ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『レジェンズ』のルール解説。
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レジェンズ ザ・カードゲーム
Last Update 2005/3/13 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーは魔物たちの統率者(サーガ)となり、レジェンズと呼ばれる魔物を率いて相手を駆逐する。
● 原作
※マルチメディア展開の独自玩具企画の一環であり、基本的にはオリジナル。ただし同一企画内の関連メディアとして以下の物が存在する。
コミック『レジェンズ』(集英社刊)。
小説『レジェンズ よみがえる竜王伝説』(集英社刊)。
TVアニメ『レジェンズ よみがえる竜王伝説』。
● 世界設定
人類が登場するはるか以前、今では伝説となってしまった古代生物たちによる激しい戦闘が繰り広げられていた。
しかしながら時代の移り変わりの中で、彼らは水晶のような結晶体の中に“ソウルドール”として封印され永い眠りに付く。
そして時は流れ、人々におとぎ話の魔物“レジェンズ”として語られてきた彼らが偶然発見されてしまった。“サーガ”と呼ばれる魔物使いに呼び起こされたレジェンズたちの戦いが、再び始まるのだ。
● 本ゲームについて
携帯玩具を中心に、さまざまなメディア展開をしているレジェンズのTCGです。他のメディアでは召喚装置“タリスポッド”を中心に 1 対 1 の戦いを中心に展開していますが、
本ゲームはそのタリスポッド開発の発端となる部分に相当するらしく、1 対 1 ではなくある程度の軍勢を率いての戦いを再現しています。
基本構成
勝利条件
- 相手の体力を 0にする(同時に 0になる場合、原因を作った側の負けとする)。
- 相手のデッキと手札の両方が尽きる。
事前準備
● デッキ (山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
同一番号カードはデッキに 4枚まで。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 6面ダイス: 適当数。タリスポッド(関連玩具)で代用可。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: ルール未表記だが 30000。上限も同じ。
- 開始手札: 7枚。上限は無し(基本的に 7枚を超えることはない)。
- マリガン: 本人のみ任意で 1回。
- ファーストドロー制限: 無し(ただしカード補充方式なので、1ターン目にカードを引くことはない)。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦 (アクティブ): 待機状態。
- カード横 (レスト): 消耗状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り。ただしデッキが尽きた時点ではそのまま続行(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 有り(配置時に召喚エリアに配置)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理:
レジェンズカード、自軍ユニーク、先出し生存。
マジック(レギオン)カード、自軍ユニーク、先出し生存。
- レジェンズの攻撃は、常に相手プレイヤーを対象とし、防御用レジェンズの指定は防御側が任意に選択する。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれ自分のデッキより手札としてカードを 7枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
★ スタートパート
各ターンの開始部分。記載フェイズ順に処理を実行すること。
○ セットアップフェイズ
- 自分のレジェンズを待機状態にする。
- 自分の召喚エリアにいるレジェンズを戦闘エリアに移動させる。
○ ドローフェイズ
- 手札が 7枚になるように、デッキからカードを補充する。
○ 召喚フェイズ
- 任意に手札からレジェンズを場の召喚エリアに配置する。ただし以下の条件をすべて満たしていること。
- 自分の場のレジェンズが 6体以下である(場には最大 7体まで)。
- 召喚するレジェンズのパワー値が、現在の自分のパワー以下である。
- 召喚するレジェンズと同名のレジェンズが、自分の場に存在しない。
- 召喚するレジェンズの召喚に関する特殊条件が満たされている。
★ メインパート
ゲームの基本部分、2つのフェイズを任意の順番で、任意の回数だけ実行できる。
○ マジックフェイズ
マジックカードやレジェンズの能力を使用する。実行できるのは以下のとおり。
- マジックカードを使用する。
- マジック(レギオン)カードを使用する。
- 場のレジェンズの能力を使用する(能力使用によりレスト状態となる)。
○ バトルフェイズ
場のレジェンズを使用して、以下の手順で攻撃を行う。
▽ 攻撃宣言
- 攻撃に使用するアクティブ状態のレジェンズを選択する。
- 攻撃のコストとして、自分のパワーを 1枚捨て札にする。
▽ 戦闘レジェンズの移動
- 攻撃に使用するレジェンズを場のアタックポジションに移動させる。
- 防御側(相手側)は任意で防御を行う自分のアクティブ状態のレジェンズを選択する(召喚エリアに存在するレジェンズも選択可能)。
- 防御側が防御用のレジェンズを選択した場合、そのレジェンズを場のアタックポジションに移動させる。
- 防御側がレジェンズを選択しない場合、代わりに手札から任意のカードを 1枚捨て札にし、
さら“バトルカードの使用”を跳ばして“ダメージ判定”に進む(バトルカードを使用しない)。
▽ バトルカードの使用
