ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『仮面ライダーカードゲーム』のルール解説。
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仮面ライダー カードゲーム
Last Update 2003/11/17 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるカード破壊戦。プレイヤーはショッカー幹部やライダーたちの参謀となり、仮面ライダーたちの戦いを裏から操って(または支えて)相手を失墜させる。
● 原作
TV特撮番組『仮面ライダー』シリーズ。
● 世界設定
社会の闇にまぎれて戦う孤独な戦士“仮面ライダー”。彼らは正義のため(例外もあり)、今日も戦い続けているのだ。
● 本ゲームについて
定期的に新作TCGが登場する仮面ライダーシリーズですが、本作は『仮面ライダーファイズ カードゲーム』とルールを共用しており、親子2代にわたって遊ぶことを意図して作られたTCGです。
よって微妙な差はあるものの、『仮面ライダーファイズ カードゲーム』のデッキと対戦することができるようになっています。
基本構成
勝利条件
- 相手の“Lv. 1”と記載されたカードを、3枚以上破壊する(ロストに3枚以上送る)。
事前準備
● デッキ(1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 24枚ちょうど。
- 構築条件:
同名カードはデッキに2枚まで(別途制限のあるカードもある)。
“Lv. 1”のカードが、必ず4枚ちょうど入っていること。
“Lv. 4”のカードが、必ず4枚ちょうど入っていること。
“Lv. 0”のカードは1枚だけ投入可能。
“特殊配置”のカードは1枚だけ投入可能。
“Lv. 1”の4枚のカードに、“フリー”以外の属性が2つ以上含まれていること。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ: 考慮不要。
- ロストカード: 0枚。以後蓄積する。
- 開始手札: 5枚。上限は特に無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 無し(先攻は1ターン目からカードを引く)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し(“Lv. 1”カード初期配置時のみ裏向きとなる)。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 無し(捨て山をシャッフルして再使用)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐコスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- 戦闘はそれぞれの列単位で行う。
ゲームの流れ
開始準備
デッキから任意の“Lv. 1”カードを3枚選び、場の3つの列に各1枚ずつ裏向きに配置する。
それぞれのデッキをシャッフルする。
それぞれ自分のデッキより手札を5枚引く。
以下のバトルフェイズを行い、先攻・後攻を決定する。
○ バトルフェイズ
それぞれ配置した“Lv. 1”カードのうち、任意の1枚を表向きにする。
表向きにしたカードのバトルマークでジャンケンを行う。
ジャンケンはそれぞれのマークを“剣=チョキ”・“羽=パー”・“岩=グー”とみなして行うこと。
バトルマークでのジャンケンがあいこであった場合、普通にジャンケンを行い先攻・後攻を決定する。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ レベルアップフェイズ
デッキからカードを1枚引く(デッキが尽きた場合は捨て山をシャッフルしてデッキとする)。
以下の処理の中からいずれか1つを行う。
- レベルアップ
場の表向きになっているカードの列に、現状最も高いレベルのカードと、同じ属性でレベルが今より1つ上のカードを1枚配置(レベルアップ)する。
レベルアップの際、レベルが“Lv. 2 ~ 3”のカードならば“Lv. 2”か“Lv. 3”のいずれかとして扱う。“特殊配置”や“Lv. 0”については、それぞれカード記載の条件に従うこと。
配置したカードに瞬間的効果を持つ特殊効果が記載されている場合、このタイミングで効果が発動する(レベルアップ以外では瞬間的効果は発動しない)。
- 列の新生
“Lv. 1”のカードが(破壊により)存在しない列に対して、手札から“Lv. 1”のカードを表向きに配置して新しい列を作成する。
- 新たな表向きの列を作る
まず手札のカードを1枚捨てる。さらに裏向きになっている“Lv. 1”のカードを1枚表向きにする。
- パス
上記の全ての行動が行えない(全ての列が表向きの)場合のみ実行可能。手札のカードを1枚捨てる。
○ 攻撃
いずれかの列に“Lv. 4”カード(または攻撃可能の指示があるカード)が配置されている場合、任意に攻撃を行うことができる(後述)。
攻撃の処理
▽ 列の指定
- 攻撃を行う列を指定する。指定できるのは“Lv. 4”カードが配置されている列か、または攻撃可能の指示があるカードが配置されている列に限る。
- 攻撃対象となる相手の列を指定する。指定できるのはカードが表向きに配置されている列のみ。
▽ パワー算出
- 攻撃を行う列とされる列のパワーを算出する。
- それぞれの列に配置されているカードのパワー欄にある四角マークを合計した値が、それぞれのパワーとなる。
▽ 戦闘結果判定
- 攻撃を行う列のパワーが相手より大きい場合、相手の列のカードは全て破壊され、攻撃側は“Lv. 1”カードが場に残りそれ以外が破壊となる。
- 攻撃を行う列のパワーが相手以下の場合、攻撃側のパワー値と同じ値になる分だけの相手の列のカードを破壊する(判定はレベルの高いカードから行い、端数切り上げ)。
攻撃側は“Lv. 1”カードが場に残りそれ以外が破壊となる(と思われる)。
- “Lv. 0”カードは破壊の対象にならない(一部カードの特殊効果でのみ破壊可能)。
▽ 破壊カードの処理
- 破壊された“Lv. 1”カードはロストへ送られる。
- 破壊された“Lv. 1”以外のカードは捨て山へ送られる。
○ ターンの終了
自動的に終了を迎える。
1ゲーム終了時の処理
特になし。
ルール細則
基本ルール細則
● 属性について
カードにはそれぞれ属性が存在する。ただし“フリー”のカードは属性が無いものとして扱う。
レベルアップの際に、従来の列と同じ属性のカードでなければレベルアップできない。
ただし、“フリー”のカードは全ての列に対してレベルアップを行うことができ、列の先端の属性が“フリー”の列に対しては、全ての属性のカードがレベルアップを行うことができる。
カード構成
○ ゲーム用カード
- 劇中の登場キャラクターや戦いを再現したカード。
- 数種類のカードタイプが存在するが、これらのカードタイプはゲームには影響しない。
- それぞれレベル、属性、バトルマーク、パワーなどを持つ。
このうちレベル・属性はレベルアップに、バトルマークは先攻・後攻の決定に、パワーは攻撃にの際に使用する。
- パワーは黄色マークの本来のパワーと赤色のフルパワーの2種類が存在する。特に指示がない限りは本来のパワーのみを使用すること。
- 記載レベルが“Lv. 1”のカードから順次場の列に配置していく。
- 基本的には1ターンに1枚だけ配置可能である。
場の構成
- カードは場という空間に存在する。
- 場はそれぞれ3つの列で構成され、カードは“Lv. 1”からレベル番号順に3つの列いずれかに配置されていく(上図は場の構成図)。
- カードが戦闘で破壊された“Lv. 1”カードはロスト、それ以外の破壊されたカードや破棄されたカードは捨て山という空間に集められる。
- ロストと捨て山は似ているが、両者は明確に区別されるので注意すること。
商品情報
● メーカー: バンダイ(天田印刷加工が協力)
○ 発売開始: 2003年6月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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仮面ライダー対ショッカー
| 2003/6
| 90
| スターター(48/1000)、ブースター(8/200)
|
仮面ライダー対じごく大使
| 2003/10
| 60
| ブースター(8/200)
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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