ジャガーノーツのTCGカタログ
カードゲーム『バス必中』のルール解説。

バス必中

Last Update 2001/5/23 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 複数(2 ~ 4人程度、基本セットの追加でそれ以上も可能)対戦によるポイント獲得競争。プレイヤーは釣り人となり、とにかく誰よりもたくさん魚を釣り上げていく。

● 原作
 オリジナル作品(実在のバスフィッシング)。

● 世界設定
 ごく身近の河川や湖でのバス釣りそのものです。ところでブラックバスは放流しちゃ駄目よ。

● 本ゲームについて
 かなり早い時機から発売告知があったにも関わらず、実際の登場までの道のりが長かったゲームであります。 これだけ遅れたのは、やはり商品展開をTCGとしてのやり方で行くか、それともファミリーゲームとして推し進めるかで迷ったのでは無いかと思われます。 この傾向は実際の商品にも感じられ、ルールブックにはしきりに“基本セット”の名前が出ているにも関わらず、追加セットを考慮したルール構成とは言い難い部分があったり、 内容を鑑みればむしろカードダスEX(追加カードをカードダスで販売する形式)が妥当とみられるところを、プレイしやすさを考慮してか、若干大き目の通常TCG(カードダスマスターズ)サイズを採用していたりします。

 最終的には、本ゲームはTCGではなく、固定されたカードによるゲームとなったようですが、当時の状況を示すよい資料としてここに掲載いたします。


基本構成

勝利条件

事前準備

● アングラーデッキ(プレイヤー全員で共用するメインのゲームカード)

● フィッシュアップデッキ(プレイヤー全員で共用する補助デッキ)

● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

 アングラーデッキから、各プレイヤーに5枚ずつ手札を配布する。
 最初のプレイヤーを決定する(以後時計周りに進行する)。

全体の基本進行

 互いに手番を繰り返し、いずれかのプレイヤーが“バス”を6匹釣った時点でゲーム終了。

自分の手番の進行

○ カードを引く

 アングラーデッキから1枚カードを引いて手札に加える。

○ アクションの実行

 任意に以下の行動を行う。
この時、全てのプレイヤーはサポートカード(現状は“STOP”カードのみ)を使用して、手番プレイヤーの行動に割り込みを行うことが可能である(尚、本ゲームではカウンターの連鎖は実行できないことに注意)。

  1. アクションカードの使用
    手札のアクションカードを使用する。
  2. 「釣り」の実行
    ・手札に“フィッシャーマンカード”と“ルアーカード”がある時のみ実行可能。
    ・フィッシャーマン&ルアーカードを提示して「釣り」をすることを宣言する。
    ・フィッシュアップデッキからカードを1枚引く。
     a. 使用したルアーに対応した魚の場合: 「釣り上げた」と見なし、このカードを獲得する。
     b. 使用したルアーに対応していない魚の場合: 釣り上げ失敗。このカードは捨て札となる。
     c. イベントカードの場合: カードの指示に従う。
    ・「釣り」に使用したフィッシャーマン&ルアーカードを捨て札にする。

○ 手番の終了

 手札が8枚を超えている時、7枚ではなく“6枚”になるようにカードを捨てる(ペナルティ扱い)。
 自動的に終了を迎える。

1ゲーム終了時の処理

 特にないが、複数の基本セットを用いた場合はきちんと元に戻しておくこと。


ルール細則

カード構成

※原則全てのカードは瞬間使用、コスト不要である。

● アングラーデッキのカード

○ フィッシャーマンカード

○ ルアーカード

○ アクションカード

○ サポートカード

● フィッシュアップデッキのカード

○ フィッシュカード

○ イベントカード

場の構成


商品情報

● メーカー: バンダイ
○ 発売開始: 2000年7月

○ ラインナップ
バス必中 構築済みセット

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