ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『つくじか』のルール解説。
|
つくじか カードゲーム
Last Update 2025/8/30 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるポイント獲得戦。プレイヤーは神や竜をもしのぐ存在となり、部下となるキャラを率いて勝利を勝ち取る。
● 原作
オリジナル作品。
● 世界設定
想像力は無限大。もちろん法の枠こそあるものの、なんでも自由に描くことができるのだ。
● 本ゲームについて
児童向けのワークショップから生まれたカードゲームです。
子どもたちによる渾身の力作や絵本のキャラたちが、そのままの形でカードになっています。
基本構成
勝利条件
- 勝利ポイントを先に 10点獲得する。
- 相手の場(すべてのキャラゾーンおよび ばしょ)からキャラがいなくなる。
- 相手のデッキが尽きる(相手ターン開始時)。
- 特定カードに記載された勝利条件を満たす。
事前準備
● デッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件: 同種かつ同名カードはデッキにそれぞれ 3枚まで。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 各種表示用マーカー: スターター付属のサイコロなどを適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント: 0ポイント。以降蓄積する。
- 開始手札: 6枚。上限は無し。
- マリガン: 手札にキャラカードが無い時に本人のみ、すべてデッキに戻してシャッフル後に引き直し。
なお 1回行うごとに、相手に勝利ポイントが 1ポイントずつ与えられる。
- ファーストドロー制限: 有り(先攻 1ターン目には、カードを引かずキャラの わざも使用できない)。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 無し(初期配置でのみ裏向き状態が存在)。
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 有り。
- ユニーク処理: 無し。
- キャラによる わざのダメージは、斜めを含んだ隣接位置にいる相手キャラ 1体を対象とする。
ゲームの流れ
開始準備
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキから、手札としてカードを 6枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれ自分の手札から 3枚以下(となる任意数)のキャラカードを、キャラクターとして場に裏向きで配置する。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
- デッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
- 以下の行動を、任意で行う。
- 手札のキャラカードを、キャラとして場の空いているキャラゾーンに表向きで配置する。
- 手札のばしょカードを、場の空いている ばしょゾーンに表向きで配置する。
- 手札のどうぐカードを使用する。
- 場のキャラゾーンにいるキャラを、自分のばしょカードが存在しつつもキャラがいない ばしょゾーンへと移動させる(1ターンに 1回まで)。
- 場の ばしょゾーンにいるキャラを、自分の空いているキャラゾーンのいずれかへと移動させる(1ターンに 1回まで)。
※キャラの移動により、ばしょカードが捨て札になることに注意。
- 自分の場のキャラが持つ現在使用できるわざの中から、いずれか 1つを任意で使用する(ダメージを与える物については後述)。
- 自分のキャラキャラが“ばしょ”にしかいない場合、そのキャラを自分のキャラゾーンのいずれかへと移動させる(このターンに移動してきた場合を除く)。
- 今回のターンが終了する。
相手にダメージを与える各わざの処理
- ターンプレイヤーが、今回の わざの使用側となる。
- 使用側が自分の場のキャラが持っている使用回数がまだ残ってる わざの中から、今回使用する わざ 1つを宣言する。
※場に複数のキャラがいる場合は、どのキャラがつかう(持っている) わざなのかも指定しておくこと。
※使用することでその わざの使用回数が減るので、マーカーなどで記録しておくこと。
- 使用側が今回使用する わざの使用対象として、相手のキャラからいずれか 1体を指定する。
ただし対象にできるのは、わざを使うキャラに隣接する(対面または斜め隣にいる)相手キャラに限られる。
- 使用する わざのダメージ値に各種修正を加え、今回の わざが与えるダメージ値を算出する。
- 今回の わざの使用対象となる相手キャラに算出した分のダメージを与える。
ダメージを受けることにより、そのキャラの たいりょくが値分だけ減らされる。
- ダメージによりキャラの たいりょくが 0となった場合、そのキャラは倒され相手側の すてふだに送られる。
また相手キャラを倒したことで、使用側が勝利ポイント 1点を獲得する。
- 今回の わざの処理が終了する。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ キャラカード
- プレイヤーの部下にあたる存在。場にキャラとして配置される。
- 自分の場のキャラゾーンおよび(条件を満たした)ばしょゾーンに、それぞれ 1体ずつ存在できる。
- 基本的には自分のキャラゾーンに表向きで配置される。ただし任意で ばしょカードがある“ばしょゾーン”に移動させることもできる。
※なお初期配置分は裏向きで配置される。裏向きのカードが何らかの行動を行ったり わざの対象となる時は、即座に表向きとなる。
※キャラゾーン間の移動は、一部カードの効果でのみ行うことができる。
- それぞれ 1つ以上の“わざ”を持ち、プレイヤーの武器となる。
- それぞれの“わざ”には使用回数が存在し、場に配置された後はそれぞれ指定された回数だけ使用できる。
- 一部の“わざ”はダメージの値を持ち、相手のキャラに対して値分のダメージを与えることができる。
ただしダメージを与えられるのは、自身と(斜めを含めた)隣接状態にある相手キャラに限られる。
- たいりょくの値を持ち、ダメージを受けて値が 0になった場合に捨て札となる。なお体力減少は場に存在するかぎり維持される。
またキャラのたいりょくが 0になり倒されることで、倒した側のプレイヤーが 1点分の勝利ポイントを獲得する。
○ ばしょカード
- キャラの一時的な避難所。場の ばしょゾーンの部分に配置される。
- ばしょゾーンに他のカードが無い時に、1枚だけ配置できる。
- ばしょカードが存在することで、ばしょゾーンに自分のキャラカードを 1体だけ移動させることができる。
なおばしょゾーンにに移動したキャラは、そのターン中は他のゾーンに移動できない。
- ばしょゾーンにいるキャラカードがいずれかのキャラゾーンへと移動した場合、ばしょカードは捨て札となる。
● 一時的に使用するカード
○ どうぐカード
- プレイヤーが使用する道具など。効果はさまざま。
- 使い捨てで効果を発揮し、使用後は捨て札となる。
● その他
○ ルールカード
○ カードづくりチケット
- 自分が作ったオリジナルカードを商品に加えてもらうための申請チケット。ゲームで直接は使用しない。
- 一定数がカードやちらしの内部に印刷されている。
これを集めてイラストと共に送ることで、次弾以降で実際のカードとして採用される(可能性がある)。
場の構成
| 場 | | 相手 ばしょゾーン |
キ | キ | キ | 相手 キャラゾーン |
キ | キ | キ | 自分 キャラゾーン |
| 場 | | 自分 ばしょゾーン |
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- それぞれの場は、3体分のキャラゾーンと 1つのばしょゾーンという空間に大別される(上図は場の構成図)。
- 各キャラゾーンには、それぞれキャラが 1体ずつ配置される。
また相手の場を含めて 3 * 2のマスを構成しており、わざのダメージは隣接する相手キャラに対して与えることができる。
- それぞれの ばしょゾーンには 1枚の ばしょカードを配置することができる。
ばしょカードが存在する状態に限り、キャラゾーンにいるキャラを一時的に ばしょゾーンに移動させることができる。
- キャラが倒された時や ばしょ・どうぐカードの使用後は、“すてふだ”という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: つくじか出版
○ 発売開始: 2025年5月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
スタートデッキ
| 2025/5
| 2種
| 構築済みデッキ(40/1980込)
|
はじまりの道
| 2025/5
| 126
| ブースター(5/330込)
|
わくわくセット
|
|
| ※各種カード作りキット
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
◆ Back ◆