ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『電波人間のRPG』のルール解説。
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電波人間のRPG FREE! カードゲーム
Last Update 2015/11/8 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは電波の使い手的存在となり、部下となる電波人間を率いて自身の勢力を拡大する。
● 原作
コンシューマーゲーム『電波人間のRPG』シリーズ。
● 世界設定
世界中を飛び交う電波。その電波の中には電波人間と呼ばれる生物? が生息していたのだ。
● 本ゲームについて
3DS用ダウンロードソフトを原作とするTCGです。原作ゲームの拡張アイテムを兼ねています。
基本構成
勝利条件
事前準備
● デッキ(1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 30枚ちょうど。
- 構築条件:
同一番号カードはデッキに3枚まで。
裏面が不透明のカードスリーブを装着していること。
※カード裏面には原作ゲーム用のデータが記載されているためスリーブ必須。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント(勝利ゾーンのカード枚数): 0枚。以後蓄積する。
- 開始手札: 3枚。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 変則的だが有り(先攻プレイヤーの1ターン目は前ターンのエンドフェイズが無い)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 無し(捨札を再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し(配置直後からバトル可能)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- バトルは常に自分と相手のカード(電波人間)の 1 対 1 で行われ、どちらもターンプレイヤーが選択する。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキからカードを4枚引き、冒険ゾーンに表向きに配置する。
- それぞれ自分のデッキから手札としてカードを3枚引く。
- 先攻・後攻を決定する。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ 前ターンのエンドフェイズ(後半部)
※本ゲームは1stドロー制限処理のため、ターン進行が変則的な構成となっている。
本ページではプレイヤー単位での説明のため、あえて処理構成を変更して説明する。
※当然ながら先攻の1ターン目には、この処理は行われない。
- 自身の冒険ゾーンに存在するカードが3枚以下の場合、4枚になるようにデッキからカードを引いて表向きに配置する。
- デッキからカードを1枚引き手札に加える。
○ バトルアイコンフェイズ
- デッキの一番上のカードをデッキの上で表向きにし、今回(今ターン)のバトルアイコン指定カードとする。
- バトルアイコン指定カード記載のバトルアイコンに対応するパラメータが、今回のバトルで使用される。
○ バトルカード指定フェイズ
- 今回バトルを行うカード(電波人間)を、自分と相手のそれぞれの冒険ゾーンから各1体ずつターンプレイヤーが指定する。
- 今回のバトルは、指定された2体のカードによって行われる。
○ バトルフェイズ
- それぞれ今回バトルを行うカードの、今回のバトルで用いられる数値を確認する。
※バトルアイコン指定カードで指定されたパラメータの数値を使用する。
- それぞれのバトル用の数値を比較し、現時点での値の優劣を確認する。
○ れんけいフェイズ
- バトルフェイズで値が劣勢だった側から順に、任意で以下の“れんけい”を行う。
※引き分け(値が同値)の場合は、ターンプレイヤーから順に行う。
※それぞれ れんけい で出せるタイミングは1回ずつのみ。
- 手札の中の、“れんけい”に記載されている属性のいずれかが自身のバトルしているカードの属性に一致しているカードを、
れんけいカード として任意の枚数だけ場に出す。
- 出した れんけいカード それぞれに記載された“れんけいポイント”の値すべてが、自身のバトル用の数値に追加される。
- それぞれ れんけい の修正を加えた、今回のバトルで用いられる最終的な数値が決定される。
- それぞれのバトル用の数値を比較し、値が大きい側が今回のバトルに勝利する。
※ここで引き分けの場合は、両方敗北。
○ エンドフェイズ(前半部)
※前述のとおり、本ページではあえて処理構成を変更している。よって後半部は次のターンの処理とみなす。
- 今回のバトルの勝敗により、それぞれ以下の処理を行う。
