ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングシールゲーム『アイドルマスター』のルール解説。
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アイドルマスター シンデレラガールズ
SDフェスティバル
Last Update 2015/3/2 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(2 ~ 5人)対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは芸能事務所のプロデューサーとなり、所属アイドルを手配してより多くの支持を獲得する。
● 原作
ソーシャルゲームおよびTVアニメーション『アイドルマスター シンデレラガールズ』。
● 世界設定
日本では毎年数多くのアイドルがデビューしている。彼女たちを成功させるために、プロデューサーは日々努力しているのだ。
● 本ゲームについて
キャラクターシールの付属ゲームです。現状は原作キャラクターに対してシールの種類が圧倒的に少ないため、今後の展開が期待されます。
基本構成
勝利条件
- ゲーム終了時に最も多くの得点を獲得する。
※参加プレイヤー人数と同数のターンを行うことでゲームが終了する。
※最多得点プレイヤーが複数の時は得点化シール枚数を競い、それでも複数の場合は対象全員が勝者。
事前準備
● デッキ(1人分のゲーム用シール)
デッキはプレイヤー人数により以下のいずれかを使用する。
参加プレイヤー全員の協議の上ですべて同一レギュレーションのデッキを用意すること。
○ クイックデッキ
- デッキ枚数: 20枚ちょうど。
- 構築条件:
プレイヤー人数が2 ~ 3人であること。
シールがすべて完全品であること。
※シールと台紙は一対でゲーム用情報が記載されている。よって剥離したり台紙が入れ替わっているものは使用できない。
※シールの保護のためシール用スリーブを使用することが望ましい。なおゲーム性を考慮するとスリーブの裏面(台紙側)が不透明であるべきなのだが、
台紙側にもゲーム用情報があるしシール用スリーブはそもそも種類が限られるので、裏面の隠蔽については協議の上で対応を統一しておくこと。
星(“★”)マークのシールはデッキに合計で3枚まで。
星以外のマークのシールについては、同一行動力ごとにデッキにそれぞれ3枚まで。
○ フルデッキ
- デッキ枚数: 30枚以上。
- 構築条件:
プレイヤー人数が2 ~ 5人であること。
シールがすべて完全品であること。
星マークのシールはデッキに合計で4枚まで。
星以外のマークのシールについては、同一行動力ごとにデッキにそれぞれ4枚まで。
● その他準備
○ ゲーム間交換シール: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(得点): 0点。以後蓄積する。
- 開始手札: 6枚。上限は考慮不要(全員が同じタイミングで同数引くため)。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(全員が同じタイミングでシールを引く)。
その他構成
● シールの行動表現
- シール表: 場に出された状態、および手元の得点とならなかった分。
- シール裏: 手元にある獲得得点。
● 基本構成細則
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 無し(そのまま続行)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(5人まで)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐシール外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐシールダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- 戦闘そのものは無いが、代わりに全員による最強対決を行う。
ゲームの流れ
開始準備
- 事前にデッキのレギュレーションや裏面隠蔽の扱いなどを、協議の上で統一しておく。
- 全員が車座になって座る(中央にシールを出す“場”が確保されていること)。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキから手札としてシールを6枚引く。
- 一番最初の“親(各ステージで最初に行動するプレイヤー)”を決定する。
※以降は親を起点に時計回りで各プレイヤーが処理を行うので、必要なら並び順も決定すること。
全体の基本進行
ターンと呼ばれる手順を繰り返し、プレイヤー人数と同一数のターン終了時にゲーム終了。
※ターン中にステージ処理があり、それぞれ同一ステージに全員が処理を行う。
※ターンプレイヤーの概念こそ無いが、親は各ターンごとにリセットされるため親概念とは別に誰のターンであるかの認識は存在する。
ターンの進行
それぞれステージと呼ばれる手順を6回繰り返すことで終了する。
