退場させられる。

場の構成

• 永続カードは、それぞれ個別の場という空間に存在する。
• それぞれの場は 4 * 3 の形で構成される 12マスに大別される（上図は一人分の場の構成図）。
  場にはそれぞれ奥から手前に対しての（手前が下となる）重力概念が存在し、空いたマスにカードが埋まる（一つ奥から手前に移動する）“カードの落下”が発生する。
• それぞれのマスには番号が振られており、各マスを参照する場合はマスの番号順に処理される。
• それぞれ1つのマスには 1枚のカードが配置される。
• 場のほかに、戦闘エリアという一時配置空間が存在する。
• カードの使用後やデッキから破棄された場合は、退場エリアという空間に集められる。

商品情報

● メーカー： ムービック
○ 発売開始： 2015年2月

○ ラインナップ

名称	発売時期	種類数	発売形式 （封入枚数／価格）
スタートセット	2015/2		構築済みデッキ（50/1200+税）
拡張パック	2015/2	117	ブースター（8/300+税）

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