仮面ライダーアギト カードゲーム
～ 超越人類覚醒 ～

Last Update 2001/3/5 文責：ＤＯＰ

ゲーム概要

●ゲームタイプ
　2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは光または闇の申し子となり、自分の信じるままに人類を導く。

●原作
　TV特撮番組『仮面ライダーアギト』。

●世界設定
　未確認生命体と人類の戦いから数年後、アンノウンとよばれる謎の生命体が人間を襲う事件が頻発した。
犠牲者は勘が鋭かったり、占いが当たったりと超能力的な力に優れた者ばかりであった。
実はアンノウンはとある者の指示により、将来アギトになりうる人間を未然に処分していたのだ。
しかしその事実が明らかになるにつれ、人間のなかにアンノウンを保護しようとする動きが出てきた。
なんと、彼らは将来人類が“アギト”と“アギトにならない人間”の2種類に分かれ、2勢力間での対立が生じることを恐れているのである。
人類は永遠に戦いから逃れられないのであろうか……

●本ゲームについて
　平成になって安定した人気を確立している仮面ライダーシリーズのTCGです。
仮面ライダーはこれまでにもいくつかTCGとなっていますが、そのシステムの基礎になった作品です。

基本構成

勝利条件

• 相手より先に手番ごとの戦いで3勝する。
• 相手のデッキが尽きる（その瞬間、同時に尽きた場合は引き分け）。

事前準備

● デッキ（山札： 1人分のゲームカード）

• デッキ枚数： 24枚ちょうど。
• 構築条件： 同一カードはデッキに1枚のみ。ただし《アントロード》のみ3枚まで。

● その他準備
○ ゲーム間交換カード： 無し。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

• 勝利ポイント（手番における勝利数）： 0回。以後蓄積する。
• 開始手札： 5枚。上限は無し（基本的に5枚を超えることは無い）。
• マリガン： 無し。
• ファーストドロー制限： 無し（それぞれ同じタイミングでカードを引く）。

その他構成

● 基本構成細則

• カードの行動表現： 無し。
• ディスカード： 無し。
• ライブラリアウト： 有り（勝利条件に関係）。
• 3人以上でのプレイ： 未想定（実質不可）。
• 召喚酔い： 無し。
• 手番を跨ぐカード外コスト蓄積： 無し。
• 手番を跨ぐカードダメージ蓄積： 無し。
• ユニーク処理： 無し。
• バトルはそれぞれの場のカードのパワー合計値の比較で行われる。

ゲームの流れ

開始準備

• それぞれのデッキをシャッフルする。
• それぞれ自分のデッキから手札としてカードを5枚引く。
• 先攻・後攻を決定する。

全体の基本進行

　以下の手番と呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。

1ゲーム終了時の処理

　特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。

ルール細則

基本ルール細則

● バトルマークについて

• カードにはバトルマークが存在し、さまざまな場面で使用される。
• バトルマークはいわゆるジャンケンマークであり、岩＝グー・剣＝チョキ・羽＝パー の組み合わせとなる。

● 属性について

• カードには属性の概念が存在し、場に配置する際に使用される。
• 属性は Ω・G・P・Z・E・F・I の7種類が存在する。
• カードごとに数種類の属性を持っており、同一属性を1つでも持つカード同士をバトルエリアにつなげて出すことができる。

カード構成

● ゲーム用カード（一時的に場に永続、配置条件が存在）

• 劇中のキャラクターや状況などを描写したカードたち。
• パワーの値を持ち、プレイヤーの武器となる。
  またパワーの値に連動したパワーゲージの欄を持つ（100パワーで1ゲージ）。
• 属性を持ち、配置条件として使用される。
• バトルマークの項目を持ち、反撃フェイズなどで使用される。
• 各手番単位で使用され、使用後は捨て札に送られる。
• ゲームでは直接使用しないが、劇中再現要素としてさまざまなカードタイプを持つ。基本的には以下のとおり。
  • ヒーローカード： 仮面ライダーと仲間たちのカード。
  • ウエポンカード： 武器や装備などのカード。
  • アンノウンカード： いわゆる敵怪人のカード。

場の構成

• 永続カードは、場という空間に存在する。
• それぞれの場は、バトルエリアという空間を中心に構成される。
• カードの使用後は捨て札という空間に集められる。

商品情報

● メーカー： バンダイ
○ 発売開始： 2001年12月

○ ラインナップ

名称	発売時期	種類数	発売形式 （封入枚数／価格）
基本セット	2001/12	42	カードダス（4/100）

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