※要は“プレイヤー人数 * 6 ”回のステージを繰り返すことでゲームが終了する。
ステージ(一回の手番)の進行
○ 親がシールを出す
- 現在の親が、手札から任意のシール1枚を場に表向きで出す。
○ 親以外が順にシールを出す
- 親の次(左隣)のプレイヤーから順番に、
親以外のプレイヤーが時計回りでそれぞれ手札からシール1枚を場に表向きで出す。ただし出すシールには以下の制約がある。
- 親が今回出したシールと同マークのシールが手札にある場合、必ずそのマークを持つ中から1枚選んで出すこと。
逆に同じマークが無い場合は、手札の任意のシール1枚を出す。
○ 1番強いシールを決める
- それぞれが今回出したシールの中から、今回のステージで1番強いシールを決める。
選定は以下の順番にしたがって行う。
- 最強のマークを決める:
まず出されたシールの中に星マークがある場合、問答無用で星マークが最強となる。
星マークが無い場合、親が出したシールのマークが最強となる(それ以外のマークは選考外)。
- 行動力で最強を決める:
最強のマークのシールの中で、行動力の値が最大のシールが1番強いシールとなる。
- 対象シールが複数の場合:
最強のマークと行動力を持つシールが複数ある場合、その中で出された順番が最も早いシールが1番強いシールとなる。
○ シールを手元に移動させる
- 今回のステージで1番強いシールを裏向き(得点状態)にする。
※裏向きにしたシールに指定タイミングが“これを裏にした時”のテキストがある場合、その効果が適用される。
- それぞれ自分の出したシールを、現在の裏表の向きの状態のまま自分の手元に移動させる。
○ エンドフェイズ
- 現在の親の次の順番のプレイヤーが、次のステージの親となる(ターン終了時を除く)。
● ターン終了時の処理
- 今ターンが最終ターンでない時は、以下の処理を行う。
- それぞれ自分のデッキから手札としてシールを6枚引く。
- 今ターン開始時の親の次の順番のプレイヤーが、次ターン開始時の親となる(今の親に関わらず親がリセットされる)。
ゲーム終了時の処理
- それぞれ自分の手元にある裏向きのシールの得点の合計に各種修正を加えて、最終的な獲得得点を出す。
※裏向きのシールに指定タイミングが“計算する時”のテキストがある場合、ここでその効果が適用される。
- 以下の処理にしたがってゲームの勝者を決める。
- それぞれの獲得得点を比較して最大値を求める。
この最大値のプレイヤーが一人ならばそのまま勝者に、複数ならば勝者候補となる。
- 複数の勝者候補の中で、裏向きのシールの枚数が最も多いプレイヤーが勝者となる。
この方法(得点が最大かつ裏向きが最多)でも複数いる場合は、対象プレイヤー全員を勝者とする。
ルール細則
基本ルール細則
● マークについて
- すべてのシールには属性概念としてマークが存在し、さまざまな場面で使用される。
- マークはマイク・音符・ハート・星(★)の4種類が存在する。なお無属性は存在しない。
- 星マークだけは特別で、他とは異なる構築条件を持ち、強弱判定でも他のマークすべてより強い扱いとなる。
なお他のマークの強弱は、その手番に親が出したシールのマークが強く、残りは一律で最弱となる。
シール構成
● 永続的に場に残るシール
○ ゲーム用シール(コスト不要)
- プレイヤーが管理するアイドル。他プレイヤーも同じアイドルを用いるが、そこは気にしないこと。
- シールと台紙で一対であり、それぞれの非接着面にゲーム用情報が記載されている。
それぞれの内容は以下のとおり。基本的に各手番に表(シール)面を出してゲームを行い、勝てば裏返して得点とする。
- 表面: マークと行動力(数値)といった得点確保のための情報が記載されている。
- 裏面: 得点(数値)や効果テキストといった得点として確保された時の情報が記載されている。
- 記載テキストは、裏返った時や得点計算時など指定タイミングに効果を発揮する(効果が無い場合もある)。
- デッキや手札では(スリーブなどでの隠蔽がなければ)裏面が見えてしまうため、事前に対応(気にしないかどうか)を決めておくこと。
場の構成
- シールは、場という共有? 空間に存在する。
- それぞれ場とは別に手元(以前に出したシールの置き場)が存在し、場に出したシールが各ステージごとに集められる。
※最終的に手元のシールの中で裏向きのシールの記載得点の合計が勝利条件となる。
商品情報
● メーカー: バンダイ
○ 発売開始: 2015年2月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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第1弾
| 2015/2
| 26
| パック販売(5/330+税)
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Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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