ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『開運コロシアム』のルール解説。
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開運コロシアム
Last Update 2024/12/14 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーは運の申し子となり、あふれ出る運で相手をきれいさっぱり押し流す。
● 原作
オリジナル作品。
● 世界設定
この世はまさに運こそすべて。自身の運を数値化した運値による戦いが、ここに始まったのである。
● 本ゲームについて
コロコロコミックの雑誌付録から約一年、正式にTCGとなったオリジナル作品です。
※ここでは製品版のルールについて解説します。
基本構成
勝利条件
事前準備
● デッキ 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 30枚ちょうど。
- 構築条件:
同一ナンバーカードはデッキに 3枚まで。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ (バリア): 5枚。上限は無し。
※直接のライフ概念ではなく、バリアとなったカード + 無防備の 1回がライフに相当。
- 開始手札: 1枚。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(それぞれが 1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し(バリア・コストや初期配置などを除く)。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 間接的に存在(トラッシュ + 自分の任意バリア 1枚でリフレッシュ)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- バトルはそれぞれのカードによる 1 対 1で行われる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキよりカードを裏向きのまま 5枚引き、バリアとして場に配置する(左側から一列に配置)。
- それぞれ自分のデッキから、手札としてカードを 1枚引く。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
※ターンプレイヤーの概念は存在せず、双方が同時に処理を行う。
ターン(1回の手番)の進行
○ ドロー フェイズ
- それぞれ自分のデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
○ セット フェイズ
- それぞれ自分のバトルエリアにカードが存在しない場合、以下の処理を行う。
- 自分の手札から任意のカード 1枚を、裏向きで場のバトルエリアに出す。
○ オープン フェイズ
- それぞれ「開運!」の掛け声をかける。
それと同時に、バトルエリアのカードが裏向きならば表向きにする。
- 今回のバトルが、それぞれのバトルエリアにあるカード同士により行われる。
○ バトル フェイズ
- それぞれのバトルエリアのカードの記載ジャンケンマークにより、ジャンケンを行う。
- ジャンケンで勝ったプレイヤーは、今回のバトルで運値(カチ)の値を使用する。
勝てなかった場合は、運値(アイコ・マケ)の値を使用する。
- それぞれ自分の運値に各種修正を加え、今回のバトルにおける最終的な運値を算出する。
- バトルとしてそれぞれの運値を比較し、値が大きい側がバトルに勝つ(同値は引き分け)。
- バトルに負けたプレイヤーは、自分のバリアで一番右側にある 1枚を手札に加える。
※この時点でバリアが無い場合、バトルに勝ったプレイヤーがゲームに勝利する。
○ コスト フェイズ
- それぞれ自分のバトルエリアのカードの記載コストを支払う。
- それぞれ支払ったコスト(コストエリアのカード)を、自分のトラッシュに送る
- バトルに負けおよび引き分けたプレイヤーは、自分のバトルエリアのカードをトラッシュに送る(勝った場合は場に残る)。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性などについて
- カードには属性および類似の区別概念が存在し、さまざまな部分で参照される。
- 本作では属性の他、種族とジャンケンマークが存在する。
- 属性は 火・水・木・金・土 の 5種類が存在する。
- 種族は カミ族・ケモノ族・セイレイ族・ツクモ族 の 4種類が存在する。
- ジャンケンマークは グー(赤)・チョキ(緑)・パー(青) の 3種類が存在する。なおグチパなどは存在しない。
- 特にジャンケンマークは、バトル前のジャンケンにおいて各ターンごとに使用される。
● コストについて
- カードにはコストの概念が存在し、使用した場合はコストを支払う必要がある。
- 本作のコストは配置時ではなく、バトル終了後に行われる。
- コストはデッキのカードを、コストエリアに表・横向きに送ることで行われる。
デッキのカード 1枚により、コストが 1だけ支払われる。
- コスト支払いが終わった時点で、コストエリアのカードはトラッシュに送られる。
※コスト支払いの途中でデッキが尽きた場合は、コストエリアの分は維持したままで、リフレッシュ処理(デッキの再作成)を行う。
● バリアについて
- カードは本来の役割とは別に、バリアとして用いられる。
- バリアはプレイヤーライフの変種概念で、すべて失った状態で相手がバトルに負けた時点でゲームに敗北する。
- バリアはゲーム開始時に、それぞれデッキから 5枚が配置される。
- バリアのカード内容は、カードが引かれるまでは確認できない。
- バトルで負けたした際に、一番右側にあるバリア 1枚が手札に加えられる。
※本作ではそのまま手札に加わるだけで、いわゆるトリガーにあたる共通処理システムは見当たらない。
カード構成
● 一時的に使用されるカード
○ ゲーム用カード (コスト必要)
- プレイヤーの部下となるキャラクターたち。場のバトルエリアにおいて相手カードとのバトルが行われる。
- コストの値を持ち、バトル終了後に支払いが行われる。
- いずれか 1つのジャンケンマークを持ち、バトル前に行われるジャンケンにおいて使用される。
- “カチ(ジャンケン勝利時)”と“アイコ・マケ(勝利時以外)”の 2種類の運値を持ち、バトルの際に使用される。
使用する運値は、ジャンケンに勝利したならばカチの値、それ以外ならアイコ・マケの値が使用される。
- バトルで勝てなかった時は、トラッシュに送られる。
- 本来の役割とは別に、バリアやコスト支払などにも使用される。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- それぞれの場は、カードを配置するバトルエリアで構成される。
他にもコスト支払いの際に使用されるコストエリアや、プレイヤーを守るバリアの置き場などが存在する。
- バトルに使用したカードは、それぞれのトラッシュという空間に裏向きに集められる。
商品情報
● メーカー: バンダイ
○ 発売開始: 2024年9月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
うんちくらべてみる? の巻
| 2024/9
| 72
| ブースター(5/198込)
|
うんちガチバトル? の巻
| 2024/12
| 75
| ブースター(5/198込)
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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