- 攻撃側がバトルカードを任意で 1枚場に出す。
- 防御側がバトルカードを任意で 1枚場に出す。
- 以降攻撃側から順に、バトルカードの出し合いを 1枚ずつ行う。
カードの出し合いは、どちらかが出すのをやめるまで繰り返される。
- 最終的に、1番最後に出されたバトルカードの効果のみが発動する。
▽ ダメージ判定
- (それぞれ各種修正を加えた)攻撃側のレジェンズの攻撃力と、防御側のレジェンズの防御力を比較する。
- 比較の結果、数値が大きいほうのレジェンズが今回のバトルに勝利する(同値なら引き分け)。
- バトルに負けた側は、比較の差分数値だけ自分の体力を減らす。
▽ 戦闘終了処理
- バトルに負けた側(引き分けを含む)のレジェンズを捨て札とする。
- バトルに勝利した側のレジェンドを、レスト状態にした上で戦闘エリアへ移動する。
- バトルに使用したすべてのバトルカードを捨て札とする。
★ エンドパート
各ターンの終了部分。
○ チャージフェイズ
- 手札のカードを 1枚、パワーとして裏向きにパワーポジションに任意で配置する。
- 終了を宣言する。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性について
- それぞれのカードには 火・水・土・風・闇 の 5つの属性が存在する。
- 属性は、カードの効果などさまざまな場面で影響を及ぼす。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ レジェンズカード(配置条件が存在)
- 太古に存在したといわれる、伝説の魔物たち。現在はソウルドールという状態で封印され、タリスポッドという機械で召喚される。
- 攻撃/防御力を持ち、プレイヤーの武器/楯となる。
- それぞれ固有のパワー値を持ち、プレイヤーの現在のパワーが記載値以上の時に召喚が可能となる。
- バトルにおいて敗北した場合に破壊される。
- 自分の場には最大 7体までしか配置できない。
- 自分の場に同名のレジェンズは常に 1体しか存在できない。
○ マジック(レギオン)カード(配置条件が存在)
- 複数のレジェンズの合体形“エレメンタルレギオン”を構成するための特殊魔法。
- 使用するには、各カードに指定された 3体のレジェンズが必要となる。
- このカードと先の3体のレジェンズの 4枚をひとまとめにすることで、1体の“レギオン”状態のレジェンズとなる。
- 合体する 3体には順番が存在し、レギオン状態のレジェンドの名称や能力、カード状態は先頭のレジェンズの状態を継承する。
- レギオン状態の攻撃/防御力は、合体に使用した 3体の値の合計値となる。
- レギオン状態のレジェンズは、解除や破壊をされない限りは通常のレジェンズと同じ扱いとする。
- 自分の場に同名のマジック(レギオン)カードは常に1枚しか存在できない。
● 瞬間的に使用するカード
○ マジック(通常)カード(使用条件はカードごとに異なる)
- プレイヤーやレジェンズが使用するさまざまな能力。
- 使用条件や使用タイミングは各カードごとに異なる。
- プレイヤー用のマジックとレジェンズ用のマジックの2種類が存在する。
- プレイヤー用のマジックは条件さえ満たせば任意に使用することができる。
- レジェンズ用のマジックは使用するアクティブ状態のレジェンズが場に存在する時のみ使用でき、効果を使用したレジェンズはレスト状態になる。
- 特定の行動を妨害するためのカウンター用マジックカードも存在する。
○ バトルカード(使用条件はカードごとに異なる)
- 戦闘におけるさまざまな支援や必殺技など。
- バトルフェイズの中で使用し、攻撃力や防御力を変化させる。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- 場は戦闘エリアと召喚エリアに大別され、他に アタック・パワー・バトル・マジック の各ポジションが存在する。
- 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後は墓場という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: バンダイ
○ 発売開始: 2004年4月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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第一章
| 2004/4
| 81
| 構築済みスターター(40/1050)、ブースター(8/210)、カードダス(4/100)
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第二章
| 2004/7
| 80
| 構築済みスターター(40/1050)、ブースター(8/210)、カードダス(4/100)
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第三章
| 2004/9
| 78
| ブースター(8/210)、カードダス(4/100)
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エターナルバトルエディション
| 2005/3
| 47
| ブースター(8/210)、カードダス(4/100)
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タリスポッド
| 2004/4 ~
|
| ※関連玩具、他にタリスダムなどがある。
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Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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