ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『幻想のアルマディア』のルール解説。
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幻想のアルマディア リアルカードゲーム
Last Update 2014/2/15 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦による手札消費戦。プレイヤーは少女たちの指導者となり、キャラクターとして率いることで相手を排除する。
● 原作
携帯端末用ソーシャルゲーム『幻獣姫 MONSTER PRINCESS』。
● 世界設定
幻獣姫、それは幻獣の力を身に宿した少女たちのこと。
かつて各地で暴れた幻獣を封印する際に依り代に用いられた少女たちの子孫が、先祖返りで強大な力を得た姿である。
力そのものは微力であったのだが、わずかとはいえその力に目を付けた者たちが現れた。
そして彼女たちを訓練し組織化することで、一大勢力を築き上げていったのだ。
● 本ゲームについて
ソーシャルゲームの世界を再現したTCGです。キャラクターカードのみを使用します。
基本構成
勝利条件
- 手札がない状態でバトルに勝利する。
- 相手のデッキが尽きる(バトルフェイズ終了時)。
※手札判定が優先され、双方が同時に尽きた場合は先攻勝利。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
同一ナンバーカードはデッキに3枚まで。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(ポイント置き場のカード枚数): 0枚。※厳密には勝利条件ではないが、実質4ポイント獲得で勝利。
- 開始手札: 4枚。上限は無し(基本的には4枚から増えない)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(それぞれ1ターン目から通常動作)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(デッキがコスト源を兼ねる)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- バトルはお互いのメインエリアのキャラクター同士による 1対1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれデッキをシャッフルする。
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分のデッキから手札としてカードを4枚引く。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※同一ターン内で先攻から順に双方が行動を行い、先攻・後攻はターンごとに入れ替わる。
ターン(1回の手番)の進行
○ メインフェイズ
- 先攻が、手札からキャラクターカード1枚を自分の任意でサポートエリアに配置する。
配置した場合はデッキからカードを1枚引き手札に加える。
- 後攻が、手札からキャラクターカード1枚を自分の任意でサポートエリアに配置する。
配置した場合はデッキからカードを1枚引き手札に加える。
○ バトルフェイズ
▽ キャラクターのセット
- それぞれ手札からキャラクターカード1枚を自分のメインエリアに裏向きに配置する。
- それぞれ配置したのメインエリアのキャラクターを表向きにする。
それぞれメインエリアのキャラクターのコストを支払う。
▽ 艶技
- 先攻から交互に任意で手札の艶技の効果を持つカードを出す。出した際にはデッキからカードを1枚引き手札に加える。
※記載された使用条件を満たす場合に限り、艶技のカードを出すことができる。
- 艶技のカードが出されたかどうかにより、以下の処理を行う。
- どちらかが艶技のカードを出した:
交互に望むだけの艶技を出し合い、その上で最後に出した側が今回のバトルの勝利者となる。
その後それぞれが出した艶技のカードを捨て札置き場に送った上で、以降の処理を飛ばし“バトルの勝敗の決定処理”の処理へ進む。
- どちらも艶技のカードを出さない: 次の処理(姫昇天)へ進む。
▽ 姫昇天
- それぞれデッキの一番上のカードを表にする。
- 表にしたカードが自分のメインエリアのキャラクターと同名で、かつ“姫昇天”の効果を持つ場合、姫昇天の効果を適用する。
※ここでの同名とは、カード名称の“「」”部分から“[ ]”内を抜いた名称が同一であることを指す。
※いわゆるシールド戦の場合、同名でなくとも同タイプであれば姫昇天が発動する。
- それぞれが表にしたカードを捨て札置き場に送る。
▽ CP計算と勝敗の決定
- それぞれ各種修正を加え、今回のバトルにおけるメインエリアのキャラクターのCPを算出する。主な修正は以下のとおり。
- メインエリアとタイプが同じサポーターエリアのキャラクター1体ごとに、+1000。
- 発動した姫昇天の記載効果。
- それぞれのメインエリアのキャラクターのCPを比較し、値が大きいほうが今回のバトルに勝利する。
※引き分けは双方敗北扱い。
▽ バトルの勝敗の決定処理
- バトルに勝利した側はメインエリアのキャラクターをポイント置き場に送る。
バトルに敗北した側はメインエリアのキャラクターを捨て札置き場に送り、デッキからカードを1枚引き手札に加える。
▽ バトルフェイズ終了
- 今回のバトルの勝利者は手札の有無により、本ゲームでの勝敗判定を行う。
- それぞれデッキの残りの有無により、本ゲームでの勝敗判定を行う。
- それぞれ先攻と後攻が入れ替わる(ターンごとに交替するものであり、バトルの勝敗とは無関係)。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● タイプについて
- カードにはタイプが存在し、バトルなどで使用される。
- タイプは 赤(情熱)・青(妖艶)・緑(清純) の3種類が存在する。
- バトルの際には、メインエリアのキャラクターとタイプが同じサポーターエリアのキャラクター1体ごとに、メインエリアのキャラクターのCPが +1000される。
● コストについて
- キャラクターをメインエリアに配置して表向きにした際に、指定値分のコストを支払う必要がある。
- サポートエリアに配置したり艶技として使用する際には、コスト支払いは不要である。
- コストはデッキからカードを捨て札とすることで支払われる。
- デッキの上から1枚のカードを捨てるごとに、コストが1だけ支払われる。
カード構成
● 永続および瞬間的に使用するカード
○ キャラクターカード (メインエリア配置時に限りコスト必要)
- プレイヤーの部下たち。場にキャラクターとして配置される。
- CP(キャラクターポイント)の値を持ち、プレイヤーの武器となる。
- タイプ・種族・属性などの項目を持ち、一部カードの効果などで参照される。
- 場にはメインエリアに1体、サポートエリアに最大4体のキャラクターが配置される。
- メインエリアには毎ターンキャラクターが配置されるも、そのターンのバトルによりポイント置き場か捨て札置き場のどちらかに送られる。
- サポートエリアに配置されたキャラクターは永続する。4体を超えて配置する場合、場の任意の1体を破棄してそこに配置する。
- 一部のカードは艶技の効果を持ち、場に配置するのとは別にバトルで瞬間的に使用することができる。
艶技の使用にはそれぞれ個別の使用条件があるので注意すること。
- 一部のカードは姫昇天の効果を持ち、バトルにおいて発動することがある。
姫昇天はメインエリアのキャラクターと同名(レギュレーションによっては同タイプ)の場合に発動する。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- それぞれの場は1箇所のメインエリアと4箇所のサポートエリアという空間に大別される。
- 場とは別にポイント置き場が存在し、一部カードの効果などで参照される。
- カードの使用後は捨て札置き場という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: ムービック
○ 発売開始: 2013年10月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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幻獣姫 MONSTER PRINCESS Vol. 1
| 2013/10
| 120
| パック販売(8/315)
|
幻獣姫 MONSTER PRINCESS Vol. 2
| 2013/11
| 120
| パック販売(8/315)
|
幻獣姫 MONSTER PRINCESS Vol. 3
| 2014/2
| 120
| パック販売(8/315)
|
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