ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『獣神伝』のルール解説。
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獣神伝
アルティメットビーストバトラーズ
Last Update 2008/3/7 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦による対面式ライフ破壊戦。プレイヤーは魔獣使い? となり、パートナーであるモンスターを率いて相手を粉砕する。
● 原作
オリジナル作品。
● 本ゲームについて
ニンテンドーDS用のゲームソフトです。
『マジックリーダー』というカード読み取り機を使用することで、実際のカードをそのままゲームソフトに使用することができます。
基本構成
勝利条件
- 相手のプレイヤーライフを0にする。
- 相手のデッキが尽きる(引くべき時に引けない)。
- 相手が投了する。
事前準備
● デッキ(山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
同名カードはデッキに4枚まで。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ(ライフ): 10。上限も同じ。
- モンスター用エネルギー(エネルギー): 0ポイント。以後蓄積する。
- マスター用エネルギー(いかりゲージ): 0ポイント。以後蓄積する。
- 開始手札: 3枚。上限も3枚(各ターンごとに調整有り)。
- マリガン: 開始時のマリガンは存在しないが、各自ターン開始時に手札にモンスターカードが無い場合に都度行われる。
- ファーストドロー制限: 無し(同時タイミングでドローを行う)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 有り。
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 不可。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 有り。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理: 各カード種別で自軍ユニーク、後出し生存。
- モンスターの攻撃は、常にモンスター同士による1対1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキより手札としてカードを3枚引く。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターンプレイヤーの概念は処理の優先順位として存在はするが、基本的な処理については双方ともほぼ同一タイミングで行われる。
ターン(1回の手番)の進行
○ しょうかんフェイズ
- それぞれ場にモンスターカードが存在しない場合、手札の進化獣以外のモンスターカードを場に配置する。
配置できるカードがない場合、手札の引きなおし(手札を全部捨てて、デッキから同数引く)を行うことでカード配置を行う。
※双方にモンスターカードがある場合は、このフェイズは行われない。
○ エボリューションフェイズ
- それぞれ場のモンスターカードに対応する進化獣カードが手札にある場合、任意で進化を行う。
○ ドローフェイズ
- それぞれ手札を捨てるかデッキからカードを引くかして、手札枚数を3枚に調整する。
○ ベースセットフェイズ
- それぞれ手札からベースカードを場に任意で配置する。
○ マスターフェイズ
- それぞれ任意でマスターアビリティを使用する。
※マスターアビリティとは、ストーリー進行に伴い手に入るプレイヤーの特殊能力。
いかりゲージを消費して使用される。
○ バトルフェイズ
- それぞれ手札の任意のカード1枚を使用してじゃんけんを行う(カードは破棄)。
このじゃんけんカードにモンスターカードを使用した場合、モンスター用エネルギーが1だけたまる。
- じゃんけんの結果により、以下の処理を行う。
- 勝利: モンスターカードの攻撃力の値分だけ、相手モンスターにダメージを与える(体力を減らす)。
勝った側の自分のじゃんけんカードとモンスターカードの属性が同じである場合、二回攻撃となる。。
- 敗北: モンスターが受けたダメージ分だけ、プレイヤーのいかりゲージが貯まる。
- 引き分け: 双方のモンスターとも100ずつダメージ(シールド効果は適用されない)。
○ エンドフェイズ
- モンスターのダウン(死亡)判定を行う。
モンスターがダウンした場合はそのモンスターの記載レベル値分だけプレイヤーのライフが減り、
(敗北してなければ)減ったライフ分の枚数だけデッキからカードを引き手札に加える。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性とじゃんけんカードについて
- すべてのカードには、属性としてじゃんけんマークが記載されており、バトルフェイズなどでさまざまな影響を与える。
- 属性には グー(赤)・チョキ(青)・パー(黄)の3種類が存在する。
- すべてのカードは、本来の使い方とは別にじゃんけんカードとして使用できる。
- バトルフェイズにおいて、それぞれが手札から1枚任意のカードを使用することでじゃんけんが行われる。
- ジャンケンカードとして技カードを使用したり、
場のモンスターカードの属性と同じ属性を使用することで、追加効果が得られる場合がある。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ モンスターカード (コスト不要)
- プレイヤーの部下たち。
- 常に場に1枚のみが存在し、新たに配置する場合は前のカードは破棄となる。
- 攻撃力/体力を持ち、プレイヤーの武器/楯となる。
- 体力以上のダメージを受けた(体力が0になった)場合ダウンする。このダメージは蓄積する。
- ダウンしたことにより破棄された場合、プレイヤーのライフが記載レベル分だけ減少する。
- 配置に関しては特にコストは必要ないが、記載能力の発動のためにエネルギーを消費する場合がある。
※ 進化獣カード
- モンスターカードの特別版。
- 通常の配置(召喚)はできず、
進化元のモンスターカードが場に存在する場合に入れ替える形で配置できる。
○ ベースカード (コスト不要)
- モンスターの戦う場所。各プレイヤーごとに存在する。
- 場に1枚のみ配置することができ、新たに配置する場合は前のカードは破棄となる。
● 瞬間的に使用するカード
○ 技カード (コスト不要)
- モンスターが使用する特殊な技。
- じゃんけんカードとしてのみ使用され、使用時にじゃんけんに併せて追加効果が発動する場合がある。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場にはそれぞれモンスターカードとベースカードを、各1枚ずつ配置できる。
- 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後は墓地という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: コナミ
○ 発売開始: 2007年12月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
マジックリーダーセット
| 2007/12
|
| NDS用ゲームソフト(40/6279)
|
大いなる覚醒の時
| 2007/12
| 60
| ブースター(5/158)
|
輝ける守護者の咆哮
| 2008/2
| 60
| ブースター(5/158)
|
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