ジャガーノーツのTCGカタログ トレーディングカードゲーム『へろへろくん』のルール解説。 |
Last Update 2001/4/1 文責:DOP
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●ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得競争。プレイヤーはへろへろくんの仲間? となって、友達をたくさん作る。
●原作
TVアニメーション『へろへろくん』。
コミック『へろへろくん』(小学館刊)。
●世界設定
いつもほがらかなへろへろくんは、今日も愉快に遊んで…まあ世界設定も何もあったもんじゃないか。
●本ゲームについて
NHKで放映されている『へろへろくん』の画面を使用したカードゲームです。
このカードの特徴は、なんといってもカードゲームと言いがたい独自のシステム。TCG入門用と銘打っていますが、はっきりいって入門用には全然向きません。
いや、正直なところ、本ゲームはカードゲームなどではなく、会話を円滑にするための補助具と言ったほうが正しいのかも。
● デッキ(1人分のゲームカード)
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
● 開始時基本設定
● 基本構成細則
それぞれのデッキをシャッフルする。
それぞれ自分のデッキより手札を6枚引く。
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※同一ターン内で双方のプレイヤーが同時に処理を行うため、ターンプレイヤーの概念は無い。
それぞれ手札からキャラクターカードを1枚出す。
このとき任意で、やく/スペシャルカードを同時に出すこともできる。
やく/スペシャルカードを出した場合は、その指示に従うこと(たいていはカードの効果でターンが終了する)。
キャラクターカードが出せなければ、出せなかった方が今回の勝負に負け、“へろ指令を出す”の処理へ跳ぶ。
ただし双方ともキャラクターカードが出せなければ、勝負は引き分けとなり、双方が出したカードは捨て札となる。その後“ターン終了”の処理へ跳ぶこと。
デッキが尽きた場合の処理は未設定。おそらくは捨て札をシャッフルして再使用するものと思われる。
双方が出したキャクラターカードのじゃんけんマークで、じゃんけんを行う。
双方が出したキャラクターカードのへろへろレベルを比較する。
ただし先のじゃんけんで勝っている側は、カード記載のへろへろレベルとさいころの目の値を加えた値を、自分のへろへろレベルの値として使用する。
へろへろレベルの値が同じ場合、今回の勝負は引き分けとなる。双方が出したカードは捨て札となり、その後“ターン終了”の処理へ跳ぶこと。
へろへろレベルで負けた側は、任意で自分が出したキャラクターカードの“バトル”種目で勝負を挑むことができる。
バトルを挑まれなければ、へろへろレベルの勝者が今回の勝負での勝者となる。
バトルの種目で勝負を行う。その結果へろへろレベルで負けた(バトルを挑んだ)側が勝った場合、今回の勝負は引き分けとなる。双方が出したカードは捨て札となり、その後“ターン終了”の処理へ跳ぶ。
逆にへろへろレベルで勝った側がバトルでも勝った場合は、今回の勝負での勝者となる。
今回の勝負の勝者が、任意で自分が出したキャラクターカードの“へろ指令”の内容を相手に強要することができる(へろ指令は一種の罰ゲームなので、ゲーム進行には直接影響しない)。
今回の勝負の勝者は、自分が出したカードのへろポイントの値を獲得する。このへろポイントの合計点が、本ゲームの勝利条件の値となる。
また、じゃんけん勝負がが引き分けであるにもかかわらず勝負に勝った場合には、相手の出したカードのへろポイントも、追加で獲得する。
今回手札から出したカードは捨て札となる(へろポイントは判別できるよう別にしておくこと)。
双方デッキからカードを1枚引き手札に加える。
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ここまでルールを説明していると、しごくまっとうなゲームに見えるけど、実は大違い(笑)。
なぜならば、本ゲームにおける“バトル”とは、「野菜の名前でしりとり」とか、「にらめっこ」とか、「左腕で腕相撲」とか、実はカードゲームに全然関係ない勝負方法なのだ!
対する“へろ指令”も「逆立ち20秒」とか「おもしろい顔をする」のような伝統的(?)な罰ゲーム。それゆえ本ゲームは、カードゲームとしては独特のポジションを確保しているのだ!!
○ キャラクターカード(コスト不要)
○ やく/スペシャルカード(コスト不要)
● メーカー: 宮文館
○ 発売開始: 2000年12月
名称 | 発売時期 | 種類数 | 発売形式 (封入枚数/価格) |
基本セット | 2000/12 | 61 | ブースター(10/300) |