ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『新世紀エヴァンゲリオンカードゲーム』のルール解説。
|
新世紀エヴァンゲリオン カードゲーム
Last Update 2020/10/10 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(3 ~ 4人程度)対戦による目標達成競争。プレイヤーはエヴァンゲリオンの登場人物となり、魂の救済のためにエゴをむき出しにして目標に突き進む。
● 原作
TV&劇場用アニメーション『新世紀エヴァンゲリオン』。
● 世界設定
時に2015年。人類は前世紀に起こった大惨事“セカンド・インパクト”の傷痕から立ち直りつつあった。
そこに襲来する使徒と呼ばれる謎の存在。人類は使徒に立ち向かうべく汎用人型決戦兵器“エヴァンゲリオン”を投入する。
● 本ゲームについて
一時はあまりの熱狂ぶりに社会現象と化したエヴァンゲリオンのTCGです。特にトレーディングカードにおいてのエヴァは特別な存在でして、現在のトレカブームの火付け役となりました。
本ゲームはエヴァ人気がある程度落ち着いた後の登場だったため、ブームに乗ることはありませんでしたが、独特な世界観をそのまま多人数ゲームで再現することに成功した秀作です。
ただ、ちょっと恥を忍んでセリフを叫ぶだけで……あ、逃げちゃダメだ(笑)
基本構成
勝利条件
- 補完ステージを実行し、補完に成功する。
- 自分以外のプレイヤー全員が、ゲームから脱落する。
※ただしこの時に場に使途がいるならばバトルが行われ、使徒が勝利した場合は全プレイヤーの敗北となる。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 30枚以上。
- 構築条件:
同一カードはデッキに 3枚まで(ただし同一名称の使徒カードは、デッキに 各1枚まで)。
デッキ 15枚につき 1枚以上の割合で、使徒カードが投入されていること。
※カードが混じるため、それぞれ異なる柄のスリーブを使用することが望ましい。ただし使徒カードが判別できるように、裏面がそこそこ透けている必要がある。
● メインキャラ・メインEVA (全員で共用する表示用カード)
- カード枚数: 9枚ちょうど。
- メインキャラクター及びエヴァンゲリオンの現在の状況を表す為のマーカーとして、場に最初に配置するキャラクター及び EVAのカード。
- 各個人分のカードとは別に、それぞれ 1枚ずつが所定の位置に配置される(場の構成参照)。
- 配置するカードは、キャラクターが シンジ・レイ・アスカ・ミサト・リツコ・ゲンドウ、EVAが 零号機・初号機・弐号機 の 計9枚となる。
※各個人と機体を表すマーカーとして使用するので、個々の識別さえできればカードの記載内容は問われない。
● その他準備
○ 補完カード: それぞれ任意の 1枚(同じ補完カードを使用しても問題ない)。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: 無し。
- 開始手札: 6枚。上限は無し。
- マリガン:
手札に使徒カードが含まれている時、使徒カードのみデッキに戻してシャッフルした後、戻した分だけを引き直す。
引き直してなお使徒が含まれる場合は、上記を使徒がいなくなるまで繰り返す。
- ファーストドロー制限: 無し。
その他構成
● カードの行動表現
- メインキャラ・メインEVA
- カード表向き: 通常状態。
- カード裏向き: ダウン状態。
- 手札のカード
- カード正位置: 本来のカードとして使用。
- カード逆位置: セリフカードとして使用。
- 補完カード
- レベル 1の面・縦向き: レベル 0(レベル 1 の条件未達成)。
- レベル 2の面・縦向き: レベル 1。
- レベル 2の面・横向き: レベル 2。
● 基本構成細則
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係、引くべき時に引けない時点でゲームから脱落)。
- 3人以上でのプレイ: 可能(3 ~ 4人プレイが最適)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 使徒。全体ユニーク、追加分は場の外で待機。
- 戦闘は各プレイヤーのデッキからランダムに登場する使徒に対して、プレイヤーが全員で立ち向かう。
ゲームの流れ
開始準備
- 場に 9枚のメインキャラ・メインEVAを、マーカーとして所定の位置に配置する。
- それぞれ自分の補完カードを、レベル 1側を表にして場に配置する。
- それぞれ自分の手札として、デッキから 6枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理(手札からの使徒の排除)を行う。