- バトル勝利: バトルに使用した自身のカード(バトルした本体とれんけいカード)をすべて勝利ゾーンに送る。
- バトル敗北: バトルに使用した自身のカードをすべて捨札に送る。
- バトルアイコン指定カードを自身の勝敗に関わらず捨札に送る。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性について
- すべてのカードには属性の概念が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 属性は火・水・電気・氷・土・風・光・闇・金・銀・桃、および無属性の12種類が存在する。
- カードには自身の属性とは別に、れんけいカードとして用いる際の属性が適当数記載されている。
● バトルアイコン指定カードについて
- カードは本来の役割とは別に、バトルアイコン指定カードとして使用される。
- すべてのカードはバトルアイコンを持ち、バトルの決定に用いられる。
- バトルアイコンは4種類存在し、各カードはその中のいずれか1つを持つ。
その内容はこうげき・ぼうぎょ・すばやさ・かいひであり、それぞれパラメータのこうげきりょく・ぼうぎょりょく・すばやさ・かいひりつに 1対1で対応している。
- 自ターンのバトルアイコンフェイズに置いて、自身のデッキの1番上のカードを表向きにすることでバトルアイコン指定カードとなる。
- バトルアイコン指定カードの記載アイコンに対応するパラメータで、今回のバトルが行われる。
- バトルアイコン指定カードは、自身の勝敗に関わらずエンドフェイズに捨札に送られる。
● れんけいカードについて
- カードは本来の役割とは別に、れんけいの際に出す れんけいカードとして使用される。
- すべてのカードには、自身の属性とは別に れんけい 用の属性がいくつか記載されている。
- 手札にある際に、バトルにおいて自身のバトルを行っているカード(電波人間)の属性が れんけい部分の属性と一致している場合、
任意でそのカードを れんけいカードとして使用することができる。
- れんけいカードを出すタイミングは、各ターンごとにそれぞれ1回。
基本はバトルで劣勢の側から出すが、値が同じ場合はターンプレイカーが先に出すこと。
- 属性が一致していれば、一度に複数のカードを れんけいカードとして出すことができる。
- 自身が出した れんけいカードに記載されている れんけいポイントの数値の合計値が、今回バトルバトルを行っているカードのバトル用数値に追加される。
- バトル終了時に勝敗の結果によって、バトルをした本体のカードと共に勝利ゾーンか捨札のどちらかに送られる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ ゲーム用カード(コスト不要)
- プレイヤーの部下たち。場(冒険ゾーン)に電波人間として配置される。
- こうげきりょく・ぼうぎょりょく・すばやさ・かいひりつの4つのパラメータを持ち、プレイヤーの武器となる。
- バトルアイコンを持ち、バトルアイコン指定カードとして使用される場合がある。
- れんけい用の属性がいくつかと れんけいポイントの値1つを持ち、れんけいカードとして使用する際に用いられる。
- 表面の一部の情報(レベルやイラストから判別できる固有能力など)は本ゲームでは使用しない。
- 裏面には原作ゲーム用のシリアルコードが記載されている。なお裏面の情報は本ゲームでは使用しない。
- 冒険ゾーンに4体配置される。減った分は相手エンドフェイズに4体になるように補充される。
- バトルした際の終了時に、勝敗の結果によって勝利ゾーンか捨札のどちらかに送られる。
場の構成
- カードは、冒険ゾーンという空間に存在する。
- それぞれの冒険ゾーンには、4体までのカード(電波人間)が配置される。
- バトル勝利時のカード(バトルした電波人間とれんけいカード)は勝利ゾーンという空間に集められる。
- バトル敗北時のカード、およびバトルアイコン指定カードは、捨て札という空間に裏向きに集められる。
- 勝利ゾーンと捨て札は似ているが、両者は明確に区別される。
商品情報
● メーカー: バンダイ
○ 発売開始: 2015年8月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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第1弾
| 2015/8
| 60
| ブースター(6/200+税)、カードダス(3/100)
|
第2弾
| 2015/11
| 60
| ブースター(6/200+税)、カードダス(3/100)
|
(参考)入浴剤
| 2015/9 ~
| 8
| 入浴剤(1/220+税)
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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