ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『ふれんどバトル』のルール解説。
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めめめのくらげ トレーディングカードゲーム ふれんどバトルα
Last Update 2024/11/24 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるダメージ押し付け戦。プレイヤーは地方在住の子供となり、ふれんどを率いて相手をやっつける。
● 原作
映画『めめめのくらげ』。
● 世界設定
“ふれんど”とは大人には見えない生物のようなもので、子供たちと心を通わせることができるのだ。
● 本ゲームについて
劇場作品のTCGです。ただし劇中写真ではなくイラストで再現されています。
基本構成
勝利条件
- 相手の負のエネルギーエリアに 7枚のカードを配置させる。
- 相手のデッキが尽きる(相手スタートフェイズ)。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 50枚ちょうど。
- 構築条件:
同一番号カードはデッキに 4枚まで。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 敗北ポイント (負のエネルギー): 0枚。以降蓄積する。
- 開始手札: 5枚。上限は 7枚(自ターン内に調整有り)。
- マリガン: 任意で 1回。すべて戻してシャッフル後に引き直す。
- ファーストドロー制限: 有り(先攻の 1ターン目は、カードを引けずアタックが行えない)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード表・縦向き: アクティブ状態。
- カード表・横向き: レスト状態。未使用の負のエネルギー。
- カード裏・横向き: コスト支払いに用いられた負のエネルギー。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 有り(配置ターンはアタック不可)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- ふれんどの攻撃は相手プレイヤーを対象とし、ブロックの指定は相手が任意に選択する。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキから、手札としてカードを 5枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- 先攻・後攻を決定する。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ スタートフェイズ
- 自分のレスト状態のカードを、すべてアクティブ状態にする。
○ ドローフェイズ
○ エネルギーフェイズ
- 手札のカード 1枚を、エネルギーとしてエネルギーエリアに配置する。
○ メインフェイズ
- 以下の行動を、任意で行う。
- 手札の ふれんどカードを、ふれんどとしてバトルエリアに配置する。
- 手札の フィールドカードを、フィールドとしてバトルエリアに配置する。
- 手札にある、このタイミングで使用できる サポートカードを使用する。
- 場の ふれんどが持つ、このタイミングに使用できる効果を使用する。
- 場の ふれんどにより、アタックを行う(後述)。
各アタックの処理
▽ アタック宣言
- アタックを宣言し、自分のバトルエリアにあるアクティブ状態の ふれんど 1体を選んでレスト状態にする。
※選んだ ふれんどが今回のアタックを行い、相手プレイヤーが攻撃対象となる。
▽ ブロック宣言
- 相手が任意で自分のバトルエリアにいる ふれんどによるブロックを行うかどうかを選択する。
ブロックを行う場合は、宣言したうえで自分のアクティブ状態の ふれんど 1体を選んでレスト状態にする。
※ブロックした場合は、攻撃対象が選んだ ふれんどに変更される。
▽ カウンタータイミング
- 相手側が、任意でこのタイミングに使用できる手札のカード 1枚を使用する。
▽ バトル解決
- 今回の攻撃対象により、以下のいずれかの処理が行われる。
相手の ふれんどの場合:
- 今回のバトルが、アタックするふれんどと攻撃対象となる ふれんどによって行われる。
- それぞれ戦闘を行う ふれんどのパワーに各種修正を加え、今回の戦闘におけるパワー値を算出する。
- それぞれが算出したパワー値を比較する。
比較により値が小さかった側の ふれんどが倒され、そのプレイヤーのトラッシュに送られる(同値は双方破壊)。
相手プレイヤーの場合:
- 相手プレイヤーにダメージを 1つ与えたとして、以下のダメージ処理を 1回行う。
- 相手側が、自分のデッキの一番上にあるカード 1枚を引く。
そして引いたカードを、自分の負のエネルギーエリアに表・横向きに配置する。
- 今回のアタックが終了する。
○ エンドフェイズ
- 手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
- 今回のターンが終了する。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 色について
- カードには属性概念として色が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 色は 赤・青・黄・緑 の 4種類と、例外色として 黒が存在する。
- 色とは別の要素として属性や感情が存在し、一部の効果で参照される。
● エネルギーについて
- カードには本来の役割の他に、他のカードのコストを支払うためのエネルギーとしての役割がある。
- カードを自分のエネルギーエリアに配置することで、エネルギーとして扱われる。
配置する際には、表向きのアクティブ状態で配置される。
- エネルギーエリアとは別に、負のエネルギーエリアが存在する。
負のエネルギーエリアはプレイヤーダメージを蓄積する空間であり、カードが表・横向きで配置される。
- カードにはエネルギーアイコンが存在し、エネルギー・負のエネルギーエリアに配置されている時に有効となる。
エネルギーアイコンはそれぞれ色と数値で構成されており、コスト支払いにおいて記載色のコストを数値分(通常は 1)だけ発生する。
※特に指定が無い限り、エネルギーエリアや負のエネルギーエリアにおいてはエネルギーアイコン以外の情報がすべて失われる。
- エネルギーエリアと負のエネルギーエリアはそれぞれ異なる空間であるが、いずれもコスト支払いに使用することができる。
● コストについて
- カードにはコストの概念が存在し、カードを本来の目的で使用・配置するには指定値分のコストを支払う必要がある。
- それぞれのカードのコストは、数値とアイコンの両方で記載されている。
数値欄はコストの総額であり、アイコン部分はその内訳となる。
- アイコン部分には白色のアイコンと、それ以外の色 1つを持つアイコンの 2種が存在する。
白以外の色アイコンは対応する色のコストで支払う必要があるが、白色アイコンは任意の色によって支払うことができる。
- コストは場のエネルギーなどにより、以下の方法で支払われる。
- エネルギーエリアにあるアクティブ状態のエネルギー 1枚をレスト状態にするごとに、エネルギーアイコン記載分のコストが支払われる。
- 負のエネルギーエリアにある表向きのカード 1枚を裏向きにするごとに、エネルギーアイコン記載分のコストが支払われる。
※裏向きになったカードは基本的に表向きには戻らないので、一度支払ったらそれっきりとなる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ ふれんどカード (コスト必要)
- プレイヤーの指示に従う小動物的な何か。場に ふれんどとして配置される。
- 場のバトルエリアに、望むだけの数を配置できる。
- パワーの値を持ち、プレイヤーの武器/盾となる。
- バトルにおいて、パワー値を比較して相手以下であった場合に破壊される。
○ フィールドカード (コスト必要)
- 戦いに関わる場所。場にフィールドとして配置される。
- 自分のバトルエリアに配置することで、記載効果を発揮する。
● 一時的に使用するカード
○ サポートカード (コスト必要)
- 仲間の支援など。効果はさまざま。
- 使い捨てのカードであり、使用後はトラッシュに送られる。
● その他のカード
○ エネルギーカード
- エネルギー専用のカード。一部の大会などで配布される。
- エネルギーアイコンのみが存在し、それ以外の能力は何も持たない。
- シールドバトルやパックウォーズバトルといった、特殊レギュレーションで使用するためのカードである。
限定環境下では枚数調整のための穴埋めとして投入されるが、通常のデッキ構築では無用な存在となる。
場の構成
- 永続カードは、それぞれのバトルエリアという空間に存在する。
- バトルエリアのほかに、それぞれのエネルギーエリアや負のエネルギーエリアといった空間が存在する。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、トラッシュという空間に集められる。
商品情報
● メーカー: カイカイキキ
○ 発売開始: 2024年11月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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基本セット
| 2024/11
| 100
| パック販売(5/275込)
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