- 任意の方法で、最初のターンプレイヤーを決定する。
全体の基本進行
それぞれ時計回りで順番にターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ 第1ドローフェイズ
- ダウン状態のメインEVAがおよびメインキャラの“レイ”が、すべて通常状態となる。
- デッキからカードを 1枚引く。
引いたカードが使徒カードの場合は、使徒として場に出す。それ以外の場合は手札に加える。
※すでに場に使途がいて次の使徒が出た場合、場の外に配置する(追加分は下に重ねておく)。
- ターンプレイヤーから順に、それぞれ任意でドラマカードを使用する。
※メインEVAが使用できる武器はそれぞれ 1フェイズに 1つだが、エヴァカードを 1枚付けるごとに使用上限が 1だけ上昇する。
- この時点で場に使途がおらず場の外に使途がいる場合、その中の一番上の使徒が場に配置される。
○ バトルフェイズ
場に使徒が存在する場合、以下の処理を行う。
バトルフェイズの処理
▽ EVAを出撃させる
- ターンプレイヤーが、どのメインEVAを出撃させるかを任意で決定する。
※該当するパイロットがダウン状態の EVAは出撃できない。
※可能であれば 3体とも出撃させられる。なお 1機も出撃させないことも可能だが、その場合は使徒の勝利となる。
▽ カードを使用する
- ターンプレイヤーから順に、それぞれ任意でバトルカードやドラマカードを使用する。
※メインEVAが使用できる武器はそれぞれ 1フェイズに 1つだが、エヴァカードを 1枚付けるごとに使用上限が 1だけ上昇する。
▽ 勝敗を判定する
- メインEVAの戦闘力に各種修正を加え、人類(プレイヤー)側の合計戦闘力を算出する。同時に使徒の戦闘力も算出しておく。
- 人類と使徒の戦闘力を比較する。その結果人類の戦闘力が使徒以上であれば人類が勝利し、使徒の方が高ければ使徒が勝利する。
※ここでいう人類には、第18使徒を含まないことに注意すること。
- どちらか勝利したかによって、それぞれ以下の処理を行う。
- 使徒が勝利した場合:
- 使徒カードはそのまま場に残る。
- ターンプレイヤーの手札を、左隣のプレイヤーのランダム選択によって 3枚捨札とする。
- 戦闘をしたメインEVAのすべてがダウン状態となり、EVAに付いていたカードはすべて捨札となる。
※そのEVAに乗ってるパイロット自身や、戦闘に参加していない EVAは無関係(ダウンせずカードも捨てない)。
- 現存するプレイヤーが 1人の状態で使徒が勝利した場合、使徒がゲームに勝利する。
- 人類が勝利した場合: 使徒カードを捨札とする。
○ メインフェイズ
任意で以下の処理を行う
※メインキャラごとの使用回数に注意すること。ターンプレイヤー以外は、使用されたカードに対抗するカードのみを使用できる。
- 手札のキャラクターカードを使用する。
- 手札のエヴァカードを使用する。
- 手札のプットカードを使用する。
- 手札のドラマカードを使用する。
- 手札のセリフカードを使用する。
○ 第2ドローフェイズ
- このターンにそれぞれが使用したカードのドローポイントの合計値分の枚数だけ、それぞれのデッキからカードを引き手札に加える。
※ドローポイントがマイナスの場合は、値分だけ手札を捨てること。
※ここで引いたカードに使徒カードが含まれていた場合は、第1ドローフェイズ同様に使徒として場に出すこと。
- それぞれが使用したドラマ・バトル・セリフカードが、すべて捨札となる。
- この時点で“手札”が尽きたプレイヤーは、ゲームから脱落する。
○ 補完フェイズ
- ターンプレイヤーは、自分の補完カードの現在面の記載条件を満たしている場合に、レベルを 1つ上げる。
- ターンプレイヤーの補完カードのレベル 2の条件が達成されている場合に、任意で補完宣言を行なうことで以下の補完ステージを実行する。
※以前のターンにレベル 2の条件が達成された場合も、宣言を行うことができる。
補完ステージの処理
▽ 補完を実行する
- ターンプレイヤーが補完ステージから脱落するかターンプレイヤー以外全員が脱落するまで、以下の処理を繰り返す。
※ここでは全員がセリフカードのみを使用する。また(精神世界の中なので)関係性や使用回数・ダウンに関係なく使用できる。
- ターンプレイヤーが、手札から補完対象のキャラクターを求めるセリフカードを使用する。
このセリフカードが出せなければ、ターンプレイヤーが補完ステージから脱落する。
- ターンプレイヤー以外の脱落していないプレイヤー全員が、手札から補完対象のキャラクターを傷つけるセリフカードを使用する。
このセリフカードが出せないプレイヤーは、補完ステージから脱落する。
- 他のプレイヤーが出したセリフカード 1枚に対して 1枚ずつ、ターンプレイヤーが補完対象のキャラクターを求めるセリフカードを出す。
