ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『ふぉうちゅんドッグす』のルール解説。
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ふぉうちゅんドッグす 公式トレーディングカードゲーム
ふぉうちゅんドッグす カード
Last Update 2018/12/22 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
1 ~ 2人対戦によるポイント獲得戦など。プレイヤーは占い師となり、未来を予見する…かも。
● 原作
占いブック『いぬ占い』。
TVアニメーション『ふぉうちゅんドッグす』。
● 世界設定
日本は空前の占いブーム。特に人を何らかのカテゴリー内でいくつかのタイプに分ける占いが流行した。その中の一つがいぬ占いである。
● 本ゲームについて
占い本をベースとするスピンオフアニメのTCGです。いろいろな遊び方が存在します。
ここではいくつかある遊び方の中から、『たかいの? ひくいの?』を紹介します。
※付属ルールではこの遊び方のみカードの裏表指定がなぜか逆になっていますが、ここでは本来の裏表で記述します。
基本構成
勝利条件
- デッキと手札が尽きた時点で、より多くの枚数の勝利カードを獲得する。
事前準備
● デッキ(山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 5枚以上。
- 構築条件:
全員のカード枚数が同数であること。
犬のカードのみで構成されていること(ドッグコードが“ALL”のカードは入れないこと)。
カラースリーブなどを用いて、裏面の絵柄を統一しておくこと。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(獲得カード): 0枚。以後蓄積する。
- 開始手札: 4枚。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(それぞれ同時にカードを引く)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 無し(そのまま続行、手札も尽きた時点で終了条件となる)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定(今回のゲームは基本的には 2人用)。
- 召喚酔い: 考慮不要。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 考慮不要。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 考慮不要。
- ユニーク処理: 考慮不要。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのデッキをシャッフルして、場に裏向きに配置する。
- それぞれ自分のデッキから手札としてカードを 4枚引く。
- 勝敗判定の勝敗基準を、“値が大きい方が勝利”とする。
全体の基本進行
以下の手順を繰り返し、それぞれのデッキと手札がすべて尽きた時点でゲーム終了。
※それぞれが同時に処理を行う。
1回の手番の進行
○ カードを出す
○ 勝敗判定
- 出したカードのドッグコードの数値を比較し、現在の勝敗基準で勝敗を決する。
- 勝敗により、それぞれ出したカードを以下のように処理する。
- 勝った場合: 出したカードを、勝利カードとして獲得する。
- 負けた場合: 出したカードを捨て札とする。
- 引き分けた場合: それぞれ出したカードを捨て札とする。
- 今回の勝敗が引き分けの場合、以降の勝敗基準の大小判定が逆転する。
※今回の基準が“値が大きい方が勝利”であった場合、(次の引き分けで逆転するまでの間は)勝敗基準が“値が小さい方が勝利”となる。
○ カードを引く
- それぞれ自分のデッキからカードを 1枚引き、手札に加える(デッキが尽きた時は何もしない)。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● ドッグコードについて
- ほとんどのカードには属性概念としてドッグコードが存在し、さまざまな場面で使用される。
- ドッグコードはアルファベットと数字の2種が存在し、それぞれ A ~ F と 1 ~ 9 のいずれかの値を持つ。
- ドッグコードのうち、アルファベット部分は占いにおけるプレイヤーの誕生星座と血液型から算出される。
- ドッグコードのうち、数値部分は占いにおけるプレイヤーの住所(都道府県単位)と家族構成(兄弟構成)から算出される。
※コードの 9 は特殊カードに割り振られた番号で、本来の占いには登場しない。
- 占いにおいては、ドッグコードで 48種の犬の中からどの犬に該当するかが決められる。
- 犬以外のカードにはドッグコードは存在しない(アルファベット欄を持たず、数値欄が“ALL”となっている)。
- 類似概念として、カードの裏面にアイコンが存在する。ただしこのアイコンの使用方法は今のところ不明である。
カード構成
○ 犬のカード
- 日本で飼育されている犬から代表的な48種。ただし現在登場しているのはその中の 24種。
- A ~ F および 1 ~ 9 の、2種類のドッグコードを持ち、占いなどに利用される。
- 仲がいい犬を表す“なかよしマーク”を、最大で3つ持つ。
- 裏面はパズルカードになっており、カードを跨いで記載されているリボンの絵柄の繋がりでパズルを作成する。
また裏面にはそれぞれ 3個のアイコンが記載されている。
※ アルファベットのタイプのカード
- ドッグコードのアルファベット単位で犬種をまとめたカード。《Aタイプ》 ~ 《Fタイプ》の 6種が存在する
- 基本的には犬のカードの一種であり、数匹の同タイプの犬がまとめて描かれている。
- ドッグコードの数値部分が一律で 9であり、なかよしマークを持っていない。
○ 犬以外のカード
- 飼い主や猫など、ふぉうちゅんドッグすたちの周りにいる犬以外のキャラクター。
- ドッグコードのアルファベット部分を持たず、数値部分が“ALL”となっている。
- 裏面については、犬のカードとほぼ同じである。
- 遊び方によっては、使用しない場合がある(例えば本ページで紹介している“たかいの? ひくいの?”では使用しない)。
場の構成
- カードは、場という共用空間に存在する。
- カードの大小比較で勝利したカードは、勝利カードとして専用空間に集められる(勝利条件となる)。
- 負けたり引き分けたりしたカードは、捨て札という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: メディアファクトリー
○ 発売開始: 2002年11月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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第1弾
| 2002/11
| 36
| ブースター(5/150)
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Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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