ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカード『恋姫無双』のルール解説。
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恋姫無双 トレーディングカード
Last Update 2014/3/15 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(2 ~ 6人)対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは領主? となり、優秀な配下をひたすら獲得する。
● 原作
TVアニメ『恋姫†無双』。
※本作はアニメ版1作目を原作としており、PC用ゲーム『恋姫†無双』シリーズとは間接的な関係のみ。
● 世界設定
たぶん2世紀から3世紀あたりの中国とおぼしき世界。そこは戦乱に明け暮れていた……かもしれない。
● 本ゲームについて
恋姫無双のカードゲームです。そもそもアニメ1作目に劉備に相当する人物がいないためか、三国志テーマではあるけれど群雄割拠とかの要素はありません。
キャラクター部分を抽出したお手軽なゲームとなっています。
基本構成
勝利条件
- ゲーム終了時点で、入手したキャラクターカードの合計点数が最も高い。
事前準備
● キャラクターカードの山(全員で共用するゲームカード)
- デッキ枚数: プレイヤー人数以上であること。できればプレイヤー人数の倍数が望ましい。
- 構築条件:
キャラクターカード(裏面が水色のカード)のみで構成されていること。
可能であれば、コレクションすべて(全29種)が均等に投入されていることが望ましい。
● 手札用カードの山(全員で共用する補助デッキ)
- デッキ枚数: 未設定だが、プレイヤー人数の倍数が望ましい。
- 構築条件:
裏面が薄紫色のカード(ストーリー・SDイラスト・武器・ボックス特典)のみで構成されていること。
可能であれば、コレクションすべて(特典含め全45種)が均等に投入されていることが望ましい。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(入手したキャラクターカードの合計点数): 0点。以後蓄積する。
- 開始手札: 0 ~ 10枚の間(全員が同数)。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(カードを引く場合は全員が同時に行う)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: キャラクターカードの山の枯渇が、ゲームの終了条件となる。
- 3人以上でのプレイ: 可能(多人数用)。
- 召喚酔い: 考慮不要。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し(コスト概念が存在しない)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し(ダメージ概念が存在しない)。
- ユニーク処理: 無し。
ゲームの流れ
開始準備
- すべてのカードをそれぞれの種類ごとでシャッフルする。
- 手札用カードを全プレイヤーに均等に配布する。
それぞれの手札が10枚となった時点で、残りのカードはデッキとして裏向きに配置しておく。
※手札用カードがプレイヤー人数の10倍以下である場合、手札用カードの山は発生しない。
- キャラクターカードの山をデッキとして場に配置する。
- デッキからカードを引く順番を決定する。
※各手番ごとに引く順番が変化(カード入手者が次手番で最初に引くなど)するかどうかは未設定。事前に変化させるかどうか協議しておくことが望ましい。
全体の基本進行
全員で以下の手番を繰り返し、キャラクターカードの山が尽きた手番の終了時にゲーム終了。
※全員同時に処理を行うため、ターンプレイヤーの概念は存在しない。
1回の手番の進行
○ キャラクターカードを出す
- それぞれキャラクターカードの山からカードを1枚ずつ引く。
- それぞれ引いたキャラクターカードを表向きで場に出す。
○ 手札を使用する
- それぞれ任意で手札のカードを任意枚数だけ裏向きに場に出す。
- それぞれが出した手札をすべて同時に表向きにする。
○ 点数を比較しカードを入手する
- 各種修正を加え、それぞれのキャラクターの今回の点数が確定する。
それぞれの手札の修正値は、プラスの修正は自分の出したキャラクターにのみ適用され、マイナスの修正は自分以外が出したすべてのキャラクターに対して適用される。
- それぞれの点数を比較し、今回最も点数の高いキャラクターを出したプレイヤーが場のカードすべてを入手する。
ただし最高点数のキャラクターが複数存在する場合、今回のカードはすべて流れて場に一時保管される。
※カード入手する時は、前手番以前の一時保管カードも丸ごとすべて入手する。
※ゲーム終了時に一時保管されていたカードは、誰にも獲得されることなく場に残る。
○ 手札を補充する
- 手札用カードの山が存在する場合、それぞれ手札用カードの山からカードを1枚ずつ引き手札に加える。
※何枚手札を使用したかに関わらず、それぞれ1枚ずつ引くこと。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● オプションルール
- 全プレイヤーの合意により、以下のオプションルールをそれぞれ任意で使用することができる。
- ルール内で提示されているオプションは以下のとおり。
- 《夏侯惇》を対象とする武器カードは、《夏侯淵》に対しても +3 の修正を与える。
- 《文醜》・《顔良》を対象とする武器カードは、それぞれもう一方のキャラクターに対しても +3 の修正を与える。
カード構成
● ゲームに使用するカード
○ キャラクターカード
- この世界に登場するキャラクター。
- 点数の値を持ち、入手時の点数比較に用いるとともに勝利ポイントとなる。
- 各手番ごとにそれぞれが1枚ずつ山から引いて場に出される。
- 各種修正を加えて一番点数が高いキャラクターを出したプレイヤーが場のカードすべてを入手する。
- 入手したキャラクターはそれぞれの専用の置き場にまとめて保管される。この置き場の点数の合計が勝利ポイントとなる。
○ 手札用カード
- 裏面が薄紫色のカード。手札として使用される。
- 以下の種類が存在する。ただしゲームでは(オプションルールを除き)種類の違いは考慮されていない。
- ストーリーカード: 各話ごとの名場面が掲載されているカード。
- SDイラストカード: SDキャラが描かれたカード。
- 武器カード: キャラクターが使用する武器が描かれたカード。
- ボックス特典カード: 購入特典のSDイラストカード。店舗により内容が異なる。
- それぞれ特定のキャラクターに対しての点数の修正値を持つ。複数の修正値を持つ場合もある。
- プラスの修正値は、自分が場に出したキャラクターに対してのみ作用する。
マイナスの修正値は、自分以外が場に出したキャラクターすべてに対してそれぞれ作用する。
- キャラクターカード同様に入手されるが、入手された後は点数に一切の修正を与えず、ただ存在するのみとなる。
● その他のカード
○ スペシャルカード
- イラストのみが描かれているカード。ゲームには使用しない。
場の構成
- カードは、全員で共用する場という空間に存在する。
- 場はゲームを行う基本の空間の他に、前手番に入手されなかったカード群の一時置き場も存在する。
- 場のほかに、それぞれが入手したカードの置き場が存在する。
※入手したカードは手札や場とは完全に独立しており、手札としての再利用などはできない。
※入手した時点で、場で誰が出したかなどの情報はすべて失われる。
商品情報
● メーカー: ムービック
○ 発売開始: 2009年4月
- ○ ラインナップ
発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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2009/4
| 85
| パック販売(9/525)
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