これをすべて出せなければ、ターンプレイヤーが補完ステージから脱落する。
▽ 補完ステージの終了
- プレイヤーの脱落状況によって、それぞれ以下の処理を行う。
- ターンプレイヤーが脱落した場合:
- 今回の補完ステージが、補完失敗という形で終了する。
- ターンプレイヤー以外のプレイヤーが、補完ステージで使用した枚数だけデッキからカードを引き手札に加える。
- ターンプレイヤーだけが残った場合: 補完が完了し、ターンプレイヤーがゲームに勝利する。
○ ターンエンド
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 色 について
- カードには属性概念として色が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 色は場のメインキャラを意味し、青: シンジ・白: レイ・赤: アスカ・緑: ミサト・黄: リツコ・黒: ゲンドウ に対応している。
- 手札のカードは、基本的には対象色のメインキャラキャラの発したセリフ(およびそれに伴う行動)として使用される。
そのため対象のメインキャラがダウン状態の場合は、そのカードを使用できない。
- 使徒カードは全体に対する脅威であるため、色は持っていない。
● メインキャラ・メインEVA について
- 自分が用意するカードとは別に、あらかじめ場に表示マーカー的存在としてメインキャラとメインEVAが存在する。
- メインキャラとメインEVAは全員で使用するマーカーであり、使用するカードの記載内容は名称を除き無視される。
- メインキャラは、以下の特徴を持つ。
- シンジ・レイ・アスカ・ミサト・リツコ・ゲンドウの 6種である。
- 初期配置段階で、シンジ以外が五角形の各頂点上に、シンジが 5角形の中心に存在する(場の構成図参照)。
- 現在のキャラクター相関などを表示するために用いられる。
- それぞれ特定のキャラクターと(精神的な)関係を持つ状態となっており、ゲーム進行によってその関係は逐次変化する。
※関係性を示すため、カードの配置位置(の距離関係)を逐次変化させることになる。
- 初期段階で“シンジ”は自分以外の全員と関係を持っている。
シンジ以外のキャラクターは、シンジの他に五角形上でそれぞれの隣接位置にいるキャラクター 2人の 計3人と関係を持っている。
- 1人のメインキャラに対して、キャラクターカードおよびプットカードを合計 2枚まで付けられる。
ただし付けられるのは、メインキャラと同色のカードに限られる。
- (セリフを含む)カードの本当の使用者となる(各プレイヤーはキャラクターの行動を代行しただけとなる)。
- 1体のメインキャラは、通常 1ターンに 1枚のカードのみを使用できる。
※キャラクターカードにより数を増やすことが可能。また一部のカードは“OTHER”を持ち、使用回数に含まれない。
- セリフで傷つけられることでダウン状態となる。ダウン状態はセリフで求められることで通常状態に戻る。
※“レイ”のみ無条件で、次の第1ドローフェイズに通常状態に戻る。
- メインEVAは、以下の特徴を持つ。
- 零号機・初号機・弐号機 の 3種である。
- 現在の戦闘力などを表示するために用いられる。
それぞれパイロットとして 零号機にレイ・初号機にシンジ・弐号機にアスカ が搭乗し、パイロットがダウン中ならば使用できない。
- カードを望むだけ付けられる。また異なる色のカードを付けることもできる。
- 1体のメインEVAは 1フェイズに 1つだけ<武器>を使用できる(エヴァカードにより数を増やすことが可能)。
- 使徒との戦いに出撃することでダウン状態となる。ダウン状態は次の第1ドローフェイズに通常状態に戻る。
● グループ化 について
- 場のメインキャラは、配置時点ではそれぞれ独立した存在である。
しかし互いに求めあうことで複数キャラクターによるグループを形成し、関係性を変化させることがある。
- グループ化は、場のいずれかのキャラクターが他のキャラクターを求めるセリフを発することで行われる。
ただしその両方のキャラクターが通常状態でなければ、グループ化は行われない。
- グループ化されることで、双方のキャラクターが隣接するように配置位置がずらされる。
また双方のキャラクターが 1体のキャラクターになったかのように、関係性が書き換えられる。
※シンジ以外がシンジとグループ化すると、そのキャラクターは全員と関係を持つことになる。
- 一度に複数グループ化が並存することができる。
- すでにグループ化しているキャラクターに、他のキャラクターを追加で加えることができる。
グループとグループを加えることで、一つの大きなグループとすることもできる。
- グループ化しているキャラクターのいずれかをセリフで傷つけた場合、そのキャラクターはグループから外れる。
