| ジャガーノーツのTCGカタログ トレーディングカードゲーム『行殺新撰組』のルール解説。 |
Last Update 2001/1/15 文責：ＤＯＰ
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● ゲームタイプ
複数（具体的な人数は不明）対戦による模擬演習、いや目標達成戦。プレイヤーはキンノーの志士たちの指導者となり、部下である志士たちを率いて相手を粉砕する。
● 原作
一応親ゲーム『行殺♥新撰組』を原作にしている。といえばしているかも（同格かな?）。
● 世界設定
時は幕末。京都の治安は“新撰組”によって守られていた。そう、今この町は狙われている。勤皇主義を唱えつつも、
どこかで何かを間違えた怪しい集団“キンノー”によって。…って、我々がそのキンノーでしたか。ならばいたしかたあるまい。とりあえず京都撲滅、行ってみよー!!
● 本ゲームについて
これは、人斬り美少女あどべんちゃ～『行殺♥新撰組』のマニュアルに付属するおまけゲームです。任意にマニュアルを切断するなりコピーするなりして、
カードを作成してからゲームを楽しんでください。もっとも、本当にこのゲームをやった結果による生命の危機については、当方は一切関知しませんのであしからず。
● デッキ（秘密結社： 1人分のゲームカード）
● その他準備
○ ゲーム間交換カード： 無し。
○ 切腹用の脇差や装束： 適当数。
○ 介錯用の刀： 適当数。
○ 俳句を書く道具： 辞世の句が書けるものを各一式。
○ お茶やスタンガンなど（カードに記載された小道具）： 必要に応じて適当数。
● 開始時基本設定
● 基本構成細則
神前に礼をする。特に宗派などは定められておらず、それぞれが信仰する神で（望むならばクトゥルフなどでも）よい。
お互いに礼をする。
一番最初に行動するプレイヤーを決定する。
反時計回りに主行動と呼ばれる手順を繰り返し、いずれかのプレイヤーが勝利条件を満たした時ゲーム終了。
以下の行動のいずれか一つを選択する。実行できる行動は以下のとおり。
デッキから1枚カードを引く。引いたカードを全員に提示し、その種類により以下の処置を行う。
自分の場にいる全ての志士札、姫札を使用して、任意の相手に対して戦闘（後述）を行う。対戦相手も、自分の場にいる全ての志士札、姫札を使用してこれに望むこと。
手札より計略札を1枚場に出す（これが今回の京都撲滅作戦となる）。計略札が無ければこの行動は実行できない。
自場より、今回の作戦に使用する志士札、姫札を任意数選択する。
この作戦に対し、他のプレイヤーは妨害をするかどうかを任意に選択する。いずれかのプレイヤーが妨害を選択した場合、妨害プレイヤーも志士札、姫札を任意数選択した後、
作戦実行プレイヤーと妨害プレイヤーとの間で戦闘（後述）を行う。なお、複数の妨害プレイヤーが存在する場合は、全員一致して（単一の妨害プレイヤーとして）妨害にあたること。
全てのプレイヤーが妨害を選択しないか、戦闘の結果作戦実行プレイヤーが勝利した場合、作戦実行プレイヤーは場に存在する全ての計略札を陰謀点として獲得する。
また、作戦に使用した志士札、姫札は全て捨て札とすること。
作戦実行プレイヤーが戦闘に敗北した場合、計略札は場に残りつづける（これ以降に京都撲滅作戦を最初に成功させたプレイヤーが全て獲得することになる）。
戦闘に敗北した時にも、作戦に使用した志士札、姫札は全て捨て札となる。
▽ 先攻／後攻（実際は攻守）の決定
攻撃を行う陣営（プレイヤー群）と防御に回る陣営を決定する。
基本的に、戦闘に参加している志士札と姫札の合計枚数の少ない陣営が攻撃側となる。
▽ 戦闘力の算出
それぞれ志士札、姫札の合計枚数を数え、その枚数を今回の基本戦闘力とする。
それぞれ基本戦闘力に戦闘修正値を加え、最終的な戦闘力を決定する。なお、基本戦闘力として算出したカードについても、発動条件さえ満たせばその効果を任意に使用できる。
▽ 戦闘処理
それぞれの戦闘力を比較する。
攻撃側の戦闘力の方が高い場合、防御側は戦闘力の差分の値と同じ枚数だけ、戦闘に使用している志士札、姫札を破棄する（どれを破棄するかは防御側が任意選択）。
戦闘力が同じか、防御側の方が高い場合、防御側は戦闘に使用している志士札、姫札から任意の1枚だけ破棄する。
▽ 撤退
戦闘中1度でも攻撃を受けているプレイヤーは、その攻守に関係なく撤退（戦闘を終了）することができる。この場合、撤退したプレイヤーの陣営が戦闘の敗者となる
（実行している行動が“相手陣営討ち入り”の場合には、戦闘の勝敗を考慮する必要はない）。
複数で戦闘に当たっている場合、誰か一人でも撤退すれば戦闘は終了する。
▽ 攻守交代
この時点でどちらかの陣営が戦闘に使用している志士札、姫札の枚数が0枚になった場合、0枚になった陣営の敗北で戦闘が終了する。
どちらの陣営にも志士札、姫札が残っている場合、攻守を入れ換えて“戦闘力の算出”から処理を繰り返す。
「主行動時のみ使用可」と記載されているカードを使用する。
本ゲームの勝者は“キング・オブ・キンノー”として称えられる。以後自分の名前には、必ず“キング”を付けて呼んでもらうこと。
敗者は辞世の句を作成する。句の題材は勝者が決定する。
それぞれのカードが混じっていないか、よく確認すること。
必要に応じ切腹を行う。
士道不覚後は切腹よ!
○ 志士札＆姫札（コスト不要）
○ 計略札（コスト不要）
○ 新撰組札（コスト不要）
○ 宝物札（コスト不要）
● メーカー： ライアーソフト
○ 発売開始： 2000年4月
| 行殺♥新選組 | PC用ゲームソフト（のおまけ）。ちなみにフレッシュ版には付いていない。 |