マシュランボー ゴーバクカード

Last Update 2019/10/12 文責：ＤＯＰ

ゲーム概要

● ゲームタイプ
　2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーはマトリクサーの7大将軍の1人? となり、相手のマトリクサーを打ち倒してゆく。

● 原作
　TVアニメーション『マシュランボー』。

● 世界設定
　遥かな未来世界、人類は既に絶滅しており、世界は人類が造りし人造生命体マトリクサーの物となっていた。
そこに冷凍カプセルによって奇跡的に生き延びた唯一の人間ヤクモが目覚める。
彼女は仲間となったマシュラ・クータル・サーゴ達と共に、人類の聖地とされる｢センター｣を目指すのであった。

● 本ゲームについて
　安定した作画を誇るTVアニメ「マシュランボー」のTCG化です。
原作上でマトリクサーという種族は、自らを「カード化」することで体力の温存や輸送の平易化ができるように製造された生命体となっており、このカードの設定が劇中で効果的に使用されています。
そう、本ゲームは劇中に登場する「ゴーバクカード」そのものであり、アニメの企画段階から商品化を前提として作られたタイアップ商品なのです（笑）

　今回はハイパールールについて説明します。

基本構成

勝利条件

• 獲得した“ポイント”が30ポイント以上になる。
• 相手のデッキが尽きる（その瞬間）。

事前準備

● デッキ（山札： 1人分のゲームカード）

• デッキ枚数： 20枚ちょうど。
• 構築条件： 同一カードはデッキに3枚まで。
  ※初期配置用に、必ず通常カードを1枚は入れておくこと。

● その他準備
○ ゲーム間交換カード： 無し。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

• 勝利ポイント： 0ポイント。以後蓄積する。
• 開始手札： 7枚。上限も7枚（自ターン内に調整有り）。
• マリガン： 手札に通常カードが無い時、本人のみ。
• ファーストドロー制限： 無し（1ターン目からそれぞれが同時にカードを引く）。

その他構成

● 基本構成細則

• カードの行動表現： 無し。
• ディスカード： 無し（但し補充フェイズに手札調整有り）。
• ライブラリアウト： 有り（勝利条件に関係）。
• 3人以上でのプレイ： 未想定。
• 召喚酔い： 無し。
• 手番を跨ぐコスト蓄積： 無し。
• 手番を跨ぐカードダメージ蓄積： 無し。
• ユニーク処理： 無し。
• 戦闘は、バトルフィールドにいるカード同士による 1 対 1 で行われる。

ゲームの流れ

開始準備

• それぞれのデッキをシャッフルする。
• それぞれ自分のデッキより手札を7枚引く。
• 必要に応じてマリガン処理を行う。
• 先攻・後攻を決定する。
• それぞれバトルフィールドに通常カードを1枚配置する。
• それぞれ控えカード置き場に通常カードを任意で3枚まで配置する。

全体の基本進行

　ターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※各フェイズ単位でそれぞれが処理を行う（基本的には先攻から交互処理）。なお先攻・後攻はバトルの結果などで入れ替わる。

1ゲーム終了時の処理

　特になし。

ルール細則

基本ルール細則

● 属性と種族について

• カードには属性の概念が存在し、バトルなどさまざまな場面で使用される。
• 属性は 炎・水・土・風・雷 などの種類がアイコンの形で存在する。
• また一部のカードには属性に類する概念としてマトリクサーとしての種族が存在し、合成やバトルの際に使用される。
• 種族には 昆虫族・爬虫族・水中族・猛獣族 などの種類が存在する。

● コストについて

• カードにはコストの概念が存在し、合成や特殊能力の使用時には指定値分のコストを支払う必要がある。
• コストは基本的にはレベルの値で記載され、要求レベル分のカードを破棄することで支払われる。
• すべてのカードは本来の役割とは別に、コスト支払いのために使用することができる。
  手札または自分の場のカードを破棄することで、それぞれ記載レベル値分のコストを支払うことができる。

カード構成

● 永続的に場に残るカード

○ 通常カード（コスト不要）

• 合成条件が存在しない基本的なカード。場にキャラクター（的な存在）として配置される。
• 自分のバトルフィールドおよび控えカード置き場に、合計4体まで配置できる。
  この中でバトルフィールドに存在するカードのみがバトルを行う。
• BP（バトルポイント）の値を持ち、プレイヤーの武器となる。
• 多くのカードは属性修正値の値を持ち、バトルの際に使用される。
  属性修正値は、相手のバトルフィールドのカードの属性がこちらの属性修正値の指定属性と一致した場合にBPの値に加えられる。
• 大抵のカードは属性の項目を持ち、（相手の属性修正値による参照などで）バトルの際に使用される。
• レベル（LV）の値を持ち、コスト支払いやバトル敗北時の相手の獲得ポイントなどに使用される。
• バトルにおいて相手のBPの値がこちらの値以上の時に破壊される。
  ※引き分けの際は双方が勝利時のポイントを獲得し双方が破壊される。

○ 合成カード（コストと条件が存在）

• 一部のキャラクターが強化した姿。個別の合成条件を持つ。
• 通常カードとは異なり、合成として合成条件を満たした場合にのみ場に配置できる。
• 合成条件は、以下の項目を満たすことで達成される。
  • 大抵は複数の合成条件が記載されており、その中のいずれか1つを満たすことで配置できる。
  • 基本的には元となる（複数の）カード名と、コスト（レベル値）の2項目で構成される。
    ※元となるカードは、固有のキャラクター名や種族名などカードごとに指定が異なる。
  • 指定された元となるカードすべてが、（手札ではなく）自分の場に存在する時にのみ合成を行うことができる。
  • 元となるカードの対応分となる場のカードをすべて破棄し、加えて指定分のコストを支払うことで、手札の合成カードが場に配置される。
    ※バトルフィールドにいるカードを破棄した時は、合成カードはバトルフィールドに配置すること。
  • 1回のターンの中で何回でも（連鎖的にでも）行うことができる。
• 配置後の扱いは、通常カードに準ずる。

場の構成

• 永続カードは、場という空間に存在する。
• それぞれの場はバトルフィールドと控えカード置き場という空間に大別される（上図は場の構成図）。
• それぞれのバトルフィールドには1体のカードが存在し、バトルフィールドのカード同士の 1 対 1 でバトルを行う。
• それぞれの控えカード置き場には、3体までのカードを配置できる。
• 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後は捨て札という空間に集められる。
  ※明確な場としては用意されていないが、バトルで負けたカードは他の捨て札とは区別しておくことが推奨されている。

商品情報

● メーカー： バンダイ
○ 発売開始： 2000年4月

○ ラインナップ

名称	発売時期	種類数	発売形式 （封入枚数／価格）
マシュランボー	2000/4	42	カードダス（4/100）

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