外れた場合は配置位置をずらしなおし、関係性も書き換えられることになる。
※ただしグループ化していたことで、傷つけられても一度はダウン状態を間逃れることになる。
● セリフカード について
- 補完・使途カードを除いたすべてのカードは、本来の役割とは別にセリフカードとして使用される。
- セリフカードは、場のキャラクター間の関係を深めるためのコミュニケーションとして使用される。
- ゲーム中は、必要に応じて本来のカード効果とセリフカードの効果とを使い分けることになる。
- 基本的には自ターンのメインフェイズに使用される。
ただし他のプレイヤーのターンに使用されしたセリフに対して、対抗措置として打ち消す目的で使用される場合もある。
- メインフェイズ以外でも、補完ステージの補完判定などに使用される。
- セリフカードは、カード色の対応キャラクターが叫んだ扱いとなる。
そのため発するキャラクターがダウン状態の場合は、セリフを使用できない。
- 複数のセリフマークを持ち、場のキャラクターの誰に対してどういう意図で発するセリフであるかが示されている。
それぞれのセリフマークは形と色で識別され、複数ある中からいずれか 1つを選んで使用する。
- マークの形は対象キャラクターに対する行為であり、丸と三角の 2種類が存在する。
丸が対象キャラクターを求めるセリフ、三角が対象キャラクターを傷つけるセリフとなる。
- マークの色は対象キャラクターを示しており、それぞれいずれかのメインキャラに対応している。
- セリフを使用するにあたっては、発する側と対象の両方のキャラクターの関係性が結ばれている必要がある。
- セリフマークが丸のセリフとして使用した場合、以下の効果を持つ。
- 対象が通常状態の場合: 発したキャラクターと対象キャラクターを、グループ化させる。
- 対象がダウン状態の場合: 対象キャラクターを通常状態に戻す。
- 対象を傷つけるセリフが使用された場合: 対抗措置として、そのセリフを打ち消す。
- セリフマークが三角のセリフとして使用した場合、以下の効果を持つ。
- 対象がグループ化している場合: 対象キャラクターをグループから外す。
- 対象がグループ化していない場合: 対象キャラクターをダウン状態にする。
- 対象を求めるセリフが使用された場合: 対抗措置として、そのセリフを打ち消す。
- セリフを使用する時は、役になりきり声に出してハッキリと唱える必要がある。中途半端に恥ずかしがらずに堂々と使用すること。
● ドローポイント について
- デッキのカードはドローポイント(DP)の値を持ち、各第2ドローフェイズでカードを引く枚数として使用される。
- ドローポイントは、手札からカードを使用された時に加算される。なお各ターンごとの値であり、持ち越されることはない。
- 各カードごとにドローポイントの値が記載されており、本来の目的で使用した場合は記載値が加算される。
※ただし値が 0のカードも多い。また効果によりマイナスの値となることもある。
- セリフカートとして使用した場合のドローポイントは、レイが使用するカードのみ値 0・それ以外は一律で 1となる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ 補完カード (コスト不要)
- キャラクターたちが個人的に望む理想像。
- デッキには入らず、それぞれが1枚ずつ用意する。
ゲーム開始時にレベル 1の面(レベル 0の状態)でそれぞれ場に配置され、以降ゲーム終了まで場に永続する。
- カードの表面(レベル 1の面)にレベル 1の内容が、裏面にレベル 2の内容が記載されている。
各面には補完条件が 1つずつ記載されており、各補完条件を達成することで、次のレベルに進むことができる。
なおレベルは一度に 1つずつ上がり、レベル1の補完条件を達成することでレベル 2の補完条件を達成する。
- 条件を達成する場合、記載条件に加えて補完対象となるすべてのメインキャラが通常状態でなければならない。
※条件は基本的にメインキャラの場の状況が指定されており、補完すべきキャラクター名が記載されている。
- レベル 1の条件を満たした場合は、カードを裏・縦向きにする(レベル 1になったとして、レベル 2の面にする)。
レベル 2の条件を満たした場合は、カードを横向きにすることでレベル 2の条件達成を表示する。
- 一度上がったレベルは、条件を満たされなくなっても下がることはない。
- レベル 2の補完条件を達成することで、勝利条件の達成手段である補完ステージに突入することができる。
○ キャラクターカード (配置条件が存在)
- 第3新東京市の住人や、秘密組織ネルフの職員など。
- 初期配置分のメインキャラと、個人使用分のキャラクターに大別される。
- メインキャラ以外のキャラクターも存在する。これらのカードは個人分としてのみ使用される。
