ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『ヘボット!』のルール解説。
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ヘボット! ネジコミカードバトル
Last Update 2016/10/12 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはネジが島の住人となり、友達であるボキャボットを率いてギャグバトルに打ち勝つ。
● 原作
TVアニメおよび玩具作品『ヘボット!』。
● 世界設定
小さな島にあるネジが島王国では、ボキャボットと呼ばれる愛玩ロボットが人々と共に暮らしていた。
ここでは“ボキャバトル”というギャグ対決が行われ、さまざまな争いの解決に使われていた。
ボキャボットには共通仕様としてネジ穴が存在し、そこにボキャネジという追加のネジを装備することで強烈なギャグを放つことができるため、みんなネジを集めることに余念がなかったのである。
● 本ゲームについて
アニメ連動のTCGです。TVでは1体のボキャボットに3種のボキャネジを使用してのコンボ発動が基本のようですが、
本ゲームは1体につきネジ1種だけでの対決による団体戦(同一個体の重複参加有りでの5体対戦)を再現しています。
なおカードは横向きデザインで分厚く作られており、さらにTVゲーム用のシリアルコードが印刷されています。
基本構成
勝利条件
- ゲーム終了時に、バトルでの勝利数(勝利したボキャボット&ネジの組の数)が一番多い。
※手札(のボキャボットすべて)を使い切った時点でゲーム終了。
事前準備
● ボキャボット カード(1人分のゲームカード その1)
- 使用枚数: 5枚ちょうど。
- 構築条件:
ボキャボットカードのみで構成されていること。
※同一カードは無制限(5枚まで)。
● ボキャネジ カード(1人分のゲームカード その2)
- 使用枚数: 5枚ちょうど。
- 構築条件:
ボキャネジカードのみで構成されていること。
※同一カードは無制限(5枚まで)。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(バトルに勝利した組み合わせ): 0組。以後蓄積する。
- 開始手札: 10枚(すべてのカード)。
- マリガン: 考慮不要。
- ファーストドロー制限: 考慮不要(カードドローが無い)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 考慮不要(デッキが存在しない)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定(ルール的には可能だと思われる)。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- それぞれがボキャボット&ボキャネジの組み合わせによる 1 対 1 でバトルを行う。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれ自分のボキャボット・ボキャネジカードをすべて手札とする。
全体の基本進行
バトルと呼ばれる手順を繰り返し、それぞれ手札のボキャボットカードすべてをバトルで使用した所でゲーム終了。
※一回のバトルの中で、それぞれが同時に処理を行う。
バトル(一回の手番)の進行
○ ボキャネジを出す
- それぞれ手札から、任意のボキャネジカード1枚を選び、カードに記載されたボキャゼリフを言いながらボキャネジとして場に配置する。
○ ボキャボットを出す
- それぞれ手札から、任意のボキャボットカード1枚を選び、記載されたボキャゼリフを言いながらボキャボットとして場に配置する。
※(ネジの)イラストが繋がるように、ボキャネジの底辺に付けるように配置する。
※枠の色やイラストの組み合わせが不一致でも問題なく出すことができる。
- それぞれボキャネジとボキャボットの繋がった一組で、今回のバトルに挑むことになる。
○ エネジーの値を算出し、勝敗を決する
- それぞれの組でボキャネジとボキャボットの記載エネジー値を合計し、今回のエネジー値とする。
- それぞれのエネジー値を比較し、最も値の高い組が今回のバトルの勝者となる。
※引き分けの場合のルールは無いが、ゲーム的には勝者無しでよいと思われる。
- それぞれ今回バトルに使用したカードをすべて自分の場の脇にどけておく。その際に勝利した組とそれ以外が明確に区別できるようにしておくこと。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● 枠の色ついて
- カードの枠部分には何らかの色が付けられている。
- 色は 赤・青・緑・黄・白・橙 の6種類が存在する。
このうち 赤・青・緑・黄 は、原作におけるギャグ属性(パーティ・インテリ・インパクト・シュール)に対応し、白はそれぞれの基本状態、橙はエト合体を示している。
- 現時点では色はゲームと無関係だが、将来的にはボキャボット・ネジの色の一致により発動する効果が登場するかもしれない。
カード構成
● 瞬間的に使用するカード
○ ボキャボット カード(コスト不要)
- ギャグを駆使する友達ロボット。場にプレイヤーの部下であるボキャボットとして配置される。
- エネジーの値を持ち、プレイヤーの武器となる。
- 1回のバトルに1枚だけ配置可能である。
- ボキャネジともども、各バトル終了時に勝敗が確認できる状態で脇にどけられる。
- ちなみに合体能力を持つエトボキャボットたちは、本ゲームではヘボットとのエト合体の状態で1体としてカード化されている。
○ ボキャネジ カード(コスト不要)
- ボキャボットの強化? 装備。イラストにはネジと共にもともとの持ち主(ボキャボット)が描かれている。
- まだ詳細は不明だが、ヘボネジなどごく一部を除けば量産品でそこそこ流通しているものらしい。
- エトネジなど、特殊なカテゴリーのネジも含まれている。
- 原作ではネジ3本の組み合わせが戦略? となるが、本ゲームではカードの時点でコンボ状態(1枚でネジ3本分か、同一ネジを3回刺した扱い)となっている。
- ギャグのセリフの都合からか、本体であるボキャボットより先に場に出される。
- エネジーの値を持ち、プレイヤーの武器となる。
- 1回のバトルに1枚だけ配置可能である。
- ボキャボットともども、各バトル終了時に勝敗が確認できる状態で脇にどけられる。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場はゲームを行う部分と、バトルに使用した後のカードを置いておく脇の部分に大別される。
- 脇の部分は、バトルに勝利した組を置いておく部分と、それ以外の(負けた組を置く)部分に分けられる。
商品情報
● メーカー: バンダイ
○ 発売開始: 2016年9月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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はじまりのネジコミ編
| 2016/9
| 36
| ブースター(4/200+税)、カードダス(2/100)
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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