※いずれも“OTHER”を持ち、友人や部下からの援助などを表している。
- 個人使用分は、それぞれのデッキに投入される。
- 個人使用分は、場の同色のメインキャラに付ける形で使用し、1枚付けるごとに行動回数が 1だけ増加する。
- 個人使用分は、メインフェイズに使用される。
- 個人使用分は、本来の役割とは別に、セリフカードとしても使用される。
○ エヴァカード (配置条件が存在)
- 使徒迎撃用に作られた、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンシリーズ。
- 本作では基本的に 3体が登場する(3号機以降は個別のルールを持つため、その指示に従うこと)。
- 初期配置分のメインEVAと、個人使用分に大別される。
- 戦闘力の値を持ち、使徒との戦いにおいて使用される。
- 個人使用分は、それぞれのデッキに投入される。
- 個人使用分は、場のメインEVA に付ける形で使用し、1枚付けるごとに戦闘力と武器の使用上限がそれぞれ 1だけ増加する。
- 個人使用分は、メインフェイズに使用される。
- 個人使用分は、本来の役割とは別に、セリフカードとしても使用される。
○ プットカード (配置条件が存在)
- キャラクターのトラウマや EVAの兵装など。他のカードに付けてその能力を強化する。
- それぞれのデッキに投入される。
- 個人使用分は、場のメインキャラやメインEVAに付ける形で使用し、さまざまな効果を与える。
※付ける対象はカードごとに異なる。なおメインキャラに付けられうのは同色のカードに限られる。
- メインフェイズに使用される。
- 本来の役割とは別に、セリフカードとしても使用される。
○ 使徒カード (コスト不要)
- ネルフ本部を目指して襲い来る正体不明の巨大な敵。
※実はヒトも“使徒”であるのだが、ここでは“人類”と“第18使徒”は明確に区別される。
- プレイヤー全員で対処する、災害のような存在である。
- それぞれのデッキに、一定割合で投入しておく必要がある。
- 裏面のデザインが意図的に変えてあり、デッキの一番上にきた時点で使徒の到来がわかるようになっている。
- デッキから引かれた時点で場に配置され、バトルフェイズが発動される。
ただし複数登場した場合は場(第3新東京市)の外に積み重ねられ、逐次 1体ずつ場に投入される。
- 戦闘力の値を持ち、人類との戦いにおいて使用される。
● 瞬間的に使用するカード
○ バトルカード (使用条件が存在)
- 使徒迎撃のための作戦や戦闘中の突発事故など。
- それぞれのデッキに投入される。
- バトルフェイズに使用され、戦闘においてさまざまな効果を発揮する。
- 本来の役割とは別に、セリフカードとしても使用される。
○ ドラマカード (使用条件が存在)
- ゲーム内での日常生活で起きるさまざまな出来事。
- それぞれのデッキに投入される。
- 第1ドロー・バトル・メインフェイズの任意タイミングで使用され、さまざまな効果を発揮する。
- 一部のカードは<対抗>を持ち、他のプレイヤーが使用したカードに対して使用される。
- 本来の役割とは別に、セリフカードとしても使用される。
場の構成
| | | | | | | | |
| ゲンドウ | | |
|
| レイ | | リツコ |
| シンジ | |
|
|
| アスカ | | ミサト | |
| |
|
| 零号機 | | 初号機 | | 弐号機 |
- 永続カードは、第3新東京市という共有の場に存在する。
- 第3新東京市には、6人のメインキャラと 3体のメイン EVAがあらかじめ配置される。
※上図は初期配置図。誰から見た位置とかは決まっておらず、カード配置後にプレイヤー全員で周りを取り囲む形となる。
- 第3新東京市においてメインキャラの関係性は逐次変化し、グループ化表示という形で配置位置が変化する。
- それぞれが使用するカードは、第3新東京市(にいるキャラクターなど)に対して使用される。
- 第3新東京市の外に 使徒の巣? のような物が存在し、2体目以降の使徒が順番待ち(!)をすることになる。
- 他にもそれぞれの場が存在し、補完カードなどが管理される。
- カードの使用後は、それぞれの捨札という空間へ送られる。
商品情報
● メーカー: バンダイ
○ 発売開始: 1998年3月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
第1弾
| 1998/3
| 229
| スターター(50/1200)、ブースター(10/314)
|
第2弾(劇場版)
| 1998/8
| 177
| スターター(50/1200)、ブースター(10/314)
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
◆ Back ◆